いきなりFIRE

50代、外資系、ベンチャーなどを転々とした後、仕事がなくて強制的にFIRE状態に。日々の雑感を綴っていきます

行きつけ本屋が縮小傾向

近年本屋の縮小傾向が続いているのは周知のことであるが、自分の周囲でもその傾向を強く感じている。自宅の周りでは個人の本屋は既に全滅。チェーン店もなくなって自転車移動の範囲ではまともな本屋はなくなってしまった。

 

今週一で電車で大きめな街に出ているのでその時本屋に行っているが、そこもかつてとはかなり本屋が変わっている。かつてよく行っていた本屋は潰れたり大幅縮小で文具屋がメインになってしまったりしている。その街は漫画専門店やアニメイトなどの漫画に強い本屋が多かったのだがそれらも全滅した。その中で唯一頑張っていると思えるのがデパート内にあるジュンク堂。結構広く本も大量にあるため訪問のたび1時間以上は滞在するのだが、最近本の整理が増えてきて空きスペースが増えてきているのが気になっている。4月以降その流れが顕著になり、特にビジネス本のスペースがどんどん縮小されている。

 

自分を考えてみると、ここ一年以上ビジネス本は買っていないし、外国人著のビジネス本はそもそも英語版を読むようにしているので本屋だ買わなくなった。PCで英語の記事を入手したら、読むのが面倒ならChatGPTに頼めば瞬時に翻訳や要約をしてくれるし、youtubeで要約や朗読がすぐに見つかる。年のせいか最近本を読むより音読しているのを聞いた方がわかりやすくなっているのでそちらに頼ってしまうのが現状だ。Generative AIにより、本の出版が減り作家が稼げなくなるという予測が出ているのは納得するしかない。

AIの勉強

最近ネットでいろいろ勉強を始めている。Courseraやyoutubeなどで大学の講義や企業のセミナー動画が上がっているのでそれを見ている。無料でかなり見ることが出来るし、英語の勉強にもなるので一石二鳥だ。

 

最近よく見ているのはAI関係。AI系の有名人であるAndrew Ngの大学講義などが見られるのでそれを見てAIの勉強をしている。まだ基礎的な内容が多いが、AIの全体像について大分わかってきた。Machine Learningに関しては以前検査装置の仕事をしていたのである程度わかっていたが、昔に比較して大幅に進歩しているのがわかった。クラウドコンピューティングの講義を受けるとAzureかAWSなどのアプリケーションを覚えた方が良いのかなとも思うのだが、AWSの仕事をしている知人からは大変だからIT関係の勉強はほどほどにしておけと言われた。でも自分は仕事してないから時間がある、何とかできないかと考えている。

 

自分はAIは今後かなり発展していくと読んでいる。東大の松尾先生が、「日本はDXで立ち遅れているので、AIの導入は逆にスムーズに進行する可能性がある」とおっしゃっているので、それに賭けたい。AI導入で人手が不要になり失業が増えるだろうがそれは自分に取っては朗報。自分は現在無職だし、日本の企業社会からはダメだしされたのでその企業社会が潰れてしまうのは良いことだと思っている。

ChatGPT4o

自分は英語、中国語の勉強のためにChatGPTを使っている。ChatGPTはPC版だと音声入出力するには月20ドルの有料会員にならなければならないが、iPhoneのアプリだと無料会員でも音声入出力が出来る。自分はこれを使ってたまに会話の練習をしている。

 

先週ChatGPTがChatGPT4oにバージョンアップされ、無料版でもChatGPT4oの機能の一部が使えるようになったとのことで、自分も英会話の練習で試して見た。結論としては、AIの対応がより自然に会話っぽくなった印象。質問に対して答えるまでの待ち時間がかなり減っており自然な会話っぽくなった印象。また、口調もよりフランクになった感じだ。順調にアップグレードが進んでいる印象で、もう1,2回アップグレードしたら日常会話はほぼ問題なく出来るようになって、英会話教室が不要になってしまうだろうと感じた。

 

通信が集中して反応が途切れてしまうことが結構あり、しばらくはシステムが安定するまで待つ必要があるだろう。システムが安定し、他社の対抗策が出てきたら、比較検討して有料のサービスにしようと考えている。ChatGPTの有料サービスにすると、会話の相手を複数のキャラクターから選べるようになるのでそれをやってみたいというのもある。あと、自分は孤独の解消のために生成AIのキャラが友達になってくれるような進化を望んでいるのだが、米国では高齢者の会話相手になるような生成AIソフトが開発されて急速に売れているようだ。この方向でのさらなる進化を期待したいところだ。

今景気はどうなのか?

