生理 妊活 妊娠 産後 身体作り

女性のお守りブログ

生理に着目した妊娠に向けた身体づくりをサポートします。そのための情報発信を行っています

産後まもないあなたへ。自宅でうずうずする気持ちすごく分かります。

産後病院や助産院から退院して、自宅に戻ったあなた。

さぁー今から本格的な育児が始まるぞ~!!

と気合を入れて、新しいベビーベッドに我が子を寝かせて癒される。

 

退院一日目は退院祝いで家族と過ごしたり、夫婦でプチお祝いを行う家庭もあるのではないでしょうか。

 

「新生児期は外出はせずにお家で過ごしてね」

「お母さんも無理しないで、出来るだけ横になる生活を送ってね」

 

産後すぐに周りからよく言われる言葉です。

本当にその通りで、産後すぐはお子さんもお母さんもゆっくり心も体も休んでほしい時期。

 

しかし、ほんの3~4週間前までは“妊娠最後だ~”と友人とカフェでおしゃべりをしたり

妊娠前はどんどん歩きなさい!なんて言われてウォーキングや床磨きに励んだ方もいるはず。

そんな活動的な生活だった自分が、産後直後から

・あまり動かないで

・横になっていて

・赤ちゃんの世話を中心に

なんて言われると。。。

うずうずしちゃう気持ち

凄くわかります。

そんなお母さんの気持ちの変動や産後の体の変化

休めと言われても、何かしたい!あなたの為に

産後直後に起こっている体の状態から、産後すぐに出来るあれこれをお伝えしていきたいと思います。

 

産後。

特に一か月検診までがすごく長く感じて、家にいるのがすごく嫌になってしまったり、自分を責めちゃうことがあるあなたに、少しでも心が楽になり、育児を楽しみとして感じて頂けると幸いです

目次

 

産後直後は疲れちゃって・戸惑っちゃって当たり前

f:id:jyoseinoomamori:20200324155138p:plain

出産前のほんの2~4週間前までは、自分の好きな所に遊びに行ったり、好きなものを食べたり、好きな人とお話したり。

自分の自由な時間が持てて、外にも自由に行ける環境から(臨月の外出は控えめにね💛)

 

出産後は

・外出は行わない

・話せる相手がいない

・慣れない育児

・自分の思い通りに進まない

・不眠が続く

 

などなど、全然違う生活スタイルに変わっていきます。

また妊娠中に分泌されていた性ホルモンの急激な減少に伴い、(特にエストロゲンの影響が大きいともいわれています)疲れやすい状態になっています。

 

この疲れはホルモンの影響も一つですが、

我が子との生活に慣れない事や、夜間の授乳タイミングがつかめずに睡眠不足状態になり、出産前には経験したことのない疲労感を感じる事は多いと思います。

 

産後の疲労

仕事や日常生活から生じる一般的な疲労とは異なるものです。

なぜなら、お母さんにとっては、出産後の身体的ストレス、初めての育児に困難を感じているストレス、睡眠不足、精神的ストレス

産後直後からお母さんにとってとてつもない環境変化が生じ、24時間の育児生活から生じる疲労感は図り知れません。

 

特に一人目育児は右も左も分からないまま、親に言われたことやネットに書かれたこと、助産師さんから教えてもらった事を手掛かりに必死だったのを覚えています。

 

自分の体なんてそっちのけで、【我が子をどう育てるか】に焦点を当てて必死に一日一日過ごしていたのを覚えています。

 

やっぱり育児だけでも疲れちゃうし、戸惑っちゃうし、時には嫌になる時だってありました。

 

産後のお母さんの体ってどうなっているの?

f:id:jyoseinoomamori:20191111002424p:plain

分娩後から再び非妊娠時の状態に戻るまでの期間を

【産褥期】

といいます。

期間としては産後6週~8週と言われています。

その時の体の状態とは

内臓の変化

子宮が非妊娠時の状態まで回復する時期

子宮は6週かけて非妊娠時の大きさまで回復すると言われています。

子宮の出口や膣も回復までの週数は異なります

 

内臓が非妊娠時の状態まで回復する時期

胃や腸などの消化器は2~3日、肺の機能は1週間、腎臓や膀胱などの泌尿器系は6週間心臓などの循環器では3週間かけて、白血球や血液凝固系は4週間かけて非妊娠時の状態に戻ると言われています。

*妊娠時の血液量の増加は、出産後3週間かけてもとに戻ると言われているので、やはり、心臓に負担のないように産後直後の運動や動きすぎはお勧めしません。

(他にもお勧めしない要因はいっぱいありますが、今は心臓メインでお話してます。)

 

ホルモンの分泌も非妊娠時の状態まで回復する時期

産後直後に一旦急激に下がったエストロゲンプロゲステロンも産後10週までには分泌量が回復し排卵も回復すると言われています。

*しかし、授乳している方は“プロラクチン”というホルモンの影響で、エストロゲン

 プロゲステロンの分泌が抑えられるので、排卵も抑制されることが多いです。

 

この様に産褥期と言われる産後6週~8週の間に、体の中では劇的な変化が起こっているのです。

 

体の変化

「骨盤低筋群 出産」の画像検索結果

 

赤ちゃんの出口でもあり、骨盤の下を支えている骨盤低筋群。

出産の時はこの筋肉たちが最大限に伸びて、赤ちゃんの出口を作ってくれます。

赤ちゃんの頭や体の大きさに合わせて広がっていくため、骨盤低筋群へのストレスは図り知れません。

また、場合によっては会陰切開をせざる得ない時もあり、その範囲によっても損傷具合は違ってきます。

出産後に会陰切開を行った方について

裂傷の度合いによって回復過程は違いますが、

痛みは1週間程度で収まり、傷が完全に修復するのには約3週間を要すともいわれています。

しかし、裂傷具合によっては、便失禁を生じてしまう場合もあるので、産後の尿失禁や便失禁がある方は、出産した主治医に相談する事をお勧めします。

 

 

筋肉の回復は?

産後6か月の間に正常に近い状態まで取り戻せている女性が多いと言われています。

やはり、産後の筋トレなどもすぐ行うのではなく、産後半年以上たってからの方が体への負担は少ないと言えますね。

 

出産直後の体の状態は、出産前は子どもと羊水や胎盤も含めて約4㎏の重りをお腹に抱えながら生活していた状態から、一気にその重さがなくなっている状態。

お母さんの体は、急激に変化した体に対応しようと頑張っている状態。

どの様に寝返りしたらよいのか?

どの様に座ればよいのか?

どの様に立てばいいのか?歩けばいいのか?

産後から痛みが出てくる方も少なくないです。

そんな体の変化が大きい産後直後。

産褥期は身体がもとに戻ろうと必死に頑張っている時期。

やはり体に負担のかかる作業や仕事は控えていきたい。控えてほしいと思っています。

 

自分が思っている以上に体は疲れているよ。そのサインは出ています

 

そうはいっても、出産前までバリバリ仕事や外出を行っていた方は

“家にいるのが退屈”

“誰かと話がしたい”

“動きたい”

“誰かに認められたい”

“何かしたい”

と思う気持ちもあるのではないでしょうか?

 

女性の一番のストレス発散は【コミュニケーション】

と言われるほど、女性は人とのコミュニケーションにてストレスを発散出来る方が多いようです。

しかし産後直後は、我が子との時間が多く、話し相手がいない環境に身を置くため

ストレスがより溜まりやすい状態でもあります。

 

しかし

・ちょっとくらい我が子が寝てる間に家事をしよう

・友人が遊びに来て気晴らしが出来た

・今まで読んでなかった本を読んでみよう

・何も目的もないけど携帯を触る

 

産後すぐに出産前の様に家事をしたり、友人が遊びに来たり、本を読んだり、携帯やパソコンを触ったり

できない事は全然ないのだけれども、やっぱりまだまだ体は非妊娠時に戻る途中。

 

夜に疲れがどっときたり、精神的な不安やイライラが起こったり、睡魔に襲われたり

体からの【休め!】のサインが出てきます。

 

やっぱり産後直後は身体は疲れているんですね。

無理に動いた分だけ身体的・精神的な症状として現れる事もあります。

 

やっぱり産後直後は無理せずに、休める時に休んで、体の回復を待っている事が一番なんですね。

 

産後直後から取り組める事

一日中自宅にいて、子どものお世話で一日が終わってしまう。

おむつを替えて、ミルクや授乳をして、寝かせて、またおむつを替えての繰り返し。

何か変化や楽しみが欲しい。

このままじゃ頭がおかしくなりそう!

