理系パパの中学受験始めました

公立高校→旧帝大出身の理系パパによる中学受験奮闘記です。2027年度受験予定

一難去らずにまた一難

この前コースが変わったなーと思っていたら、もう次のSAPIXマンスリーテストが来週にあるらしいです。

早いですねー恐ろしいですねー

というか、マンスリーテストがあると知らなかったので日曜日に年長娘のランドセルを見に行く予定を立ててたんですけどね。。

勉強も進まなければラン活も進んでいなかったので(笑)

 

ちょっと悩みましたが、さすがに時期も時期なので今回は勉強よりもラン活を優先します。

そもそも、女の子のランドセルってデザインがいっぱいありすぎて悩みませんか?

小4息子は池田屋ランドセルですんなり決まりましたが、女の子にしてはデザインがシンプルすぎるということで却下。

www.pikachan.com

我々夫婦は混乱しすぎて、一番売れている?セイバンのモデルロイヤルクリスタルで良くない?という、親としてはあるまじきスタンスになってきています。

 

ということで、一難(ラン活)去らずにまた一難(マンスリーテスト)という感じです。

ラン活が進まねーというブログを書こうと思ったら、もはや買わないといけない時期に来ちゃいました。

2人目だと気合が入らない(笑)

 

では理系パパでした。

公文のオブジェを貰いました

年長娘が公文のオブジェを貰いました。

この公文のオブジェは3月末の時点で3学年以上先の教材に進んでいる子が貰えるものです。

年長娘は3月末の時点で算数のC教材に進んでいたため、基準を満たしていました。

 

何回か貰っている人なら知っていると思いますが、この公文のオブジェは無駄に、もとい非常にデザインが凝っています。

真横から見ると普通ですが、

角度を変えると別の模様が顔を覗かせます。

真上から見ると青とピンクの模様が表れます。

青の模様を見て何かに気づきませんか?

、、、

そう、これはMathematics(算数)のMがデザインされています!

すごくないですか?

毎年こんな感じです。

小4息子が過去に貰ったオブジェももれなく立派なので、すべて飾っています。

 

子供のモチベーションアップにも繋がるので本来であれば嬉しい贈答品なのですが、今回ばかりは公文を辞めた小4息子が「ずるい!」と言い出し苦笑いでした。。

 

では理系パパでした。

【最難関対決】SAPIX αと早慶で難易度が高いのはどちらか?

SAPIXサピックス) α(アルファ)コースは言わずと知れた中学受験における最難関塾の最難関コースです。

では中学受験塾最難関のSAPIX αコースと大学受験最難関私立の早慶は、いったいどちらの方が難易度が高いのでしょうか?

 

今回はこんなどうでもいい、しかし自分は興味がある内容を検討してみました。

 

SAPIX αの難易度は?

まずSAPIX αコースに上がるためにはSAPIX偏差値がどのくらい必要なのでしょうか?

ネットを調べてみたところ、おおよそ57~60以上となっていました。

サピックス「α(アルファ)にいないと意味がない」は本当か? | 2022中学受験(息子)と2027中学受験(姪) -A stitch in time saves nine-

間を取って58.5とし、以下の過去記事の換算表を利用すると中学偏差値の65.4に該当しました。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

さらに以下の過去記事の換算表を利用するとこれは高校偏差値の71.3に該当し、上位1.7%ということになりました。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

つまり、同学年全体で上位1.7%以内でないとSAPIX αコースには行けないということです。

 

早慶の難易度は?

早稲田、慶應の難易度ですが、こちらもネットを調べてみました。

www.youtube.com

上記のYoutubeを参照すると、上位2%ということでした。

つまり、同学年全体で上位2%以内でないと早慶に合格できないということです。

 

難易度が高いのはどちら?

ここでまとめます。

SAPIX αコースは上位1.7%以内でないと行けません。

早慶は上位2%以内でないと行けません。

ここから導き出される結論は自ずと以下になります。

SAPIX αコースの難易度は早慶より高いです!!

SAPIX αコースに行けなくて嘆いている親御さん、あなたのお子さんは毎回早慶より上のレベルに挑んでいるため、現時点で行けなくても全く問題ありません。

特に自分が早慶出身の高学歴パパママの皆さん、あなたのお子さんは人数換算比ではすでにあなたよりレベルが上かもしれませんよー(笑)

もう少し長い目で見てあげてください。

 

まとめ

今回は中学受験塾最難関のSAPIX αコースと大学受験最難関私立の早慶はどちらの方が難易度が高いか調査しました。

あくまでも人数換算比という位置付けですが、SAPIX αは早慶よりレベルが高いという結果になりました。

同学年全体でSAPIX αが上位1.7%以内、早慶が上位2%以内です。

私はどう考えても早稲田には滑り込みで受かった層なので、SAPIXに入ったとしてもギリアルファベットコースという感じですね(笑)

いずれにせよ、小学生というまだ心身ともに成長過程にある時期にSAPIX αという早慶以上のレベルを常に求めるというのはさすがに過酷と言えるかもしれません。

というより、本当に才能がある子は「結果的に」αコースに在籍していたりするんですけどね(悲)

 

早慶出身のパパママの皆さん、高学歴だからって威張らないでくださいねー

子供はもっと頑張っています(^^)/

 

 では理系パパでした。

SAPIXを辞めた?

