大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

大河の一滴:おしながき

このブログは株式投資ブログです。それも長期視点よりのものです。

おそらくガチな方な投資ブログです。
このブログの運営意図などはこちらとか。

 

投資考察

・投資でかんがえたこと
株式投資をしながら考えたことを連ねます。すべては僕が考えた、僕はそう考えるの域を出ないものです。

・お気に入り過去記事選

投資でかんがえたことのお気に入り選です。Twitterに飛びます。

 ・投資やお金について考える
管理人は、投資やお金のことを考えたりするのを趣味としています。投資よりもうちょっと広い範囲でなにか考えたことをまとめたらここに入ります。

ツール・データ(投資エクセルテンプレート)

・ツール・データ
ツールとかデータを用いた投資関連のカテゴリです。

・投資エクセルテンプレートまとめ

 株式投資に役立つ各種エクセルテンプレートを無料・有料で配布してます。それのまとめページです。

・豪華有料版販売

いくつかの投資エクセルテンプレートは豪華かつ使いやすくして有料販売しています。

・四季報CD

四季報CDのスクリーニング式を公開しています。

日記(銘柄分析・銘柄比較)

 日々日記がてらに銘柄の分析及び比較をしています。

・銘柄分析

長期業績を見ながら企業の状態を確認します。

・銘柄比較

4銘柄比較しながら企業の状態を比較確認します。

その他のコンテンツ

・個別投資事例
管理人が特にたくさん買ったり記憶に残った投資案件を記録したくなったら追加されます。保有期間も長い方になりそうで終わらないと基本出さない方針なので数は少なめ。

・株主総会参加記
管理人が株主総会に参加したりしたらここにレポされます。

・投資Q&A

投資に関して管理人がQ&Aしたことをまとめます。

・会計クイズ

管理人がどこかで作って出した会計クイズはここでまとめられます。
・用語解説
別途別に記事のフォローが必要だなあと思ったものをまとめてます。

・銘柄紹介
管理人が興味持ったりお勧めかなーと思った銘柄を紹介します。その銘柄が上がるか下がるか、配当優待が末永く続くかには責任は持てません。

リンク集

・リンク集

便利なサイトへのリンクとかおすすめ本などの紹介とか様々な投資系も含めいろんな紹介をしています。

その他のこと

・メディア掲載 

メディアに載せていただいたときの報告記事です。

・その他のこと
上記に入らないことはここにはいるかもしれません。

 

 

 

このブログは以前(http://easy-log.net/tkblog/)でやっていたものをはてなブログに移設したものです。

古い記事はリンクレイアウト等おかしなことになっていたり旧ブログにリンクされていたりすることがあるかもしれませんがご了承くださいませ。

 

(4487)スペースマーケット/東証GR/情報通信(分)

f:id:kamomenotoushi:20221221222844j:plain

基本データと取り上げた理由

株価:313円(人々は、崖から落ち続け転がり落ち続けている)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4487 スペースマーケット 東証GR/情報通信 37.45 2024/12予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
18.06 1.7/9.41% #DIV/0! 27.95 7.24
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
24.39%/7年 #NUM! 35.76%/6年 25.93% #DIV/0!
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
-5/7年 -4/7年 -9/7年 -1.31/7年 -8.98%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
20.45 5.17 25.3% 0% 0%

 今日は分析。KABU+決算・財務・業績データの2020年7月(おおよそ2020年3月までの決算実績)と2024年4月(おおよその2023年12月までの決算実績)を比較し、売上営業利益で1.5倍以上のものかつ、市場統計推移記録表で2020/3/17と2024/4/19を比較し、時価総額が減っているもの(対象22銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。順調に成長してるのにコロナ最安値時より時価総額が低いものを拾う意図。スペースマーケット。貸しスペースプラットフォーム。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年04月23日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「赤字成長が黒字化?」

事業。

事業内容 | 株式会社スペースマーケット | 場所のチカラで あなたにエール

スペースのシェアサービスのスペースマーケットがメインで、他にも公共施設の予約システムとスペースモールとして大家さんからおそらくスペースマーケットに突っ込むスペースの開発をするスペースモールも。

SPACE MOLE|株式会社スペースモール|遊休資産を活用したレンタルスペースの企画・運営代行・レンタル利用

端的にはスペースのシェアプラットフォームとなるのかな。

決算資料。

IR 決算説明資料 | 株式会社スペースマーケット | 場所のチカラで あなたにエール

 

以下業績推移。赤字含みもおおよそ成長。

 

 

ここは決算資料で四半期のもののほうほうがわかりやすいですかね。2020はコロナでの交代が強めもそれを乗り越え目先は加速して来てる感も。

四半期ではぶれもあり季節性はありそうですね。


このへんもGMV(流通総額)もスペース数の増加を伴って伸びてきてると。端的にはどんどん利用されているにはなりますね。

と、他にもわりと順調に伸びている印象を受ける内容でよければ決算資料でも。

 