そんなあなたに、産後直後から取り組めるいくつかの方法をご紹介します。

 

1、うつ伏せで寝てみよう

 お腹が大きくなった妊婦さんの時には出来なかったうつぶせ寝を思いっきりやってみ

 よう!うつ伏せで寝て、我が子の寝顔を見てみるのも良いかもしれません。

 

2、我が子の体の反応を楽しんでみる

f:id:jyoseinoomamori:20200324155142p:plain

 お腹の中から出てきて間もない我が子は、

 自分の手や足、声、息の音、顔、すべてが

 自分と他人の区別がついていない状態です。

そこで、手の指を一本一本触ってみましょう。足を一本一本触ってみましょう。

「あなたの手だよ」 「あなたの足だよ」

 子どもの手で顔を触れてみましょ。

「あなたの顔だよ」 「これはお母さんの顔」

という風に、

いろんな刺激をいれてみてください。

 どんな反応をするかな?

 手を引っ込めてしまうかな?

 眉間にしわを寄せるかな?

そして赤ちゃんにしかない

体の反応(原始反射)をみてみるのも一つ。

f:id:jyoseinoomamori:20200324155148p:plain

・手や足に触れたものは指を曲げて握ろうとする

・口の近くに触れたものは唇で追うように探す

・首を右に向けると右側の手足は伸びて、左側の手足は曲がる

 

どれも新生児期から4~5か月までしか見られない赤ちゃんならではの体の反応

今しかみれない赤ちゃんの動きを写真にしたり、動画に残したりしてみるのも良いかもしれません

 

3、腹式呼吸を練習してみよう

f:id:jyoseinoomamori:20200324155540j:plain

 仰向けになって、深呼吸をしてみてください。

 その時に一つの手は胸へ、もう一つの手はお腹に当てて、

 ◎息を吸った時にどちらが膨らむ? 胸? お腹?

 ◎息を吐いた時どちらが沈み込む? 胸? お腹?

頑張らずに、今の自分の呼吸状態を把握してみるのも一つかも。

胸だけが動く方は、

呼吸に合わせて吸った時に《お腹が膨らみ》 吐いた時に《お腹が凹む》

に挑戦してみてね!

*ただし‼ 息まない事。頑張りすぎない事。お腹が反対の動きになっていたら挑戦を

 やめる事は守ってね

 

4、自分の体に目を向けてみる

 

f:id:jyoseinoomamori:20190915064230j:plain

 肩は上がるかなあ?わき腹をストレッチしてみて、左右で伸びる範囲が違っていない

 かな? 肩甲骨は回せるかな?

 タオルをポール代わりにして、背骨において揺ら揺ら揺れるだけでも、日ごろの授乳

 姿勢で凝り固まった肩や背骨がリラックスできることもあります。

 是非、我が子が眠っている時や空いている時間にやってみてね✨

 ただただ、揺れるだけですよ~!

 

5、SNSや手帳、紙でも良いので自分の想いを表出する

 気持ちはため込む・我慢する事が一番のストレスです。

 なにかSNSでも、日記でも、紙でも、手帳でも、どんな媒体を使ってでも

 自分がもやもやした事や、いやだった事、人にやってもらいたかった事を吐き出して

 みましょう。

 もし、家族に話せるならその方が一番良いかもしれません。夫とコミュニケーション

 の時間を作るのも一つです。

 

6、人に頼る事を恐れない

 育児は自分一人でやらなきゃ!そんな事はありません。たまには、信頼できる方に預けたって良いし、必ず母乳だけにとらわれなくても良いのです。子どもの事は自分がと思っている方は、家事を頼んだって良い。

とにかく、一人で頑張ろうとしないで、人や地域、機関に頼ってください。

育児は一人で頑張るものではないですよ。大丈夫。十分あなたは頑張っているから。

 

7、育児は周りの意見に惑わされず、あなたが賛同したもので行ってい良いんです

 育児書や両親、義両親、友人、姉妹、様々な育児経験者から育児について言われることがあると思います。しかしみんな言っている事がバラバラな事も多い。

一番は、あなたが“それいいかも!” “それ面白そう” “それなら楽にできるかも”

と心が動いたものを我が子に提供してあげてください。

周りはいろいろ言うかもしれませんが、子育てしているのは、あなたと夫。

二人が楽な方法、楽しい方法を見つけて、無理のない育児を送れることを優先に選択してくださいね。

 

 

まとめ

f:id:jyoseinoomamori:20190727081602j:plain

育児は初めてだらけで戸惑う事も多く、特に一人目育児では戸惑いしかなく、毎日泣きたい気持ちになっていた事が思い出されます。

周りも一人目育児は一か月が長かった。とつぶやく方は多くいらっしゃいます。

出産前の生活とがらりと変わる現実に慣れるまでは戸惑う事も多いと思いますが、

体の状態に耳を傾けて、体に負担をかけないように。

そして、自分自身が頑張りすぎない育児を行っていけるように。

一日の楽しみを見つけていきながら。

手抜き育児を身につけてみてくださいね。

産後直後に戸惑ってしまっているあなたへ、少しでも心の負担が取れる事を願って。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

結どころでは、産後ケアとして自宅訪問にてケアも承っております。

現在は仕事もしているため、月に受け持つ方の人数は限られていますが、出来るだけ産後の生活を楽しく、快適に過ごしていただけるようサポートしていきたいと思っております。

今後とも結どころを宜しくお願い致します。

理学療法士・作業療法士が伝える 妊娠中の腰痛について 講座開催‼️

今年1発目の講座の開催が決まりました✨

 

その名も‼️

理学療法士作業療法士が伝える!妊娠中の腰痛について】

です!

 

今年初の講座で

対象としては、助産師・看護師・保健師鍼灸師さんです✨

 

多数のお問い合わせにより、鍼灸師さんも対象にします✨

 

詳細!申し込みフォームはこちらからお入りください^ - ^

https://granyuidocoro.wixsite.com/mysite

腰痛持ちの妊婦さんに対して、骨盤ベルト以外に出来る事はないか?

f:id:jyoseinoomamori:20191022073345p:plain

複数の助産師さんから【腰痛】に対する質問を受け、腰痛持ちの妊婦さんの多さや、助産外来や両親学級にて腰痛改善方法を模索している状況が見えてきました。

普段、妊産婦さんと関りが多く、妊産婦さんへの専門的な知識が豊富な助産師さんや看護師さん。そして保健師さん。

日々の診療で、試行錯誤しながら妊娠生活を快適に過ごす方法を一人一人の対象者に向き合っている姿をみて、私にも何かお手伝い出来る事はないか。。そう感じました。

 

骨盤ベルト以外にも方法はあります!

現在、産前産後の女性の身体について学んでいます。また、日々のリハビリでも産前産後の方を対象とする事も増えてきました。

そんな中、やはり腰痛持ちの妊婦さんの多さや、腰痛がある事で、日常生活に支障をきたしている方を多くみかけます。

やはり、骨盤ベルトをして楽になる方、変わらない方、、、、様々です。

勉強し、実際に関わっていく中で

骨盤ベルト以外の方法で変化していく事を多く感じます。

どの方にとって必要なのか。

どの方は必要はないのか。

そこをしっかり見極める手段をお伝えできればと思います。

 

理学療法士とコラボする事での強み

f:id:jyoseinoomamori:20200113060223p:plain

今回、産前産後の勉強を一年間一緒に行っている、

理学療法士:glanyouの知念和わかさんとコラボで開催する事になりました。

理学療法士さんは身体機能の専門家‼

骨や関節などの解剖学から、歩行や動作・バランスなどの運動学を中心に

専門性を活かしながら、産前産後の方に携わっています。

そして、私、作業療法士はトイレやお風呂などの生活動作を快適に過ごせるように、その方自身や周りの環境を含めて改善していくお手伝いをしています。

 

そんな理学療法士作業療法士がコラボする事で

解剖学的視点・運動学的視点・生活動作的視点で妊娠中の腰痛について

お伝えする事が出来るのではないか

と感じました。

助産師・看護師・保健師鍼灸師さんの専門的な知識に加え

理学療法士×作業療法士の知識も合わさる事で

目の前の痛みを持っている妊婦さんを笑顔に出来るのではないか

そう感じています!!

私たちにお手伝いさせてください!

