ライターの卵たちに贈る!稼げるライターになるためのライティング講座

手に職をつけるために「ライターになりたい!」という方が最近増えてきています。しかし、ライティングの勉強方法は世の中的に少ないと感じています。このブログで、少しでも皆さんが「稼げるライター」になるためのサポートができれば幸いです。

内容が良いだけでは読んでもらえない? 読まれるライティングの技術 「読んでもらうための動機を作る」

人に読んでもらうための動機作り

皆さんの中で、「せっかく良い文章を書いているのに中々読んでもらえない」という悩みを持っている方はいませんでしょうか。

 

中々読まれないのは、読まれないなりの理由があるのです。

 

今回も前回に引き続きもっと効果的にもっと確実に結果を出すための「動機を作る」テクニックを紹介させていただきます。

是非今のブログに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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内容が良いだけでは読んでもらえない

内容を良くすれば多くの人に読まれるだろうとは誰しも考えることだと思います。
しかしある一定日数経ったところでワクワクしながらPV数を確認したところいつもとあまり変わらないということも少なくないでしょう。


いつも読む人は読むが、いつも読まない人は読まない。

ただ滞在時間などから分析すると、いつも読む人はいつも以上に感動してくれるという結果になるのです。

 

内容が良い、それだけでは読んでもらえないということを理解して下さい。

 

人はどんな時にアクションを起こすかを考える

テスト勉強の際の参考書を想像してみてください。

テスト前には真剣に読みますが、必要に迫られない限り読まないですよね。

 

つまり読み手側から考えると、日々の生活の中で何かに対する動機がなければ、

読みたくても中々読まないものなのです。

動機がなければ人はアクションを起こさないのです。

つまりこちらから動機を作るコミュニケーションを始める必要があります。

 

読み手は文章を全部読んで、良いか悪いかを決めるのではなく、

パッとみて読むか読まないかを決めます。

 

ですので文章の書き出しの部分で相手の「読みたい」という気持ちをしっかり引き出しておけば、長い文章でも読んでもらえるのです。

 

読む気を引き出す文章の書き方

相手のモチベーションを引き出すには文章の最初にかかっています。

文章の最後に書いてもそこまで読んでもらえない可能性がありますよね。

以下に読む気を引き出すテクニックをお伝えします。

 

1.効能を示す

読み手にとってその文章を読むことでどんな良いことがあるのかを端的に示してあげましょう。

「これを読むとこのような知識が身につく・こんな場面で役に立つ」など、

遠い未来のことではなく、できるだけ今すぐに具体的にどう役立つかを記載してあげましょう。

 

2.相手にとって切実・身近な話題とリンクさせる

今読み手にとって切実なこと、身近なことは何なのかを考え、

自分がこれから書こうとすることの接点を考えましょう。

 

読み手にとって身近な話題から入って、徐々に自分の書きたいことに話を持っていきましょう。

 
3.面白そうな独特な世界を醸し出す

1の「効能を示す」は理屈に働きかけるテクニックです。

実は理屈よりも心や感性に働きかけるものの方がより文章に引き込まれるのです。

 

独自の世界観を漂わせ「これは何か面白そうだ」という心に触れる文章が書ければ、あれこれ効能を並べなくても読み手は引き込まれるます。

 

中々実践するのは難しいですが、理屈は理解していただけるはずです。

 

***

いかがでしたでしょうか?「内容が良いだけでは読んでもらえない」こちらを念頭に置いて、多くの人に読んでもらえ、PVを上げるためのテクニックを実践してみてください。

ライティングでより効果を出すテクニック!「引きの技術」とは

 ライティングで確実に結果を出すためのテクニック

さて今までで日常の中で機能するコツは一通りつかんで頂けたかと思います。

今回はもっと効果的にもっと確実に結果を出すためのテクニックを紹介できたらと思います。

 

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「引き」の技術

いきなりですが、想像してみて下さい。

娘に会いに田舎から初めて東京に来た老夫婦がいます。

 

2人は歩くのに疲れてとあるコーヒーショップに入り、席につきました。

しかしいつまでたっても店員さんが注文を取りに来る様子はありません。

それもそのはずで、そのお店はセルフサービスのお店なのです。

 

