Pinyeのブログ

自分が好きな昔の有名なアーティストや、今注目しているアーティストを共有するためのブログです。

リラックスできる、音楽玄人も必見のダンスミュージック The Brandon Brown collective 

 音楽業界では、リズミカルな曲調が流行し、ダンスミュージックは、クラブだけではなく、人々の生活になくてはならないものになってきています。しかし、電子楽器が主である、言ってしまえば耳にとって過激な、流行りのダンスミュージックを聴くと疲れてしまう...。
そんな方におすすめしたいのがLAのR&B系プロミュージシャンによって結成された、Brandon Brown
Collective です。彼らは普段個人で活動しているミュージシャンであり、その音楽的感性で、非常に音楽的な深みのある、リラックスしながらでも聴けるバランスの良いダンスミュージックをつくっています。それでは早速聞いてみましょう。

Spirit

Spirit

  • The Brandon Brown Collective
  • R&B/ソウル
  • ¥200
一曲目の「Spirit」は、今時の音楽に使われる爽快感のある音色に、アメリカ、西側のソウルミュージックの主な特徴である華やかさやリラックス感をうまく配合し、テンションは高めだけど、落ち着いた時にも聴ける、曲となっています。
What You On (feat. Mackenzie)

What You On (feat. Mackenzie)

  • The Brandon Brown Collective
  • ダンス
  • ¥200
「What you on」でも、リラックス感や華やかさは変わらないですが、R&Bやヒップホップが好きな方は、こちらの方が好みかもしれません。こちらの曲の、話し声から始まり、バンドの生演奏で曲が展開するという流れは、まるで、昔のアーティストのように、彼らが、一つの部屋に集まり、セッションをして、それをレコーディングしたような演出をしているようです。しかし、曲調や歌詞を出来る限りシンプルにし、ダンスミュージックに昇華させている点が本当にかっこいい。
彼らはおそらく、まだYoutubeApple music などでしか見ることのできないアーティストですが、その古いものと新しいものを組み合わせるバランスの良い音楽性は、必ず彼らの名前を大きくすると思います。興味のある方は、これからの彼らの動向をチェックしてみてください。

民族音楽を今っぽく。姉妹デュオ イベイー(Ibeyi)

 オルタナに詳しい皆さん、Ibeyiという姉妹デュオを知っていますか?

シングル、「Oya」がルイ・ヴィトンの2014-15秋冬レディース・コレクションのキャンペーン曲として採用されて、 一気に注目を集めた、キューバ出身、フランスのデュオです。

 メンバーは、リサ=カインデ・ディアス(Vo Key)、

ナオミ・ディアス(Vo Per)の二人で構成されています。

↓リサ=カインデさんが右、

ナオミさんが左ですね。

Oya

Oya

  • provided courtesy of iTunes

 

そして、僕が最初に聴いた音源が、↓これ


Ibeyi - Away Away (Official Video)

 

Away Away

Away Away

  • provided courtesy of iTunes

不思議だけど、ちょっとテンション高いかんじ、よきです。やっぱり、落ち着く。超イイですね。

しかし、ライブ二人でできるのかって話ですよね。この音楽的厚みを二人で出すのは難しいんじゃないか、と思いました。

そして、生演奏を聞ける動画を探していると、僕の大好きなNPR musicのTiny Desk Concertにたどり着きました。

www.youtube.com

 「音源より生のほうがイイッ!」って、なりましたね。(笑)ここはかなり主観的になりますが。

生演奏を聞いて、彼女達の演奏が安定しているし、彼女達の、姉妹という立場で、長年培ってきた「密」な関係や、彼女達が幼少期過ごしたキューバの音楽、父方のルーツであるヨルバの音楽が、長い年月をかけて、染み付いていることが、それを聴く側に感じさせているのではないか、と感じましたね。 

また、デュオへの考えを改めないと、と反省させられました。デュオってやっぱり、ゆずやコブクロみたいに、バックバンド付きでやるものだと思っていたので(こちらのグループはもちろん二人だけでライブやレコーディングしてるものもあると思いますが)、無意識に、演奏するメンバーが少ないと、音楽としてのクオリティも下がってしまう、という先入観を持っていました。

しかし、ibeyiの、息のあった音楽は、二人にしか生み出せないものだと、デュオという形が二人が引き出せる、最高の音楽レベルを叩きだしてるのだと感じました。

彼女ら二人が生み出す音楽には、彼女らの住んでいた土地、民族のルーツが表現され、構成自体はシンプルで、曲中に簡単な掛け声を使って、聴いている、見ている人とコミュニケーションできるという、共感しながら聴けるオリジナリティあふれる理想の音楽を追求している、と感じました。

イベイー(Ibeyi),気に入った方は是非。  

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最高にノれる生バンドエレクトロニカ「Knower」

こんにちはPinyeです。今回はアメリカ、ロサンゼルスのバンド、Knowerを紹介したいと思います。彼らはGenevieve Artadi(vo)Louis Cole(dr)の二人で構成されています。