と、のびてるわけで一時の交代もコロナのせいと明確な理由はるわけですが利益自体は現状安定してなく赤字も多め。

当然ROEも安定せずBPSなら減らす傾向。

利益率など。原価率は低下傾向で、このへんはWEBプラットフォーム。

原価率は低いですし低下傾向であり、増収はあるのでいずれ大きな利益がでる・・とはなるし、そのために販管費を大きくかけてシェアを取りに行きましょうも理解できるんですが、じゃあいつちゃんと利益がでるのですか?、販管費切るとシェア売上おちるんじゃないですか?みたいな話はSaaSとかプラットフォームにはある話ですが、このへんをどうみるか?

(IRBankから)

あとは3479がTKPがわりと近そうですが、TKPは自社で会議室運営してるのに対してここは、プラットフォームで会議室は運営してない違いはありそう。というかTKPがスペースマーケットに出してたりしますね。売上規模もTKPのほうが規模が大きめ。これはスペースマーケットが手数料が売上に対しTKPはレンタル料が売上みたいなかんじですね。

RemoteworkBOX TKPガーデンシティ横浜西口店

TKP並べようと思いましたは事業モデル結構違うのでやめときます。

1Qまだ。

 

財務

利益剰余金マイナス。

(IRBankから)

目先総資産20億で有形固定0.7億。ソフトなど無形固定1.7億。

流動17億でだいたい流動で、現金5.6億、未収入金が10.7億。多くが未収入金でこれは増えてますね。

負債14.9億で有利子負債1.8億とかありますが主な負債は未払金7億あたり。他に信託型ストックオプション関連損失引当金3億とか。まあこれは気にしなくてもいいですかね。

負債自体は未払強めで自己資本比率は低いけど、流動も多めだし財務の質はいいほうかな。

まあ利益剰余金マイナスですが。

 

CF

 

営業CF赤字多め。当然FCFもマイナス多め。2023は営業CFプラスにFCFプラスですね。

これまでは赤字にFCFマイナスにしてシェア売上を取りに来てた形で、これが規模もとれて今後は利益を・・という変化になるのか?が焦点でしょうか。

 

還元なし。利益剰余金マイナスですし。うまくいけば今期で利益剰余金マイナスが解消するかしないかぐらいにはうまくいけば。

株式発行じたいは2018,2019以降はしてなく利益乗れば増資おかわりは必要なさそうには思えますがさて。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でもみあってさげている
週足でさげてもみあい
日足であげてもさげてもみあいではないか。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2019年も以後わりといいところなしの推移。2022年までは1000前後でもみあいも2022以降で200円台まで続落。

2023年以降は239円で下げ止まってはいて行こいう300円前後での推移。

一応239で下げ止まってるのでここが基準になるかもあるいは2023年後半以降の294。

294はすぐ切れそうにも思えますがここを切らなければ239以降は上昇トレンドで継続で294も切れないとなるのでここらをみながら。


ファンダ的には、レンタルスペースのプラットフォームで手数料ビジネス。それに突っ込むように大家の不動産を手入れする事業も。

コロナでつまずきはあるもおおよそ成長傾向で、目先は利益で本決算通過。基本プラットフォームで原価率などは低く、シェア取れるなら利益やCFで筋が良い事業モデルとは思われる。現状それを販管費積んでシェア売上を取りに来てる段階ですね。販管費を切っても利益や成長をとれるのか?が焦点にはなっていきそうな。ひとまず目先は利益水準まで来てますねはそうですね。

財務は、自己資本比率などは低めもプラットフォームよろしく流動多めで負債の質もわるくないやつ。CFも目先は黒字化。ただしまだ利益剰余金はマイナスでこれまでは販管費かけてシェアを取りに来てたにはなると思うけど、現状までで儲かってないはそうなります。無配というか無還元。増資はとりあえず必要なさそうですが、成長鈍化などくると増資して赤字で販管費切ってなんてのも想定しうるとは思いますがさて。目先はだから軌道にのってきてそうにも・・という感じ。

評価。

PER28のPBR7.4ほど。高評価。株安してこの位置ですが、一応成長で目先利益も利益が出たり赤字だったりででてる計画も+20%もないくらいでなかなか期待先行な株価形成してる印象はうけます。PBRでみても7ほどは超高評価でROE20%ならわからなくもないけど、計画通りにいくかというところでも過去計画もあまりあてにならないところもありますし。今まで高評価過ぎたのではないかとおもいますがどうでしょうね。

とはいえちゃんと成長して販管費が抑えられるなら可能性自体はありそうですがさて。

 

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4487

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4487

IRBANK:https://irbank.net/4487

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんもないよー

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きを読むには
購入して全文を読む