第3節 レノファ山口戦~22年ぶり~
【ハイライト】アルビレックス新潟 vs レノファ山口FC【J2第3節 2021.3.13】
アルビ開幕3連勝!
開幕3連勝は22年ぶりとのことで。
それにしても22年てすごいな( ゚Д゚)
それだけ勝つ、連勝するというのは難しいことなんですよね
でも今のアルビは連勝街道を突っ走っていってくれそうな期待感があります
前節の山口戦の前半は完璧な展開でした
ほんとにバルサの試合を見ているような感覚で、得点もショートカウンターと後ろから繋いでからの2得点。
後半は山口が前線からのプレスを強めたため、前半ほど試合を支配できなかったけど、悲観する展開だった訳ではないと思う。
終了間際に失点したけど、後半もそれまでは危ないシーンはなかったしね。
まだ3節だけど、これからの対戦相手はアルビ対策をしっかりと練ってくるでしょう
後半の山口の様に積極的にプレスをかけてくるか、ある程度引いてカウンター狙いか。
それでも勝てるようにアルベルト監督はチーム設計を考えているだろうし、山口戦で至恩の代わりに出場した星とかまだスタメン出場していない選手にも期待したい
そして今シーズンのアルビを元サカマガ編集長の北條さんが解説してくれています。非常にわかりやすい。
第2節 V・ファーレン長崎戦~至恩デジャブ~
【ハイライト】アルビレックス新潟 vs V・ファーレン長崎【J2第2節 2021.3.6】
2021シーズン・ホーム開幕戦はJ2トップクラスの戦力を誇る長崎。ルアンにカイオ・セザールとか卑怯だよね。
そんな長崎にアルベルト体制2年目のアルビが通用するのか楽しみにしていたんだけど、寝過ごして開始10分過ぎからDAZNで観戦。
DAZNの解説が永井雄一郎。なつかしい。個人的に梅山さんの解説はあまり好きじゃないから、アルビ関係ないけど今後も永井がいいな。
試合はアルビペースと言っていい内容で進んだけど、決定的なチャンスをつくり出せる所まではいけなかった。ただ長崎相手にしっかりとボールを握れていたし、攻守の切り替えもアルビが上回っていたから、アルベルト体制2年目の進化ははっきりと見て取れました。
で、後半頭にFKから先制するわけですが、その後至恩がイエロー2枚目で退場。正直前半に1枚貰ったところで嫌な予感がしたんだけど、昨年のこともあるし、そこは大丈夫だろうと思っていたんだけどね。
アルビサポが嫌いな中村主審の判定だったけど、解説の永井の言う通り、客観的に見て警告2回とも妥当な判定だったな。
至恩は一瞬の速さに自信があるからか、ギリギリでも飛び込んでしまってイエローになってしまうな。守備意識が高まっているのは素晴らしいんだけど、1枚貰ったあとは考えてプレーしないとですね。
ただその後10人で守り切り、強敵・長崎を1-0で下し、アルビは開幕2連勝。割り切って守れたこともあり、押し込まれても危ないシーンは少なかった。
最高のスタートを切れたアルビだけど、次節は至恩が出場停止。
普通に考えれば、至恩の所に谷口スタメンですかね。三戸ちゃんもスタメンで見てみたいけど。
それにしても今年の補強メンバーはみんな当たりですね。
鈴木はポストプレー上手すぎでボール収まるし、ヤンは完全に福田の穴を埋めています。藤原は攻守に安定感抜群です。
そして何より千葉和彦。
正直、千葉はCBの4番手。若手のメンター的な役割で獲得したと思っていました。舞行龍の相棒は岡本か遠藤が務めるんだろうと。
しかし私の予想をいい意味で裏切り、2試合ともほぼ完ぺきなプレーを見せています。
特にビルドアップでの貢献度は抜群でアルベルトサッカーとの相性ばっちり。
寺川強化部長のファインプレーですね。
まだ2節が終わっただけだけど、今年は期待できるな。
再び…
去年は色々あり
7月でこのブログの更新止めていたけど
また暇になってきたから
ブログ再開しよう
元々閲覧数の多いブログでもないし
自分なりにひっそりと続けていく
アルビも初戦勝ったし
今年は期待できるかな
第5節 FC町田ゼルビア戦
4節まで1失点だった町田に3得点できる攻撃力
4節まで2得点だった町田に3失点してしまう守備力
【ハイライト】アルビレックス新潟 vs FC町田ゼルビア【J2第5節 2020.7.15】
連勝を期して臨んだ町田戦は3バックを採用。大本が開幕戦以来のスタメン。
アルベルト監督曰く、町田の2列目からの飛び出しに対応するため、守備に特徴のある選手を揃えてスタートしたとのことでしたが、試合開始早々にFKから先制されてしまう展開。
