カナリア④

出流が気ままに書いていく小説。気まますぎて更新遅いかも。塚、ちゃんと最後まで書けるか不安←

  ※注意※

・リボーンのBとかLとかのお話s((

・2759前提8059だぉ^^///←

・27死ぬぉ^^///((ヲイ。

・80が黒いぉ^^///((((

・十年後設定

・悲恋→happyendの予定。

・誤字・脱字を見つけたらコメしていただけると嬉しいです。

・なお、これはいつかまとめてうごめもでメモ出すのでそちらもよろでs^p^

以上がおkな人のみ↓






59視点

カナリア

分かっているんだ。
時間は元に戻せねえ。
自分たちがしてしまった過ちを戻すすべなど無いってことを。



「………は?」
何を、言ってんだろうか。こいつは。

「だから、獄寺と付き合いたいんだ。」
「だから、どこに?」

俺が言った言葉に苦笑する山本。俺だって山本が言っている「付き合って」と意味が全く違うことは分かっている。でも、これを認めてしまたら…

「そういう意味じゃなくて獄寺の事が「駄目だ。」…。」

そう。駄目だ。
聞いてはいけない。それに答えてしまってはいけない。
 山本はここ何年見たこともないような真剣な顔で俺を見つめた。そういう顔は仕事の時使え。

「なんで…いやなんだ?」

いや、とは言って無いじゃないか。俺はそう思ったが何とか言葉を飲み込む。駄目、なんだ。

「やっぱり今でもツナの事…。」
「十代目が、何に関係あるんだよ。」
「違うのか?」
「だから…何が?」

何を、言っているんだろうか。
十代目は関係ねえじゃねえか。
そう思ってうつむいていると突然俺の頭の両隣に手をついて山本は苛立ったような顔をして立っていた。何をしてんだこいつ。意味がわかんねうえにもともと短気な性格上に山本を睨みつける。

「〜―…だから!「山本はいるか?」」

ノックもなしにいきなり現れた笹川(兄)。ノックもなしに入るな、と言いたいところだがとりあえずこいつに助けられた。

「頼んでおいた書類今日までだったんだが…何しておるのだ?」
「あ――…すいません先輩。」

そう言って俺から離れていく山本。ホッとしている俺にいつもと変わらない山本が

「獄寺さ、まだ体休めておけよ?無理してまた倒れたら元も子もないからな。」

そういうと山本は少し笑い芝生と部屋を出て行った。

「何なんだよあいつ…。」

俺は一人頭を抱え込んだ。なんだかあいつのせいで頭が痛くなってきた。

『やっぱり今でもツナの事…。』
十代目が何なんだろうか。山本は何か勘違いしてんじゃないのか。俺には分からなかった。

80視点

駄目だ、と言った獄寺の顔がいつもと全然違って。何かを決意したような、そんな顔だった。何が、そう思わせているのがわからなかった俺はすっかりツナの事をまだ好きで、まだ引きづっているのかと思った。でも獄寺は全く何のことか見当がつかないらしい。他に理由があるのだろうか。俺には分からなかった。
 いままで封印していた感情が一気にあふれだして欲だけが俺を飲み込んでしまってあんなことを言ってしまった。少し反省。そうだよな。あんないきなり言っても…な。獄寺だって俺の事が好きなんかなんて知らないのに。むしろ俺は獄寺に嫌われているのに。馬鹿か。でも獄寺が「お前付き合っている奴とかいねえのかよ。」と言った時、たまらなくなった。もし獄寺が他の女と付き合って結婚して…と考えると…。獄寺が俺のものになればいいと思った。
俺を飲み込む独自欲を、だれかどうにかしてくれ。
 なんて考えていると「山本。」と俺を呼ぶ声が聞こえて。声で誰かわかり逃げ出したくなった。