先週の小4息子の話。

学校の同じクラスにαコースのお友達がいたらしいです。

「どうして今まで気づかなかったの?」と聞くと「違う校舎に通っているから」と。

確かにSAPIXに通うには微妙な地域で、電車だと2つくらい候補があるんですよね。

 

となるとαコースの同級生が多いことになります。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

以前書いた上記の記事の2人中、1人はαコースでした。

小学校で発見したSAPIX生の4人中2人がαコースって意味わからないんですけど。。

 

いやーすげーなーと話していたら、それ以上の衝撃的な話が。

「そういえばお前よりちょっとコースが上だった同級生、αコースに上がった?」

「いや、SAPIX辞めたよ。小4に上がる時に」

小4でSAPIXを辞めたってどういうこと? そっちの方が気になるんですけど!

特に成績が悪かったわけではなく、むしろ上のコースにいたはずなんですが。。

転塾?

お金の問題?

家庭の問題?

考えても考えても全く理由が想像できません。。

 

となると3人中2人がαコースってことかー、そりゃすげーや、と一瞬思ったけど。

・・・

・・・

αコースなんてどうでもいい!

成績が悪くないのに小4でSAPIXを辞めた理由の方が気になる!!

皆さん想像がつきますか?

結局家庭の問題かなー。

 

では理系パパでした。

中学受験と大学受験の偏差値換算表は?

前々回、前回と中学受験と高校受験、高校受験と大学受験の偏差値換算表を作成しました。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

k-e-n-j-i.hatenablog.com

ここまでくるとお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、最後に中学受験と大学受験の偏差値換算表を作成します。

というか、本当にやりたい企画は最初からこの換算表の作成でした。

 

前提条件と換算過程

今回は前提条件も何もありません。

単純に作成した2つの偏差値表を紐づけるために、VLOOKUP関数を利用するだけです。

 

中学受験と大学受験の偏差値換算表は?

早速ですが中学受験と大学受験の偏差値換算表を記載します。

例えば中学偏差値の50は大学偏差値の53.8に該当し、中学受験層はやはり優秀であるということが分かりました。

しかし本当に伝えたいことは別にあります。

 

中学受験、高校受験、大学受験の偏差値換算表は?

ここで中学、高校、大学の偏差値を並べてみるとまた別の考察が可能です。

このブログでは何回も言及していますが、中学受験層は間違いなく優秀です。

であるがゆえに中学受験において偏差値40台というだけで公立に鞍替えするのは非常に危険であり、再考の余地があります。

しかし、それは母集団を高校にした場合の比較であり、大学となると話はまた別です。

中学受験偏差値50のお子さんは、確かに高校受験偏差値換算61の難関校に合格するかもしれません。

しかし、中学受験偏差値50で高校受験偏差値61の難関校に合格したお子さんですら、大学受験においては偏差値53.8というちょっと勉強ができる生徒の一人に過ぎなくなるのです。

これは相当厳しい世界と言わざるを得ません。

 

中学受験はお得と言ってきましたが、それは高校という母集団に対してであり、大学というレベルが高い母集団においては結局一からのスタートとなります。

ちょっといい中学に合格したくらいで調子に乗ることなく、引き続きしっかりと勉強しなければならないのです(笑)

そうしなければいつの間にか最下層が定位置となり、のちのち苦労することになります。

 

まとめ

今回は中学受験と大学受験の偏差値換算表を作成しました。

例えば中学偏差値の50は大学偏差値の53.8に該当し、中学受験層はやはり優秀でした。

しかし本当に言いたいことは以下です。

中学受験偏差値50のお子さんは確かに高校受験偏差値換算61の難関校に合格するかもしれない。

しかしその高校偏差値換算61の難関校ですら偏差値53.8のアベレージ層に取り込まれてしまうほど大学受験はレベルが高いため、油断は厳禁。

 

ちょっといい中学校に合格したくらいで油断できるほど大学受験は甘くないことが分かりました。

逆に言うと高学歴パパママの皆さん、我々は本当に頑張ったんです(いやマジで)。

中学や大学の受験界隈の情報を集めれば集めるほど、そんな思いがふつふつと湧いてきます。

 

では理系パパでした。

高校受験と大学受験の偏差値換算表は?

前回は偏差値と中学受験と高校受験の偏差値換算表を作成しました。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

今回は同じ考えをもとに、高校受験と大学受験の偏差値換算表を作成します。

 

前提条件と換算過程

偏差値換算表の出し方は前回と同様ですので、前提条件と計算過程を記します。

大学進学率は以下の記事を参照しました。

2023年度(令和5年度)大学進学率 過去最高57.7% | 大学 | ベスト進学のまとめ

そして調整係数になりますが、これは模試を受ける層を考慮しています。

上位層はほぼ模試を受けますが、下位層はお金を払ってまで模試を受ける生徒は全員ではないはずです。

進学校に通っていた(が底辺だった)自分ですら現役時代はほぼ模試を受けていませんでしたので、そこら辺の感覚は想像がつきます。

つまり調整係数といっても本来であれば一定値ではなくグラデーション的な処理をする必要がありますがが、ここでは一定値とし、数学的センスをたよりに1.5にしました。

よって1/(57.7×0.01)×1.5=2.6が「上位何%?換算係数」となります。

あとは前回と同様に上位何%を大学受験用に換算し、VLOOKUP関数を利用して偏差値参照するだけです。

 

高校受験と大学受験の偏差値換算表は?