巻き返したいアルビでしたが、町田の組織的なプレッシングに苦しめられボールを上手く回せない状況。3バック間でのパス交換も難しく、上手くいかない苛立ちからかアルビの選手はラフなプレーも出てしまう。
前半2失点目はマウロがちょっと強引にボールを運ぼうとしたところを取られ、ショートカウンターのような形で失点。町田とすれば前半は完璧に近かったのではないかな。
後半開始からアルビは選手交代
島田⇒秋山
マウロ⇒マンジー
システムも442にすると、後半はアルビペース。前半よりもボールを動かせる状況となり、まずは田上の直接FKで1点を返す。すごいFKだった。
そしてCKからマイケルが押し込み同点。
敗戦濃厚の内容だった前半から、勝利が期待できる展開にまで持ってこれた所、町田にデザインされたCKから得点を許し、再度敗戦濃厚な展開に。
しかしそこから巻き返せるのが今年のアルビ。
至恩が終了間際にスーパーボレーを叩き込み同点。
そのまま3-3で試合終了
【試合スタッツ】
勝ち点を失ったのか、勝ち点1を奪えたのか評価が難しい試合
前半はダメダメで後半巻き返す。3バックでは上手くいかず、4バックに変更後生き返った。
アルベルトは3バックでのビルドアップを好むのかな。前節の前松本戦前半も可変3バックを採用したし。でも4バックのほうが今のところ上手くいっている印象。
しばらく3バックは封印してほしいな。
守備が相変わらずですが、得点は奪えている。2点ビハインドくらいでも、今シーズンのチームは何とかしてくれそうな期待感がある。ここ数年のアルビは先制された試合は勝ち点を期待できなかったことを考えると大きな変化。
このポジティブな面を残しつつ、守備を整えてほしい。
ホニ問題に進展
実力は当たり外国人選手だったけど、アルビ史上最大の問題児となったホニ。
そのホニ問題が解決に向かっているようです。
簡単に時系列で見てみると
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・2017年1月 アルビがクルゼイロに1億4千万円を支払い、ホニの保有権80%を取得し、完全移籍オプション付きのレンタルの形で加入。
・2017シーズン終了。アルビJ2降格。アルビはホニに完全移籍オプション(3年契約)を行使しようとするも
ホニ「アルビとは1年だけの契約だよ。もう日本には戻らないよ」
と、勝手にブラジルに戻る。
・2018年1月ボタフォゴがホニの獲得を発表。
アルビ「ホニはうちの契約下にあるよ。契約解除するならお金払ってね。契約解除金設定額は10億円だよ」
ボタフォゴ「話が違う」
クルゼイロ 「うちもよく分からん」
ホニ「アルビとの契約内容ワカラナイ。二ホンモドラナイ」
・ボタフォゴがホニ獲得から撤退。泥沼化。クルゼイロも白旗をあげる。
・2018年3月 ホニが戻らぬままアルビはJリーグに選手登録
・その後ブラジルのクラブと交渉を行うも移籍成立せず
・ホニ「僕はクルゼイロともアルビとも契約してないよ。僕はフリーだ。だいだいアルビの不手際が悪いんだ!」
・FIFA介入
FIFA「まだよく分かんないけど、とりあえず国際移籍証明書は発行するよ」
・2018年7月 ホニがアトレティコ・パラナエンセに移籍。
・2018年9月 アルビはFIFAに提訴すると発表
・2019年3月 FIFAに提訴
・2020年7月13日 FIFAよりホニとアトレティコ・パラナエンセに対しての処分を発表
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【アルビ公式】
公式サイトに「ホニ選手への提訴に関するお知らせ」を掲載しています。FIFAからホニ選手およびアトレチコ・パラナエンセに対し裁定が下されています。当クラブでは、本裁定を受け、臨時取締役会を開催し、今後の対応を検討する意向です。https://t.co/bEkAYeQQYI #albirex
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) 2020年7月14日
■裁定内容
・ホニ選手に対する4か月間の公式戦の出場停止および移籍の禁止。
・CAPに対する今後2回の移籍ウィンドーにおける、新規選手登録の禁止。
・上記の両者に対して、当クラブへの賠償金の支払い。
【ブラジル記事】
ブラジルの記事ではホニ個人に対して1.2億円を30日以内にアルビに支払う判決と出ています。ホニ払えるのかな?
