むかしかにえは、かにえがわにかわみなとがあって、ぎょぎょうがさかんだったってことをしって、いってみることにした。
〔めいてつ〕〔きんてつ〕〔まちあるき〕
(2024ねん3がつ11にち、げつようび、へいじつ)
◇ ◇
ふるいからしんあんじょういきふつうのあっかいでんしゃにのる。しゃないほうそうで、りょうきんかいていのおしらせ。めいてつはこの16にちからねあげになるだ。
しんあんじょうは3ばんのりばにとうちゃく。ありがたい。
むかいの4ばんのりばにはいってきた、しんうぬまいきとっきゅうのこおろぎとっきゅうにのりかえ。ぎんいろでんしゃをまえにれんけつしたやつで、ふつうならせんとうにのっていくとこを、ぎんいろでんしゃがいやで、まえから3りょうめになる、こおろぎとっきゅうのせんとうにのっていく。
じんぐうまえは1ばんのりばにとうちゃく。ここででんしゃをかえることにする。
むかいの2ばんのりばにはいってきた、なごやいききゅうこうのぎんいろでんしゃをみおくり。
1ばんのりばにはいってきた、ぎふいきとっきゅうのこおろぎとっきゅうをみおくり。これもぎんいろでんしゃをまえにれんけつしたやつだ。
1ばんのりばにはいってきた、いちのみやいききゅうこうのあっかいでんしゃをみおくり。
2ばんのりばにはいってきた、しんうぬまいききゅうこうのこおろぎとそうにのる。これならしっかりみはらしをたのしんでいける。
かなやままでのふくふくせんくかんで、うちがわせんをやってきたせんとれあいきじゅんきゅうのあっかいでんしゃとすれちがい。
かなやまにていしゃ。
わがなごやほんせんのみぎがわ、ちゅうおうせんなかつがわいきかいそくの315けいすてんれすでんしゃとすれちがい。いや、いきさきひょうじがらてんもじひょうきになっとるってどういうことだ。ここにほんだぞ。
つづいてきらよしだいききゅうこうのあっかいでんしゃとすれちがい。
さんのうをつうか。いよいよまてんろうだ。
どんどんまてんろうにちかづく。
こうわいききゅうこうのあっかいでんしゃとすれちがって、まてんろうのしたにもぐっていく。
なごやにとうちゃく。
れんらくかいさつをとおって、きんてつのりばにすいへいいどう。
1ばんのりばについたふつうでんしゃからどばーってひとがおりてくるのをみる。9じはんでもまんだこんなにじょうきゃくがおおいだ。
3ばんのりばにとまっとったまつさかいききゅうこうにのりこむ。でんしゃは6りょうへんせいで、しゃりょうばんごうせんとう2815。ざせきはくろすしーとにもべんちしーとにもへんかんできるやつだけど、このじかんべんちしーとにしてある。
じかんがきてしゅっぱつ。
ちじょうにでる。
みぎ、こめのしゃりょうきちにあっかいひのとりときいろのびすたかー。はなやかだ。
みぎにくねりながらこめのをつうかするとこで、なごやいききゅうこうとすれちがい。とっきゅういがいのでんしゃはえんじいろのかくばったでんしゃで、しゃれっけはない。
またみぎにくねりながらこがねをつうか。
こうかをあがっていくとこで、なごやいきふつうとすれちがい。
かすもりをつうか。
はったをつうか。
かんさいせんごえをするとこで、しろいあーばんらいなーとすれちがい。きんてつはとっきゅうでんしゃがいっぱいあって、いいなー。
はいいろのがっちりしたてっこつとらすきょうでしょうないがわをわたる。
こうかのふしやをつうか。
がーだーきょうでしんかわをわたる。
こうかをみぎにくねっていくとこで、なごやいきふつうとすれちがい。
ちへいにおりて、とだがわをわたってほのままとだをつうか。
あおいろのがーだーきょうでふくだがわをわたる。
かにえは2ばんのりばにとうちゃく。
でんしゃをおりたひとたちはこうないふみきりでふみきりまち。
のってきたでんしゃがでていって、こうないふみきりをわたっていく。かいさつのあるえきしゃはせんろのみぎがわだ。
むかいの1ばんのりばにまちあいしとったつしんまちいきふつうがでていくのをみおくって、こうないけんぶつをきりあげ。
