モカシンテレグラフ

日記・雑記 料理とバイク旅の話が多め。NZ思い出話も時々

2024 GO/ST TripleBeach その2

その1からの続き。翌日、再び早朝からスタート。この早朝の、手つかずな雰囲気の中走ることは、何にも代えがたい。そして、それ故に中毒性がある。本来、朝がめちゃくちゃ強い人間ではないが、そんな人間でも3時起きが全く苦にならないほどの価値、中毒性があるということだと思う。

 

ということで、緩やかに目的地を目指しつつ、気ままに走る。ふと、適当に海に向かったらちゃんと海を見ることができるのかと思い、バイクでなければちょっとやだというような細い道をずんずん入っていくと、ちゃんと海に出た。どうも、海際の別荘地エリアのようだった。ずーっと堤防が続く。堤防脇はなんとなく軽トラは走ってもいい感じ。航空写真で見ると、しばらく走っていくことができそうだったが、今回はやめておく。こういう時はテネレではなく、セローの気軽さが欲しいところである。

 

フラフラと走り回り、次なるチェックポイントへ。こちらは、以前にも鳥居を拝みに来ている。再訪。でも、いつ来ても立派な鳥居、水際で気持ちの良い場所。鹿島神宮、西の一ノ鳥居

 

 

続いて風車群と千人画廊のところ。ゆっくりと端から端まで走ったけど、ジョジョ風の絵を見逃してしまった。そこで記念撮影をしたかったんだけれど。臨海エリアで、無骨な鉄骨&パイプ、無数の風車。圧倒的なマシーナリー。

 

 

車両が乗り入れ可能な数少ない浜、波先海水浴場。関東の千里浜?波打ち際までサーファーの人達が車を乗り入れているので、オフ車であるテネレなら余裕だろうと思いつつも、荷物満載&ソロなので、念には念を入れて徒歩で現地調査。ここだけに限らず、どうかな?と思うような林道その他の道では、惜しみなく一旦バイクを降りて、徒歩で確かめに行くことにしている。レースじゃないしね。熟練のオペレーターほど、重機から降りて実際に現場を目視して確認・作戦を立てる、という話も聞くしね。

 

無事、安全確認がとれたので、いざテネレで。それでも油断していると、突然砂の柔らかさが変わるので前輪が斜めに逃げていく場面もあり、ドキッとする。無事波打ち際まで行って記念撮影。大変いい気持ちだ。

 

 

そのまま犬吠埼へ。実は初犬吠崎。灯台にも登る。素直に「無料駐車場」というところに入れたら、ずいぶんとぐるっと歩かされた。知ってる人は、灯台の真下まで車やバイクで来ていた。お土産売り場を意地でも通す動線にしたいのはわかるけど、なんていうのかな、すごく昭和の香り。ま、実際昭和のままなんだろうけど。

 

 

そろそろ、地図の位置的にも終わりが見えてきて、日没までには相当余裕があるので、お昼は行きたかったラーメン屋さんに。会津ラーメン 白虎会津のラーメン屋「うえんで」の親族と聞いていたのでお父さんと話したら、先代うえんでの弟さんとのことで。自分も会津は半分住んでいたようなものなので、いろいろと会津近況話で盛り上がった。ラーメンはこんな感じで、胃にしっくり来る大変美味しいラーメン。ごちそうさまでした。

 

 

さて、いよいよゴール。1周回ってスタート地点に戻ってきてゴールなので、スタートCPたる玉前神社に戻ってきたわけである。ゴール処理をして、直ぐ側の牛乳屋さんのソフトクリームを食べる。新生酪農アイスクリームショップ。この見事な螺旋!無事ゴールもしたし、気分良く螺旋を頬張る。

 

 

このまま帰宅と思いきや、明日また山武市に用事があるので、定宿・東横INNへと落ち着き、9%で乾杯!今回も、大変楽しいツーリングルートとなった。興味のある方はぜひ、次回参加ご検討を。運営のDoorOfAdventure(DOA)をフォローしておくといいと思う。

 

山武市に何があるかと言うと、先のNZ渡航で友人宅にGoProを置いてきてしまっていて… ちょうど別の友人が一時帰国するとのことで、GoProを持ってきていただいた。それを取りに伺う。何たる偶然、何たるNZ友人ネットワーク。ということで無事、GoProが戻ってきた。

