漁師もつれ

30代ゲイの想いのハケ口です。エンタングルメント。

39.エピローグ

元号変わるのもっと先なんだと思ってました。

4月1日は流石に早すぎ。

 

まだ生きてます、もうちょっとだけ、、。

 

記事の反響でDMとかLINEとか頂きまして

ありがとうございます。

時間をかけてきちんと読ませていただきます。

 

ちょっといくつかエピローグ的に

書かせてもらいます。

 

●死について

 

死ぬ事への恐怖や、抵抗などは

全くありません。だからこそ前向きに

自分の最後を受け止めています。

普通パニックになってブログなんて

書いてる余裕ないよね。

だからこの手の記事は世の中あまり無いと思うから

あえて書いておこうと思います。

去年一年丸々、趣味的に死について調べたり

考えたり、人に話をしたり、ずっとしていたので

そのせいか精神的には落ち着いてます。

 

死ぬ間際には、親族に渾身のギャグでも

言ってやろうかなと、今色々考えてます。

何がいーかな。

ガンより剣で死にたかった、とか

あまり意味伝わらないだろうか。

 

●ガンについて

 

これは本当にきついです。

脅かすつもりはないんですけど、

今まで経験した病気なんて病気と呼べるのか、

ってレベル。

私の場合、転移しまくりなので

その分しんどいんですけどね。

内臓系のガンはコンプしてるんじゃないかな?

腹水って腹に水が溜まる症状のせいで

体は痩せてるのに、腹だけハート様みたいに

膨れ上がってます。

ナイモン再開して腹だけ写真載せたら

デブ専の方にモテるかも!?

 

皆さんきちんと胃カメラ検査とか

人間ドックとか、受診しておきましょうね。

1年前に検査しておけば、私も助かったかも

しれないんで。

人間の死因のナンバーワンですから。

 

あと良くテレビとかでみる、ガン告知のシーンを

体験しましたが、なかなかドキドキしましたよ。

ステージ4の末期ガンで、手術は出来ないです。

延命するなら抗ガン剤治療も選択出来ます、

だって。

意識失うか、パニックなるんじゃ

ないかってレベルで精神的におかしくなる

怖さじゃない?

医者も最近ははっきり伝えるんだなあ。

 

私、東京から実家に帰る途中、

新幹線内で体調急変して、新幹線の床に

寝るという、あまり例のない乗り方で

帰ってきましたから。

まさか上京する時、そんな帰り方を

するとは思いませでした。

周りの乗客は完全に死体だと

思ってただろうな。

 

●カミングアウト

 

ゲイの皆さんで私のように東京で

一人暮らしをされてる方、

私のように急な事があると本当に大変です。

とりあえず家の事は親戚で片付けるから

きにするな、と言われて少し東京の

病院に入院していたのですが、

倉庫の奥の奥の方に残していたバディ数冊の事を

思い出してからさあ大変。

幸いビデオ関係は少し前に池袋ビッグジム で

全部売却してて助かったのですが。

 

自分で片付けなきゃいけないけど、体は動かない、

親族が一緒じゃないと病院は

外出させてもらえない、

親族と一緒に帰宅出来たとして、こっそり

処分するスキなんてない。

人生で1番キツイミッションでした。

知恵を振り絞って、わずかな体力をすべて

使ってなんとかばれずに処理出来ました。

 

●幸せ

 

健康で普通に生活していた頃は

彼氏が欲しい、とか、宝クジ当たりたい、とか

そんな事ばかり考えていました。

今となっては、仕事をして、家に帰って、

サッポロ1番ミソラーメンなんか作って、

ふりかけご飯にコロッケなんか乗せて

ユーチューブ見ながら食べる、

こんな幸せな事はないと考えています。

人って、大きな幸せを得るほど、

小さな幸せが見えなくなるんだな、と

実感しました。

今何かに悩んでる皆さん、

あまり考え過ぎないで、身近にある

小さな幸せを見つけてください。

 

 

 

タイミングをみて、

目の具合にもよりますが、随時

返事など出来そうなら返させて頂きます。

まだゾンビじゃないからびっくりしないでね。

 

