「戸建」と「マンション」 どちらが資産価値を保てる?
家を買うときに、戸建とマンションのどちらがいいかを
考える人は多いです。
しかし、どちらが資産価値を高く保てるかを
考える方は意外に少ないです。
あなたや家族が幸せになる家を買うには
資産価値が高く維持できる家を選ぶことが
とても大切ですよね。
本記事では、戸建とマンションのどちらが
資産価値を高く保てるかについてお伝えします。
あなたの資産を守るための知識として
ぜひご参考にしてください。
【戸建vsマンション どちらが資産価値を高く保てる?】
結論から言いますと、マンションです。
戸建も立地が良い(人気沿線、駅、徒歩5分以内など)場合は
資産価値を高く維持できますが、多くの場合はマンションに
軍配が上がります。
【マンションが戸建より資産価値を高く保てる2つの理由】
それでは、なぜ戸建よりもマンションの方が資産価値を保ちやすいのか
その理由を解説していきます。
理由その1:マンションは戸建よりも売りやすい
物件を買うときは、売るときのことを考えることがとても大切です。
※売るときのことを考える大切さは’不動産の3つの価値’をご覧ください。
いざ家を売るとなると、売却に時間がかからないのは
圧倒的にマンションです。
なぜなら、戸建は、特に自由設計で建てた注文住宅は
個性が強いため買い手がなかなか見つからないケースが多いです。
その点、マンションは無個性な外観や間取りのようですが、
その個性がないことが、より多くの購入希望者をターゲットにする
ことができます。
売りやすいということは、資産価値が保たれやすいということです。
理由その2:中古価格がマンションの方が安定している
資産価値下落のスピードが早いのは、マンションより戸建です。
戸建(木造住宅)の場合は築20年になると建物価値が0になります。
これは、リフォームなどを行なって新築同様の見た目にしたとしてもです。
一方で、マンションは多くの場合、築30年でもそれなりの価格が維持されています。
戸建を売っている不動産営業マンはマンションよりも戸建の方が、
建物の価値が0になったとしても、土地が残るから有利だと言います。
しかし、これは、立地が良い物件限定の話です。
くれぐれも騙されないようにしてください。
また、裏ワザ的に条件つきで戸建が有利なケースがあります。
・築20年以上の物件で、大規模なフルリフォームを3年以内に行なっている戸建
です。
これは建物価値が0のまま、新築同様の家を手に入れることができる方法です。
物件の底値(土地価格のみ)で買っているため、売却の時に損が出ないことになります。
売却時の価格が購入時の価格と同等、もしくは、上がっている物件を選んでください。
【まとめ】
これまでの解説をまとめます。
・売りやすい物件=資産価値を維持できる物件
・立地の良さ+無個性な外観や間取りが買い手ターゲットを広げる
となります。
ぜひあなたや家族のために資産価値を維持できる物件を選んでくださいね。
【失敗しない家の買い方】価格が下がりにくい物件の特徴10選
前回は価格が下がりやすい物件の特徴を見てきました。
今回は価格が下がりにくい物件の特徴をお伝えいたします。
価格が下がりにくい物件とは、価格が上がる、または下がらない
付加価値や希少性がある物件のことです。
価格が下がりにくい物件の特徴を知ることで
損をしない物件選びができるようになります。
ぜひご参考にしてください。
【価格が下がりにくい物件の特徴10選】
その1:人気沿線、人気駅にある物件
不動産は兎にも角にも立地です。
人気駅は需要が高いので、当然価格は上がります。
また、そういった駅は交通の便も良く、駅や街が発展しているため
価格が下がりにくいです。
その2:最寄駅から徒歩5分以内の物件
その1に加えて、駅近はとても重要です。
ここでは、徒歩5分としていますが、
徒歩7分がギリギリ合格ラインとお考えください。
その3:高台にある物件