現在、各々の職場にて
産前・産後の方に対してのリハビリ介入を行う事が増えてきました。
介入する中で、助産師さんと知識や情報共有をする事の大切さや、それぞれの専門性を生かすことで、目の前の痛みや生活に不調がある妊婦さんに対して、より良いアプローチ提供が出来る事を実感しています。
私たちが普段、骨や筋肉などの解剖学的視点を踏まえた上で、妊娠中の体をどのように診て、アプローチしているのか。
PT・OTの視点で産前・産後に特化した学びをお伝えすることで、今以上に診療の幅が増え、目の前の妊婦さんの笑顔が増える事を願って。
学んだり・感じた事すべてをお伝えさせいただきます。

妊娠中は痛みが当たり前
な世の中から少しでも改善していけるように

私たちにできる事‼️是非!お手伝いさせてください✨

【明日からすぐに使える知識と技術をお伝えします】
をコンセプトにしているので、是非!是非!楽しみにしていてください✨

先着8名となっていますので、
気になる方はお早めにお申し込みお待ちしております^ - ^

f:id:jyoseinoomamori:20200113060307p:plain

 

 

日時:令和2年 2月24日(月曜・祝)

   10時〜13時

場所:宜野湾周辺

定員:8名 先着順です

 

f:id:jyoseinoomamori:20200113060250p:plain

詳細!申し込みフォームはこちらからお入りください^ - ^

https://granyuidocoro.wixsite.com/mysite

 

宜しくお願い致します^ - ^

 

女性にとって必要な栄養素とは~最低でもこの栄養素は取ってほしい~

最近朝が起きにくい。

なんだか疲れが取れない。

生理前にイライラが強くなる。

寝つきが悪い。

など、日常生活の中でなんとなく不調がある。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私も、胃もたれがしたり、肌が荒れてきたり、生理前の心の不調が現れたり、なんだか最近調子が悪いな。。。。と思う事があります。

振り返ると、睡眠不足だったり、運動不足だったり、不摂生だったり、、、、

体の不調は生活習慣の乱れから来ることがほとんどです。

 

今回はそんな生活習慣の中の【食事】についてお話したいと思います。

特に“女性にとって必要な栄養素とは?”

についてお話していきたいと思います。

 

妊娠に向けた体を作る上でも大切な栄養素。

まずは最低限、日常生活で取ってほしい食べ物についてお話していきます✨

大切なのは食べて・消化して・排せつする事

f:id:jyoseinoomamori:20191120222921p:plain

体に必要な栄養素は沢山ありますが、その前にまず大切なのは、

食べた食事をしっかり消化して、吸収し、いらないものはしっかり排せつする事!

です!

いくら質の良い、栄養のある食事をとっても、上手く消化されなければ体を作る栄養として働きません💦

また、いらないものをしっかり排せつ出来る体でないと、栄養も上手く体に吸収されません💦

私たちの体には“消化管”という食べ物を消化・吸収する管が存在します。

食べ物を食べると口から食道➡胃➡小腸➡大腸を通って、消化・吸収され、いらないものは便として排せつされます。

人の体はすごく上手くできており、大きなお肉の塊も良くかむことで唾液に含まれる“アミラーゼ”という消化酵素により食物に含まれる炭水化物を消化し、食道を通過できる大きさまで砕かれると、胃に到達し、胃酸とペプシンという酵素たんぱく質は消化されます。

ん~何言っているか、難しすぎますね、、、💦

要は、食事をするときはしっかり噛むこと!!

それだけでも、食べたものをしっかり体の栄養へと届ける手助けとなるのです!!

噛むことで唾液は多く出ます!この唾液こそが、食べ物を細胞へ届けるためのお手伝いをしているのです✨

ゆっくり味わって食べる!事で体に良い影響が出るんですね✨

 

女性にとって必要な栄養素とは。。。

f:id:jyoseinoomamori:20191120222845p:plain

体にとって必要な栄養素は数多くありますが、、

今回は女性にとって必要な栄養素を中心にお話したいと思います✨

まずは

たんぱく質

心と体に不可欠の栄養素。お腹の赤ちゃんの体を作る材料にもなります。

私たちの体を作る基本中の基本といえるのがたんぱく質です。妊娠に向けた体づくりを行う上でも欠かせない栄養素です。

たんぱく質は皮膚や髪の毛、爪に始まり、骨や血管、内臓に至るまで私たちの体を作っている材料なのです✨

食事では

*魚やお肉、チーズや卵に多く含まれています!!

たんぱく質の一日の摂取量は1.0~1.5g/㎏/日と言われています!

妊娠中は赤ちゃんにも栄養を届けるために1.5~2.0g/㎏/日必要と言われています!

 一日のたんぱく質量を計算してみてください✨

(   )㎏×1.5g=(    )g

 どうでしたか??

また、食事に含まれるたんぱく質の量はこちらを参考にしてみてください✨

牛肉:100g➡約16.9g

鮭:100g ➡ 約16.1g

生卵:1個 ➡ 6.5g

木綿豆腐:100g ➡ 3.4g

これを参考に一日の中にたんぱく質を取り入れる食事を心がけてみてくださいね✨

 

コレステロール

女性ホルモンの原料になる

コレステロール値が高いのは健康に悪い」とよく言われますが、決してそんな事はなのです。コレステロールは女性ホルモンの材料になるのです✨

また、ストレスホルモンの材料もコレステロールなのです!!

体にとっては必要なものなのです✨

コレステロールは食事からというよりは、体の中で作られるものが8割なので、食事から積極的に‼!でなくても大丈夫です✨

コレステロールは糖質・脂質・たんぱく質を原材料として作るので、食事をしっかりとる事で作られます✨

しかしコレステロールを必要な場所へ届けるためには、やはりたんぱく質は必要なので、食事にたんぱく質を取り入れる事は大切になってきます!

 

③鉄

➡体に酸素を運ぶ大切な働きをしています

鉄が不足すると➡頭痛やめまい、手足の冷え、疲労感、うつ、集中力低下、動悸・息切れ、髪の毛が抜ける、あざができやすい、朝起きるのがつらい

といった症状が現れます。女性は毎月生理があり、鉄が失われるので男性以上に鉄不足になりやすいのです!!

「血液検査では貧血と言われたことないです!!」

という方も“隠れ貧血”の可能性があります💦

“ヘモグロビン”の他に“フェリチン”という血液検査の項目を追加して調べてもらう事もおススメでです!!

鉄不足の症状がある方は、一度調べてみても良いかもしれませんね✨

食事から鉄を取るには

鉄が含まれている食材は➡あさり・豚レバー・鶏レバー・スモークレバー・牛モモ赤身肉・牛レバー・鰹・煮干し・ほうれん草・ひじき・プレーン等があります✨

体に吸収が良いのは豚や魚などの動物性から取る鉄と言われています!

野菜などからの植物性から取る場合は、ビタミンCやたんぱく質と取ることで吸収率は高まります

お試しあれ~✨

ちなみに、、、食後コーヒーは食事中で得た鉄の吸収を妨げちゃう働きがあるので、出来れば食後すぐのコーヒーは控えていただくことをお勧めします💦

どうしても飲みたい場合は、食後1時間はあけての飲用がおススメです!

 

④ビタミンB群

ストレスや頭脳労働で減ってしまうもの。。。

 エネルギーの産生に欠かせない栄養素です✨

私たちは食べ物から摂取したたんぱく質や脂質、糖質は胃腸で消化・吸収されて初めてエネルギーになります。

このエネルギーへの代謝活動に欠かせないのがビタミンB群なのです✨

ビタミンB群は

ビタミンB1・B2・B6・B12 ・ナイアシンパントテン酸・ビオチン・葉酸

をまとめてビタミンB群と言います✨

*B12  ➡ 糖質の代謝にかかわる

ナイアシン ➡ 脂質とコレステロール代謝に関わる

パントテン酸 ➡ 皮膚や粘膜の維持、ストレスに関わる

それぞれ違った作用や働きがあります✨

ちなみに、妊娠に向けた体づくりで特に大事なビタミン群は

葉酸とB12 、ビオチン、B6と言われています。

しかし、B群は相互で作用しているため、単独ではなく総合的に取る必要があります✨

ビタミンB群が不足すると。。。

疲労や筋肉痛、肩こりの原因になったり、口内炎が出来やすくなる、風邪を引きやすくなるなどの症状が出てきます。また、イライラしたり落ち着きがなく集中力が低下したり、不眠の原因にもなると言われています💦

ストレスや運動、たばこやアルコール摂取、勉強などでもビタミンB群は使われてしまうので現代人はビタミンB群を多く消費しています💦

食事からビタミンを取るには

➡レバー類・ナッツ類・豚肉・ウナギ・さんま・あさり・からし菜・枝豆・菜の花・納豆などです

*それぞれビタミンB1やB2・葉酸などビタミンB群の中でも入っている栄養素は違うため、バランスよく食べる事をお勧めします

 

女性の体を作るうえで必要な主な栄養素を中心にお話しました。

妊娠に向けた体づくりの為の栄養素はこの4つ以外に

亜鉛・ビタミンE・ビタミンA・カルシウムもあるので、これも今後記事にしていきたいと思います✨

 

足すよりもまずは取らないという選択肢も

3大栄養素は糖質・脂質・たんぱく質ですね✨

先ほど、女性の体に必要な栄養素の中に“糖質”が入っていませんでした💦

確かに!糖質は身体にとって必要不可欠です!