 

 

 

 

 

 

38.全ての最後に。

ところどころ大文字になっていますが

バグです。気にしないで読んでね。

 

本当に久しぶりです。

ゲイ関係の方と連絡を取れず、

1年余りが経とうとしております。

 

様々な事を書こうと思うのですが、

内容が若干エグいかもしれません。

あまり辛気臭いのが苦手な方は読まない

方が、良いと思います。

 

さて、私、こちらのブログでは

ノンケのM君に対する恋愛感情について

吐き出して参りました。

今回はそういう記事ではありません。

自身の状況などについてを赤裸々に

書こうと思いまして久しぶりにこのブログを

開きました。  

 

ちなみにM君との関係につきましては、

彼が遠方に行ってしまってからは

あまり絡みは無くなってしまいました。

特に状況は変わりません。

自分の気持ちも割りと落ち着いていて、

そこまで苦しい状況では無くなりました。

 

 

本題に入ります。

 

振り返ると、

自分は18歳で地方から東京に出て来た後、

20代から30代のほとんどを二丁目に

通ったりゲイの友達と遊んだりしてきました。

いわゆるゲイライフを満喫した人生でした。

故郷を顧みず、日々、東京で、ゲイのみんなと

遊ぶ事が幸せでした。

池袋に住み、二丁目に通い、

地方ゲイの憧れるような生活を続けていました。

将来の事も考えず、その時楽しく過ごしたい、

そんな毎日でした。

 

そんな人生を歩んでいましたが、

ここ数年は本格的に体調を崩しはじめ、

飲みに出たりする事が出来なくなりました。

若い頃から放置していた糖尿病が原因です。

 

デブには多い病気、デブ細業界には

つきものの病気です。

20代後半には神経症による射精障害、勃起不全

などの症状があらわれ、

ゲイとして重要なセックスという行為が

ほとんど満足に出来なくなっていました。

好きな人が出来ても、好意を持ってくれた人

からも、離れざるを得ない、辛い時期が

長かったように思います。

本格的に治療すれば良かったのですが、

じわじわ体を壊す糖尿病、あまり実感を

持って向き合えませんでした。

 

周りのみんなが恋愛したり、セックスしたよ、

というような話を聴いたりするのが

楽しかったので、そんな負い目がある

中でも周りの人たちと変わらない活動を

しようと必死な時期でした。

周りからは遊んでる人、みたいなレッテルを

貼られ続けていましたが、実情は

こんな感じでした。

くだらない噂なんか信じちゃダメですよ。

 

30代に入ると、高血圧などの症状が現れ、

糖尿病性網膜症という目の病気を発病しました。

これがどんどん悪化し、

最近では両眼ともにほとんど視力が

無くなり始め、その頃から

こちらの活動をしなくなり始めました。

日常生活がやっと、仕事がギリギリ出来るかというような状況だったので、プライベートで

遊びに行くというモチベーションがほとんど

無くなってしまいました。

 

ノンケに恋してゲイ活動をしなくなった、

というのは本当の理由ではありませんでした。

病気の事が1番でした。

 

何故こんな事を赤裸々に書いてるの?

と感じる方は、多いでしょう。

 

実は最近になって、網膜症の手術を

する事になり、入院出来るはずだったのですが、

微熱があり、入院延期になってしまいました。

微熱の原因を検査するため、近くの病院に 

行き、色々と精密検査を受けたところ

末期ガンの宣告を受けてしまいました。

 

これは最近モンストでソロガチャ二連発で

ソロモンが出た時以来の衝撃でした。

 

進行性のスキルス胃がんで、

1年前くらいから知らない内に

病気が進行していたようで

様々にガンが転移しており

手の施しよう無しです。

ベホマも効きません。

 

胃の出口が閉塞してしまい、 

飲み食いは全く出来ず

プチダイエットならぬ、

強制テラダイエットにより

体重も激減、

仕事も出来なくなり、東京での生活も

不可能になってしまい、

東京を離れ、実家で最後の時を待っております。

おそらく次の元号を知ることは無いかな。

 