高台は地震や水害に強く、地盤が安全なためです。
その4:大学などの教育施設がある街
大規模な教育施設があると、風営法の適用を受ける施設(ラブホテルやパチンコ店など)がないため、優良な環境が保たれるためです。
その5:有名公園や庭園が隣接している物件
バルコニーなどから緑や桜が楽しめるという物件はとても希少性が高くなります。
その6:陽が当たり良好な物件
バルコニーや窓が南向きで日当たりが良好であることは人気が高いです。
その7:最上階や角住戸
マンションの場合は、最上階というステータスは強力です。
また、角部屋も隣に誰もいないメリットや眺望や日当たりが良いため人気があります。
その8:総合病院が近くにある物件
総合病院ですと、医師が24時間常駐しておりいつでも対応してもらえるため安心です。
その9:ブランドマンション
大手デベロッパーのブランドマンションは買う人にとって
安心のイメージが高いです。
その10:夜11時まで営業しているスーパーマーケットが近くに2店舗以上ある物件
営業時間の長いスーパーマーケットがあれば、様々な生活スタイルの人が生活しやすくなります。
また、コンビニやドラッグストアなどの店舗があると価値が上がります。
いかがでしたでしょうか。
マイホームを買う際は、10の特徴すべてを備えた物件を選ぶようにしてください。
ぜひあなたや家族のためにいい物件を選んでくださいね。
【失敗しない家の買い方】価格が下がる物件の特徴15選
家を買うときに資産価値が大切だと考えていても
具体的に資産価値が下がる物件の特徴を知らない方は
意外と多いです。
また、知っていても、部分的にしか理解していないケースも多いです。
資産価値が下がる物件の特徴の全体を知ることで
不動産購入のリスクを限りなく減らすことができます。
今回は、家を売るときに物件価格が下がりやすい家の特徴を
お伝えします。
マイホーム購入を検討されている方だけではなく
不動産投資をお考えの方にも必見の内容となっていますので
ぜひご参考にしてください。
【価格が下がる物件の特徴15選】
その1:都心部から遠い駅や不人気沿線にある物件
物件価格の維持でもっとも重要なことは立地です。
交通に不便する場所は価格がとても下がりやすいです。
その2:最寄駅から徒歩10分以上の物件
その1と並び、立地条件はもっとも大切です。
物件価格は駅からの徒歩時間がとても大きく影響します。
その3:発展していない街にある物件
街に商業施設、病院、教育施設、郵便局などの施設がない街は
不便なため人気が下がります。
その4:嫌悪施設が隣接している物件
お墓や火葬場、工業施設が隣接している物件は敬遠されやすいです。
その5:地階や1階の物件
プライバシーや防犯に問題があり、地階は大雨などで浸水するリスクもあるためです。
その6:陽が当たらない物件
住戸が建物に囲まれていて、陽が遮られてしまっていると敬遠されやすくなります。
その7:バルコニーが幹線道路や高速道路に面している物件
車の騒音、振動、排気ガスの問題があるためです。
電車の線路に近い物件も同じ理由で敬遠されます。
その8:買い物施設が近くにない物件
仮に近くにスーパーマーケットがあったとしても
極端に営業時間が短いケースも不便なため敬遠されがちです。
その9:小規模すぎるマンション
20個未満の小規模なマンションは、1住戸にかかる管理費や修繕費の
負担が大きくなりやすいためです。
その10:管理状態が悪いマンション
共用部分の清潔感(ゴミやチラシが散乱していない)がない物件は
住人のモラルを疑われてしまうためです。
その11:駐車場、古屋、空き地に隣接しているマンション
新しく高層な建物が建ち、日当たりが遮られるリスクがあります。
その12:事故物件
仮に自分が気にならない場合でも、買い手や借り手が
気にすることが多いため不利になります。
その13:個性が強すぎる物件
外観、共用部、内装デザインの個性が強すぎると、買い手や借り手の