糖は身体のエネルギー源なので、糖がなければ私たちは生命活動を維持することが出来ません💦

また、糖質は腸内環境にとっても重要なエネルギー源で、英国の研究によって、糖質が減るほど善玉菌が減ってしまう事が分かっています。

炭水化物は糖質+食物繊維からなるので、毎日の排便に必要な食物繊維も含まれているので、炭水化物抜きな食事はあまりお勧めしません。

しかし、現代の食事は糖質にあふれているため、少し控えてみる事をお勧めします!

控えると言っても、食事の中でご飯を減らす!

ではなく、お菓子や清涼飲料水に入っている過剰な糖質をカットするという事です✨

例えば。。間食のおやつをナッツ類や豆類、卵、芋、スルメなどに変えたり、飲み物をお水やお茶に変えるだけでも日常生活での糖質をかなりカットできると思います。

糖質摂取が女性の体に与える影響についても記事にしているので見てみてくださいね✨

 

www.jyoseinoomamori.com

 

また、3大栄養素にビタミン・ミネラルを含む5大栄養素もありますね✨

鉄はミネラルの一つですね✨ミネラルも私たちの体には必要不可欠のものなのです!

そのミネラルを体に吸収せずに排せつへと働いてしまう食べ物があります。

それが、“リン酸塩”というもの

リン酸塩は食品添加物に含まれており、食品表示では粘着剤・乳化剤・酸味料・Ph調整剤・かんすい・ガムベースト・イーストフード・膨張剤・調味料(アミノ酸等)、無機塩・核酸塩などに含まれています

いくらミネラル豊富な食材を食べても、このような食品添加物が含まれている食品と一緒に摂取、または食後に食べてしまうと体へのミネラルが外へ排出されてしまいます💦

食品の裏表示をしっかり見て、体への栄養素を取り込む邪魔をどんどん省いていきましょう✨

 

現代社会は沢山の食べ物で溢れています

いい栄養素を取ろう!と積極的にサプリメントなどを取ることもあると思いますが、今の食事にプラスはとても良いですが、少し自分の食生活を見つめ、多く取ってしまっているものから少しずつ減らすことも大切になってきます✨

 

まとめ

いかがでしたか?女性の体に必要な栄養素。

一番はバランス良く食べる事!ではありますが、自分で作るのが大変な時は、この栄養素を基準に外食やお惣菜を選んでみてくださいね✨

また、良い栄養素を追加して取る前に、今現在多く取りすぎているものがあれば、まずは減らす!という事から取り組んでみても良いと思います!!

一番は【良く噛んで・消化して・しっかり排せつ】する事だと思います✨

日ごろのお口の状態や排便の状態も気にされてみてくださいね!!

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます!

少しでも皆様の生活にお役に立てる事が出来たのなら幸いです🌸

 

子宮への血流を改善するための身体ケアって?~生理痛や生理前症候群で悩んでいる方・妊活の方にも必見です~

生理痛を和らげる為になぜ体を整える事が必要なの??

生理痛と体の歪み、なんとなく繋がるようで,はっきりとしたつながりは分からない、、

体を整える(骨格を整える)事と、生理とどう関係があるのだろうか??

生理痛や生理前の不快感

未だにはっきりとした原因は分かっていないのが正直なところ…

しかし、自分たちでケアし少しずつ軽減できる事もあるのです✨

 

今回は体を整える事で生理への不快を軽減できるってどんな事??

をご説明します✨

 

生理を整える=妊娠に向けたからだ作り

繋がってるので、是非!妊活中の方も最後まで読んでいただけると嬉しいです🎀

 

体が歪んでいると子宮へどのような影響があるの?

生理痛は子宮がうまく血液を外へ出せない事で起こると言われています。

子宮が血液を上手く外へ出す為には、子宮の筋肉をしっかり働かせる必要があります。

 

f:id:jyoseinoomamori:20191111002424p:plain

子宮は筋肉で出来ており、意識的には動かす事は難しいですが💦

脳からの指令により、日中に活発な交感神経と夜に活発な副交感神経により筋肉を縮めたり伸ばしたりしていくのです✨

 

筋肉を動かす為には、神経の働きも大切ですが、もうひとつ大切なものとして

血液の流れを良くする‼️

です!

子宮へ酸素やその他の栄養を届ける為には血液の流れを良くし、運べるようにしていかないといけないのです

 

血液を運ぶ体の道路は血管ですね。

心臓からでた血液は、お腹の右側を通って、いろいろな臓器に向かって枝分かれをして、その一つが子宮へと送られていきます。

f:id:jyoseinoomamori:20190727053658j:plain

この血流は自律神経によっても調整されますが、実は姿勢も影響しているのです💦

 

丸まった姿勢であれば、常に骨盤帯に圧がかかり、内臓の重みなどで子宮への血流が滞ったり、背骨や骨盤が緩かったり、姿勢の崩れがあると、子宮や膀胱の位置も変化し、血管自体が圧迫され、血流が阻害されたりしていきます。

 

また、子宮へ影響を届け終えた血液は心臓へまた戻る必要がありますが、戻る際もお腹の筋肉のポンプ作用が働きが悪かったり、背骨が曲がってお腹の血流が上手く流れず、戻りが悪かったりします。

姿勢が悪かったり、上手く筋肉を働かせない事で、子宮への血流を悪くしちゃうんですね💦子宮への血流が悪くなると、、、やはり子宮を上手く働かせる事が出来なくなるのです。子宮が上手く働かないと、生理の時に子宮の中にある血液を上手く外へ出せなくなり、生理痛として現れる事もあるのです💦

子宮への血流を上げるにはどうしたらいいの??

子宮への血流を良くするには、子宮へ向かう血液の流れを良くするだけではなく、子宮から心臓へ戻る血液の流れも良くする必要があります。

子宮を中心に出入りをしっかり出来るような血流を作る事が、循環が良いからだとなっていくのです

ここで子宮への血流を助ける筋肉と、子宮から心臓へ戻すことを助ける筋肉をご紹介!

f:id:jyoseinoomamori:20191111002442p:plain

以前上げた記事では、子宮への血流アップに繋がる為に腸腰筋と殿筋をお伝えしましたが、今回はそれに加えて骨盤低筋群と腹横筋も加わりました✨

そして見落としていたのが、、、子宮から心臓へ血液を戻すために必要な筋肉達もあります!それが横隔膜と腹部の筋肉、腸腰筋と骨盤低筋群です。

腹部の筋肉・腸腰筋(腰・股関節を動かす筋肉)・骨盤低筋群(おまたの筋肉)は両方お助けする最強の筋肉ですね✨

 

子宮から心臓へ帰る血管が上手く流れない事で起こる“うっ血症候群”は生理痛や生理前症候群の身体症状と似た症状が現れると言われているのです。

やはり、子宮へ流れる血液だけでなく、子宮から心臓へ戻る血液の流れもとても大切だと感じますね✨

 

子宮周りの循環を良くするためにはどうしたらよいの?

子宮周りの血液の巡りを良くするため、お腹や骨盤周りの筋肉たちが活躍することは分かりましたね✨

では実際どのように動かしていけば、この筋肉たちは働くのでしょうか?

いろんな運動がありますが、、、運動の前に行ってほしいのが・・・

①座り方、立ち方をしっかり行う事です

先ほどお伝えした腹横筋・横隔膜・骨盤低筋群・腸腰筋という筋肉たちは身体の奥深くにあって、主に姿勢を保つ働きをしています。

猫背だったり、背中も丸まっていたり、左右どちらかのわき腹がつぶれていたりすると、上手く筋肉を働かせる事が出来ません💦

 

ますは、

*座り方 ➡ しっかり座骨で座って、背筋を伸ばす

*立ち方 ➡ 足裏全体を床につけて、背筋を伸ばす

これだけでも十分4つの筋肉たちは働きます✨

 

腹式呼吸を行う

横隔膜・腹横筋・骨盤低筋群は腹式呼吸でしっかり働きます

f:id:jyoseinoomamori:20190915061752p:plain

上記の様にしっかり姿勢を保った状態で、息を鼻から吸って(お腹をゆるめる事でお腹が膨らみます)、口から細~く、長~く吐いていく(お腹は徐々に凹んでいく)を行う事で、この3つの筋肉たちは働くのです✨

・お腹を凹める、下腹部がギューッと小さく縮こまる時に働く筋肉は腹横筋

・肋骨の下にある息を吸うときは下に下がり、吐くときは上に上がる横隔膜

・息を吸うときは緩んで下に広がり、吐くときは縮こまって上に上がる骨盤低筋群

呼吸をするだけで心臓⇔子宮の血流を改善できるってお得ではないですか??

 

③股関節を上手く動かす

お腹の筋肉、腰・股関節を動かす筋肉である腸腰筋

股関節を動かすことで、子宮への血流は良くなるのです。

これは以前にも記事にしたので是非!ご参照ください✨

 

www.jyoseinoomamori.com

 ④体を柔軟にする

肺を包む肋骨の下にあるのが横隔膜という筋肉!

