1/31プリライ-ライブではなくアニメイベントだった4thSTAGE

うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE LIVE 4th STAGE」
1月31日土曜日17時開演@横浜アリーナ

プリライ1月31日公演に行ってきました。
感想やレポは色んなところにたくさん上がっていて、みんなライブを観たら発信せずにはいられないような熱量がステージにはあったんだと思う。
なので私は、セトリや演出MCレポではないごくごく個人的なもやもやとした感想を書きたくて、すごく久しぶりにはてなダイアリーに手を出しました。

 

初めてプリライに行くことが出来たのは3rd公演。
声優さんとキャラクターであるアイドル達が重なる瞬間が、公演中に何度もあってすごいところに来てしまったと終ったあとは放心していた。
アニメで観たアイドル達が、目の前のステージで、現実で、歌って踊る。「ST☆RISH(QUARTET NIGHT)は実在した」そう思わせてくれる「ライブ」だった。

シャイニング事務所のアイドルのライブに行った、私はそういうスタンスでいます。
でも中には勿論、出演している声優さんのファンだから行くという人もいる。色んな人がいる。あと、うたプリは乙女ゲーだからアイドルとの恋愛を楽しんでいる人にとってはこのライブはどんな風に映るのかすごく気になる。
そうそう忘れがちだけどうたプリって乙女ゲーなんだよ!そこで大事な大事な「七海春歌」というキャラクターがいる。
七海春歌はヒロインでプレイヤーでもある。彼女はアイドル達の作曲家で言わば裏方の人で、ゲームではプリンス達と恋愛をしている。3rdSTAGEではそんな七海春歌のナレーションがある。アイドルの恋人がファンの前で挨拶をするという不思議な状況だなっと思ったけれど、プリライを「アニメイベント」だと考えれば何も不思議ないんだって気付いた。
当時しばらくもやもやしていたから気付いた時は目から鱗だった。
アイドルとファンという関係では決して見えないはずの作曲家、同級生、先生という人物がコメントするだけじゃなくて、ステージを盛り上げる演出になっている。プリライを完全に「ライブ」として楽しんでいた私にとって、歌とキャストMC以外は違和感のあるものでした。そういえば宮野真守さんが「カノン」を歌ったのも、ちょっとびっくりした。
そんな違和感ありつつも、やっぱり3rdSTAGEは実在するシャイニング事務所所属アイドルによるライブだった。


で、今回。4thSTAGEではなんと七海春歌のナレーションはゼロでした。春ちゃんいなくてうたプリファンとしては寂しかったです。
七海春歌のナレーションがないなら3rdの時に感じたアニメイベント感もゼロだねって思ったらそんなことはなく、4thはより「アニメイベント」だった。

4thは劇団シャイニングの曲で幕開け。
これがまたアイドルライブの演出詰め込みました!って感じで3曲連ちゃん攻め攻めで大興奮。曲後MCがあって、次メドレー。このメドレーがもやもやの大きな原因だったんだと思います。
メドレー曲はST☆RISHが各デビュー曲、QUARTET NIGHTソロ新曲。もうデビュー曲は興奮と熱量と涙腺がやばかった。
曲前にキャラのナレーションが入る。これが長い。曲繋ぎも歌い終わった人と、次に歌う人のナレーション。長い。ステージ準備のためとは分かってるけど長かった。各キャラの台詞はそれぞれすごく良かった、良かったけど、必要だった?と思ってしまった。
3rdで神宮寺レンは「オレンジラプソディ」の曲前の一言だけでファンには伝わる物が十分にあったし、藍ちゃんやトキヤが曲中に放った一言だけで破壊力は絶大なものだった。音楽で伝わるものってある、そう思わせてくれた。
4thは台本色が強くて、キャストさん達がいっそう楽しそうなのも相まって余計にイベント感がありました。

「アニメイベント」が嫌いなわけじゃなくて、私個人がライブを観に来ている意識が強かったから生じた違和感の話です。終ったあと自分の中で何かが違うなっていうのがあっただけで、プリライめっちゃ楽しかったし、3期楽しみだし、早く「ゴールデンスターズ」音源欲しいし、各グループ単独ライブやってほしいし、うたプリ大好き!!!!!です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!