No man is an island

I worked in Bhutan as JICA volunteer during 2017-2019. I am a graduate student in US.

No man is an island

二ヵ月ぶりに外食してみた

昨日、友人と街に繰り出し様子を見に行ってみました。

街が徐々に活気づいてきているのが見てわかり、驚きを隠せなかった

(ちょっとうれしい)。

店の前には列を作り、大丈夫かなと少し心配にもなった。

 

普段と変わらずに働いている人がそこにいることを考えたら、別にお店に行くことは

普通だと考え直し、外食をして様子を見てみようという流れになった。

 

まず受付に足を運ぶと、呼び出しコールがなる機器を渡されて、鳴るまで外で待つ。

これは日本ではよく目にする光景であるが、こちらでは初めてだ(田舎だからかな)。

ブザーがなると店内に案内された。私たちは店の外の席に案内された。もちろん室内もあるが、そちらのほうが人気がある(まだ外は寒いからだろう)。

確かに、いつもより机が少なく感じるけど、あまり違和感は感じなかった。むしろ日本では普通の距離感。彼らにとってのソーシャルディスタンスがようやく我々の感覚と一緒になったのかもしれない。

 

すべての店員はマスクをしているが、その他の人はマスクはしていない。

あまり気にしていないように見えた。

それはまさにいつもと変わらない光景であった。

 

店員の接客もいつも以上に丁寧で私はとても良い印象を抱いた(チップはいつもよりもちろん多めにした)。

店員の素晴らしいおもてなし(日本でもおなじみ)を受け、

味がいつも以上においしく感じた。

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わざわざシアトルから孫に会いに来たというおばあちゃんの笑顔が今でも忘れないが、自粛も行き過ぎると我々の健康も損なうことを少し留意する必要があるなと思った。

 

私は、来週から研究室に戻り、通常と変わらない生活を送ることを決心した。

これからは、自分で安全かそうでないかを判断することが求められていると感じた。

アメリカ大学院の印象PART2

昨年の秋学期に取っていた授業で印象に残ってたのが、プロポーザルの書き方や引用の仕方、ポスーターの発表、自分の研究のプレゼンと一通り経験させられたことですね。

こんなに丁寧に一から十まで授業で教えることって日本の大学院の授業であるのかと不思議に思い、驚きの連続でした。大抵、日本では先輩から教わるか、見てまねるかのどちらかだと思います。どちらが良いというのはもちろん個人的にはありませんが、こういうことも授業で取り扱うんだなと驚きました。

 

そして実際にこの授業後に、今後自分の研究費を得るためにプロポーザルをある企業に提出できたのでとてもためになりました。

このプロポーザルはトータル30ページ以上(自分が関わるのは三分の一程度)にものぼり非常に項目が多く、教授やポスドクの方にも協力して頂き、初めてこちらに来てできた成果品でもあるので、少し安心したのを覚えています。

なおプロポーザルに関しては教授からどうかと勧められ始めたものです。

 

 

研究面や生活面においても、教授やポスドクの方にかなりお世話になっています。

ミーティングは週に一度くらいの頻度で、大抵1時間くらい議論し、私が納得いくまで嫌な顔一つせず付き合って頂いてもらっています。

最初の10分くらいは世間話しをするというのがお決まりで、場の空気が和んだ時に議論がはじまります。

 

生活面において、私はTAを行うことで(教授の授業のサポートや成績をつけたり)

授業料の免除と生活費を頂いて、こちらでも困らない生活を送ることができています。

あと、今後リモートワークが多くなることを考慮して新しいノートパソコンであったり教授から生活に困らない程度に生活費を工面して頂いたりと本当に申し訳ないくらい自分の生活面や研究面において考慮して頂いております。

逆にこれらがプレッシャーに変わり押しつぶされそうになりますが。。。

 

あまり詳しいことはわかりませんが、アメリカ大学院理系の留学において財政面で困ることはないのかもしれません。

もし将来アメリカで博士課程を取りたいと思っている方がいらしたら、財政面において事前に興味のある教授と相談するのが良いと思います。

私も受験前に色々聞きましたが、メールで丁寧に質問に答えて頂きました。

もし留学に迷っているのであればぜひ挑戦してみてください。

 

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たいがい議論はホワイトボードで繰り広げられる

 

明るいニュース

来学期から授業が通常通りFACE TO FACEで行われることが決定した。

とても良いニュースだけど、まだその時期が来ないと何とも言えない状況です。

でも、こちらでは大学内のジムも開いたり、サロンがオープンしたりと徐々にですが、状況は落ち着いてきている感じがします。

これから留学したい、留学が決定していたのにそれが叶わなかった人達のことを考えたら、一刻も早く事態が治まってほしい。特にビザですよね。私なんかビザの面接が通るかどうかで(経験された方はわかると思いますが)なぜか不安で仕方なかったのを思い出しますが、そういう場があることを今では本当に感謝しなきゃならないと思いました。