彼らといえば、特定のレーベルに入らず、ドラム、キーボード、ギター、ベースのようなアナログな楽器で生み出されるハイテクニック、ノリノリなエレクトロニカと、今の時代には似合わない手作り感溢れる映像が独特の世界観を作り上げていることなどが、支持を得ていて、2017年はレッチリののヨーロッパツアーに帯同しました。個人的には今年(2018年)バズるバンドじゃないのかな、と思ってます。
彼らの音楽発信は基本的にインターネットで、もちろん、Youtubeで彼らの作品を見ることができます。↓この作品では、映像に大学生のようなノリ(笑)とスーファミチックな演出が入れられていて、音楽ではテクニックと音楽性が見事に合わさってるやんけ!!という感じです(笑)。


Overtime (Live Band sesh) - KNOWER

 ↓Audioバージョンの音源です。ライブの時は上の動画のようにサポートメンバーを加えて演奏するんですが、音源になるともうちょい今っぽいダンスミュージックに寄ってる感じですね。これもこれでイケる、、、

Overtime

Overtime

  • Knower
  • ポップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

↓こちらの動画は、2015年に出たものなのですが、結構有名な人物にサポートしてもらってますね。


Hanging On - KNOWER

 

Hanging On

Hanging On

  • Knower
  • ポップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 この作品には、サポートとしてTim Lefebvre(ba)が参加しているんですが、故デヴィッド・ボウイが2014年に発表し、最近のNYジャズのトレンド要素が特徴の、最後のアルバム「★(Black star)」を覚えていますか。このアルバムと言えば、Mark guiliana(dr)やJason Lindner(key)など、昨今のNYジャズに精通した一流のアーティストが参加したことで有名で、Tim はその一員でした。彼はほかにStingのサポート、実力派ブルースロックバンド、Tedeschi Trucks Bandへの参加など、ワイドな活躍をしています。

ただ、Tim Lefebvre(ba)がアルバムに参加してても技術的におかしくないと思えるし、珍しく、かっこいい音楽性ですよね。

今後の彼らの活躍に注目です。

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

 

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グラミー賞二年連続、動画再生数1300万回のインストバンド!?スナーキー・パピー(Snarky Puppy)とは

こんにちは。Pinyeです。

スナーキーパピー(Snarky Puppy) というバンドをご存知ですか?

スナーキーパピーといえば、アメリカを拠点としたアーティストを主軸に、様々な国籍、人種の一流アーティストが25名ほど所属していて、r&b、ジャズ、ブルース、南米音楽を基調とした、ポップで、テクニカル、エモーショナルなジャンルに縛られない曲を作り上げる,歌もの、インストのどちらも演奏するバンドです。歌ものを演奏するときはゲストアーティストを呼ぶことが多いです。最近では14年(最優秀r&bパフォーマンス、レイラ・ハサウェイとの共作)16,17年(最優秀コンテンポラリーインストゥルメンタルアルバム賞)のグラミー賞受賞が話題ですね。彼ら個人単位では、僕の知っているところでは、エリカバドゥー、スヌープ・ドッグ、ケンドリック・ラマー、ディ・アンジェロ、レイラ・ハサウェイ、チャカカーン、、アレサ・フランクリンのようなヒップホップ、r&b、フュージョンインスパイアのアーティストのサポートをしています。リチャード・ボナ、ブライアンブレイドなど、ジャズアーティストのサポートもしているようです。Maroon5アダム・レヴィーンとも交流があるようです。多彩すぎます!

そのため、メンバーの多忙で、リハーサルなし、本番一発のライブもあるのだとか。 

彼らの活動は彼らはリーダーのマイケル・リーグ(ba)が設立したインディーレーベル「GROUND UP」からYoutubeや、音楽ダウンロード、ストリーミングで発信されています。アルバムに収録されている曲のレコーディング、ライブ映像が高画質でほとんど全てYou Tubeにアップされています。一流プレイヤーの演奏した映像を、一曲ずつ、無料、高画質で見ることができる、という、革新的な配信方法です。それが功を奏してか、「Lingus」の再生回数は1300万を超えています。インスト楽曲では驚異的な数字です!