都会に住んでいる我々には、セルフサービスは当たり前ですが、

田舎では注文は取りに来てくれるもの、お金は後で払うということが当たり前の常識の中で生活しています。

 

ある物事が「当たり前」になっている人間は、「それがわからない人がいる」ということをなかなか想像できないものなのです。

 

お店の前に一言、「カウンターでの注文をお願いします」とあれば良いのですが、

今はその一言がないお店が多い印象です。

 

あなたの書く文章の読み手を上記のように「おいてきぼり」にしないためのコツを以下に共有させて頂きます。

 

1.一つ前のプロセスを共有する。

「今年」の話をするなら「去年」のことを、「来期の戦略」に入るなら「今期の戦略」を、「意見」が欲しいなら「問題点」を。このように1つ前のプロセスを読み手と共有しておくことが重要です。 

いきなり、「今年の売上はなんと1000万円!」と言われても、

これがどうすごい数字なのか読み手にはわからないものです。

 

「今年の売上はなんと1000万円!(昨年比200%アップ!)」

と記載しましょう。

2.教える側の狙いまで伝える。

教える側は自分で書いているので目標が見えていますが、教わる側は 、そもそも何を目指すかがわからない場合がある。「こんなことをしてなんの意味があるのだろうか」「これで本当に力がつくのだろうか」などの不安は教わる側やる気を大きく左右するのです。

つまり、「今回は〜ができることが目標です!」のようにゴール設定を入れることで教わる側もイメージしやすく、やる気になるのです。教える内容をあらかじめ伝えておくだけでなく、そこからさらに1歩引いて、教える側の狙いまで伝えることが重要なのです。 

3,あえて素人の目線を作る

こちらでもとある例を紹介します。

 

ある人が高校生向けの国語の問題を作成するチームに入りました。

その編集部には真面目な人が多いのでみんな課題図書や同じ筆者の別の作品まで熟読したそうです。その時ある人が「私だけは最後まで課題図書を読まないでおきます」と発言しました。

 

問題文に取り上げられるのは長い1冊のうちのせいぜい2,3ページ分くらいで、この本を読んでいない前後の脈絡がわからない生徒に問題が解けるようにしなければならないのです。

 

もしも編集チーム全員が熟読をしてしまうと、読んでいない人の目線がなくなってしまうことを恐れたのです。

専門家になってしまうとわからない人のわからないという気持ちがわからなくなってしまいます。なぜ?どこが?どうして?などのわからないことへの想像力が働かなくなるのです。

 

上記のことから、自分の中にあえて死角を作ったり、誰かに引いた目線で見てもらったり、素人の人に意見を聞くなどわからない状態を知る努力が必要になってくるのです。

 

新人に仕事を教える時、ベテランが3回言ってもわからなかったことを2年目社員があっさり教えてしまったという事例もよく聞く話ですよね。

去年自分がわからなかった記憶がまだ残っているからです。

 

***

いかがでしたでしょうか?

あなたの文章力をよりアップさせる「引きの技術」ぜひ試してみてくださいね。

 

 

稼げるライターになるためのPoint⑦「根本思想」読みやすい文章を書くために実は一番重要なこと。

 

 

根本思想はごまかせない

「根本思想」と聞いてもピンときませんよね。

記事に書かれている内容は皆さんの意見の氷山の一角のようなもので、水面下にはその何倍もの大きな、その人の生き方・価値観が存在しているのです。

それが「根本思想」です。

 

例えば人に対して温かい想いを持っている人の文章は、さりげない書き方をしていても温かさが伝わってきます。

また生き方が後ろ向きな人は、何をどう書いていてもやはり後ろ向きな印象が伝わってしまいます。

 

根本思想を変えない限り、話題を変えても読み手への印象を変えることはできないのです。

今回はPoint⑦の「根本思想」について、わかりやすくご説明させていただきます。

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根本思想を見つける意味

長ったらしい文章にマイナスの印象を持ったことはありませんでしょうか?