幅を狭めてしまいます。
その14:エレベーターがないマンション
仮に自分が、2階や3階であればエレベーターは必要ないと思ったとしても
買い手、借り手が敬遠するケースが多いです。
その15:空室率が高いマンション
売りに出ている、または、賃貸の募集がいるのに、
買い手や売り手が見つかっていない物件は、客観的に
魅力のない物件と考えていただいて結構です。
いかがでしたでしょうか。
家の資産価値を維持する上でのチェックポイントはまだまだありますが
15の特徴をチェックするだけで家を買う失敗の可能性を低くできます。
ぜひ家を買う際は、入念にチェックしてくださいね。
【失敗しない家の買い方】資産価値が下がらない家の3つの価値
夢のマイホームを手に入れるときに、その家の資産価値に注目する人は
意外と少ないです。
資産価値とは、家を財産として評価したときの価格のことを言います。
不動産投資をしたことがない方にとっては、馴染みがないことですよね。
しかし、実は住宅売買のプロである不動産屋のほとんどが
住宅をみるとき真っ先に資産価値に注目します。
それだけ、家の資産価値を知ることは重要なことなのです。
購入前に家の資産価値を知ることで、
多額の借金を背負ってしまう危険を避けることができるため
不動産屋は資産価値に注目します。
そこで今回は、家を買うときに資産価値が下がらない物件の選び方をお伝えします。
ぜひ、参考にしてしてみてくださいね。
【不動産の3つの価値】
不動産には、3つ価値があります。
それは、
- 「住む価値」
- 「貸せる価値」
- 「売れる価値」
です。
家を買うときは、どうしても住む価値のみに関心が出てしまいます。
しかし、失敗しない住宅選びでは、「貸せる価値」「売れる価値」にも
スポットライトを当てることで、失敗する可能性が低くなります。
「貸せる価値」とは、あなたが住宅の貸すときにニーズがあるかという視点です。
「売れる価値」とは、あなたが住宅を売るときにニーズがあるかという視点です。
【資産価値の高い家とは?】
資産価値の高い家とは、ズバリ
- 「多くの人がほしくなる家」(住む価値)
- 「借り手が決まりやすい家」(貸す価値)
- 「価格が高くてもほしい家」(売る価値)
の条件を満たす家のことです。
この3つの条件がそろえば家を買うときの失敗の可能性が低くなります。
ですので、家を買うときは、以下の3つの視点に注目してください。
- 「あなたが住んでいる視点」
- 「あなたが自分に貸している視点」(あなたならその家を借りるか)
- 「あなたがその家を誰かから中古で買う場合の視点」
マイホームを買うことは一生ものの買い物です。
ぜひ勢いで買うようなことはせず、慎重に選んでくださいね。
賃貸住宅を選ぶ5つの理由
結婚や子供ができると、家を買うか、借りるか、
悩まれる方はとても多いです。
人生でもっとも大きな買い物になるので
慎重に検討して当然ですよね。
そのようなお悩みを抱えているのであれば
賃貸住宅をおすすめします。
実は、住宅のプロである不動産営業マンの
多くは賃貸に住んでいるんです。
そこで本記事では、あなたがマイホーム購入で
後悔しないために知ってほしい情報をご紹介します。
【このような悩みを抱えている方におすすめ】
- 購入と賃貸ではどちらが得なのかわからない
- マイホームはほしいけど、ローンが返せるか不安
- マイホームは本当に資産になるかわからない
- 一生、賃貸暮らしでは老後の経済が不安
マイホームを購入するか、賃貸に住むかを検討する上で
このような悩みを抱えている方は多くみられます。
このページでお伝えすることを参考にして、あなたとご家族が
これからも安心して楽しく一生を過ごせる選択をしてください。
【賃貸住宅を選ぶ5つの理由】
それでは、なぜマイホーム購入よりも賃貸住宅の方が良いのかお伝えします。
その1:マイホームはほとんど資産として残らない