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早くこの道を埋め尽くす人だかりが見たいですね。

 

また、来年の春、世界中の人が安心して旅行ができる環境が整うことを本当に願ってやまないです。もちろん普段の生活が保障された上ですが。

No man is an island 出会い

 もう3年以上前の話ですが(汗)、下の記事に私の配属先がアメリカの団体を引き受けているという記事が書かれています。

 

jsaitowelcome.hatenablog.com

 

なぜか、私が配属先に着いたその1週間後くらいにアメリカの学生と一緒に活動する機会が多くなった。

ここが、全ての始まりだったと思う。

私は同僚にGISを教えるというよりは彼らに教える機会が多かった。

もっと配属先の同僚と活動するべきだと思う自分ももちろんいた。

しかし、アジアの文化に興味を持つ彼らに私は興味を抱いた。

昨年、そこで出会った友人に会いに行きました。その瞬間は言葉に表わすことのできないほど感動したし、彼らのもてなしに心から感謝している。素敵なクリスマスを経験させてもらった。

(1週間ホームステイさせてもらいました)

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あと、アメリカの団体には引率者がおり(アメリカ人)、彼らともとても仲良くさせてもらい、大学院入試に必要な推薦書を書いていただいた。恐らくこれは合格にかなり大きく貢献したと思う。推薦書に関して3通必要で集めるのが本当に大変。運よくJICAの所長と大学院の指導教員に書いて頂きました。彼らの協力無くして今はありません。

 

 

もう一つ理由を挙げるとしたら、ブータンに氷河があったこと。

私は大学院時に氷河の研究をしていたので、時間がある時に、自身でブータンにある氷河の解析をしていた。

そしてブータンで開催されたシンポジウムで発表させていただき運よく新聞に

取り上げて頂いた。

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(記事:Thorthormi glacier recedes by 1.2 kms in last 16 years)

 

私は同僚に対して何一つ残せなかったけど、自分の行動には後悔していない。

そして留学の準備を2018年5月くらいから急遽行い、締め切りの

12月まで一心不乱だった。

運よく帰国してすぐに合格メールを頂いた。

2年間のうちの後半は、ほぼその記憶しかない。

GREやらエッセー、英語の試験やら書類準備で忙しかった。

 

もちろん同僚と一緒にセミナーを開いたり、新しいプロジェクトを考えたり活動も行っていたけど。両方上手くこなせるほど私は器用ではなかった。しかし、あの時あーすればよかったっていう後悔は何一つない。ただ、氷河観測計画を実行できなかったことは残念であるが、それはいつかまた機会が来る気がする。

 

 

人生は何が起こるのかわからない。

 

自分を信じてそれに向かって行動していけばその目的を果たすこともあるが

できないことの方が多い(自分は)。後者に関しては私の大学受験(10代後半)まで遡ることになる。20代前半まで本当に自分の目的を果たすことは何一つできなかった。現に、私は大学を一度中退しているし、やっと大学一年生になったと思ったら22歳になっていたし。周りは社会人になり、少し複雑な心境(どっちかというと後ろめたさ)を常に抱えていた。気づいたらそんなこと小さなことであるといつか知ることになるけども。。。

 

その都度自分にとって重要な人との出会いというものが用意されていて、それを見落とさなければ人生を思わぬ方向に導いてくれることを学部と大学院時代に学んだ。

社会にも少し出たけど、そこで出会った人からも学んだ。もちろんボランティア活動中に出会った仲間からも。本当に感謝しかない。

 

結局今またアメリカで博士を取得するために学生に戻ってしまった。すごろくでいうとまたふりだしに戻っただけだけど、ここからまた一歩ずつ進んでいけばよい。もう今は後ろめたさはない。

 

気が遠くなりそうだけど、とりあえず一本目の論文を投稿して自己の存在を高めていくしかここでは生きていけない。頑張ろう、一つ一つの出会いが最終的に線になる時を振り返る日まで。

アメリカ大学院の印象PART1

授業について

1.グループワークがとにかく多い。

2.プレゼンが多い

3.試験はほぼ論述

 

まず1について

これは予想はしていたが慣れるまで(英語というよりはクラスメイトかな)は結構

精神的に大変だった。田舎にある大学ということで留学生は私くらいでほぼ周りは地元の人が多く英語がまー速くて聞き取るのが大変である。事前準備ができる2のプレゼンは特に問題はないが、グループワークは得意ではない(日本でも)。

でも生き残るには、何かしゃべる必要がある。でも聞き取りができなければしゃべりも満足にできない。最初の学期は本当に大変であった。

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ボランティアで活動していたブータンの時も当初は彼らの英語が聞き取れず、一年目は苦労した記憶がある。

常にマイノリティーである状況には慣れてはいるが、いつも後からあー言えば良かったなと後悔することも多々ある。

二学期目からは、少し慣れては来るが自分の専門外の分野になるとまた一層苦労する。おそらく留学期間中はこの葛藤と向き合うことになるのだろう。

しかも現在はZOOMで授業は代用され、今学期は一層苦労した。来学期までに通常通りに戻ると本当に良いのですが。。

 

