皆ー、英語はすきかー!

元ネタ
http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/ecbe8017fab3dbfbfbdbde32be846c2e


いろいろ盛り上がってるね。皆英語に思い入れがあるんだなとどうでもいい感想を最初に置いておく。
日本に居る限り、諸生活にしても、優れた出版にしても日本語で読めるから外国語は要らない子だろう。
私はへぼ化学者なんで、ひーひー云いながら読んだり書いたり聞いたり喋ったりする。


ただ、今の英語教育は(変わり始めているが)日本人英語話者が世界に踏み出すにはしんどいと思う。

  • 読むが異様に多い
  • 和訳が多い
  • あまり喋らない

この3つがしんどくさせる要因だと思う。(最近変わってきたらしいけど
量読めば読む力つくよ。他の3つ(書く、聞く、喋る)とのバランスが大事。ただ、日本語に直して理解するだととってもまったり進歩になるとおもう。
母語が日本語だから日本語を軸にするのは当然で仕方ない。英英辞典みたくこの単語、熟語は英語でこんなふうに説明されるんだと理解することが大事だと考えている。
よく言われる、英語を英語のまま理解しろってこういう事じゃないだろうか。
喋らないと発音は身につかない。これは口と舌と脳のトレーニング。舌が回らないと喋るに困る。
あとねー、自分で発音すればそのうち聞き取りも出来る。
日本語より区別される母音も子音も多いんだからその辺抑えないとどうにもならない。


読むのと書くのは似てるから量読んでると少しずつ書けるようになるんだけど、やっぱり読める量より貧弱な感じになる。(同時に聞いてるとそのうち喋る方にも行く、喋る方が貧弱)
これは仕方ない。日本語だろうと英語だろうとアウトプットの方がしんどい。


えー、もう教育受ける年齢じゃねーよーって人はどうしようか。天ぷら、いや、テンプレを考えた。
読むのと書くのは勝手にやってくれ。5つの文型に当てはまってそうで辞書に書いてある奴を適当に選べ。(もちろん単語によって相手が格好良いとか格好悪いと思うことはある。きにすんな)
喋るときはーさっさと動詞使うか、とりあえず相手の言葉に対して感想を言ってみる。賛成か反対かとかね。
it is 何か that 何か
I agree with your opinion because 何か
ぱっとおもいついたのはこの2つ。
上はimportantとか入れればいいんじゃねーかなー。言ってる間に考えて尾ヒレでもつければいいよ。
下も同意なり拒否なり入れて言ってる間に考えて尾ヒレつけりゃいいんじゃねーかなー。
聞くときはゆっくりって先にお願いする。わかんない単語があったら聞く。もっかい云ってより、よくわかんなかったから別に表現で頼むとかいえばいいよ。
あとね、早口で抜けるところって決まってるからそこを覚える。大抵は意味が薄いところ。(冠詞とか代名詞とか前置詞)


うん、発音についてまるで語ってないことに気づいた。駅前留学系以外で通じるように直してもらうのがいい。
日本人は間違えることにびびるし、指摘するとすねるって評判だから彼らは直してくれない。
ボイチャで直してもらうとか?
英語 発音とでもぐぐれば良いサイトが転がってるので練習すればいいんじゃない?
ウィキペディアにも英語の発音について詳しく書いてあるし。
http://www.nicovideo.jp/mylist/12464982
止まってるけどこんなのもあるし。


余談
ライティングで似たような意味で書き換えろってやめた方がいいと思うんだ。
受動態に書き換えとか、現在分詞を関係代名詞に変えるとか。
かなり雰囲気変わるよね。書き換えたら雰囲気変わってしまうんだからあれはどうかと思う。

身の回りにある数学について便乗した。

http://d.hatena.ne.jp/akira_you/20100201/p1
http://twitter.com/aomoriringo/status/8371952492
http://twitter.g.hatena.ne.jp/maname/20100203/1264919573

私も便乗。身の回りに転がってそうな数学。中高生の数学との関連も書いてみたい。(できるだけ簡単にするつもり)
私はアホの子なので結構間違えます。間違えたらDisってください。

