色彩検定1級に合格する方法(1次試験)
2013年に独学で色彩検定の1級に一発で合格しました(同じ年に2級も合格してます)。これから受験する方がいましたら私の勉強法が少しでも参考になればと思います。
勉強期間
試験内容
- 色彩と文化
- 色彩調和論
- 光と色
- 色の表示
- 色彩の実務
- 色彩心理
- 配色イメージ
- ビジュアル
- ファッション
- プロダクト
- インテリア
- 環境
- ユニバーサルデザイン
試験勉強の方法
必要な参考書
- 作者: A・F・T公式テキスト編集委員会,社)全国服飾教育者連合会(A・F・T)
- 出版社/メーカー: A・F・T企画
- 発売日: 2010/04/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
問題集
合格のカギシリーズ 色彩検定1級1次 公式テキスト対応問題集
- 作者: サミュエル
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2009/09/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
過去問
色彩検定2級に合格する方法
私は2013年に2級を受けて一発で合格しました。同じ年に1級も受けて合格できました。
今回は2級において私が取り組んだ勉強方法を伝授します!(おおげさ)
2級ではどんな問題が出るのか
試験の範囲はATFの公式テキストから出題されます。そのためこの本の購入は必須です!少し値段は高いですが損はしません。なによりこの本は試験の対策として役立つことはもちろん、合格した後でも色彩に関することで調べるときに重宝します。
- 作者: A・F・T対策テキスト編集委員会,公益社団法人色彩検定協会
- 出版社/メーカー: A・F・T企画
- 発売日: 2010/03/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
問題の内容については、出題はこのテキストからになるので目次を載せておきます。
- 生活と色
- 光と色
- 色の表示
- 色彩調和
- 配色イメージ
- ビジュアル
- ファッション
- プロダクト
- インテリア
- エクステリア環境
全部で120ページあるのでそれなりのボリュームがありますね。
勉強期間
最低でも一か月は時間を確保しましょう。そして毎日1時間、休みの日は3時間程度やれば確実に合格できます。ネットでは1週間や2週間で合格できたという記事も見ましたが、それだと毎日2,3時間+休みの日は5時間くらいの勉強量は必要になると思います。事前知識のない人や時間に余裕をもって勉強するならやっぱり一か月は見ておいた方が良いと思います。
参考書
上記にも書いた通り公式テキストは必須です。ただそれだけだとどんな形で問題が出題されるのか分からないので1冊問題集のようなものがあったほうが勉強しやすいです。
私は西川礼子さんの「1回で合格!色彩検定2級テキスト&問題集」を使いました。公式テキストの内容がきれいにまとまっていて、問題集が付いています。それに加えて暗記BOOKが付属してあり覚える内容な簡潔にまとまっていて確認するときに役立ちました。
特に問題集にはこだわりはないので好きなものを選べばいいと思います。それと問題集は1冊あれば十分でしょう。不安であれば過去問を購入して解けば万全です。
勉強方法
私が行った勉強方法です。一か月で合格できるように時間を調整してあります。実際に私が勉強した期間も一か月程度でした。
最初の2週間は公式テキストを3回読む
目安として2週間で公式テキストを3回読みます。
1回目は色彩検定ではどんなことを覚えなければならないのかを把握します。細かい内容は後回しにして全体の内容やボリュームを把握します。
2回目は読んで理解できなかったところや覚えるのがたいへんそうなところにポストイットなどで印を付けていきます。つまり2回目の時点ではすべてを理解する必要はなく分からないところは後から覚えればよいです。
3回目は2回目でポストイットを貼ったところを覚えていきます。この時点で後何を覚えなければならないのか見えているはずです。一つずつ確実に理解して分からないところを無くしていきます。
2週間で3回読んだとしても決してすべて覚えることができるわけではありません。でも3回読めばそれなりになにを覚えなければならないのか分かってきます。
後の2週間は問題集を解く
ここからは問題を解きながら内容を覚えていきます。問題を解いていくうえでひとつコツとしては答え合わせのときに正解した(理解している)問題にはチェックを入れて次からその問題はパスしていきます。そうすることで2周・3周するときに1周目よりも高速に問題を解いていくことができます。最終的にすべてにチェックが付けば完璧です!
また、間違えた問題については公式テキストで正解を確認しましょう。これをやらないと解答の暗記になってしまうので、面倒でもやった方がいいです。
ちなみに公式テキストの最後に慣用色名が載っていますが私は覚えませんでした。1級の2次試験だと必要になるので時間に余裕があれば覚えればよいです。
最後に
私はこんな感じで2級を勉強して一発で合格することができました。基本的には暗記です。暗記なのでショートカットする方法はなく、結局繰り返して覚えるしかないです。根気が必要ですね。
これから色彩検定2級を受験されるから、ぜひ頑張ってください!
書評 色彩がわかれば絵画がわかる
色彩の基本を説明し理解できたところで、絵画や建築物の見方をその色彩の知識を活かして見ようと試みます。
- 三原色
- 三属性
- 順応
- 対比
- 四原色説
- 進出色・後退色
- 膨張色・伸縮色
- 暖色・寒色
色相環の順序
明度と彩度の違い
白や黒に対する純色の色の量。純色の量が多いほど鮮やかで少ないほど淡くなる。
明度
白の量が多いほど明るく、黒の量が多いほど暗くなる。