 

GoPro受け取り後、群馬の焼きそばを食べに行ったりもしたけれど、それはまた別の機会に。

 

2024 GO/ST TripleBeach その1

さて、今年も始まったGO/ST、第一弾はTripleBeach、チバラキエリア。春先ということで道路コンディション(凍結・降雪等)も加味すると、やはりこのあたりに落ち着くのだろう。(GO/STとは主にスマホを使用してGPS位置情報を用いて行うミステリーツアー的ツーリングイベント。バイクに限定されていない。自転車、車の参加も多数。徒歩・公共交通機関利用等なんでもあり。詳しくは公式を。あるいは木村さんの記事とか

 

当初は平日5日間を使って気ままに走って、見学したい施設をしっかりと見学して、なんて思っていたのだけれども、春先の天気。直前までいい予報だったのが突如、週の真ん中あたりが雨予報に… 雨の中では全くつまらないので(雨の中でも大はしゃぎで楽しめるほど、もう若くない)予定変更。日曜に軽く様子見の日帰り&週後半2日間くらいを利用して走ってきた。

 

自分はチェックポイント(CP)イヌスタートのR回り。イヌは上総国一之宮 玉前神社だった。朝イチ6時過ぎに到着、GO/ST開始。幸先よく、さっそくエンカウント。同じくIスタートR回りの方だった(でも結局、最後までエンカウントはこの方だけだった)。安全を祈願してスタート。

 

 

本来、土日祝は運転しないことにしている。渋滞が嫌なのと、サンデーさん回避のため(まだ死にたくない)。かなり頑なに運転しないのだが、今日は日程的にしかたなく。でも、早朝時間は空いているので快適にツーリングを楽しみ、CPいくつかこなす。

 

山武市の浪切不動院。昔々は、このすぐ下までが海岸線で、この櫓?から海を見るのが風流だったとか。それはそれは贅沢でしょう。羨ましい。

 

マンモス、飛行場。飛行場で魚肉ソーセージとせんべいをかじりながら休憩。飛行機がエンジンを掛けて陸上を移動している。しばらく待ったが飛ぶ気配がなさそうなので出発。その後、飛行場脇を走っていたら、離陸していった。あとちょっと休憩していたら、滑走路を疾走する飛行機が見れたのに、残念…

 

 

これでお昼すぎとなり、帰りの交通状況を加味すると、美味しい時間は十分走ったので(というか、美味しい時間だけ走った。贅沢)帰路につくことにする。早い時間での離脱でスムーズに帰れた。

 

数日あけて、仕切り直して再開。まずは未明から再開の龍ヶ崎飛行場へ。昨晩あがった雨だが、路面はところどころ濡れている。まあそのうち乾くだろうと思っていたら、スクリーンやシールドに雨滴が… おかしいな。とはいえ、お昼前後には晴れるだろうし、かまわず進む。

 

霞ヶ浦に出て、廃線の名残レール。不思議?シュール?いつ頃の線なのか、旅客か貨物か、どこからどこまで、どんな人がどんな思いでこの鉄道に関わっていたのだろうか。こんなレール一つとっても、いろいろなことに思い馳せられて楽しい。

 

 

次のチェックポイント前に見学しておきたい場所があるので霞ヶ浦沿いを移動していたら突如謎の穴がたくさん。思わず2度見して、Uターンして、じっくりと眺めてみた。とても興味深い。カキ化石床というらしい。

 

 

そして、今回の一番の目的地。阿見町 予科練平和記念館。以前に零戦(模型)を前に記念撮影はしたけれど時間の関係で見学はせずだったのだけれど、今日はじっくり見学。予科練という、太平洋戦争中の軍に配属される前の訓練学校の様子がいろいろ展示されている。憧れの予科練に入れた若者たちの手紙、特攻に選ばれ出撃直前に書かれた手紙、特攻に関しての解説映像、と非常に胸に来る内容。特攻前の手紙は涙でちゃんと読めない。それから、辛く暗いトピックの解説映像が、「これらを胸に我々は平和を考えないといけません」というアップな感じで終わるかと思いきや、最後にモールス信号での締めくくり。これも不謹慎な言い方かもしれないが非常にずるい。愕然としてやっぱり涙が止まらない。ぜひ、機会があれば見学していただきたい。ただ見学ではなく、当時、前途の明るい、無限の可能性に満ちた若者たちがこの状況にあったのかということをしっかりと想像して見学して欲しい。