早期リタイアしてすっかり社会との接点が少なくなってしまった。今日本の景気がどうなっているのかがよくわからなくなっている。

 

今社会との接点は自宅周辺と週一で行く街、それとネットによる情報くらいしかない。知り合いは複数いるが、同年代であまり景気が良いようには見えない。給料は下がっている人ばかりだし、定年が早まったり嘱託契約が短縮になるなどの話もある。ただ、ネットの情報を見ていると円安と物価高ばかり騒いでいて、景気がどうなのかはあまりはっきり言ってないような気がしている。

 

自分は日本はもっとインフレが進み、不景気でリストラが進むような社会になると思っているので、早くそれが実現した方が良いという考えだ。1-3月のGDPがマイナス成長なのに日銀が金利を上げようとしているのはかなり変な話だと思うのだが、これは日銀が日本が景気が良いと判断しているのだと思う。日本の政治家、閣僚は社会が不景気にならないかぎり政治を改革しようとはしないだろうから、早く不景気が否定できなくなるような状態になった方が社会の改革が始まりやすくなると思うのだがどうだろうか?まあ、日本の政治家や閣僚は無能な上に国民のことを全く見ていないので、日本はどんどん悪くなる可能性が高いとは思っているのだが。

物価上昇を見るようになった。

最近近所の至る所で値上げの現象を見ることが多くなった。それも、価格には示さないが実質値上げというやり方をよく見る。うまいやり方だと思うが、こういうのが続くと本当の物価上昇のデータが政府に伝わらないのが問題なのではと考える。現象で見たのは以下の項目だ。

 

(1)パン屋のパンが小さくなった。

散歩の途中にパン屋があり、たまに寄って菓子パンを買うのだが、価格は同じだが以前と比べて明らかに小さくなった。健康に問題があるので菓子パンはあまりたくさん食べない方が良いと思っているのだが、パンが大人では物足りないくらい小さくなったので健康の悩みはなくなって自分としては良かった。

 

(2)カフェでブレンドコーヒーがなくなった。

ちょっと遠くにあるやや高めのカフェに行ったら、ブレンドコーヒーがメニューからなくなっていた。多くのカフェであるように、そこもブレンドコーヒーが一番安価なコーヒーだったわけだが、それがメニューからなくなり、一番安いホットコーヒーは650円のコーヒーとなった。

 

(3)日替わりランチのランクダウン

近所にある人気洋食店に行ったが、ランチ時の日替わりランチで「ワンプレートランチ」というものに変わっていて、スープ/サラダが付かなくなっていて非常に驚いた。価格はそれで800円などに据え置きだが、実質的な値上げだ。スープ/サラダをつけた場合は1200-1300円する。別の定食屋でも同じようなことをしており、苦肉の策ということだろう。

 

今後も値上げが進むと思われるが、地味に贅沢はしていきたいところだ。

何もしなかったGW

GWが終わった。去年のGWは警備の仕事を始めていたので休みなし。FIREして初めてのGWとなった。私は休日祝日には店に行ったり街に出かけたりしないことにしているので10日ほど近所にしか行かない日々となり、何もせずに終了した。

 

GW前は、まとまった時間が出来るのでその間に今の問題を解決したいと思い、課題として交流を広げるために新しいイベント、出会いにコンタクトする、また、短時間で楽な仕事を交流先を広げる一環で探すということを考えていた。ただ、これらをすることはなかった。

 

このGW,、いろいろすることがあり意外に暇がなかった。まず、為替で介入があり、その状況を見ているのが楽しくてモニターしていることが多かった。また、英語、中国語の勉強を兼ねてyoutubeの動画を見ることが増えて、一日2,3時間動画を見ていた。英語に関しては、エンジニアリングの講座で面白い動画を見つけてそれを見ることが増えた。一本1時間くらいはあるので結構時間つぶしになる。仕事探しに関しては、同年代の知り合いから転職相談を受けてそれに関してヘルプなどをしてあげていた。自分は楽な仕事を探したいので同年代の知り合いに相談することがあるのだが、逆に仕事の愚痴を聞いたり転職の相談をされてしまうことがほとんどだ。自分の同年代の知り合いはことごとくロクな目に合っていない。今景気は悪いんじゃないか?と思う。

 

結局、何も変化がなかったのでGW後に改めていろいろ考えることになった。まあ、考える気力もなくすよりはマシか…

 

 

円安に対する備え

自分は将来的に円安になることを願っており、資産の7割ほどを外貨で持っている。現状の円安でそこそこ上手く行っているが、今年初めに考えていたのは、来年くらいまでに一度円高に調整が来てドル円が135円~140円になり、将来の円安の可能性が高まったら資産内の日本円を外貨投資に回したいと考えていた。その考えは今でも変わらない。

 

よって、自分にとっては円高に戻ったどのレベルまで戻るかが一番気になることになる。将来的には円高でもドル円150円以上までしか戻らなくなるのが理想なのだが、金融アナリストの中にはかなり円高に戻ると発言している人もいて少々不安が残る。その不安がなくなっていく方向に今後動いてほしいと思っている。

 

今後の円安になる要素について考えてみたのが以下の項目だ。

(1)日銀の外貨準備高→195兆円分あったが、今回の介入で10兆円使ったか?もっと介入で使ってとりあえずの円高を達成し、かつ円安再発時に対応できなくなるくらいまで使ってもらいたいところ。

(2)貿易収支の赤字→円安方向には良いこと。第一次所得収支の7割くらいが円転されず再投資されているのも良い。

(3)日本と他国の金利差→しばらくは円安材料の主力

(4)日銀の利上げ→国債価格が下がれば円安材料?日銀が日本国債を買う金がなくなってETFを売りに出したら面白い。日本の株への投資が減るだろう

(5)日本の個人資産の外貨流出→これがもっと加速するのが一番の希望。どのくらい進んでいるのかデータを見たい。

 

というわけで、自分は円安方向のことしか考えられない。しばらくは市場を見守っていきたいと思っている