『イニシエーション・ラブ』感想
イニシエーションラブ
イニシエーションラブは、
乾くるみさんの2回読みたくなる、恋愛小説が原作。
その、2015年5月23日公開の映画
『イニシエーション・ラブ』を観た。
ネタバレはしないように書くけれども、とても面白い映画だった。
最後の5分間、本当に頭の中を、ぐるんぐるん
映画の情景が回り続けた。
四方八方いろんな軸で考えながら観たが、最後は裏切られた。
「えーーー!そんなのありかよ!ほっほーー!」って感じ。
席を立った後のすがすがしさは、エンドロールの楽しみもあるだろう。
80年代を体感していない、私にとってはエンドロールも楽しめた。
(エンドロールのコンテンツは秘密。)
監督は、SPECなどで知られる堤幸彦。
ちっちゃい笑いが、そこらじゅうに詰め込まれていて
くすっとしてしまう場面がいくつもあった。
音楽の選曲も気持ちよく、
80年代の邦楽たちを、どストレートに
一番気持ちよく聞こえるところで、聞かせてくれ、
映画への没入を促してくれた。
そしてそして、あっちゃんが可愛すぎた!
AKB世代どまんなかのわたしは、演技どうこうより、
あっちゃんの甘え顔にドキがムネムネした。
堤さんの演出やるなあ。
主役陣の4番目に書いてある、亜蘭澄司もシャレが効いている。
これは、劇場で確かめてもらいたい!
小説の読者の方には、原作と脚本の
違いも、かんじられるのではないかなと、
なんども楽しめる映画だなと。
本当に、本当に、最後の5分間
あれだけ集中した映画は初めてでした。
気持ちよかったー!!
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