「おい逃げんなよ。馬鹿。」
「……獄寺…。」

振り向かずにいると獄寺に腕を掴まれて…

「話し、聞いてやるから。」
逃げるなよ。

どうやら俺は帰れそうにない。

カナリア④ 完
もうめんどくなってきて((
時間がなくてここまで放置プレイ。次で終わるといいな←

4月 5日 出流

カナリア③

出流が気ままに書いていく小説。気まますぎて更新遅いかも。塚、ちゃんと最後まで書けるか不安←

  ※注意※

・リボーンのBとかLとかのお話s((

・2759前提8059だぉ^^///←

・27死ぬぉ^^///((ヲイ。

・80が黒いぉ^^///((((

・十年後設定

・悲恋→happyendの予定。

・誤字・脱字を見つけたらコメしていただけると嬉しいです。

・なお、これはいつかまとめてうごめもでメモ出すのでそちらもよろでs^p^

以上がおkな人のみ↓





80視点

カナリア

 一緒に飲みに行った後俺がいろいろな仕事を片付けている間に『獄寺が倒れた』という連絡を受けた。なにがなんだか分からなかったが俺は即獄寺のもとに向かった。

 ボンゴレ本部に着くとすぐ雲雀が出てきて「こっちだよ。」と案内してくれた。着いたのは医療室だった。その中で獄寺は静かに寝ていた。

「かなりのストレス・疲労。あと栄養が足りてなかったんだって。確かにあの子、最近栄養剤で済ませていたもんね。倒れてもおかしくないよ。」

雲雀はぼそりと呟いて

「今、あの子を助けられるのは山本武。君だけなんだよ?…きちんと面倒見てあげなよ。君はさ、結局のところ何も見えてないんだよね。」

そういうと俺の肩を軽くたたいて自分はどこかに行ってしまった。

…何も見えていない?

 俺は獄寺の寝ているベットの隣に座って考えていた。

 なにも見えていない、どういうことだか分らなかった。俺は、ツナが死んだ時も泣かず一番『死』と向き合っていた。そんな俺が見えていないものって何なんだろう。

「…山本…か?」

「獄寺!」

「ここ…は?」

獄寺は薄く眼を開いてあたりをきょろきょろと見わたした。

「医療室。獄寺倒れたんだぞ?大丈夫か?」

「…あぁ。わりぃな。」

もう大丈夫だ、という獄寺を無理矢理寝かし俺は喉が乾いたろうと茶を入れた。

「サンキュ…。」

「ん。」

しばらくの沈黙。何か話をしようと思うのだがなんだか話せなかった。頭の中がさっきの雲雀の言葉しかなくて俺はうつむいていた。この沈黙を破ったのは意外にも獄寺で

「……お前帰んなくていいの?」

「あ…あぁ。大丈夫。」

獄寺に心配かけないために笑わ追うとしたがうまく笑えず少し口がひきつっているのが自分でもわかっていた。

「…お前ってわかりやすいよな。」

「ん?」

獄寺はもう一口茶を飲んで少し笑ってから

「嘘をついてるときや無理している時の顔が分かりやすい。」

「……。」

まさか獄寺からそんな事を言われるなんて思っていなくて驚いた。

「ほんと、無理しなくていいんだぜ?少し休んだらすぐ本部に戻ってまた…仕事するから。」

「いやいいって。帰っても何もないし。」

「…お前付き合ってるやつもいないのかよ。」

さみしい男だな、まで言われてしまった。

 普段の俺なら「なんだよ獄寺―。」だなんて言って笑っていただろう。でも今の俺は獄寺の言葉に引っ掛かった点があった。

『獄寺は付き合っているやつがいるのか?』

ツナが死んでから2年は過ぎた。いくらツナが死んだのが自分のせいだと思っている獄寺でも付き合ったやつぐらいいるだろう。…今はどうなんだろうか。雲雀が言ってた『何も見えていない。』ということってこういうことかもしれねえな。こんなに長くい所にいるのに、獄寺が付き合った女とかいつ別れたとか全く俺知らねえもんな。

「……。あぁ。俺今、つかここ数年誰とも付き合ってねえんだよ。」

「…ふぅん。つまんねえヤロー…。そろそろお前だって結婚したっていいんじゃねえの?」

ほら。獄寺だって見えていない。

「あぁ。そうだな。結婚。そろそろしないと老後一人かもな。」

俺は

「老後一人はかわいそうだからそんときは付き合ってやるよ。」

獄寺しか見えていないのに。

「ははっ。そんときはよろしく頼むぜ‼」

「こき使ってやる。」

なんでわからないんだろう。

「こき使ってもいいからさ。」

ツナが死んだことを受け入れられない獄寺

獄寺を自分のものにしたいと思う俺。

「今、俺と付き合ってよ。」

現実を見えてないのはどっちだ?



