k4の果てなB

残した爪あとだけが、残されたものにはすべてなのです。

書いた記事のバックアップや、他社からの移行はしやすいか?

結構長い間、はてなブログを書いていて、こちらのベータも並行して使っているんだけど、機能が足らない(もしくは、古い方には実装されていたが、新しい方では不要と判断された)ものがある。新ブログのほうは、いままで書いていた記事のバックアップが取れないようだ。

さて、ブログはどこへ向かっていくのだろう? はてなはどこへ行きたいのだろう?

少なくとも、mixiFacebookみたいに、仲良しこよしがやりたいように見える。ブックマークとの連携がやりたいのもわかる。だけどブログってそんななのか? 多くの人はブログになにを求めているんだろう?

ブログを書いて、その記事を読んだ他人からこんな反応がありました、というのがわかるのは嬉しいものだ。でも、それが目的じゃあない。釣りタイトルをつけて、釣り記事を書くことが目的じゃあない。多くの人に読んでほしいとは思うが、そこが目的でもない。

機能が先か、思想が先か

ここにどんな文章を書くかなぁ、と考えている。だってもう一個ブログ持ってるし。あっちのブログは好き勝手書いているので、ジャンルというものが存在していない。「お前のは日記じゃない」ということはわかるが。それ以外は特に。

しかしあちらのブログに制約がないのかと言われればそうでもなく、制約というものは常に存在している。たとえば特定の人間に被害が及ぶようなこととか。あるいは犯罪に加担するようなこととか。邪悪過ぎて封印されるネタとか。え、これだけひどいことを平気で書いてるのに、邪悪過ぎるってあるの?とか思うかもしれないが。じゃあこっちに邪悪なネタを書いてみるかといわれれば、そもそもあまりにひどいから封印されたわけで、

酷いって、別に幼女を監禁して複数人数で強姦して死なないように肉をちょっとずつ切り落としながら拷問するとか、姉弟をさらってきてスナッフムービー撮るのにヘンデルグレーテル化させるとか、氏賀Y太並の生きたまま網焼きしてみるとか、そんな程度なら別に書けるわけで、もっと現実の人間が関わり、嫌な気分になるネタだ。(ところで氏賀Y太の漫画って、あんなになって生きてるわけねぇだろ速攻意識不明になって死ぬわ、と思うんだけど漫画の拷問を見ながら思うタイプです)

そもそもブログが2つあって、どう換えるか、と言う時点で「機能が先にある」のだ。「思想が先」にあるわけではない。ブログが2つ必要だ、だから2つ使おう、ではない。良い悪いではない。卵を先にしたいのか、鶏を先にしたいのか、という違いだ。どちらが先が正しいとか良いとかではない。

 

禁則の美しさ

この文章をsafariで書いているんだけど、今回のHatena Blogだと禁則が美しく表示されている。いままでのは禁則が美しくなかったのだ。禁則というのは、行頭行末にくるべきではない文字のこと。たとえば始まりのカギカッコ"「"は、行末にはこない。終わりのカギカッコ"」"は行頭にはこない。句読点、音引き、小さい文字(ぁぃぅぇぉゃゅょなど)は行頭にはこない。そんなルールが文章にはある。ところがいままでのHatena Blogだと、この禁則処理がブラウザ依存だった。なので、句読点が行頭にきていて気分が悪かった(まあそんな理由で僕はsafariが嫌いだったのだが)しかし、新Blogでは、この禁則が美しく表示されている。おそらく内部の処理が違うのだろう。

どうでもいい、と思う人も当然いるだろう。

そしてその逆もいる。

日付があとから変更できるか?

まさか書いた日付が変更できない?

新機能なので、いろいろ試行錯誤があるだろう。新規受付を閉め切っているってことは、まだベータ版なんだろうし。

それにしても、すごいな。まるで日記みたいだ。僕なんてその日何を考えていたかなんて、いつも適当だぞ。日付なんてあってないようなものだ。その日思いついた事を書いているときもあれば、ネタ帳みたいなメモテキストがあって、そこに書かれている事を持ってくることだってある。こうやって文章を書いていて、すらすら書けることもあれば、まったく思い浮かばないことだってある。こんなどうでもいい文章だって、そうなのだ。

多くの人は、その日に何を考えたかを書くのだろうか。その日付は、重要な役割を果たすだろうか。

サービス多すぎるだろ

いいことなんだろうけど。いいことなんだろうけど。重要じゃないけど2回言ってみました。

ブログに広告が出るのが気に入らなくて消す方法探してたんだけど、さっぱりわからん。前のはてなブログのときは「こうやるんですよ」って教えてもらったけど、もう忘れてるし。で、以前のはてなブログの設定の中身見たら、なんかすごいのね。いつの間にか。大充実の。サービス。ナニコレ。アフィリエイトとか。簡単に。できちゃう。Twitterにも。FaceBookにも。mixiにも。簡単に。なんかできちゃう(何が出来るのかよく知らない)SEOとか。聞いたことある。あれだろ。検索の上の方に来るとか…だろ。ほら、ほらなー、うん知ってる。

で、自分で見てもわからないから、Google先生に聞いた。はてなポイントプログラムをオフにすりゃいいとのこと。なんだよ。そうだよ。前もやったわー。数年前にやったわー。…って、あれ、新しいやつ、ないじゃん。

…広告消すのはどうやったらいいのでしょうか…。

細分化されたサービスと、統合された人格

人間はいろんな人格が一人の中に入っている。

僕は最近、ケーキを焼いたりする人格が顕著に出ている。今年の3月からはパンも焼いている。食パンが売り切れていたので、小麦粉を買ってきてパンを作ったのが最初のパンづくりだ。今のところ買ってきた小麦粉は全部で4kgで、現在進行中で使っている。まあ、小麦粉なんてわりといろんな料理に使えるから、そのうち何かになって食べちまうだろう。

えーと。ああ、そうそう。人格の話だ。

僕にはいくつもの人格があって、以前はそれに傾向していたけれど、最近はさっぱりやらないなーということだってある。つまりその人格が影を潜めている。たとえばテレビを見るとかだ。僕は子供の頃、かなりのテレビっ子だった。しかし今は、テレビを持っていない。10年ほど前に友人にあげてしまって、それ以来見ていない。

動画を見るスキルが失われていたが、今年は映画を観ることにした。1年の間に50本を目標にしていて、今年は予定に近い消化率を見せている。はっきり言ってかなり強引に映画を見た。そもそも動画を見慣れている人はどう思うのか知らないが、僕は30分も動画を見ていたらつかれてしまうのだ。なので映画は2日とか3日に分けて見る。「そんなに空白置いてわかんなくならないの?」と言う人もいるだろう。でもジャンプなんて、毎週細切れの漫画が20本とか乗ってるのを平気で見てるんだぜ。あっちのほうが特殊なスキル必要だろ。

…あれ、なんの話だっけ。

ああ、そうそう、人格です。

ここに書かれている文章は、いったいどんな人が書いたのか? それは僕にだってよくわからない。僕の中の、文章を書いている人格が書いているのだろう。でもそれは、漫画を見ているときの僕じゃないし、文章を呼んでいるときの僕でもないようだ。

そう考えると、サービスはどうだろう? はてなブログが新しくなった。それは以前と似ているけど、違うサービスだ。そうやってサービスは細分化されていく。はてなが使いやすいか、といわれれば、サービスによるだろう。いろんなサービスを提供し、人格は細分化されていく。いつか統合されるだろうか。これが「はてな」だ、という人格が見えるだろうか。

残した爪あとだけが、残されたものにはすべてなのです。