いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

万緑や落梅青虫団子虫(あ)

市の担当者から正式なデータがメール添付で送られてきた。 ところがそのデータ、スマホの画面だと小さすぎて見づらい。もっと大きく見れないかと思っていたところ、なんだiPadがあるじゃないか、それでみたら大きく見られると思いついた。 で、iPadのメール…

蔕なくてそこだけ白きミニトマト(あ)

夏野菜を植える時期になった。 かつては庭にミニ菜園があった。しかしいつの頃からか、芝生の侵食に負けて菜園を畳むことにした。 菜園を畳んでも、ミニトマトだけはプランターで育て続けた。トマトは連作が苦手だというのをいいことに、毎年新しい土をプラ…

新緑のおつとどつこい手向山(あ)

ブログを書いている。毎日書いている。 何のために? 何のため? 何のためもへったくれもない。そうしたいからそうしている。それだけのことです。 好き好みに理由なんかいらない。好きだから好き。それでいいじゃん。 ブログを毎日書いていると、なんでこん…

八重桜孤高誇らか咲きにけり(あ)

交通安全幟旗撤去の日。 集合時刻に間に合うように出かけたつもりが、約束の場所に着いてみるとすでに予定の人が揃っていた。 チーフが、バイクにまたがる私の姿をみて、「これで全員揃った」と言った。つまり、みんなが私の到着を待っていたということだ。 …

野の草や右も左も山笑ふ(あ)

庭を眺めていると、これまで歩んできた道をふと振り返りたくなることがある。 でも、過ぎ去った昔にはどうあっても戻れない。過ぎ去った昔は思い出の中だけでしか見られない。 洟をてかてか袖でぬぐいながら三角ベースを回ったあの日。 口の周りを紫色に染め…

滅び行くものは焦がれて花車(あ)

のどかな日曜だ。 こんな、のどかな休日が過ごせるなんて思ってもみなかった。 庭の雑草を引っこ抜いて、飽いたらベッドに横になる。そして最近推しの東亜樹の歌を流す。 ♪……ひとりが好きなわけじゃないのよ♪ 中島みゆきの「ひとり上手」という歌である。そ…

花冷や悠々自適ここはどこ(あ)

夕飯の買い出しから帰ったら横浜から教え子が来ていた。 初任の職場で最初に担任を持った時の卒業生だ。 なんの前触れもなく突然やって来て驚く。 聞くとツーリングの帰りの途中だったのでついでに立ち寄ったとのこと。 ついでだろうがなんだろうが覚えて顔…