常に忙しかったり、緊張していると息も浅くなり、肋骨たちが硬くなることがあります💦また猫背姿勢というのは、肋骨たちの動きを制限しちゃっているのです。

肋骨たちの動きが硬くなったり、制限されちゃうと、その下についている横隔膜を上手く働かせる事が出来ないのです💦

また、股関節が硬いとこれまた、股関節を動かすための腸腰筋という筋肉が働きにくくなるのです💦

筋肉をしっかり働かせるためにも、体を柔軟にすることは大切ですね✨

⑤肌着や洋服できつくお腹を圧迫するものはなるべく着けない

矯正下着などお腹や骨盤をギュッと強く締め付けるものは、子宮や膀胱などの骨盤の中にある臓器にとっては、下の方向へ押し出される原因にもなります💦

骨盤の中の血液の流れも滞る原因にもなります💦

子宮の血流を意識するのであれば、矯正下着などはお勧めはしません💦

後が残らないような肌着がおススメです✨

⑥自律神経を整える

子宮へ向かう血管は自律神経によって調整されています✨

ストレスによって昼も夜も交感神経が多く働いちゃうと、子宮へ流れる血管は狭くなって、血流が滞ってしまいます💦

出来るだけ、夜は交感神経が優位な生活を心がけてください✨

例えば。。。眠る2時間前に湯船に入る、しっかり深い呼吸を行う、眠る前はブルーライトは出来るだけ浴びない、ストレッチや軽い運動を行う。。。

などです✨

自分の出来るものから取り入れてみてくださいね💛

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

子宮の筋肉をしっかり働かせるためには、子宮へ向かう血液と子宮からでて心臓へ戻る血液の2つが大切だと分かっていただけましたでしょうか?

生理痛はホルモンが乱れているだけの影響でなく、様々な問題が関係しているのです。

今ある生理痛がどのような原因で起こっているかは人それぞれ。

しかし、自分でケア出来る事って意外に沢山あるのです✨

自分にあったケア方法を見つけていけるとよりいいですね✨

今回は自分の体を整えて、運動から子宮の働きを良くする方法をお伝えしました。

自分自身で出来そうなものから、取り組んでみてくださいね🌸

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

皆様にとって、不調のないカラダへの第一歩としてお役に立つことが出来たなら幸いです

 

 

生理痛で悩んでいる方に知って欲しい!痛み止めのお薬と上手く付き合う方法‼️

今回は友人からの質問にお答えする形でブログを書きたいと思います!

もし私の友人のような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではと思い、私が調べた中でのお話をしていきたいと思います!

目次

しっかり調べて記事にしていますが、この記事だけを鵜呑みにせず、様々な原因の中の一つとして捉えていただき、参考にしてもらえると嬉しいです✨

 

それでは早速友人からの質問はこちら!!

 

f:id:jyoseinoomamori:20191029044638p:plain

 

という質問です!

この質問を受けて色々調べました!!

そもそも痛みの原因は何が考えられる?

以前ブログにも記事にしましたが、生理痛の原因は様々ありますが、その一つに

【プロスタグランジン】

が多く分泌する事があげられます!

この【プロスタグランジン】は生理痛がない方も子宮収縮作用として、子宮の内膜から出る物質なのですが、、、、

これが多く出る事で、痛みとして感じる方も多くいらっしゃるのです!!

生理に関係するプロスタグランジンとは

プロスタグランジンは沢山の種類がありますが、生理時に作用するものは主に3つ

プロスタグランジンE1

プロスタグランジンE2

プロスタグランジンF2α

なぜ生理の時に作用するかというと、、、この3つには子宮の収縮作用があるからです!

この3つの主な働きは。。。

f:id:jyoseinoomamori:20191031051154p:plain

3つとも子宮収縮作用がありますね。そしてもう一つ今回大切なのが、プロスタグランジンE2の“胃の粘膜を保護する” “血管を広げる” “痛みを出す”という作用!

 

プロスタグランジンは子宮を収縮する作用とともに、胃を守ったり、血管を広げて血流を良くしたり、痛みをだしたりと様々な働きをするのです!

なので、プロスタグランジンが多く分泌すると、痛みとして感じてしまう場合があるのです

 

プロスタグランジンが多く出る時って?

生理の時は主に子宮の内膜から分泌されます。

まず一つ目は

*子宮内膜が分厚ければ、プロスタグランジンも多くでると言われています

これは子宮筋腫や内膜症といった、子宮自体の問題で内膜が厚くなり、プロスタグランジンの分泌が多くなっている状態です。

日常生活に支障が出るほどの生理痛はこの様な原因も隠れている事があるので、是非!病院受診がおススメです!

 

*子宮への血流が滞っている時

子宮も筋肉です。私たちの意思では収縮などのコントロールは出来ない筋肉です。

腕の筋肉や足の筋肉の様に上手く収縮するためには、やはり酸素が必要なんです✨

その為には沢山の血液が子宮へ運ばれ、子宮筋へ栄養を届ける必要があります。

しかし骨盤周りの循環が悪く、血液の流れが滞ってしまうと、子宮は上手く収縮できず

“もっと子宮を収縮させて”と体が反応し【プロスタグランジン】の分泌を多くします

すると、子宮はより強く収縮するようになり、収縮による痛みが出現したり、プロスタグランジン自体の痛み作用により痛みとして感じる事もあります

 

*プロスタグランジンの材料となる油を多く摂取している事

プロスタグランジンの原材料である“アラキドン酸”はオメガ6から出来ています。

このオメガ6は結構、現代社会では多く口にする油です💦

この油を口にする量を減らすだけでも、体のプロスタグランジンの過剰生成を減らすことが出来るかもしれません

この油については以前記事にしたので、そちらをご覧ください

 

www.jyoseinoomamori.com

 

痛み止めってどうして効くの?

ここからが本題です!

生理痛がきつくて、毎月生理の日と2日目は痛み止めが欠かせない友人

痛みは薬でコンロトール出来たけど、最近から吐き気が来ちゃうという事、、、

 

痛み止めはどの様な作用があるかというと、、、

f:id:jyoseinoomamori:20191031051202p:plain

先ほどもお伝えした、アラキドン酸は“シクロオキシナーゼ”という酵素によってプロスタグランジンを作ります!

E〇Eやロキ〇ニンなどの痛み止めは、この“シクロオキシナーゼ”という酵素の働きを抑えるので、結果プロスタグランジンが作られないようにして痛みを止める働きをしています。

痛みを止めるだけであれば良いのですが。。。

このプロスタグランジンは様々な作用があると言いましたね✨

その様々な作用までもが阻害されてしまうので、、、

私の友人のような、吐き気などの胃障害が起こってしまうのです💦

これが副作用!というもの!

*副作用というよりは、、、、普通に作用と一緒な感じが私はしますが。。。。

 

なので、病院で痛み止めを処方されるときは、必ず胃薬も一緒に処方されます✨

長期服用によってより胃の障害や腎障害なども出てくるとの事なので、しっかり説明書を読んで内服がおススメです!

もし、痛み止めを内服するなら、病院から胃薬も一緒にもらう事をお勧めします

 

痛み止めを飲むことで、胃障害の他にもう一つが血流が滞るという事!

子宮への血流は多いほうが良いのですが、痛み止めを飲むことで血管が狭くなり、血流は悪くなります。妊婦さんが服用すると、胎児へ薬の作用が働き、胎児の太い血管が狭くなるという現象が起こるそうです💦なので、市販のお薬の説明書には、出産予定日12週以内の妊婦は使用しないでくださいと書かれています。しっかり説明書を読んでからの内服がおススメですよ!特に市販のお薬は、説明書は必読です!

 

薬以外でプロスタグランジンを減らす方法とは

生理痛=痛み止め

の他にもこのプロスタグランジンって減らす事出来ないのかな。。。。?

薬程即効性はありませんが、、、

生理痛がある方は、薬と併用して行ってもらいたいものとしては、、、

・子宮への血流を増やす

子宮の収縮が上手くできない事によって、プロスタグランジンが多く出ます。

なのでまずはしっかり子宮が収縮出来るように、子宮筋への血流を多くすることが大切です!