ラインとかツイッターとか、反応しなかったら

察して下さい。

あ、あの人はもう電波の届く範囲には

居ないんだな、と。

実家だからとかじゃなくて。

 

とりあえず、何も言わずにゲイ業界を

去り、ツイッターやラインも反応出来なかった

事についての説明をしたかったのと、

今後も反応出来ない理由、

自分のような人間と、仲良くしてくださった

方々への感謝の気持ちを綴りたく、

幸いこのような場を持っていたので

今回発表する事にしました。

 

本来なら個人的に連絡をするべきですが

前途した網膜症のせいで

スマホの画面を見るのが辛すぎる!

という事もあり、入院期間の暇な時間を

使い倒してゆっくりゆっくりこの記事を

書いております。

 

二丁目でちょっと絡んでくれた方、ネット上で

絡んでくださった皆さん、仲良く遊んでくれたみんな、自分とお付き合いしてくださった方々、

何度も飲みに行かせて頂いたお店の方々、

本当に楽しい時間でした。本当に幸せでした。

ゲイに生まれた事を悲観した時代もありましたが、皆さんと時間を共有出来た事で、

人生がとても充実したものとなりました。

ゲイバーで働き、発展場に行き、彼氏が出来たり

素敵な飲み仲間が沢山いて、

後悔する事は一切ありませんでした。

 

今後、皆さんの人生が明るく楽しいもので

あることを祈ります。

 

 

いままで殆ど誰にも言った事は無かったの

ですが、自分は21歳の頃に、初めて出来た

彼氏と埼玉で同棲をしていました。

しかしその彼は重度の鬱病を患っていました。

ある日、自分が仕事から帰ってきたら

彼氏が部屋で首吊り自殺していました。

前の日、彼氏は実家に帰って病気の療養を

するか、

でも私と一緒に居たいので同棲を

続けるか、という

事で凄く悩んでいました。

あの時、仕事に行かず、一緒に居てあげれば

良かったなと思います。

 

若かった自分には精神的ダメージが大きく、

しばらく実家に帰っていました。

 

少し経って、気持ちが落ち着いた頃に

彼氏と同棲していた部屋に戻ることにしました。

しばらくは当時の友人がすぐに部屋に住んでくれて、精神的なサポートをしてくれました。

その友達も少し経ったあと、

引っ越して行きました。

 

また1人になったその部屋で、しばらく

生活をしていたのですが、

ある夜、うっかりストーブを布団のすぐ横に

点けっぱなしで寝てしまい、

起きたら布団がストーブにかぶさってしまったようで、布団が丸焦げになっていました。

しかし、何故か火は完全に消えていて、

自分には火傷ひとつありませんでした。

彼氏が死んでいた場所の目の前の出来事です。

 

あの夜、きっと、死んだ彼氏が自分を

助けてくれたんだと今でも思っています。

20年近い人生の猶予を与えてくれたんだと

思います。

 

その彼氏にもうすぐ逢えるかもしれない。

逢えたらあの日、命を救ってくれた

お礼を言いたいのと、

あの日、君の分も精一杯

人生を頑張って生きる、と

誓ったのに、

ぜんぜん果たせなかった事を謝りたい。

 

 

 

内容が江戸時代の夜並みに暗くなりましたね、

ぼちぼち終わりたいと思います。

 

書きたい事はほとんど書けたかな。

この記事に嘘偽りは全くありません。

最後だからこそここまで書けた訳です。

 

今後皆さんにお会いする事も、ネットで

絡む事もないでしょう。

こういうゲイが居たなあ、くらいに

記憶しておいて下さい。

 

心残りはウォーキングデッドのラストが

観えないこと。

まさか先に自分がデッドするとはね!!

 

このブログ、主人公の死という

衝撃的なラストになってしまいました。

 

まあブログ的なオチとして、

一言

 

 

 

M君と来世で一緒になれますように!