みんなにおくれてこうないふみきりをわたって、さらにほっからひだりにちょこっといって、かいさつをでる。のりばとえきしゃがちょこっとずれとるだ。りょうきん300えん。えきしゃにはまちあいしつがって、えきいんさんもおって、こいんろっかーまである。じゅうじつしとるな。
- 〔ふるい 8:40 → (めいてつにしおせん=しんあんじょういきふつう) → 8:48 しんあんじょう〕
- 〔しんあんじょう 8:52 → (めいてつなごやほんせん=しんうぬまいきとっきゅう) → 9:10 じんぐうまえ〕
- 〔じんぐうまえ 9:22 → (めいてつなごやほんせん=しんうぬまいききゅうこう) → 9:30 なごや〕
- 〔なごや 9:41 → (きんてつなごやせん=まつさかいききゅうこう) → 9:48 かにえ〕
えきしゃはにしむきにたっとって、ほのままえきまえろーたりーをにしにでていったとこにふみきりがあって、ちょうどいすずがわとっきゅうのえーすとっきゅうがつうかしていく。
さらにこのふみきりからにしに、かにえちょうかんこうきょうかい「おわりおんせんあーち」をくぐっていく。
みぎにのりどんやたてまつのりてん。かにえでぎょぎょうがさかんだったころのなごりか。
しんごうこうさてんをさせつしてみなみにいく。ふみきりをひがしにいくひのとりがこっからみえる。
すすんで、ふみきりまち。しまかぜがひがしにいく。こんなまぢかにごうかとっきゅうがみれるのがうれしい。
ふみきりをわたって、がいろとうのあるしょうてんがいをみなみにいく。かにえぎんざってなまえのしょうてんがいだ。いや、かにえのまちのちゅうしんは、さっきのしんごうこうさてんをきたにいったほうにあるだけど、こんなはんたいがわのしょうてんがいがぎんざをなのっとるだ。こっからみなみにいったとこにかにえみなとのあとがあるだけど、これもかにえでぎょぎょうがさかんだったころのなごりか。まちのちゅうしんもにぎわっとったけど、かにえみなとにちかいこっちのほうもにぎわっとったってわけか。
すすんで、みぎにじぇーえーあいちあまかにえしてん。あたらしいりっぱなたてもんだ。
ふりかえると、ふみきりをひのとりがにしにいくのがみえる。
ひだり、しきちないにちゅうれいとう。
さらにちゅうれいとうのおくにしんらんしょうにんこしかけいし。1235ねん、かんとうからきょうとにむかうとちゅう、ここかにえにたちよってりょうしにせっぽうをおこなって、ここでこしをかけてやすんだとのこと。このことによっても、とうじからかにえでぎょぎょうをやっとったことがわかる。わがみかわのくにのかくちでおしえをひろめたことでしられるしんらんだけど、かにえにもたちよっとっただ。
ふないりいっちょうめこうさてんでこくどう1ごうせんをみなみにわたる。ふないりってのが、かにえみなとがあったとこのあざめいだ。
さゆうにみせはほとんどなくなる。しょうてんがいはこくどう1ごうせんまでだっただ。
すすんで、ひだりにおちゃのりしゅうえん。しゃったーがおりとる。
みちがみぎにゆみなっていく。
みぎにふないりうえだぎゅうにゅうてん。
ひだりにおじぞうさん。
みちがまっすぐにもどったとこで、むこうからやくるとさんりんしゃがやってくる。
すすんで、みちのさきに、かにえがわていぼうどうろとのごうりゅうてんがみえてくる。みなみにあるいてきたこのみちと、このみちのちょっとにしがわで、へいこうしてみなみにながれていくかにえがわが、あっこでごうりゅうするだ。
ひだりにへあーさろんかとうがあるとこで、はんたいにみぎおくにはいっていったとこに、ふないりこうみんかんをはっけん。
またみなみにすすんで、みぎにふないりゆうびんきょく。こうみんかんがあったり、ゆうびんきょくがあったり、このあたりがふないりちくのちゅうしんだ。
みぎにこめえいしょうてん。
みぎにさいふくじとあきばじんじゃ。さいふくじはどこにほんどうがあるのかわからん。
ひだりにさとうせいいちおうしょうとくひ。
こみゅにてぃーばすとすれちがい。
みぎにしんぺいしょうてんとみずべのえきふないり。みずべのえきふないりってのはこみゅにてぃーばすのまちあいじょで、「かにえちょうおさんぽばす、ぐりーんこーす、りょうきんむりょう」ってかいてある。うんこうほんすうは1にち6びん。