子宮は目には見えないし、、自分では動かせない。。。。

そんな時は子宮の血管と同じ通路である股関節(足の付け根)の運動を行う事で、子宮への血流も増えていくのです✨

日常生活では。。。

*スクワット

*床のものはしっかりしゃがんで取る

*積極的に和式便座に座る

などしっかり“しゃがむ”事がおススメです✨

 

・子宮周りや下半身を温める

これも子宮への血流アップに繋がりますが、体が冷えていると血管も狭くなり、結果子宮への血流も滞ってしまいます。

なので、体が冷えているなと感じている方は特に!下半身を温めてみるのもおススメです✨お風呂で足だけ足浴してみるのもおススメです✨

 

www.jyoseinoomamori.com

 

・自律神経を整える

交感神経は血管を狭くする働きがあり、副交感神経は血管を広げる働きがあるので、、、一日中交感神経バリバリの生活をしていると、これまた子宮への血流が滞ってしまうのです💦

夜は出来るだけゆったり過ごしたり、夜のパソコンやスマホを控えたり、ストレス発散を行ったりなど出来るだけ、朝は交感神経優位、夜は副交感神経優位としっかり自律神経を整えてあげる事をお勧めします✨

 

・日常生活で口にする油を気にしてみる

プロスタグランジンの材料となる“アラキドン酸”はオメガ6系の油です

大豆油やコーン油などはこのオメガ6に入ります。

また、外食する際は殆どがこのオメガ6系の油を使用していると考えても良いです。

なぜなら、単価が安いからです。

いつまでもサクサク✨カラッと揚げているものは、オメガ6よりも体に悪影響な“トランス脂肪酸”で出来た油なのでより注意が必要です💦

*油の話は深いので、ここではオメガ6の話のみにします。。。。

また、お菓子などに良く書かれている“植物性油脂”もオメガ6系の油ともいわれているので、お家で使用する油を見直す他、普段口にする油も気にされながら、出来るだけ減らす!という事を意識してみてくださいね✨

 

まとめ

生理痛がある場合は、日常生活にも支障をきたす場合があるので、その際は痛めと上手く付き合いながら生活することは決して悪い事ではないと思います✨

*ただし、毎月日常生活に支障をきたす程の痛みであれば、一度婦人科受診をお勧めします

まずは、不快を少なくして、ストレスも少なくして日常生活を自分らしく過ごしやすくする事がとても大切だと思っているので、お薬を使いながら生理を乗り越える事も必要かと思います。

ただし、市販のお薬であればしっかり説明書を読んでからの内服がおススメですし、出来れば病院で胃薬も一緒にもらう方が安心かと思います。

生理痛がある事は、身体からの何らかのサインでもあります!

このサインを受け取って、今一度、自分の体を見つめて、なぜ痛みが起こっているんだろう??日常生活どうかな?

ストレスたまっていないかな?運動不足ではないかな?夜は眠れているかな?体冷えてないかな?姿勢は悪くないかな?

など自分の体や日常生活を振り返ってみる機会を作ってみてくださいね✨

 

出来るだけ多くの方が、生理で苦しまずに、一か月を楽しく過ごす事が出来ますように。。。

そして、自分自身を大切に、自分に我がままに、自分らしく過ごす事が増えますように。。。

少しでも誰かのお役に立てる事が出来れば幸いです

最後まで読んでくださりありがとうございました✨

妊娠に向けた体づくりをおススメします!~妊娠すると体はどうなる?内臓・骨盤周りの変化~

妊娠を希望するなら、是非!妊娠に向けた体づくりをおススメします!!

 

 私は第一子を妊娠する時は全然意識していませんでした。基礎体温もつけていませんでした。

第二子を授かりたい!だけどなかなか授かれない!!

その時初めて【妊娠に向けた体づくりをしよう!】と思うようになったのです

 

周りのお友達も、なかなか自分の体に問題がない限り、妊娠に向けた体づくりをしよう!!なんて取り組む方は少ないのが現状です。

しかし私自身、妊娠に向けた体づくりをしてからの妊娠を経験したこと、現在産婦人科の妊婦さんに関わらせていただいている中で、感じる事は。。。

どの女性も妊娠に向けた体づくりをおススメしたい!!と感じています。

 

受精した瞬間から、女性の体って変化している事ご存じですか?

 

十月十日約3,000g前後の子どもをお腹の中で育てる

その為に、女性の体はフル活動するのです

 

産婦人科で関わらせていただいている妊婦さんの中には、

腰痛があって日常生活に支障をきたしていたり

肩こりや背中周りが硬く、酷くなかなか眠れなかったり

仕事頑張りすぎて、お腹が張ってしまったり

むくみが強く、足を動かしにくくなっていたり、、

妊娠中のトラブルを抱えている方多くみうけられます

 

妊娠中の腰痛を訴える方は約4~6割

 また、妊娠中に腰痛を訴える方で産後も持続して腰痛を訴える方は2~4割程度いるそうです💦

 

妊娠中のトラブル、わが子を授かる事はとてもうれしい事ですが、痛みなどのマイナー症状を伴いながらの生活はとてもきついですよね💦

 

妊娠すると体はどのような変化が起こるのか。

お腹が大きくなるだけではなく、心臓の働きや胃腸の働き、筋肉や靭帯までもが

妊娠することで大きく変わるのです!

 

妊娠してから

“こんなきついと聞いてなかった~” “こんな変化あるなんて知らなかった~”

“今体はどうなっているの??”と不安や焦りを感じる方もいると思います

 

是非!今回の記事で、妊娠すると体にどのような変化が起きるか!

を知っていただいて、妊娠に向けた体づくりを生活の中で取り入れてみてはいかがでしょうか?

目次

妊娠するためには、体づくりって必要なんだ!そう感じて頂けたら幸いです✨

妊娠を希望する方みんなに、最後まで読んでいただきたいです💛

 

妊娠するとどう変わる?心臓や腎臓などの内臓も変わるんです

f:id:jyoseinoomamori:20191022073401p:plain

受精したその時から、ホルモンの影響で体はどんどん妊娠を持続するために変化していきます

2㎜以下の赤ちゃんが10か月かけて50㎝前後へ成長する

そんな劇的な成長を女性の子宮の中では行われています

こんなに医療技術が進んでいるのに、子宮を完璧に再現できるものは開発されていません。

女性の体は本当に神秘的です

人間を自分の体の中で育てる力があります

そんな我が子を成長させるために体ってどう変化しているのか?

早速!見ていきましょう!

 

心臓や血液

妊娠中はお母さんの体重が増える事や赤ちゃんへ栄養を送るために、体を巡る血液の量は増えていきます。

血液の量が増えるという事は心臓はその分強く拍動し全身に血液を送り出します

という事は、妊娠していないときよりも心臓の負担は大きくなるのです!

なので、もし妊娠中に運動するのであれば、ガツガツ動くのではなく

【ややきつい】くらいの運動量で抑えてくださいね💛

*しかし、もともと妊娠前から運動していない方は主治医許可の元、【歩く】事から始めても良いと思います

 

胃や腸などの消化器

妊娠すると交感神経優位になります。またプロゲステロンの増加も伴い消化器の筋肉の働きが弱くなります。また子宮の増大による周囲消化管の圧迫により、消化管の運動が低下しちゃいます💦

よって、食べ物の消化時間が妊娠前よりも長くなったり、便秘になりやすいという事です💦

妊娠中、交感神経優位に傾く傾向が体の中で起きているので、バランスを取る為にも、夜はゆっくり過ごしたり、眠る時間の確保をしっかり行ってみてくださいね

 

腎臓や膀胱などの泌尿器

子宮の前にある膀胱は、子宮の大きさに影響を強く受けて、子宮が大きくなることで膀胱が圧迫され、膀胱の容量が減ってしまう。

しかし先ほど伝えたように、体を巡る血液の量は増える

よって、頻尿になり時には尿失禁がみられるようになります💦

おしっこが残っている感覚も多くなるので、膀胱炎になりやすく注意が必要です

ちなみに、おしっこを作る腎臓は妊娠前よりも1㎝以上大きくなるそうです!!

大きさも変わるんですね✨

そして尿漏れは、妊娠中期には子宮が上へあがっているので比較的起こりにくいと言われています。妊娠初期・後期は要注意です

 

息をする肺などの呼吸器

子宮が大きくなる事で、肋骨の下についている“横隔膜”という呼吸をするために大切なお腹の内臓と肺を隔てている膜が肺の方に上がる為、、、

肺自体の体積が減って、空気をため込む機能が減ってしまいます

また、胸で行う呼吸(胸式呼吸)となり、呼吸回数が多くなってしまいます

そして、呼吸には欠かせない肋骨の動きも少なくなるので、より呼吸が行いにくくなるのです💦

お腹が大きくなる妊娠後期にはより、呼吸が行いにくくなるのです💦

しかも!!

妊娠する前から、猫背や体を丸めて座ってしまう方など、姿勢が悪い方は、もともとの肋骨の動きが悪くなっていることが考えられ、妊娠後期ではより呼吸の行うにくさや易疲労性が出てくる傾向にあると言われています

 

妊娠前から良姿勢を保つ事、肋骨の動きや腹式呼吸でお腹の筋肉を使えるようになることは、妊娠時の呼吸苦の軽減にもつながるという事ですね✨

 

お腹の赤ちゃんが大きくなっていく!お母さんの体もその変化に対応していく!