大まかな構成は0:00~テーマ~4:18~コリーヘンリー(Key)のソロ~9:55

という構成になっています。コーリーヘンリーのソロは友達とSnarky Puppyの話題になると必ず出てくる話題ですね。高いリズムアプローチを持っているキーボディストはたくさんいますが、しかし彼のようにそれを使いこなしてフレーズを構成する力を高いレベルで持っている人はそんなに多くないと思います。また、最近の音楽シーンでとても活躍されているので、興味のある方は調べてみてください。


Snarky Puppy - Lingus (We Like It Here)

 

Lingus

Lingus

  • provided courtesy of iTunes

 

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 別の歌もののアルバム、「Family Dinner1,2」の2では、注目されていて、日本でもYasei Collectiveと共に公演したりしている、Genevieve Artadi (vo)、Louis Cole (dr)のバンド、Knowerと、サクソフォン奏者のJeff Coffinと一緒に、こんなアップテンポのファンキーでスタイリッシュ、ちょっとマイケル・ジャクソンの曲を彼らの特色で再構築した、みたいな曲もやっています。


Snarky Puppy feat. Knower & Jeff Coffin - "I Remember" (Family Dinner - Volume Two)

 

 

I Remember (feat. KNOWER & Jeff Coffin)

I Remember (feat. KNOWER & Jeff Coffin)

  • Snarky Puppy
  • ジャズ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

open.spotify.com

 三曲目は「Thing of Gold」です。この曲は彼らのレーベルと同じ名前のアルバム、「Ground Up」の曲です。圧倒的な「エモさ」がここにあります(笑)

シンプルな曲ですが一曲でリラックスできたり、熱い感動ができたりするとても良い曲ではないのかな、と思います。


Snarky Puppy - Thing of Gold (groundUP)

 

 

Thing of Gold

Thing of Gold

  • provided courtesy of iTunes

 

open.spotify.com

 ちなみにこの曲に参加しているパーカッショ二ストに日本人ぽい方がいらっしゃいますよね。その通り、小川慶太さんです。「J-SQUAD」というグループで報道ステーションの曲の演奏もしてます。担当楽器はパーカッションとドラムで、両方とも非常に高いレベルを持っており、ヨーヨーマをはじめ、アサド兄弟、エリック・ハーランド、マリア・シュナイダージャズオーケストラ、ボストン・シンフォニーオーケストラなどとも共演しているそうです。小川慶太さんについてはまた詳しく調べさせていただきます。

昨今の音楽シーンで実力、話題、音楽性全てに事欠かないスナーキーパピー、彼らの今後の活動に注目です。

 

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ダニー・ハサウェイのおすすめ3曲

ダニー・ハサウェイ(Donny hathaway,1945年10月1日-1979年1月13日)はアメリカのシンガーソングライター、音楽プロデューサーです。
白人と黒人両方に向けた曲作りをし、マーヴィン・ゲイと共に、新しいソウルの道を切り拓いたという意味で「ニューソウル」の世代と呼ばれていました。
彼の甘い綺麗に響かせるような声の出し方、言葉にできない特徴的な歌い方、クラシック音楽をソウルに取り入れたことは現在もアリシア・キーズジョン・レジェンドなど多くのアーティストに影響を与えています。
 
そんな彼の日本で一番有名だと思われる曲が this chrismas です。

This Christmas

This Christmas

https://open.spotify.com/track/7MSYSOobsombc1mbDWFxtD?si=nj5V2bRBRISLBZCzQRH7Yg
https://music.line.me/launch?target=track&item=mb00000000000a27ff&subitem=mt000000000062f212&cc=JP&from=tw
この曲、クリスマスシーズンは街中で良く流れていて聞き馴染みがあるんですが、ダニーが歌ってるというのを知ってる人は少ないですよね。キャッチーな曲調にオーケストラを取り入れている部分に魅力を感じます。
 
次に紹介するのはYou've got a friend です。
こちらはキャロル・キングのカバーで、一時期活動を共にしていたロバート・フラックとのバージョン、ダニーがソロでレコーディングしたもの、ソロライブバージョンの3つがあります。今回は観客の大合唱が胸に刺さるソロライブバージョンを選ばせていただきました。
You've Got a Friend (Live)

You've Got a Friend (Live)

https://open.spotify.com/track/6AzydZOF3WPsMCk9jndjhN 
https://music.line.me/launch?target=track&item=mb00000000000d2ed4&subitem=mt00000000007c62e1&cc=JP&from=tw
白人の曲を黒人がカバーする事は当時は珍しく、ダニーがその先駆けだと言われています。ダニーは他にビートルズのカバーもしてたりします。
  
三曲目はマーヴィン・ゲイのカバーでWhat's going onです。ベトナム戦争や、戦争に反対していた若者をイメージして書かれました。
What's Going On (Live)

What's Going On (Live)

https://open.spotify.com/track/2kXshT838nizb8yB8a2TuD?si=1aJAIb9kQCKz31bCIlt8AQ
https://music.line.me/launch?target=track&item=mb00000000000c7e9a&subitem=mt000000000075c45c&cc=JP&from=tw
この曲はマーヴィン・ゲイダニー・ハサウェイを比較する時に最適です。
What's Going On

What's Going On

ダニー・ハサウェイの曲にはまだ名曲がたくさん残っています。どのような曲があるのか気になった方は調べてみてください。