- しんぺいしょうてんのすぐてまえをみぎにはいっていったおく、かにえがわていぼうどうろのてまえに、かにえぎょぎょうきょうどうくみあいきねんひをはっけん。このきねんひをみるためにここまできただ。つぎのようにかいてある。
- きねんひ
とうちほうにはふないりをちゅうしんとしてとくがわじだいよりぎょぎょうをいとなむものおおく、1902ねん、くみあいほうがせいていされじらいいくたのへんせんはありしもぎょみんはつねにくみあいをちゅうしんとしてはんえいせり。しかるに1959ねん9がつしゅうらいのたいふうすいがいをきとして、さいがいぼうじょとなごやこうはってんのこくさくによりだいぼうちょうていがきずかれ、ためにながねんのゆいしょあるぎょぎょうをほうきするのやむなきにいたりくみあいをかいさんせり。ここにおうじのりゅうせいをしのびいしぶみをたてこうせいにつたえんとする。
1964ねん5がつ
かにえぎょぎょうきょうどうくみあいちょう さとうふじしげ
- 「1959ねん9がつしゅうらいのたいふう」ってのはいせわんたいふうのことだ。えどじだいからつづいたかにえのぎょぎょうがいせわんたいふうでおわっただ。
【かにえぎょぎょうきょうどうくみあいきねんひ】
かにえぎょぎょうきょうどうくみあいきねんひからちょこっとひだりにはなれてちゅうこんひ。つぎに、かわせさたろうおうどうぞう。かわせさたろうはおざきしろうとこうりゅうがあったみたいで、おざきしろうがぶんをつくっておざきしろうじしんがしょにしたっていう、せつめいがきのせきばんがわきにある。つぎにじぞうどうがあって、ほのむこうはかにえがわていぼうどうろだ。
しんぺいしょうてんにもどって、みなみにいく。
かにえがわていぼうどうろとごうりゅう。ごうりゅうちてんのひだりにりようかわせ。
ごうりゅうちてんからきたむきにかにえがわをみる。ここにかにえみなとがあっただ。いまはみずべこうえんになっとるこのいったいがかにえみなとだっただ。
かわもにあそぶかもをみながら、ていぼうどうろをきたにあるいていく。
みぎにふないりしんめいしゃ。ひらいり、すいへいちぎかつおぎつき、どうばんぶき。
けいだいのいっかくにせつめいがき。「ふないりっていうちめいのいわれは、おわりのくに3みなとのひとつ、かにえみなとがここにあって、こうわんしょうぎょう、いせわんぎょぎょうのちゅうかくとして、おおくのふねがではいりしたことによる」とのこと。えは、とおくいせのくにのやまやまをせに、ふねがいききしてにぎわうむかしのかにえみなと。
【ふないりしんめいしゃのせつめいがき】
きたにすすんで、つきみばし。
さらにきたにすすんで、こくどう1ごうせんのとおるかにえおおはし。ちょうど、きんてつかにええきいきのとびしまむらばすがいく。
さらにきたにきんてつてっきょうにむかっていく。
みぎにひだりにでんしゃがいきかうのをみて、てっきょうにむかっていく。
あーばんらいなーもいく。
ふみきりまちになって、めのまえをひのとりがいく。
ふみきりをわたって、またすぐにでんしゃがやってくる。
またきたにすすんで、しんきねんばし。
しんきねんばしをすぎて、ひだり、ていぼうのりめんに、かにえちょうないにあるこうこう、ちゅうがっこう、しょうがっこうがそれぞれにかいたえがならんどる。
えがつきて、きねんばし。
きねんばしをにしにわたる。かにえのまちのちゅうしんは、きねんばしからきた、かにえがわていぼうどうろのひがしがわにあるだけど、にしにわたってしんこうちくにはいっていく。
まちやくばのとなり、はまふねでひるめし。あかうおのにつけのうまいこと。さしみのうまいこと。
(さんこう)
- かにえさんぽ
- 「さかんだったぎょぎょう」。かにえはかにえがわにかわみなとがあって、ぎょぎょうがさかんだっただ。さっき、おじさんのひとりにきいて、かわみなとのばしょがふないりちくにあったってことをたしかめといた。きんてつせんよりもしもにいったとこだ。
「さかんだったぎょぎょう」