何はともあれ無事単位とGPA3以上を維持できたので良かった

(3を切ると退学になる、日本でいうと優以上をとる必要がある)。

 

3の試験について

試験はたいていは3回ある。

中間テスト2回と最終テスト+ファイナルプロジェクト(独自でテーマを決めレポートを書いたり、発表だったり)。なので学期末は本当に大変である。

試験は論述式で、暗記だけしてても対応できない。でもこれは世界共通かな。

試験時間は3時間と長い。

 

学期がつい先週終わり一段落ついた筆者であるが、次は研究を進めなくてはならない。

恥ずかしいことに、学期中のストレスから帯状疱疹を患い現在ほぼ何も手につかない状況であるが、週一で教授とZOOMでミーティング(2時間くらい)があるので気が抜けない(ありがたいことですが)。

 

ワシントン大学で開催されるワークショップもZOOMでの参加になってしまい、少し残念な気持ちになりますが、今できることを精一杯やるしかない。

 

この時期のミズーラ(モンタナ州)は日が長くて気持ちいい。9時日没なのでね。天気も良いのでサンセットが最高です。

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進捗

アメリカ大学院留学をして10か月が経過しました。

二つの学期が終了し一年間のカリキュラムを経験したことになる。

博士課程に在籍しているが、もちろん日本のように授業を受けなければならない。

しかし、その負担がかなり大きい。

今、こちらは夏休みに入り、秋学期が始まるのが8月末なのでその期間が私にとって重要である(研究を進める意味で)。言わばゴールデンタイムにようやく突入した。

現在は一本目の論文を書き始めているところで、二本目、三本目も構想は大体出来上がっている状況である。教授には論文三つ投稿することが卒業要件として課せられているので、今のところ良いペースで研究を進められている状況です。

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通っている大学

 

私はグリーンランドにある氷河の研究をしています。簡単に言えば、

氷がどれだけ減少してるいのかまたは増加しているのか?

なぜ?

 

 

この二点です。

 

現地の観測データや衛星画像をプログラミング言語python)とか使用して解析しています。

 

もともと日本にいたころ修士で同様な研究をしていたのでここでもその技術や知識がかなり生かされています。

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英語は第二言語ですが、個人的に研究面ではこのハンディはそれほど大きく感じません。ただやはり、アメリカ人の英語は難しい。ブータンでも英語を使用して活動していましたが、こちらに来てまた違う言語を目の当たりにしている印象を受けました。

まー、良い経験させてもらっています。

 

こんな感じで思ったことをつらつらと書いていこうかと思います。

2年ぶりの更新 It's been 2 years...

二年また経過してしまった。時間が数字を数える感覚で流れていく。

おさらいすると

2017年1月ー2019年1月 ブータン王国でボランティア活動

2019年7月ー       アメリカの大学の博士課程に進学

 

そして現在は言わずもがな自粛ですよね。

少し時間も作れそうなので、何か発信していこうかなと思っています。

 

やっと昨日ですね、今学期が終わりホットしているところですよ。

授業は二つとっていました。

雪氷学

水文学

 

水文学の宿題とテストに日々追われ、もう大変でした。

嫌でも、学んだことが身につくようになっています。

テストも論述が多い(論述しかない)ので理解していないと点数をくれません。

4か月しか使ってないけど、教科書がこんなにボロボロになったのは初めてです

(写真では伝わらないですが)。あとGPAが3を切ると退学になるので必死なんですよ。

 

とりあえず初回(?)はこんなもので、これからはアメリカ大学院の生活モロモロをお伝えしていければなと思います。英語は気が向いたときに下に付けます(海外の友人用に)。

 

Two yeasrs passed.

Summarize my last 3 years,

Jan/2017 - Jan/2019 Bhutan (Volunteer work)

Jul/2019 -                  Graduate students in US (Phd)

 

It goes without saying that.... Stay home.

So, I have enough time to spread my daily life in US for those who are intereted in.

 

Let me quick introduce this semester.

I took the following class,

The Cryosphere

(That's fine. It is my field)

Hydrogeology

 

Hydrogeology was really tough!!

How does pumping influence aquifers?

Need to understand basic Geology.

So meny equations and technical terminology make me confused.

I always thought why teacher gave us tons of homework every 2 weeks.

It was much easier to take credits in Japan when it comes to graduate school.

It is really beneficial for us to be more knowledegble about it.

At the same time, I realize it is challeging to insure enough time to study my stuff.

That is why it takes at least 5 years to earn Phd in US.  That makes sense.

Overall, it was educative and fun, though.

 

Right now, I finished grading assingments for students as TA and finally free!!

Anyway, I would like to express myself here from time to time in Japanese and English.

 

Ground water!! Does anybody lean it?

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