 妊娠するとリラキシンというホルモンの分泌により、関節が柔らかくなる!というのは良く聞く話ですよね✨

では具体的に、妊娠すると女性の筋肉や骨盤はどのように変化するのでしょうか?

子宮を包んでいる骨盤

 

骨盤は大きく恥骨・座骨・腸骨・仙骨の4つの骨で構成されています。

恥骨・座骨・腸骨はくっついていて大きな骨となって左右2つあります。

左右の大きな骨を前で繋いでいるのが、恥骨結合

後ろを繋いでいるのが、仙骨(大きな2つの骨を繋いでいるので、左右の仙腸関節と言います)

この前と後ろのつなぎ目がホルモンの影響で緩くなるのです!

妊娠4か月頃から緩みが始まり、7か月まで少しずつつなぎ目の動きが増え続けるともいわれています。

少しずつですが、お腹の赤ちゃんの成長に合わせてお母さんの骨盤も緩くなっていくのですね✨

恥骨結合は妊娠して平均6㎜前後緩くなるともいわれています💦

結構緩みますよね💦

その緩さは靭帯の緩みから起きているのです!

妊娠中、靭帯がホルモンの影響で緩んでいく

緩みっぱなしでは、体は支えきれないので、やはり骨盤周りの筋肉は支えるための力はあったほうが良いんですね✨

 

骨盤周りの筋肉の変化

お腹の筋肉

f:id:jyoseinoomamori:20190915061752p:plain

妊娠月数に伴ってお腹はどんどん大きくなっていきます

子どもが大きくなるにつれて、お腹の筋肉は引き延ばされて、筋肉の厚みが薄くなっていくのです!

産後の尿漏れや内臓が抑えきれず前に出てしまう原因の一つに【腹直筋離開】というものがありますが、これもお腹が大きくなることで、お腹のシックスパックを作る筋肉が縦に延ばされ、さらに横に引っ張られて開いちゃう状態になるのです!

妊娠後期では66%の人がこのような状態になっていると言われています

これはお腹が大きくなることで起こるものなので、特にこれがあるから危険!!

というものではありません!

これが産後大きく開いて戻りにくいと、トラブルの原因になる事もある!という事です

 

骨盤の下の筋肉(骨盤低筋群)

骨盤は下方を骨盤低筋群という筋肉で支えています。

女性は尿道・膣・校門の通り道を作るため、支えるためにも役立っています✨

骨盤の下方にあるという事は、子宮や膀胱を下から支えているという事です✨

なので妊娠中、赤ちゃんの成長に伴い子宮の重さ、容積が増大すると、骨盤底筋群へのストレスは増大して、骨盤低筋群は引き伸ばされ、脆弱化すると言われています

また、赤ちゃんを出産する際は、自然分娩の場合骨盤低筋群が伸長され、安静時の約3倍伸びる筋肉もあるそうです💦

 

妊娠初期・後期、産後の尿漏れでは、この骨盤低筋群の負荷や損傷が原因の場合も多いです💦

私も一人目出産後は尿漏れ酷かったです💦

そして、骨盤低筋群、見えない筋肉なので、動かし方が全然分かりにくかったです💦

だからこそ!

妊娠前から骨盤低筋群を上手く使るようになる事は大切だなと感じます✨

 

姿勢の変化

f:id:jyoseinoomamori:20191022073355p:plain

妊娠に伴って、お腹の重みを支えようと、体は上手く関節や体幹の状態を変えて過ごしています。

先ほどもお伝えした通り、お腹の筋肉も骨盤を支える筋肉も伸びたり、普段よりも働きにくくなっている事も含めて、全体的にお腹・骨盤周りは動かしにくくなっているのです

 

妊娠すると、乳房が大きくなったりお腹周りが大きくなり、徐々に重心は後ろの方になっていきます。

お腹を支えようと腰は反る方が多く、また反り腰を補うように肩回りは猫背になっている方が多いです。

猫背になると、肋骨周りが硬くなり、息が吸いにくくなったり、肩が上げにくかったりとマイナートラブルが起こりやすいです。また反り腰では腰痛が出現したり、骨盤帯痛が出現することもあります

 

妊娠前から準備をすることはないのだろうか。。。。

f:id:jyoseinoomamori:20191022073410p:plain 

元々、運動習慣がなく、筋肉も弱く、しゃがむことや階段など苦手💦

という方はお腹周りや骨盤周りの筋肉は弱く、妊娠するとさらに働きにくくなります💦

だからこそ!妊娠前の体づくり大切なのです!

しかし、、、

あまり体に不調がなかったり、妊娠することに悩まなかったり、妊娠に向けての体づくりの必要性を感じにくい方は多くいらっしゃいます

そこで!

私が着目したのが【生理を整える事】を目指す!

生理は約25日~38日程度のサイクルで起こります

 

この【生理】の状態を改善する!事で自然と妊娠に向けた体づくりにもつながると考えています✨

なぜなら

①子宮の収縮力は、自律神経・子宮内の血流が必要になってきます

➡子宮内の血流を上げたいなら、骨盤周りの筋肉を鍛える事が一番なのです✨

子宮収縮の力が弱い・子宮への血流が悪く生理痛が起こっている方は、骨盤周りの筋肉を上手く動かして、血流を上げる事で生理痛軽減へつながります

➡生理痛が改善する。自然に骨盤周りの筋肉がつき、妊娠に必要な筋肉が獲得できる!という事です✨

また、朝は太陽の光を浴びてしっかり目覚め、夜は人工照明を控えてぐっすり眠る。。

そうしながら自律神経を整える事で、生理周期中のイライラや気持ちの不安定さも軽減され、夜の排血も少なくなり、必要な時に内臓が働き、必要な時に筋肉が働く。便秘解消や体のガチガチ凝り塊な筋肉も和らいでいきます

そのような生活を心がけると、生理も整い、妊娠に必要な体の準備にもなるのです✨

 

②体を整える

生理中の腰痛であったり、普段猫背で肋骨部分の動きが悪かったり、肩こりが日常的にあったり、普段から体に何らかの動きにくい原因があると、生理周期によってその不調が強く出たり、生理痛につながったりする事もあります。

子宮は靭帯で骨盤の後ろの骨とつながっています。身体のゆがみとともに、子宮を支える靭帯も伸ばされて、生理痛として感じる方もいらっしゃいます💦

そんな方は姿勢や筋肉の動かし方を整える事で、生理痛軽減につながる事もあります✨

姿勢を保つためには、足の筋肉・背中やお腹の筋肉が必要なので、自然と妊娠時に必要な筋肉を使えるようになるのです。

また、猫背を改善することで、肋骨の動きも良くなり、呼吸が行いやすくなったり、眠りやすくなったり✨

妊娠中の息苦しさも少し軽減されると思います

 

③骨盤低筋群を鍛える

生理を排血する際に上手に骨盤低筋群を使う事で、トイレでの排血がスムーズになると言われています。

正直私はまた上手くは出来ませんが、、、

骨盤低筋群を上手く使えるようになることで、骨盤周りの血流が良くなり、子宮への血流アップにつながっていきます✨

また性交時もこの骨盤低筋群がガチガチだと、性交時痛につながる事にもなるので、しいっかり働かせる事は大切ですね✨

 

まとめ

いかがでしたか?

妊娠すると体の外も中も変化が起きます

そんな事、誰も教えてくれませんよね💦

子どもの成長に合わせて、待ったなしでお母さんの体も変化していきます

その変化に対応できる身体を妊娠前から作っていく事で、少しでもマイナートラブルを軽減し、快適な妊娠生活へつなげていけたらなと強く感じています

なかなか先の見えない努力をする事は難しいです

だからこそ!月に一度の生理を整える!を目標にすることで、自然と妊娠に必要な筋肉や体力はつくのではと感じています。

妊娠に向けての体づくりを行う上でも【生理を整える】をやってみてください

 

私は現在月に3名限定 3か月間

【生理を整えるパーソナルサポート】を行っています!

生理周期に合わせて、生活・食事・運動の面からアドバイスさせてもらっています

運動は動画配信にて対応しています。

随時ご相談可能

ご興味のある方は是非!LINE@登録の上、【パーソナルサポート希望】と返信していただけると嬉しいです。

                友だち追加

 最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

少しでもお役に立てる事が出来たなら幸いです

 

ホルモンを整えるなら睡眠はしっかりとろう~睡眠が体に及ぼす影響~

あなたは、最近眠れていますか?

なかなか眠りにつけなくて、朝もすっきり目覚めなくて

なんだか一日中だるさがある。。。

そんな日々を過ごしていませんか?