 

 

それでは皆さん本当にさようなら

素敵な思い出をありがとう

 

 

 

 

 

37.夏の正夢

お久しぶりです。

 

サウジアラビアやアフリカ諸国並みの気温となっている都内ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

日本は熱中症で100人以上死んだり、

もう普通に生きられる環境では無くなりつつありますね。

 

そんな中、M君の家に泊まってきました。

夏の素敵な思い出が出来ました。

 

前日には久しぶりにバイトにも来てくれて、

ずっと2人で話をしてました。

仲が良いのは周知の事実なので、

違和感なくマンツーマン。

1か月ぶりに色々な話をした。

やっぱり可愛い。

色んな話に新鮮な反応してくれるし、

興味持ってくれる。

話してるだけで最高の癒し。

しかも自分の病気の事とか、

真剣に心配してくれる。

M君の為に頑張って体を良くしたい。

 

甘やかすだけ甘やかしてしまい、

M君、バイト終了。

 

お泊り会はH君とM君と自分の3人。

久しぶりのM君の家。

まさか出会った頃、M君の家でお泊り出来るなんて想像してなかった。

 

ここ半年、電車に乗ることなどなかった。

前回電車に乗ったのはM君の家に行った時。

 

まずはスーパーでお酒やお菓子の買い出し。

H君が遅れて来るので、M君と2人でスーパーで買い物。

ただの買い物がこんなに幸せだとは。

 

家に到着し、お土産をあげたら

本当に喜んでくれた。

彼は本当に相手に嫌な思いをさせない

気を使える子。安いものでも

最大限に喜びを表現してくれる。

 

そしてお泊まり会は、映画観たり、ゲームしたり、出前で色々食べたり、相談聞いたり、本当に楽しい時間だった。

彼らは大学生。しかもノンケ。

 

自分は倍くらい歳が離れたオッさんなのに、自然に受け入れてくれる。

本当に友達感覚で遊んでいられる。

幸せって色々な形があるんだな〜。

彼等といる時間が今自分が生きている意味。

全て。

 

更に嬉しい事が。

M君が某ネットゲームを始めたらしく、

3人でやりましょう、って誘ってくれた。

しかもボイスチャットしながら、

やりましょう、って。

これ、何が最高って、毎晩のように

M君とネットゲームを通じて電話が

出来るような状況になるという事なんです。

 

理由もなくM君と電話など出来ない。

この1年、一度も電話なんて出来なかった。

でもゲームが理由ならそれが出来る。

会えない日々が続いてもゲームの中では

毎日会えるのだ。

 

この発想はなかった。

今までもブログで書いた妄想にもなかった。

しかもM君から提案してくれた。

またまたM君充が。

しばらくしたらまたバイトにも

少し復帰してくれるみたい。

 

遠ざかりつつあったM君と自分の距離が、

また少し近づいてきました。

 

 

 

36.生きる意味

お久しぶりです。

 

GRYDってゲイアプリにノンケが好きってグループを作ってみたせいか、こちらの記事へのアクセス数がかなり増えています。

有難い事ですが、

更新ペースが遅いので申し訳ないです。

 

最近は大好きなM君には全く会えておりません。次回会える日は決まっているんですけど。

 

次回は彼のお家でお泊まり会です。

もちろんH君も居るので2人きりでは

ないのですけれども。

家には一回遊びに行ってるんですけど、

泊まるのは初めて。

別に何も期待はしてませんが、しいて言うなら

M君がいつも使ってる布団なんかで眠れたら

そのまま永眠しても良いと思います。

 

 

最近は年や体型からくる病気の事で

色々悩んでおり、毎日絶望的な気分ですが

M君がちょいちょい可愛い

LINEスタンプを送ってくれて、

それが最高の癒しになっています。

 

まあ人間40にもなればみんな何かしら

体に不調はあるんでしょうけど。

 

ちょっと前までは別にいつ死んでもいいや、

くらいに考えて居たんですけど

今はM君の将来を見ていたいという

気持ちが強いので、

生きていたいと思うようになりました。

 

こんな事を考えながら、ふと思った事。

ゲイの世界で約20年くらい活動してきたんですが、身長も体重もデカかったせいもあり、

最初からデブ✖︎細というジャンルに

カテゴライズされる世界で生きてきました。

遊びに行くにも、恋人探すにも、友達も、

飲みに行くお店も。

 