早速ですが高校受験と大学受験の偏差値換算表を記載します。

いかがでしょうか?
個人的には気持ち高いが悪くない数字といったところです。

※高校偏差値68前後のボリュームゾーン早慶にちょっと届かずMARCHくらいのイメージなので、やはり悪くない数字

例えば高校偏差値の60は大学偏差値の52.1に該当しますので、大学受験が厳しいことが分かります。

 

まとめ

今回は高校受験と大学受験の偏差値換算表を作成しました。

例えば高校偏差値の60は大学偏差値の52.1に該当しますので、やはり大学受験は厳しいです。

しかしこんなのはただの数字遊びなので、巻き返すことは十分可能ですし、落ちるときはあっという間に落ちます(進学校の底辺経験者は語ります)。

大学受験に挑む皆さん、頑張っていきましょー

 

では理系パパでした。

中学受験と高校受験の偏差値換算表は?

皆さんは中学受験と高校受験の偏差値がどのくらい違うか知っていますでしょうか?

中学受験の方が偏差値としては低めに出るということは皆さんうすうす知っているかもしれませんが、実際にどのくらい差があるのでしょうか?

今回は理系パパとして中学受験と高校受験の偏差値換算表を作成しました。

 

偏差値換算表の出し方

簡単な偏差値換算表の出し方としては中学と高校の両方の受験を実施している学校の偏差値を比較するやり方がありますが、数が少なく換算表を作るには信ぴょう性が欠けます。

そこで今回は偏差値に対する人数比が正規分布に基づいているものとして仮定し、偏差値と人数比の換算から偏差値換算表を作成しました。

これは以前記事にした「偏差値とは?をまじめに解説してみた」で作成したエクセルを利用しています。

k-e-n-j-i.hatenablog.com

具体的な利用方法は後述します。

 

前提条件と換算過程

前提条件は以下としています。

「受験率」は首都圏模試センターの調査結果を利用しています。

2024年私立・国立中学受験者数は52,400名と微減ながら受験率は過去最高の18.12%に!《首都圏》|受験情報ブログ|首都圏模試センター

一方で調整係数に近いのが「上位層受験率」です。

首都圏(一都三県)の上位層がどれだけ受験しているかは予想となりますが、ここでは3人に2人が受験しているものとして「上位層受験率」を仮で66.6%としました。

よって18.12/66.6=0.27が「上位層何%?換算係数」となります。

例えば上位層が全員受験する前提で中学受験率が50%だと、中学受験層の上位50%は高校受験層の上位25%ということになります。

(中学受験層上位50%ということは100人中50位。中学受験率が50%ということは全体で200人中50位。つまり上位25%)

しかし上位層が50%しか受験しない場合、同じように中学受験層で上位50%だったとしても高校受験層の上位50%ということになります。

(中学受験層上位50%ということは100人中50位。中学受験率が50%ということは全体で200人中50位となりそうだが、上位層受験率が50%ということは同じ成績の生徒が倍となるので、実際には50×2の100位。全体で200人中100位ということで上位50%)

 

この係数により中学受験の上位X%から高校受験の上位Y%が算出されます。

高校受験の上位Y%が算出されれば、今度はエクセルのVLOOKUP関数を利用して偏差値換算を行うという流れになります。

 

中学受験と高校受験の偏差値換算表は?

早速ですが中学受験と高校受験の換算表を記載します。

例えば中学受験の偏差値50は高校受験偏差値の61に該当し、中学受験層はかなり優秀であることになります。

 

これだけですと単なる数字遊びで終わりますが、数校ピックアップして実際の高校偏差値と比較すると想像以上に信ぴょう性があることが分かりました。

実際の偏差値と換算偏差値の差異がすべてマイナスとなっていますが、これは中学受験が高校受験に比べてお得ととらえることもできます(もしくは私立中学の高校受験の人気が過剰)。

いずれにせよ、中学受験で偏差値40台という理由だけで公立中学に鞍替えするのは明らかに危険です。

 

まとめ

今回は中学受験と高校受験の偏差値換算表を作成しました。

例えば中学受験の偏差値50は高校受験偏差値の61に該当し、中学受験層はかなり優秀であることになりました。

当初は単なる数字遊びで始めた企画なのですが、実際の高校偏差値と比較してみるとかなり似通った値になっていて算出した自分ですら驚いています。

言えることとしては中学受験偏差値が40台だからといって安直に公立中学に鞍替えするのは危険ということです。

 

では理系パパでした。

(時間があると思って書き始めたら、久しぶりに一記事作成に時間がかかった)