こうやって皆が戦争の悲惨さを考えて平和へ向かう、という目的でこういう記念館や展示は存在していると思う。これまた不謹慎と言われると思うけれども、しかし、どれだけ我々末端が戦争は悲惨だと認識しても、(広義での)末端と上層の間にはあらゆる物・点で乖離があるから、ここで投げられた思いの石は戦争を決定する層にはまず届かないと思っている(そもそも展示を見るまでもなく、戦争をしたいと自分は思わないし)。銀英伝ジェシカ・エドワーズの「あなたはどこにいます?」的なね。「戦争反対、恒久的な平和を!」はもちろん、とても大事だけど、一旦それを抜きにして、ただただ丸裸の純感情のもとで、当時の若者の置かれた立場を想像して欲しいと、そのほうがむしろ失礼に当たらないのではないか、と個人的には思う。

 

さて、平和記念公園をあとにして山を登り、砂利道を走り、カニ汁を食べる。素晴らしい見晴らしのパラグライダー場。カニ汁は大洗のかに弥さん。かにめしも食べたかったんだけど、腹具合と時間がうまくマッチせずで、次回へ。この辺が次の行き先がわからないツーリングだけに、昼と行きたいところを合わせづらくもどかしい。

 

 

 

こんなところでDay1を終えて、定宿に。快活のひたちなか店。この日は部屋選択をミスってしまった。ほぼ使う必要がないけれど強いて言えばHDMIモニタ欲しいかなと思ってゲーミングを選んだけれど、立地的にカラオケの重低音が終始響いてくる部屋であまり良く寝れなかった。しかも、関東圏は料金が高かった。個室12時間3300円までだろうと思っていたら4150円だった。これなら別の定宿、東横INNか、あるいはチバラキ(あと栃木)にふんだんにあるR9シリーズにすればよかったと後悔。

 

全日程をさらっと書くつもりが、長くなってしまったので、次回に続く。

 

 

 

牡蠣を通販してみた 他連休中の食べたも

ゴールデンウィークは毎年引きこもり。曜日に縛られずに生きていけるので、わざわざ人が溢れている時に出歩くこともないということで、毎年必ず引きこもる。

 

2月ころに友人宅で蒸しガキをごちそうになった。楽天で通販できて、しかも安いってことで、自分も試してみようと買ってみた。宮城のこちら、松島牡蠣屋さんから。引きこもり期間は陽気もいいので、高頻度で七輪バーベキューを行う。そこで焼き牡蠣をやってみよう、というのがメインの狙い。

 

届いたので早速開封。すごい、思ったよりもたくさん入ってる(殻付き3kgで2人前が目安ということで3kg x 2買ったけど、3kg一箱で十分楽しめると思う)。早速、焼き牡蠣に。陽気もバツグンなのでキレッキレに冷えたロゼワインで。正直、牡蠣と白ワインってそんなにだよなと思ってるんだけど(だから無理して飲まない)、このロゼは何にでもよく合う。とても良いワイン。だから残り少なくなってきて、売るのをやめて全部自分で飲んでしまった…

 

熱々で、野趣溢れてて美味しい!焼き手で忙しかったので、パカッと開いた写真はとれなかった。採れたてを直送で海水をしっかり噛んでるので、その塩気だけで十分。

 

たくさんたくさん牡蠣があるので、一所懸命全部殻を割ってむき身にしてカキフライに!最高!牡蠣のメニューとしても、フライのメニューとしても、カキフライが自分の中で1位と思っている。

 

先の海水の噛みでかなり塩っ気が強いので、1%塩水に数時間つけて海水抜きをしておいた。塩っ気調整したり、殻むいたり、やっぱりむき身で売ってる牡蠣は手間がかかってるなーと思った。それと、海水抜きを調べている時に「とりたてから時間が経つについれて牡蠣内の海水は濃縮されるので塩辛い牡蠣というのは時間が経ってしまっている。新鮮な採れたての牡蠣は新鮮な海水そのものの塩分なのでしょっぱくなく美味しい」的な意見を見かけたけど、海水、飲んだことないのかな?海水はそのままではしょっぱいよ。塩分濃度3.5%前後だから… ともあれ。