長い文章は「結局誰に対して何を伝えたいか」がわからなくなりがちです。

 

それだけではなく、文章を書いている自分も頭の中がぐちゃぐちゃになり、

思考の整理ができなくなるのです。

 

短く書くということは、大事なことだけを残してあとは全部棄てるということです。

短く言えないと言うことは大事なことの順番が自分にもわかっていないということなのです。

 

根本思想の見つけかた

例えば10枚以上にわたるラブレターがあった時に、要約をすると極論「すき」の2文字に要約できてしまいます。

 

長い文章を極力短く要約しようとすれば、根本思想に向かわざるを得なくなり、つまり文章を要約すると根本思想がわかるのです。

自分の根本にある思いが知りたいなら書いたものを極力短く要約してみましょう。

 

「それをひと言でいうと?」と常に考えることによって、文章がわかりやすくなると同時に思考が整理されますよ!

 

自分の想いに忠実であること

もう一つ忘れてはいけないこととして、

上記の根本思想は自分が自信を持って言い切ることが必要という点です。

 

読み手に対して付け焼き刃の知識、自分を偽った言葉が説得力を持つでしょうか?

 

対面ではなく文章だからといっても、そこまで甘くありません。

自分の生き方に嘘をつかずに文章を書くことが、読み手に影響を与える非常に大事な戦略になるのです。

 

自分の腑に落ちるまで、自分の生き方にあった言葉を探し、自分を偽らない文章を書くことによってのみ読み手の心は動くのです。

 

***

いかがでしたでしょうか?

今回はPoint⑦の「根本思想」についてお伝えしました。

文章を書く上で色々なテクニックはありますが、最終的に一番重要なことは、

「自分が実際に考えていることをわかりやすく伝えるということ」です。

 

今回で7つの要件を全てお伝えしました。

ぜひ再度1つずつ読み返してみてくださいね。

 

 

稼げるライターになるためのPoint⑥ 「論拠」読み手に納得してもらえる文章を書こう!

説得力は論拠から生まれる。

 

「どうすれば読み手に納得した文章を書けるのか」と切実に思ったことはありませんでしょうか?

 

ズバリ、人を納得させるには「論拠」で決まるのです。

 

「論拠」と言われても中々イメージしづらいと思いますので、

今回はPoint⑥の「論拠」について、わかりやすくご説明させていただきます。

 

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相手の頭ににすっと入る「論拠」とは

 文章の説得力は「論拠」から生まれます。

そのためには自分の主張の正当性を示す根拠がしっかり筋道立てて述べられ、相手にとって納得のいくものになっているかどうかが重要です。

 

それでは以下に「論拠」のコツをお伝えします。

正論を押し付けても意味がない

あまりにも正しい事実を「論拠」に掲げてしまうとそこで思考停止に陥り、問題を慎重に考えようとする気持ちをなくしてしまう可能性があります。

 

多くの問題は正しいことが正しいとわかっていてもどうしようもなく起きてしまう。

そのため問題はその先の「なぜ?そうなっているのか?」という部分なのです。

 

何かを発信するときには単なる事実だけではなくて、そこから先の自分の意見、問題提起をしましょう。

 

自分の実感を洗い出す

例えばある意見があったときに、賛成派も反対派もどちらでもない派の人もいます。

色々な考えの人がいるから社会は面白いのです。

 

多様な考えの人がいることを踏まえた上で「自分は今何が問題と感じているのか」を洗い出してみましょう。

 

問題を多角的に見る

そして今度は、一旦自分の考えを置いて外を見てみましょう。

しかも意図的に角度を変えて多角的に見てみるのです。

 

必要な基礎知識を調べ、自分とは反対の意見を調べ、ときには海外との比較もしてみる。

必要であれば歴史的背景なども調べてみましょう。このように自分の主観だけではなく、客観性も入れることで説得力が増すのです。

 

再び自分自身へ

視野を広げて問題の全体像を見た上でどういう意見を出すかは再び自分自身にかかっています。

 

同じ事実を前にしても、自分の環境や世界観が違えば意見は全く違ったものになります。

視野を広げた上であなただけのオリジナルの意見・考えを述べましょう。

 

上記の手順を踏めばそこには自ずと説得力が増しますよ!

 

***

いかがでしたでしょうか?