カナリア③   完

出来たぁぁぁぁぁぁぁっぁ!((

昨日から少しずつ書いてたんですが。やっと!

そろそろ発展ないといけないかな―?なんて思ってたんで最初予定していなかった山本からの(フラれる覚悟での)告白を入れてみたり←

はぁ。疲れた。なんか注意事項に書いてある「黒武」がうまく書けない^p^

黒くねぇぇぇぇwww

最後の「現実を見えてないのはどっちだ?」のセリフが書きたいためにいろいろ長引いた。gdgdしててすいません。そして更新亀ですいません。((

これ何話で終わるんだろうかw終わるんだろうかw

次は早めにうpしたいですね。でわノシ

4月 5日 出流

カナリア②

出流が気ままに書いていく小説。気まますぎて更新遅いかも。塚、ちゃんと最後まで書けるか不安←

  ※注意※

・リボーンのBとかLとかのお話s((

・2759前提8059だぉ^^///←

・27死ぬぉ^^///((ヲイ。

・80が黒いぉ^^///((((

・十年後設定

・悲恋→happyendの予定。

・なお、これはいつかまとめてうごめもでメモ出すのでそちらもよろでs^p^

以上がおkな人のみ↓




80視点

カナリア

仕事を早めに切り上げて獄寺が待つ車に向かう。

獄寺と、一緒にどこかに行くなんて何年振りだろうか。ツナがいたころはよく3人で飲みに行ったり遊びに行ったりした。だがツナが死んでからはそんなこと全くなくなった。ボンゴレ内の忘年会でも獄寺は参加しなかったからだ。

「よぉ。遅れて悪ぃな。」

「…別に。平気だ。」

ほら行くぞ、と獄寺はベルトに腕を回す。俺も苦笑してベルトに腕を回した。

 獄寺が案内したのはおしゃれな喫茶店だった。深夜、ということがあるのか店には客がいなかった。

「とりあえずビールでいいか?」

「あぁ。」

それからつまみを少々頼んで俺は獄寺と向き合って

「で?なんのようなんだ?獄寺から誘ってくれるなんて珍しいじゃん。」

とわざと明るく獄寺に言うと獄寺はうつむいていた顔をあげて少し困ったような顔をしてから

「悪いかよ…。」

とだけ言って酒を一気に飲み干した。




「おーい。獄寺ぁ?」

「んー…。」

あれからしばらくたわいのない言葉を交わしながら過ごしていた。獄寺の酒のペースが速く正直驚いたけどなんとなく俺は付き合っていた。閉店30分前になって獄寺が完全に居眠りモードに入っちまうから俺はひたすら獄寺の体をゆすって何とか起こそうとしたが起きる気配なし。正直かんべんしてくれよ。しかし、俺はともかく獄寺は酒が強い。その獄寺がこんな酔ってしまうなんて。何かあったのだろうか。

「…が……だ。」

「え?何、獄寺。」

不意に獄寺が何かをつぶやいた。テーブルに顔を突っ伏したままだったから俺にははっきりと聞こえなかった。しかし次の獄寺の発言に俺は動けなくなってしまった。

「俺が…十代目を殺したんだ。」

「………は?」

何を、言っているのか分からなかった。思考がすべて働かなくなり俺はただ獄寺を見つめていた。一方獄寺の方は俺にかまわず顔をあげず話し始めた。

「…だって…だってそうだろ?俺が十代目が一人で敵のアジトに向かうのをもっとしっかり止めていれば…あんな…あんな事にならなかっただろ?今でもさ、後悔ばっか…つか,後悔しか残ってないんだよ。あの時ああいう方にしてれば十代目は助かったかと思うと。俺…もう駄目だ。……死にてぇ。」

最後の言葉が、ひどく俺の耳に響く。どくどくと心臓の音が聞こえる。不意に俺までが泣きそうになったのを隠すため俺は獄寺を立たせようと腕をつかんだ。…またやせたと思う。もともと肉つきがいい方ではない獄寺だったがやせたと思う。そのことにまた胸を締められて歯を食いしばる。そして俺は静かにタクシーを呼んだ。

 