そうしている間に、太っていることが

アイデンティティと考える自分が居ました。

もし痩せてしまったら、自分の生活している、

この自分を取り巻く生活が無くなってしまうのではないか。

そんなことを考えるようになっていました。

だから将来の為に頑張って痩せないと、とか、体の為に何かしなければ、というような考えが殆ど無いまま生活していました。

自浄作用が殆ど機能していなかったのです。

 

それだけではなく、

正直、ゲイを自認してからずっと

人生についてのレールが見えてなかったです。

将来の生活設計というか。

だから体の事もそうだし、仕事の事も、

先々あまり真剣に考えていませんでした。

 

ノンケの世界であれば子供の頃から

色々と周りに指針がある訳です。

 

正月など親戚で集まって、

それぞれ親の兄妹が子供を連れてきて、

子供の将来について皆んなで話をしてる。

子供をこういう大学に行かせたいから

お父さん、仕事頑張ってよ、

などといった会話。

こういう会話を聴きながら、なんとなく

将来は自分も結婚して子供を作って、

こうやって親族で集まって、、などと

感じるのでしょう。

 

ノンケならそういう指針があった訳ですが

ゲイの場合、将来はどう過ごしていく?

彼氏作って、同棲して、、海外行って結婚

して、、老後は?

そもそも周りでゲイカップルの老後を

知っているか。

子供の頃はおろか、40近くなった自分にすら、未だにちゃんとした指針なんてみえてません。

 

指針はありませんが、前記したように

自分には生きる意味、というか

目標のようなものが出来た訳です。

だから体の事を考えて、

色々と頑張って生きようと決めました。

 

ただの恋が

生きる意味になってしまいました。

35.クリアーブーム

先週、1か月ぶりにM君に会えた。

インターンか何かの用事で都内に来たついでにウチで焼肉会をする事になりまして。

 

前回は自分が大好きなステーキ屋さんに

連れて行ってあげたんだけど、時間が短くて

寂しかった。

今回はゆっくり会える。

焼肉の準備にも熱が入る訳です。

良い肉を選ぶのに時間をかけて、、。

 

彼は凄く髪を短く切ってさっぱりしてた。

以前のふわふわイケメンヘアーから、

さっぱり坊っちゃん刈り?のような。

凄く幼くなった印象だった。

 

暑い暑い言いながら服をパタパタするから

チラチラ裸がみえてしまう。

最近体を鍛えてるんですよ〜とか言うので

余計に気になって目線が動いてしまいそうに

なる。

エアコン壊れた事にすれば良かったかな?

 

この焼肉会、M君と、M君の親友でもあり

会社のバイト君でもあるH君と自分の3人で

月に一回、定例会のように開催している会なのです。

今となってはこの会のおかげで、

とりあえず月に一回はM君に会うことが

出来ています。

遠方に住んでいるので、前のように

簡単に誘いにくいので、これがあって

本当に良かった。

 

会の中で、1か月のあいだに溜まってた

話をしたりするのですが、

相変わらずM君は自分の好きな事や

興味のある事に共感してくれるし、

音楽の趣味もとにかく合う!

イントロクイズなどをしたんだけど、

同い年か、ってくらい昔の曲が大好きで

最近の曲には無頓着。

BLEACH大好きだし、今回は特に驚いたのが、

ワールドカップを観てた事。

 

自分はサッカー大好きなんだけど、

M君とサッカーの話は、したことがなかった。

彼はバスケ一筋なので全く興味ないと

思ってた。

今回会ったら「ワールドカップめっちゃ観てるっすよ!ミーハーなんで」って言うM君。

おかげで楽しくウイニングイレブンで遊んだりする事が出来た。

 

彼と居ると何故こんなに幸せなんだろう。

好きだから?