今回はPoint⑥の「論拠」についてお伝えしました。

読まれずにすぐ飽きてしまう文章は、内容がありきたりと言えます。

自分のファンを作っていくには読者を引き込むオリジナリティーのある内容かつ説得力のある内容が必要なのです。

最初は難しいかもしれませんが、今回の「論拠を示すコツ」をぜひ実践してみてください。

次回はPoint⑦の「根本思想」について説明させていただきます!

 

稼げるライターになるためのPoint⑤ 「自分の立場」読み手に信頼してもらうためには?

自分の立場を客観的に分析してみよう

皆さんは読者から見たときに自分の記事・ブログ・メディアがどのような立場にあるかを考えたことはありますでしょうか?

 

信頼されているなら文章は有効に働き、不信感を持たれているならばどんなに良いこと

を書いていたって効力は低くなります。

 

例えば、

「SMAP解散」のニュースを誰も知らないある1人のブロガーが記事にしても信用できないですよね。

「このブログでは嘘が書かれてる!」と感じて終わってしまうでしょう。

しかし、朝日新聞が「SMAP解散」と報道したらどうでしょうか。信憑性が一気に増して大半の人が信じてしまうでしょう。

 

つまり読者に影響を与えるためには自分のブログ・メディアの信頼性・影響力を上げていかなければならないのです。

 

今回はPoint⑤の「自分の立場」について、ご説明させていただきます。

 

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自分の立場と他者の感覚を知ろう

「自分が面白いものは面白い」

 

この言葉を聞くと皆さんはどう感じるでしょうか?

 

この言葉をある程度経験を積んだ大人が言うとものすごくカッコ良いが、

経験のない人が言うと、「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」というニュアンスに聞こえ、非常に幼稚に聞こえてしまうのではないでしょうか。

 

つまり物事の捉え方には、

社会の中の書き手、読み手、また書き手と読み手との関係性が重要になってくるのです。

 

社会の中の地位・読み手との関係値を上げよう

今まで述べてきたように、どんなに良い文章を書いても読み手に響かない場合があります。

読み手に影響を与えるためには、書き手自身またはブログ自体の社会的な地位を上げること、読み手との関係値を上げることが必要になってきます。

 

ではどうやって社会的な地位や、関係値を上げるのでしょうか。

 

これは非常にシンプルな答えになってしまいますが、

 

「発信を続けること」と「良い情報を提供すること」の2点につきます。

 

まとめると「読み手にとって良い情報を発信していく」ことで、

検索エンジンの上位にも表示されやすくなり、

あなたのブログやメディアの社会的価値が上がり、

定期的に訪れてくれる 読者が増えて読者との関係値も高まるのです。

 

***

いかがでしたでしょうか?

今回はPoint⑤の「自分の立場」についてお伝えしました。

結論として大事なことはシンプルになりますが、 「発信を続けること」と「良い情報を提供すること」この2つを意識して、その先にどう繋がっているかを感じながら文章を作ってみてください。

次回はPoint⑥の「論拠」について説明させていただきます!

 

稼げるライターになるためのPoint④「読み手」 読者は何の目的で「ググる」の?

読者の悩みを解決しよう!

今回はPoint④の「読み手」についてです。

読み手のペルソナを具体的に設定することや、読み手が読みやすいように優しく文章を書くことについては散々過去のブログで触れてきましたので、ぜひ読んでいただければ幸いです。

 

www.beginner-writer.xyz

 

www.beginner-writer.xyz

 

 

今回はちょっと違った視点で、どうやってあなたの記事に読み手がたどり着くかを含めて解説させていただければと思いますと思います。

 

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読者は悩みを抱えている

皆さんは日常生活の中で、1日1回は必ず「ググる」のではないでしょうか。

改めてなぜ「ググる」のかを考えてみましょう。

 

例えば、

「渋谷 ランチ」とググる時は、

渋谷でランチができるおすすめのお店はないかなと考えているはずです。

 

「腰痛 原因」とググる時は、

おそらく腰痛に悩まされていて原因とその改善方法を探しているはずです。

 

「ライティング 勉強法」とググる時は、

ライターになりたての人が文章の上達法を模索しているはずです。

 

上記のようにインターネット上で検索をする人は何かしらの問題や悩みを抱えているのです。

そして記事を見つけて自分の悩みを解決してスマホを閉じるのです。

 

つまり記事には何かしらの問題や悩みを解決する要素が求められます。

 

今一度あなたの記事を振り返ってみてください。

 

誰かの悩みを解決できる内容になっていますでしょうか?