 獄寺の家のマンションの前に着くと獄寺は静かに俺の肩を押して「今日は悪かった…。」とだけ呟いて部屋に戻ろうとした。

「死ぬなよ!」

気づけば叫んでいた。

「勝手に死んだら、俺、ゆるさねぇから。それにそんなことしたってツナも喜ばないと思うぜ!だから…死ぬなよ!?」

一瞬だけ獄寺が泣きそうな顔をしてからすぐくしゃりと笑い

「誰が死ぬかよ。バーカ。」

とだけ言ってマンションの中に消えた。

それから数日後。獄寺が倒れた。

カナリア②  完



もう意味わかんねー。

なんかなかなかくっつかないよね。今回以上に短い^p^

気ままに更新しまーす。

4月 3日 出流

カナリア①

出流が気ままに書いていく小説。気まますぎて更新遅いかも。塚、ちゃんと最後まで書けるか不安←

  ※注意※

・リボーンのBとかLとかのお話s((

・2759前提8059だぉ^^///←

・27死ぬぉ^^///((ヲイ。

・80が黒いぉ^^///((((

・十年後設定

・悲恋→happyendの予定。

・なお、これはいつかまとめてうごめもでメモ出すのでそちらもよろでs^p^

以上がおkな人のみ↓



80視点

カナリア

 呆気ない。

 それしか言えなかった。だってそうだろ?いざとなれば力で雲雀を抑えられたツナが手のひらに乗る小さな銃弾に撃たれて死んだ。何もかも残して。




「山本、ここ間違ってるぞ。」

「あぁ、悪ぃ。」

 あの日から獄寺は笑わなくなった。中学の時からそこまで笑うような奴じゃなかったけど、それとは違くて感情そのままが無くなったかのように笑わなくなった。

「今日この後獄寺あいてる?久しぶりに一緒に食事しないか?」

「……。いや。今日はこの書類片付けてから帰るから。」

「…そっか。また、今度な。」

 今度、なんていつやってくるのだろうか。

 あの日から獄寺は仕事量を増やしている。ただパソコンに向かい、ひたすら仕事を片っ端から片付ける。まるで自分を追いつめているみたいだった。当たり前といったら当たり前だ。獄寺はツナを崇拝していたしなにより、獄寺はツナを好きだったんだから。

 中学を卒業してからは俺だけは野球の推薦で決まっていた高校に進み、ツナと獄寺は同じ高校に進んでいった。途中でツナと獄寺は中退してイタリアに移住。正式なボンゴレ十代目の座を手に入れた。その間に俺は夢の甲子園に行って高校卒業と同時に野球を捨てた。そしてツナたちと合流してツナを守る、守護者になったんだ。野球を捨るのはやっぱりさみしかったけどそんなことより二人の近くにいたかったから。

 ボンゴレに入って1年半。その時にはもう二人の関係はうすうす気が付いていた。「十代目」というだけでなく「ツナ」という存在を好きという感情に変わったことぐらい俺だって分かってた。中坊の時から一緒だったんだ。でも俺は気づいていないふりをした。ツナも獄寺もそのことがばれるのは嫌だったみたいだし何より俺が、その事実から目を背いていた。その時気づいたんだ。俺は獄寺のことが好きだったんだってことを。

 微妙な三角関係がしばらく続いた。二人のことは次第に部下たちにまで広まって公式なものに変わりつつあった。その時も俺は獄寺を好きだったが俺があの関係を壊せるわけがないだろ?だから俺は譲ったんだ。自分の感情にふたをして。

 それなのに。それなのに、あの日ツナは死んだ。何もかも残して。獄寺は子供のようにわんわん泣いた。みんな泣いた。だけど、俺だけ泣かなかった。何かの感情が邪魔をして。悲しみというよりも何か、ちがう。…そう。呆気ない。

 さんざん泣いた後、獄寺は笑わなくなった。話すことも少なくなったしどこかへ遊びに行くということもなくなった。ツナの死を、受け止められないんだろう。そんな獄寺を見て俺はひどく悲しいんだ。ツナの死で泣かない俺が獄寺の姿を見るだけで泣けるほど。

そんなある日だった。

「今日夜あいてるか?」

獄寺から誘いがあった。

カナリア①  完



なんじゃいこれは^p^

書いてるこっちも、見ているこっちも恥ずかしくなる話ですなwwしかもなんか無駄に長いし暗いしツナどんまいだし←

27←59←80っぽいけど、2759←80だよ。

題名に特に意味はないです^p^でわ。またかけたら更新しまーす。
2010年 3月 30日  出流