そしてホニをフリーで獲得したアトレチコ・パラナエンセのアルビに対する賠償金がいくらになるのか。
上記の地元記事では2020年2月にホニをパルメイラスに600万ユーロで取引したとあります。600万ユーロって約7億くらいかな。正直それをそのままもらいたい所。元々契約解除金は10億なわけだし、それを考えれば安いもんだろ。
まぁでもすんなり払わないでしょう。パラナエンセは上告するみたいな話もあるし。
アルビ側としては以前の是永社長の話しぶりからも落ち度はなさそうだし、この結果は当然なのでしょう。とりあえずFIFAから正式に判決が出たわけで、あとは賠償金をいくら引き出せるか。ブラジルのクラブもコロナショックを受けているし、妥協点を見つけなきゃいけないかもですがね。
ただ今回のホニ問題は有効な契約を選手のわがままで無効にしようとした大事件なわけで、ほかのJリーグクラブのためにもアルビには毅然とした対応を期待したいです。
第4節 松本山雅FC戦
再開後初勝利
前節5失点を喫したアルビはスタメン4人を入れ替えての松本戦
サブ:GK大谷 DF大本・早川・堀米 MFシルビーニョ・ロメロ・高木
田上が左SBに入り、至恩と島田が今季初スタメン。そしてペドロ・マンジーがついに登場しました。ここまでキーマンになっていたゴンザレスがベンチ外でしたが、ケガでしょうかね。
3節まではゴンザレスがCBの間に入り、ビルドアップの形をとることが多かったですが、松本戦の前半は左SBの田上がSBとして幅取りせず、舞行龍とマウロと3CBを形成してのビルドアップを目指す形。守備時は普通に442でしたね。
ただこの3CBの形でのビルドアップはそこまで有効ではなかった印象。
松本のシステムと噛み合う形となるため、アルビの最終ラインにすんなり同数で圧力をかけられてしまいます。また左に入る田上が右利きのため、どうしても淀みが生まれてしまう事が多かった。田上の能力の問題ではなく、利き足の問題ですね。4バックでも左CBに左利きがいるだけで大きく変わってくるので、ぜひとも欲しい左利きCB。
試合はどちらのペースとも言えない中、前半33分にCKから田上のボレーで先制。
難しいボールを上手く捉えた素晴らしいゴール。田上の身体能力の高さが生きた場面でした。
そして前半終了間際から3CBでのビルドアップではなく、田上も右SBの新井と同様に幅を取る形を採用。ボランチが流動的にCBを助ける形をとるため、相手もマークしずらくなっていたような気がします。
後半は追いかける松本の圧力が増し、危ないシーンもありました。
アルビは442でブロックを敷いての守備ですが、相手ボランチにプレッシャーを掛けたいけど、そうすると相手シャドーのマークが空いてしまうため、アルビは守備時の重心を上げられない状況が続きます。
53分のPK疑惑も、マウロが相手シャドーにつり出されたスペースを上手く使われた場面でした。松本からしたらPKにならなかったのは不運でしたが、スローで見ると新井が先にボールに触れている様に見えるし難しい判定でしたね。
アルビは重心を上げず、442のブロックで守るにしても、もう少しボールの取りどころを作り出したい所でした。
それでも前節までは途中で集中が切れて得点を許していたわけで、松本戦は最後まで集中し、1得点を守り切り勝利。
守備の要の舞行龍が67分に足をつり交代したときは不安になりましたが、GK藤田も好プレーを見せてくれましたし、交代で入った早川、高木、ロメロも良かった。
試合スタッツ
支配率は上回ったけど、試合を支配出来てはいなかった。松本が支配していたわけでもないけれど。
こういった試合を無失点で乗り切り、1-0で勝利は大きいですね。前節5失点しているわけだし、藤田も自信がつくでしょう。
ついにベールを脱いだペドロ・マンジーは献身的だし良さげだけど、ファーストチョイスには程遠い。それだけファビオと新太の存在感が大きい。
島田も良かった。アルビの中盤では貴重な左利きで、運動量とパスの安定感がある。そしてセットプレーでのキックの質の高さ。実際、島田のCKからゴールが生まれたわけで、近年アルビに不足していた良質なキッカーです。
そして個人的に注目しているのが新井。再開初戦となった甲府戦ではミスもあったけど、それ以降は安定したプレーを披露しています。クロスの質も高いし両SBをこなすなどチームに貢献。もちろん大本の推進力も魅力なんですけどね。