 

悩みを解決する記事はSEOにも強い

読者はあなたの記事にどうやってたどり着くかを考えたことはありますでしょうか。

 

もちろん読者登録をしてくれている人や定期的に訪れてくれるファンもいるかと思いますが、それだけではPVを伸ばすことは中々難しいです。

 

PVを伸ばすには「ググった」際にページの上位に表示され、クリックされる記事を作成する必要があります。

 

そして上記のような記事はGoogleからの評価も高くなり、検索エンジンの上位に表示されやすくなるのです。

 

***

いかがでしたでしょうか?

今回はPoint④の「読み手」についてお伝えしました。

皆さんがブログや記事を書く目的は沢山の人に見てもらうことだと思います。

 

読み手の悩みや問題を解決する記事を作成することが、読者を増やし、検索エンジンの上位に表示されPVも伸びるという良いこと尽くしですね。

 

次回はPoint⑤の「自分の立場」について説明させていただきます!

 

稼げるライターになるためのPoint③ 「論点」 読み手とのすれ違いに注意しよう!

読み手と自分の問題関心をキャッチしよう 

 

論点というという発想は日本人には中々馴染みにくいもので、会話や文章でも論点は省略されることが多いです。

文章を読んでいて「ん?この人は何を伝えようとしているんだろう。」と感じたことはありませんでしょうか。会話が噛み合わないということは、「論点」を共有できていないのです。

逆に言えば「論点」さえ共有できていれば読み手にすっと話が入ってきます。

 

ですので「論点」という発想を身につけると、文章を書くとき抜群の効果を発揮してくれるのです。

 

今回はPoint③の「論点」について、

読み手とのすれ違いをなくす方法をご説明させていただきます。

 

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3.論点

読みやすい文章を書くためには、自分と読み手の問題関心から外れない論点を設定することが必要になります。

もちろん書き手が書きたいことに読み手が関心を持てなかったり、逆に読み手が求めていることに書き手が興味を持てなかったりと論点を定めることは非常に難しいです。

 

しかしだからこそ、「自分の関心事をいかに相手に興味ある切り口で書けるか」「相手の関心事をキャッチしつつそれをいかに自分の興味のある分野に発展させられるか」が重要で、ライターの腕の見せ所になります。

 

双方にとって興味のある「論点」を書いていきましょう!

 

ここからは論点の2つの原則についてご紹介していきます。

 

原則①:論点と意見は呼応する

論点と意見は問いと答えの関係にあります。文章では省略されていても、意見の裏にはそれを導き出した「問い」つまり論点があるのです。

 

文章を書くときにには、まず自分の言いたいことを明示してから書いていく方法と、論点から入っていく方法の2つあります。

 

「論点」からでも「意見」からでもどちらの方法でも構いませんが、

最終的に書き上げた文章の論点が一貫しているかどうかは必ず注意して欲しいと思います。

 

「論点」を意識しつつ文章を書く習慣をつけることが大切です。

段落ごとにも小さな論点があることを意識しましょう。

 

原則②:論点は問いの形にする

論点は文章の中での問題意識ですので、はっきりとした疑問文で書くクセをつけましょう。

なぜなら疑問形にするだけで文章の方向性がグッと絞られてきます。

「なぜ?」「どうやって?」「どうあれば?」と原因、手段、理想像などテーマを見る角度を変え独自の切り込みをしなければ疑問形にならないからです。

 

文章の書き出しに悩むときは、文頭に論点を書きましょう。

 

文章のラストに悩むときも同様に「論点に対する答え」で締めましょう。

 

これだけでも文章はかなり読みやすく、スッキリするのです。

 

***

いかがだったでしょうか?

今回はPoint③の「論点」についてお伝えしました。売れっ子ライターになるために、「論点」は非常に重要な役割を持ちます。

論点を明確にして読み手とのすれ違いをなくし、読みやすい文章を目指しましょう。

 

次回はPoint④の「読み手」について説明させていただきます!