近年本屋の縮小傾向が続いているのは周知のことであるが、自分の周囲でもその傾向を強く感じている。自宅の周りでは個人の本屋は既に全滅。チェーン店もなくなって自転車移動の範囲ではまともな本屋はなくなってしまった。
今週一で電車で大きめな街に出ているのでその時本屋に行っているが、そこもかつてとはかなり本屋が変わっている。かつてよく行っていた本屋は潰れたり大幅縮小で文具屋がメインになってしまったりしている。その街は漫画専門店やアニメイトなどの漫画に強い本屋が多かったのだがそれらも全滅した。その中で唯一頑張っていると思えるのがデパート内にあるジュンク堂。結構広く本も大量にあるため訪問のたび1時間以上は滞在するのだが、最近本の整理が増えてきて空きスペースが増えてきているのが気になっている。4月以降その流れが顕著になり、特にビジネス本のスペースがどんどん縮小されている。
自分を考えてみると、ここ一年以上ビジネス本は買っていないし、外国人著のビジネス本はそもそも英語版を読むようにしているので本屋だ買わなくなった。PCで英語の記事を入手したら、読むのが面倒ならChatGPTに頼めば瞬時に翻訳や要約をしてくれるし、youtubeで要約や朗読がすぐに見つかる。年のせいか最近本を読むより音読しているのを聞いた方がわかりやすくなっているのでそちらに頼ってしまうのが現状だ。Generative AIにより、本の出版が減り作家が稼げなくなるという予測が出ているのは納得するしかない。