法学教室巻末演習欄について
法学教室はかなり有名な雑誌ですよね。私は、定期購読をしています。さらに、ヤフオクで過去のものも買い集め、現在は直近6年分を所有しています。
この演習欄は、予備試験より少し短めな事例に対して、解説が施されていく形式です。
法学教室は基礎講座や特集ばかりに目が行きがちですが、演習欄って実はかなり使えるのではないかと思います。
実際、この演習欄から何冊も単行本化していることからも、それが伺えます。しかも、高名な学者が担当されているため、解説に信頼が置けるところも良い点です。
しかし、受験的な観点からは、玉石混淆な点も否めません。
たまに、細か過ぎる論点を問う出題者や、解説が舌足らずで、結局どうすればいいんやという問題を出す出題者がいます。
そのため、誰の問題を解くかという点が問題となるのですが、誰の出題が有益なのかという情報はほとんどネットでは語られていません。語られていたとしても、かなり大雑把なものです。
そこで、有名な出題者を整理することは、かなり役に立つのではないかと思い、これからの記事で取り上げていこうと思います。
更新は遅いと思いますが、ご容赦ください。
次回は、憲法の演習欄をレビューしたいと思います。
はじめに
1.自己紹介
私は、司法試験合格を目指して勉強しているものです。学部は純粋な法学部ではありません。そのため、周りには司法試験を受験する人がほとんどおらず、友人や先輩からの情報提供は皆無に等しいです。故に、このブログで紹介するものは、受験生や合格者のブログや各種法律雑誌、ツイッター、法学部の友人からの噂等が主な情報源となります。
2.このブログの目的
ネットには、かなりの数の有益なブログが存在しています。そのため、私にしか提供できないものはないかと考えたところ、一つの答えが見つかりました。
それは、私の受験遍歴が負け続けであることから*1考えついたものです。具体的に言うと、このような受験に弱い人がどのように司法試験に合格するに至っていくのかという経過を示していくことで(合格できるかは、まだ分かりません)、勉強しているのに上手くいかない人に、こんなバカなヤツでも頑張れば受かるのだという、希望を示すことです。
私の所属しているゼミの憲法学者は、かなり苦労して大学に入学し、努力に努力を重ね、現在准教授として、多忙な毎日を送っています。
彼は、生まれつき受験に弱い人がいると私に語ってくれました。彼は、私の模試では上手くいくのに、本番で実力を発揮できずに落ちてきた経験から、私を弱者だと判断しました。そのため、法科大学院に進学することはかなりのリスクがあると助言してくださりました。数時間もかけてです。彼は、何浪もした経験から、諭してくれているのであり、かなり感謝しました。しかし、それでもなお、弁護士になりたいと決意し、今に至っています。
3.ブログの方針
さしあたり、記事は、他のブログであまり紹介されていない基本書等の紹介をしようと考えています。
そして、受験の経過に合わせて、受験の感想等を記していきます。
最終的には、司法試験に合格した後に、勉強法をまとめて掲載したいと考えています。
それでは、よろしくお願いします。
4.次回予告
法学教室巻末演習欄のススメ