まあそれは1番だろう。

でも、こんなに話をして楽しいなと感じられる

人は今まで人生に居なかった気がする。

 

自分の気持ち悪い趣味なんかにも

笑って応対してくれるし、

正直、世間では誰も興味もたないような

頭おかしい内容の話だって

聞いてくれるし、感想も言ってくれる。

すすめたものはなんでも興味持ってくれるし、

次もまた会いたがってくれるし、

実際に会ってくれる。

また来月も彼の家に遊びに行く事が決まった。

彼から誘ってくれたのだ。

 

なんていうか、、

透明な心を持ってるんだよな、

彼は。

 

人は自分の歩んできた人生から、何事にも

自分の色を持ってる。

何か話をすればその色が見えてくる。

そこで自分の色と全く違うと、合わないな、

と、感じたりするし、

似たような色であればお互い混ざり合いながら

話が楽しめる訳だ。

彼は自分の色がない訳じゃないんだけど、

話をするとき、透明になって聞いてくれる。

俺が年上だから、気をつかってるのも

あるんだろうけど、

いつも純粋な心で話を聴いてくれるんだ。

 

当初から感じてること。顔がタイプとか、

みてくれの所じゃない、彼のそういう所が

好き。人として大好きになったんだよなあ。

 

最近流行りの透明化。

コーラもコーヒーも透明な商品がブームだけど、M君の心は昔から透明。

クリアーブームの前からずっと。

 

見た目のプライオリティが高く、

中身を見るまえに遮断しがちなゲイの世界に

どっぷり浸かって真っ黒だった

自分の心をじわじわと透明に近づけてくれる

M君と、もっと一緒に居たい。

いつまでも仲良くしていたい。

付き合うとか、セックスとかそういう次元ではなく、

ずっと一緒に居たいな。

 

来世では結婚したい。

前世では結婚してたのかな?

中学生みたいな妄想をしながら、

今日はこの辺で。

 

 

34.リアルおっさんずラブ。

完全に幕を閉じたこのブログでしたが、

現実世界ではまだまだ何も終わっていません。

 

タイトルのドラマは観たことありませんが、

これこそ、おっさんずラブでしょう。

 

久しぶりにアクセスログなんかを見てみると未だに月間プレビューが100を超えてたりして、はてなブログから訪問してくれる人とかがいるんだなーと。

 

そんな矢先、あるテレビ番組で戦時中

恋物語を観たんだけど、その中で、

戦地に行った男と日本に残った女が

唯一の通信手段として、手紙の文通を

してた、というのを観た。

 

その内容が何か良かったんだよね。

 

LINEとかメールが主流の現代では

ひとつひとつのやり取りにそんなに

重みが無いじゃないですか。

 

「きっとあなたは今この空に浮かぶ星を

見て過ごしているでしょう。私は同じ星にあなたへの想いを語っています」みたいな、

歌詞みたいな、ポエムみたいな、

そんなやり取りをしてるんだよ。

 

数ヶ月に一回しかやり取り出来ない、

そんな関係の中で、相手の事を真剣に

考えながら文章を考える。

そういう行動って凄いなと思った。

 

昔、会社に居た女で、若いバイトの男子と浮気してる人が居たんだけど、

男が飽きてその女を振った後に、その女から、人の身長くらいの長さのLINEの文章が何通も

来たって話を聞いてメンヘラ怖いわーって

思ってたけど、よくよく考えてみると

自分もM君を想ってこの場にどれだけの

文章を書いたんだろう。

それでもまだまだ書き足りないくらいだ。

 

って事で、まだまだ想いを吐き出したいと

思います。第2章的に再開です。

 

最近のM君、バイトは辞めては無いんだけど、

学校の都合で、とても遠くに引っ越してしまいました。

月に一回会社に来るか来ないか、という程度で、幽霊バイトって感じです。

自分がとりあえず席は残しておけば、って

話を聴いてくれて、残ってはくれたけど、

現実的にはほとんど会社には来ないです。

なので一時期のように週に何回も合ったり、

ご飯に行ったり、って事はできなくなりました。

 

ただ、それまでに何とか作った関係のおかげで

プライベートで会うことは出来ています。

とはいっても基本的には遠方だから

今のところは月に一回くらいです。

たまにLINEもしています。

同じ星を観ていますか、とか、そんなのは

出来ないけど。

 