ケミストなんでたとえば中和滴定なんてどうだろう。pH求めるときどうしようかと。
例えば一価の強酸(HClとか)を一価の強塩基(NaOH水溶液とか)で滴定すると水素イオンに関する二次式になる。これなら解の公式で簡単に解けるからpHわかるね!(え? 関数電卓や対数尺? 活量? なにそれおいしいの?)
これは、高校生でやるんじゃなかろうか。全解離を仮定してマクロな電気的中性から導けるんだけど。
二価の強酸、強塩基を一価の強塩基、強酸で滴定すると、水素イオンに関する三次方程式になる、こいつはヤクい。
(このあたりはWikipediaに載ってる、中和滴定曲線のところかな)
三次方程式の解法としてはカルダノの公式が有名だと思う(これは高校やらない)
だが、私は、ラグランジュの解法のほうが楽に解けると思う。(これもやらない)対称な部分があって置換をやってるんだけど、Wikipedia(三次方程式あたり?)に書いてあるよ。
このあたりから、群論が出てきたらしい。
中和滴定とかで二次式が使えるよねみたいな前振りは終わって、群論についても少し。
群論は対称性を見る数学の分野なんだけど、なかなか面白い。
15パズルとか、ネックレス問題やベンゼンの置換、立方体の色塗りなんかに使える。
後者3つくらい数学A?の場合の数で出てくるよね、きっと。
あとは、結晶とかね。世界に230種類の形しか無いんだけど、これも群論
分子や分子運動にも対称性があってそれを元に解析できたりする。(これは行列とベクトルの話が結構多いので頑張れば高校生でもなんとかなる)
群論ってそんなんで、ケミストは大好きな数学の分野。(化学には対称な部分がいろいろある)

画像圧縮なんかも挙げられてるけど、そのとおりで研究してる方が多く居る。
そのあたりの技術が発達してブルレイビデオみたく、高圧縮高画質な映像が見られるわけですがー。
私には難しすぎるのでパス。
1枚絵なら基本は行列とベクトル(というか、行列とベクトルは一体と考えてほしい)。
n次元空間作って、正規直交基底でもつくるんじゃね? あとは全最小二乗かなぁ。
計算自体は高校生でもできる(はず)

聴覚モデルを使った圧縮も挙げられてるけど、LAMEはそのへんの調整がうまかったらし。
PS3でMP3圧縮してショボーンした人が居るらしいんだけど(ぐぐったらでてきた)、そのへんの調整がイマイチだったのかも。
よくわかんないのでパス。

ぐぐるさんの検索エンジンは有名で、他にもkwsk解説してる方が居る。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/index.html
学習院の田崎先生の永遠に終わらない講義ノート
どこかに載ってるはず。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7599426
変態の相転移Pのつくった動画。(褒め言葉
計算自体は中高生に余裕で解ける。
理詰めじゃなくて経験的な部分が意外とあるらしく面白いなぁ。
余談:相転移Pと話したことあるけど、すごい変態だった。

フーリエ変換はどこにでも出てくる気がする。
フーリエ変換って何?って人はぐぐれ。
簡単に言うと、波に関する処理。実空間(例えば時間、長さの情報を時間や長さのマイナス1乗に変換する処理。time→time^-1
例えば、周期T(sec)の波を周波数ω(Hz=sec^-1)に変換するような処理。
ケミスト的には回折がメイジャーの予感。X線回折とか電子線回折とか、あれも逆空間が映ってるし。
音声処理なんかやるときは、実空間の波を周波数ごとに分類して、この辺の周波数だけ強くしようとか弱くしようとか出来る。
例えばアイマスアカペラ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8099330
元のデータは、曲入りで歌ってる奴と、他のCD音源かなんかのカラオケ。
カラオケの全領域を逆位相にして、(この段階で分かる人居るらしいね、私わかんない)歌ってる奴にミックスする。
すると、波の干渉で弱め合いが起こって、声だけ聞こえる。多分こんな感じ。
ノイズキャンセリングとかはもっと高級な処理やってるらしいけど環境音拾ってくるのは同じらしい。
とりあえず、音弄りは、フーリエ変換で適当な周波数引っ張り出しでごにょごにょして元に戻すでいいんじゃないカナ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9470794
やはり変態の相転移Pがやってくれてるので見るのも良いかも。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9353553
こっちは高校数学でわかるようにつくるらしい。