次節は町田戦。442システムでのプレッシングが強力で、それを掻い潜るのは現状のアルビでは困難な気がする。過密スケジュールでもあるし、アルベルト采配に注目ですね。
第3節 ツエーゲン金沢戦
ホーム開幕戦は大量失点
ホーム開幕戦は3-5で敗戦。
ミスも重なり大量失点となりました。
スタメンは前節から高木が外れ、シルビーニョがFWで出場。
絶好調の新太が右サイドに入ります。得点を取れている新太はゴールに近いFWのほうが良いのではと思っていたけど、アベルトの考えは如何に。
立ち上がりはアルビが主導権を握り、5分に先制。
ハードなヤンツー金沢は前からの圧力をかける守備と人へのタイトなマークが厄介なわけですが、その金沢のタイトマークのによりできるスペースをマウロの縦パスからシルビーニョが上手く抜け出し、最後はファビオが流しこむ。
完璧な立ち上がりで、今日も3得点ぐらい取れるかなと思っていたら、あっという間に逆転&失点を重ねます
前半9分 ルカオ
前半18分 下川
前半24分 廣井
前半33分 ルカオ
今シーズンまだチームとして得点がなかった金沢に一気に4点入れられてしまう展開。
1失点目と2失点目は相手のシュートが田上に当たりゴールに吸い込まれる不運とも言れる失点。それでもシュートに持っていかれるまでが軽かったし、ここら辺は問題ですね。
大問題は4失点目。藤田のクリアミスで失点。ここら辺は公式戦での経験の無さがでてしまったのか。
前半だけで決定的な4点目でしたが、前半36分にファビオが2点目を決め2点差となったことで、首の皮一枚つながった状態でアルビは前半を終えます。
後半はCB田上を下げ至恩を投入。ゴンザレスがCBに。
その入った至恩が左サイドから相手を切り裂き、相手に脅威を与えます。決定的なチャンスも数回ある中決めきれないアルビ。
後半はさらにロメロ、秋山、ゴンザレスに代えて高木、島田、舞行龍を投入。
後半27分に高木がファビオとの連携から上手く相手ボックスに侵入したところを倒されてPK獲得。シルビーニョが決めて1点差として、もう1~2点取ってくれと思っていたところ、藤田が相手を倒したとみなされ、後半41分にPKにて5失点目を献上し万事休すとなりました。
試合スタッツ
7割近くアルビがボール保持し、金沢の3倍以上パスを回した試合ですが、後半の金沢は無理に攻め込む必要もない試合だったわけで、逆にカウンターから惜しい場面も作ったし、実際PK獲得し決定的な5点目を奪いました。
アルビは誰が見ても守備が課題ですね。
3試合連続3得点取れてるのに、結果は1勝1分け1敗。
「普通3試合連続で3得点取れれば3連勝だろ。」と思うけどそう簡単にいかない。
ディフレクションで2失点という不運はあったものの、相手にシュートを打たれるまでのディフェンスのまずさはありました。
バイタルエリアに侵入してくる相手に対して、最終ラインと中盤で誰が対応するのか。問題解決に取り組んでほしい。
今日は後半途中から出場した舞行龍はやはりスタメンで見たい。前節はケガだったのか、ベンチからも外れていたけど、安心感とフィード能力は田上よりも上だと思う。
田上も悪いわけでないけど、現状はやはり舞行龍が必要。
そしてメンタルが心配なGK藤田。
2試合で8失点。
前節は明確なミスによる失点は無かったけど、今節は大きなミスを犯し試合を壊してしまった。
19歳。プロ2年目にとってはトラウマにもなりかねない。
開幕戦に出場した小島がケガで使えない中、大谷という昨シーズン全試合出場したGKがいるわけですが、
あえて言いたい。
「このまま藤田で行こう」と。
もちろん大谷でも文句はないんだけど、せっかく2年目19歳の藤田にGKを任せたんだから、もう少し長い目で見てみよう。まだ3節だしね。
ただそのためには藤田自身が今日のミスを引きずらず、自信を持ってプレーしてほしい。
チームとしてまだまだ課題が多いアルベルト・アルビ。
でも得点は取れてるし、
なによりこのツイートを信じましょう。
今年は良い監督なので大丈夫です!しばしお待ちを!
— KAZUAKI YOSHINAGA (@yoshinaga_kazu) 2020年7月4日