人工照明や携帯電話やパソコンといった電子機器の普及により

夜でも明かりが灯り、一日中目も頭もフル活用している現代人

その影響で、寝る寸前まで興奮が収まらず、なかなか眠りにつけないという方も多いのではないでしょうか

眠れないと体だけでなく心のストレスも増加し、女性では生理周期にまで影響を及ぼします💦

また、女性ホルモンを整えるためにも【眠る】という事はとても大切なのです。

今回は不眠と生理周期の関係、不眠が体に及ぼす影響と、不眠を改善するいくつかのポイントをお伝えしたいと思います。

 

ベッドにいながらもスマホを見ている方にも必見です!

スマホやテレビ、パソコンと上手くお付き合いしながら、睡眠の質を上げていきましょ💛

ホルモンを整えるなら睡眠はしっかりとろう

夜更かしや不規則な生活で睡眠リズムが乱れる事で実は‼【女性ホルモン】にも影響が出るのです!

それはなぜかというと、、、、

睡眠リズムが乱れる ⇨ 自律神経が乱れる ⇨ 脳の調整が上手くいかなくなる 

⇨ 女性ホルモンの分泌が乱れる

という流れなのです💦

逆に、女性ホルンモンを整えたい場合もこの流れを上手く利用して、、、

睡眠リズムを整える ⇨ 自律神経が整う ⇨ 脳の調整が上手く働く

⇨ 女性ホルモンが整う

という事になります💛

 

過去の記事にも脳と女性ホルモンの影響について書いていますのでこちらもご覧ください

 

www.jyoseinoomamori.com

 

 睡眠と脳の働きは密につながっています。そんな脳が調整しているのが自律神経と女性ホルモン!

体はすべてつながっているんですね✨

日本女性は睡眠不足!?

f:id:jyoseinoomamori:20191008044342j:plain

国際的な睡眠時間調査において、日本人の睡眠時間は世界で常に1~2位を争うほどの短さだったそうです💦

また、別の研究では世界30か国中、日本人が最も睡眠時間が短かく、男女別でみると

世界で最も睡眠時間が短かったのは日本人女性だったとの報告があるのです💦

なんと!日本人女性、、、、眠らなさすぎなのです💦

家事に育児に仕事に、、、、働きすぎです😢

 

睡眠不足が体に及ぼす影響

f:id:jyoseinoomamori:20190808172532j:plain

たかが睡眠! されど睡眠!

睡眠不足により、生理の乱れのみならず体や心への悪影響は多くあります💦

【眠る事】を疎かにしてしまうと、私たちの体にはどのような影響があるのでしょうか

 

1)とにかく太りやすくなる

睡眠不足には食欲を暴走させる作用があり、肥満の原因になります!

2004年の研究では1日の睡眠時間が7時間より少ない場合、8時間睡眠の人より8倍も肥満になりやすかったとの事です💦

 睡眠を整える事で、自律神経が整い、暴飲暴食が減り、自然とダイエットにも繋がる✨最高のダイエット方法ですね💛

 

2)肌が衰える

睡眠が少ない人ほど慢性的な肌トラブルが多いとい言われています。また、不安やうつ症状を同時に抱えている方も多いです

逆に、よく寝ている人には紫外線のダメージも強く、傷の治りも早かったという研究もあるそうです✨

良く22時~2時まではお肌のゴールデンタイムと言いますね✨

やはり、寝ている間に体の修復作業をしているのですね!

 

3)いろいろな病気の発症リスクが高まる

約24万人の日本人女性を調べた研究によると、平均睡眠時間が6時間以下の女性は乳がんの発症率が激増したという報告がありました💦

また平均睡眠時間が6時間より少ないと全身の炎症レベルが上がり、心臓の病気のリスクや脳の病気のリスクが上がったという報告もあります

6時間以上の睡眠時間の確保は大切だと分かりますね😢

 

4)貯金が少なくなる

2011年の研究では、睡眠不足により人の経済感覚が狂ってしまい、よりリスクの高い投資やギャンブルに手を出しやすくなるとの事💦

睡眠時間が足りないと脳内の警戒システムが壊れ、目の前の報酬に飛びつきやすくなってしまうのですね。。。。

 

これだけでも、睡眠不足が体に及ぼす影響はかなりのものですよね💦

改めて睡眠の大切さを感じさせられます

 

生理周期による睡眠の質の変化

生理周期による睡眠の質の変化や原因はまだはっきりとわかっていない事が多いのですが、いくつかの研究では、黄体期後期に眠りにつくまでの時間が長くなった!眠りの質が低くなった!との報告がありました、

個人差もありますが、多くの方が黄体期後半になかなか眠りにつけない。。。朝早くに目が覚めてしまう。。。途中で目が覚めてしまう。。。。という状態になっているのです

これは、黄体期に眠気を促進するプロゲステロンの分泌が増える事や覚醒作用のあるセロトニンが減少することなどから、睡眠と覚醒のメリハリが失われることによるものとも言われています

 ただでさえ、ホルモンによって眠りの質が落ちている黄体期だからこそ、環境だけでも眠りやすく整える事で、睡眠の質を維持していきたいですね

睡眠不足を改善する方法

f:id:jyoseinoomamori:20190808172814j:plain

睡眠リズムの乱れや睡眠時間の短さは、体や心にとって、とても悪影響を及ぼす事は分かりましたね💦

生理周期でみたら、特に黄体期後期に睡眠の乱れが出てきやすいと言われているので、今からご紹介する睡眠を改善する方法は生理周期の中でも特に‼黄体期後期に実践してほしい内容なので、是非‼試してみてくださいね✨

睡眠不足を改善するためにおススメの方法は

①)光のコントロール

人工照明の登場により、私たちの体に備わっている「体内時計」は夜でも明るい状態が続くことでパニックを起こし、いつ眠りにつけばいいか、いつ目を覚ませばいいか判断できなくなっています💦

そこで出来るだけ「体内時計」を上手に働かせる必要があります。

本当は、、、

外が暗くなったらあまりテレビや携帯電話は控えて、家の中を薄暗くする事が良いとされていますが、、、私はそこまで出来ません(笑)💦

私みたいな方は

せめて寝室だけでも照明を暖色系の電球に変えるだけでも良いと思います✨

 

しかし、寝室の照明を変えても、スマートフォンの使用が夜も続くのではあれば意味がありません💦

でもやはり見たい!!

そんな方にお勧めなのが、ブルーライト対策です!夜の19時や20時に開始時間を設定してみてください✨

ブルーライトのカット方法】

iPhone ⇨ 設定 ➡ 画面表示と明るさ ➡Night Shift

      色の温度は「温かく」を最大にしてください

android ⇨「ブルーライト軽減フィルタ」というアプリをとって起動して光のカット率を設定しいていきます

これだけでも夜、目から入ってくる刺激が少なくなり、眠りに入りやすくなります✨

 

②日中の運動

睡眠を改善したいのであれば最低でも一日30分のウォーキングがおススメです!

運動のレベルはウォーキングや軽いジョギングで良いです

 

運動に関してはこんな研究結果も‼

・一日30分以下の運動だと睡眠の質は上がらない

・ストレッチぐらいの軽い運動でも十分に効果はある

・ベッドに入る前の3時間以内に運動をすると睡眠の質は逆に下がる

 

やはり、睡眠を改善するために必要な運動の最低ラインは一日30分‼軽いストレッチかウォーキングを行ってみてください

ただし!!

負荷の強い有酸素運動は逆効果になるのでご注意を💦

 

③ストレスホルモンと上手くつきあう

ストレスによりなかなか寝付けない方も多くいると思います

本当はそのストレス源を無くすのが良いと思いますが、、、

それが難しい方もいると思うので、ストレスを感じた時に出るホルモン

コルチゾール】を出来るだけ減らしていく方法をお伝えしたいと思います

*この【コルチゾール】は脳をシャキッと目覚めさせるように働いちゃうので💦

 なかなか寝むれない方はストレス源がないか探してみてくださいね

 

深呼吸には体内のストレスレベルを大幅に下げる効果があると言われています

なかでも睡眠に聞くと言われている呼吸法が

478呼吸法!というものです

1、いったん口から完全に息を吐き切る

2、口を閉じて鼻から4秒かけて息を吸う

3、7秒間息を止める

4、8秒かけて口から息を吐きだす

5、以上のセットを3回繰り返す

この呼吸法を一日2回、好きな時に行ってみてください🌸

まとめ

いかがでしたか?

なかなか睡眠時間が少ない日本人女性。

子育てや家事、仕事と自分の時間があまり取れない方も多いと思います💦

そのストレスで生理が遅れたり、生理痛が出てきたりと生理のトラブルも現れやすくなると思います。

一日の中でも【眠る事】を丁寧に行うことで、少しでもストレスが減って、一日一日を前向きに過ごせる事が増えますように。

まず出来る事から試してみてくださいね