http://www.necel.com/news/ja/archive/0911/1702.html
あとはー、これなんてどうでしょ。
ボタンを押した振動を電気エネルギーとして回収したリモコンらし。
私はしゃかしゃか振ってキャパシタなり電池に貯めた方が良いと思うんですが、振動を直接回収するよう。
力学モデルだと、バネとダッシュポットとなんだっけ、錘? で表せる。
これって、RLC回路と同じ方程式の形になる。
ちなみに二階の線形微分方程式
高校生の人なら多分、二階くらい微分した形はみたことあると思う.。
物理で出てくる加速度って長さを時間に関して二階微分したものなんだけど、気づいてるよね。単位は(m/s^2)だし。
同様に速度は時間の一階微分
だから加速度最初に与えられるといろいろ解けるよ。初期条件があれば。(積分定数を決定出来る)
他にも、高分子って粘弾性液体とか呼ばれたりして、固体なんだけどなんか液体風味な物性があるのね。
ひずみと粘性に関するモデルでマクスウェルモデルとかフォークトモデルなんてあるけど、これは一階の微分方程式でRC回路の回路方程式と同じ形。
(RC回路と同じと思いついたのは良いけど使い道がわからなかった……。)
つまり、上二つで長々と語ったけど、数学的に同じ取扱が出来て、同じような数学的な意味を持ってる。(はず、多分写像、ごめん、よくわかんない)
同じようなネタで、熱移動と物質移動。これも同じ形。(一階の微分方程式
ドライヤーは空気と熱を両方送ってくるけど、ニクロム線がバーンアウトしたり、周りの樹脂が解けない程度に頑張ってます。
この手の移動に関するものって云うのは割とよくある、冷却が必要な箱はごろごろあるし。箱○なりPS3なり、PCなり。
熱交換器も同じような感じ。工業プロセスでもこういう熱と物質の移動は基本的だと思う。(化学工学と云う分野)
プロセスネタで拡散とか。
例えば、セラミクス作るなり、CDの基板作るなり、薄膜、フィルム作るなり、印刷するなり、水の浄化で活性炭とかで吸着とか。
こういうのも大体取り扱いは似てる。
自宅やらオフィスにアリそうなレーザープリンタさんも拡散の理論で取り扱えると思う。(簡単な系を考えると一階の微分方程式になるかなぁ)

あとはー、疫学?
このへんはNATROMさんとかぷろどおむさんのところに詳しい。

朝日に岡田監督と福岡伸一載ってた。

2010年1月29日の朝日新聞朝刊に岡田監督と福岡伸一の対談が載ってた。
ネットには出てないっぽい。
朝日のインタビュアーもビリーバーっぽくて頭が痛いが。
岡田監督はどうでもいいや。ビリーバーでサッカーに影響を与えるならその界隈の人がDisるだろうし。
福岡は壊れた何たらみたいに動的平衡を繰り返すスタイル変わってないね。
ついでに科学者として最低なところも治ってない。
つまり、定義を疎かにして雰囲気で語るところ。彼が唱える動的平衡なるものを相変わらず彼は定義しない。さらに、彼がそれっぽいと思ってるものをさして云ってる、あるいは何かを騙すために唱え続ける。
科学者として一番中に浮いた議論でこんな阿呆なことは、学生でもしない。(学生に失礼だが)
そんな宙に浮いたことを云ったら「お前その言葉をどういう意味で使ってるんだ」と問い詰められるし、Disられる。
新しい概念なり言葉を唱えるなら雰囲気的なぼやっとしたものか煮詰まる過程も経て言葉が定まってくるだろうけれど彼はそうではない。
そういったところで彼は非常に科学のスタイルが身についていない、欠如している。

彼の云う生物的とかそういうのはあんまり得意じゃないけど彼の行うカテゴライズには違和感がある。
まぁ、この辺は生物屋がDisるだろうから私は突っ込まない。

猫猫先生が『子供の前で喫煙して何が悪いか』と仰ったので

元ネタ:http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100105
上記での日記で猫猫先生はこう仰った。
『20世紀には子供の前で吸う父親などたくさんいたが、それが悪影響を与えたというデータを見たことがない。私は、子供の前で煙草を吸うのが悪いとは、ちっとも思っていない。』

なるほどなるほど。
ところで、Wikipedia小谷野敦を見ていただきたい!
特に主な批判対象のところを。
大塚英志氏への批判にこう書いてあった。
『「大塚の文章は非論理的で、下手というより平然と論理をすり替える詭弁と、直感だけで書いていて、それを実証的に検証しようという姿勢がない」』
『「既に遠い昔、『少女民俗学』(1989年)を上梓した際に、大塚の議論の恣意性と杜撰さは浅羽通明から徹底批判されているが、その後も直っていない」』
『大塚の文章には「裏づけのない記述が多く、とてもまじめにつきあう気になれない」』

「」内は以下による。
小谷野敦私小説のすすめ』p.153-157(平凡社新書、2009年)

すげー、なんというブーメランだろう。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/03/s0324-7.html