よく不動産営業マンは、家は購入すれば、土地が資産として残るので
賃貸よりもお得だと背中を押してきます。
残念ながらこれはほとんどのケースで嘘です。
なぜなら、これから少子化がどんどん進んでいくため、
需要が下がっていくことは明白です。
需要が減れば価格が下がるのはしごく当然です。
人気が高いため、資産価値が維持される、または値上がりすることもあり得ます。
しかし、ほとんどの住宅は買ったときより、資産価値が落ちます。
また、場所によっては、買い手があらわれない家や、売れても二足三文にしか
ならないケースが増えてきます。
その2:住居費のコントロールができる
毎月の住居費のコントロールは長い目で見てとても重要です。
なぜなら、収入が下がってしまった場合、飽くまで住宅ローンは
定額を払い続けなければなりません。
一方、賃貸の場合は安い家賃の住居に住み替えることで
住居費用を抑えることができるからです。
逆に、収入が上がった場合は、好きな場所や間取りの住居に
住み替えることもできます。
購入した場合で、ローンが払えなくなった場合は
家を売ることになりますが、すぐに売れるとは限りません。
むしろ、焦って売ろうとする場合は、希望額よりも
かなり下回って売るケースがほとんどだと考えてください。
このケースでは、金利が上乗せされたローン総額を下回り、
売ってもなお住宅ローンが残ってしまう最悪のパターンに
なってしまいます。
その3:住宅ローンが不要
マイホームを購入する際は、ほとんどの方が住宅ローンを組みます。
これはあまりに一般化されているため、当たり前のことになっています。
むしろ、金利は当たり前で、金利が安いことに目を向けている方が多くいます。
この金利分のお金はあなたに対して何も価値を生んでいません。
例えば、以下のような住宅ローンを組んだ場合の金利総額を見てみます。
・借入額:4000万
・返済期間:35年、ボーナス返済なし
・返済方法:元利均等返済
これを、楽天銀行の住宅ローンシュミレーターで計算すると、
なんと、利息額は10,619,853円となりました。
さらに、諸費用592,000円が上乗せされます。
利息だけで、1000万以上支払う必要があることがわかります。
この支払いは、家を、住むためではなく、投資として購入し、
利回りを計算した上で、充分に回収できると判断した時のみ
価値が生まれてきます。
決して、不動産運用に詳しくない方が手を出すべきではありません。
その4:修繕費がかからない
家を買った場合は、あなた自身が家の管理を行わなければなりません。
家はモノですので、必ずメンテナンスが必要になります。
もちろんその際の費用は、あなたが支払うことになります。
いっぽう、賃貸の場合は、大家さんがあなたに代わって
メンテナンスを行い費用も負担してくれます。
その5:欠陥住宅のリスク
せっかく購入した住宅が欠陥住宅だったらもう目も当てられません。
大手ハウスメーカーの欠陥住宅事件はよくニュースで見かけますね。
これは、大手ハウスメーカーが仲介手数料を40%も取ることが
原因となるケースが多いです。
どういうことか説明します。
大手ハウスメーカーは工事業者に仲介手数料を差し引いた金額で
工事を依頼します。
そのため工事業者は利益が出るかギリギリの金額で家を建設しなければ
ならなくなりコストを削減します。
このコスト削減とはいわゆる手抜き工事です。
工事業者は手抜き工事により、利益を確保しようとするため
欠陥住宅が出来上がってしまうわけです。
もしあなたと家族が欠陥住宅に住むことになったら
安心して暮らすことはできません。
その時、あなたの住まいが賃貸であれば
すぐに引っ越すことでリスクを回避できます。
いかがでしたでしょうか。
現在の日本においては、住宅を買うことはリスクでしかありません。
あなたやあなたの家族や資産を守る参考にしてください。
また、いまは魅力あふれる賃貸がたくさんあります。
あなたの希望に合った住宅をぜひ見つけてください。