こないだは彼が一人暮らしを始めた家に

招待されたので遊びに行きました。

M君の友人でバイトのH君も一緒でしたが。

 

ツイッターには書きましたが、あのお土産を

持って、M君の部屋に到着した時は

幸せな気分でした。まさか、M君の部屋に

入る日が来るなんて、という気分でしたね。

段階的に望みが叶ってしまっているのは

相変わらずなので、いつか、付き合えたり

するんでしょうかね!?(それだけはない)

 

大好きな人の部屋ってのはたまらないですね。

家具や家電ですら愛おしい。

それまで想像するしかなかったM君の

日常を目の当たりにした訳ですから。

 

自分はベッドに座る感じで過ごしてました。

M君はスマホいじりながらベッドをコロコロ

寝返りうってて、自分の真横にM君の

顔が来たりして、ドキドキしたり、

中学生の恋愛のような気持ちでしたね。

 

M君の住んでるエリアは自然に囲まれていて、

イノシシでも現れるんじゃないか、という

雰囲気。実際にタヌキとか出るらしいですが。

ここに住んでるタヌキがちょっと羨ましい。

 

こんな場所でもしM君と一緒に過ごせたら

最高だろうなー、としみじみ感じてました。

 

M君と出会った頃に夢の中で出て来た

M君の部屋は、どこかの屋根裏部屋で、

全然現実とは違っていたなー。

まあでも、夢みた事が現実になってくれるなら

多少の違いはかまいません。

 

ではまた。

 

33.あとがき

新年明けましておめでとうございます。

 

去年はM君に費やした一年でした。

すっかりゲイ活動をしなくなり、

生活スタイルが激変しております。

 

M君のことだけが理由ではないんですけど。

年齢を重ねると色々な事がありまして。

体のこと、経済的なこと、実家のこと、

まあ様々な要因が生活スタイルの変化の

原因だと思います。

20代くらいまでは何にも考えてなかったので、

そのツケがまわってきたかな、という感じですね。

 

精神的な面でもかなり起伏のある時期を過ごし、やや不安定になっている時も

ありました。

会社の人に心配をかける

事もありました。

そんな中、M君の優しさに触れ、

持ち直した事もありました。

 

そう、M君との関係ですが、

基本的には何にも進展はありません。

 

彼の進学に際し、

今後は疎遠になっていくんだろうな、

ということだけが現実です。

 

最近では何度も食事に行き、何度もウチに来てくれて一緒にお酒を飲んだり、

俺にしか言えない相談事がある、って

一晩中悩みを打ち明けてくれたり、

旅行に行ったら俺にだけ特別なお土産を買ってきてくれたり、M君からカラオケに誘ってくれたり、もう会社のバイト君と上司って関係は

超えているのかな、という状態です。

 

ある時、M君に、話の流れで

将来、僕の子供を抱いてください、

って話をされました。

ゲイの自分にとって、ノンケに恋した

人間にとって、この言葉がどれだけ

心に響いたか。

 

その頃からなんとなく自分の気持ちが

落ち着いてきた、というか変わってきました。

 

今では休日に誘ってご飯に行ける

関係にもなれました。

 

当初、このブログで願っていた関係に

なれました。

 

もともと付き合いたいとか、

そんな非現実的な事は考えていなかったし、

考えられる1番理想的な関係にはなれたのかな、という気持ちです。

 

というわけで、最近はかなり気持ちも

落ちついてきました。

閉ざされた愛に向かい叫び続けるのは

もうやめました。

 

人と人の関係って色々な形があるわけで、

M君とは今の関係が最高なんだろうな、と

思っています。

これからも事あるごとに色々な気持ちになるんだろうけど、

その度にこのブログを自分で見直して

前向きに生きていきたいですね。

 

一応M君とのブログはこれにておしまいに

しようかなと思います。

長らくご愛読いただいた方、

ありがとうございました。

 

最後に

以前にも引用しましたが

 

恋ってステキな事ね  偶然出会ったアナタが

1番大事な人に変わる

 

という広瀬香美の言葉で締めます。

さようなら。