 

他にも知り合いから山菜(タラの芽、コシアブラ)を頂いたので天ぷらに。旬の味だねー。

 

自生パクチーのサラダはずっと食べている。それから餃子にしてみた。これまた最高に美味い!こちらはやっぱりカルダモン焼酎ハイボールで。春先のパクチーはトウ立ちが早いのでそろそろ終わりかな。自生頼みじゃなくて、種まいて栽培しないとと思いつつ、できていない。

 

 

醤油づくりの途中経過。久しぶりに天地返しした。気づかなかったけど、これご飯にかけてべたら美味しいね。友人から教えてもらった。

 

そんなこんなで、今年も非常にのんびりと平和な、心安らかなGWだった。

 

 

EVが増えていたNZ

2月のNZ話。車事情。久しぶりに行ったらEVの数がものすごく増えていた。迎えに来てくれた友人も、別の友人もEVになっていた。フォードとテスラ(向こうではテズラと発音してた)。オークランドに限って言えば、日本の比ではない普及数だと思う。街を走る車3,4台に1台はEVという感覚。

 



 

少し前に、政府がEV普及のためにずいぶんと手厚い補助金を出したり、税制等の優遇もあったため、みんな飛びつく様にEVを導入したらしい。政府の思惑としてはバッチリ。ただ、その後、かけた梯子を外されるかのように様々な優遇がなくなり、更に距離税も付加することになったということで、みんなものすごく怒っているらしい。わかりやすく言うために「距離税」と書いたけど、勝手な言葉。NZでは「マイレージを買う」みたいな言い方してて、ディーゼル車はこのあと走る予定の距離に応じたお金を収めて走らないといけない仕組みになってる。このマイレージオドメーター80000kmまで買ってあって、今現在の実走行距離75000kmなら、あと5000kmは走ってよくて、近づいたらまた買い足して、例えば85000kmまでオッケーにしておく、みたいな感じ。これが結構するので、燃料代としてはガソリンより軽油の方が安いんだけど、結局相殺されて、あんまり変わらない、という感じ。どこの国でもあらゆる方便で税金を取ることには躍起になっている。で、この距離税をEVに課すのでみんな怒ってる。ともかく電気を繋いで充電できるものすべてにかける予定らしく、PHEVにも距離税をかけるとのことで、もうここまで行くと「え?」となる。PHEVの人は踏んだり蹴ったりな気がする。(ここまで、2024年2月での話&現地の友人から聞いただけ書いているので、それなりと思ってください。特に政府公式発表とかは調べてないよ)

 

その他、みんな実際に使う移動距離が長い、やっぱり充電に時間がかかる、(充電池の寿命の件で)EVはリセールバリューがほぼ無くなることなどもあって、EV熱はほんとに一瞬沸騰したけど、かなり下火になっている模様。

 

急速充電設備設置の問題(場所&コスト)もあるようで、今はBPががんばって担っているらしい。もちろんBPも商売なのでそれなりのことを見込んでではあるだろうけど。

 

 

BP的には、ここで15~20分充電休憩を入れてもらって、ショップ内のコーヒーやホットスナックの消費につなげていく思惑なのかな。ちゃんと携帯の充電も無料でできるよ。

 

ちょうど同時期に、アメリカの大手レンタカー会社(ハーツアメリカ)では一旦はビシッと揃えたEVを全部売ってハイブリッド車に買い替えたというニュースも出ていた。やはり航続距離と充電の(場所探しと充電時間の)不便さが旅行者に全く受けなくて、ガソリン車は全部出払っているのにEVだけ全車開店休業状態で、買い替えに至ったとのこと。ニュースによるとハーツだけではなく一般の人も含めてアメリカではハイブリッド車にトレンドがうつってるそうで。

 

新しいものが出てくるときは、もちろんアップダウンがあった末に落ち着くのが基本だから、どれか一つを取って良い・悪いを言うつもりはまったくない(蛇足だけど、ガソリン車よりEVの方が先らしいけどね、車歴史的に。だから「新しく」もないんだけど)。洋の東西を問わず、どこも似たりよったりなんだなというのと、そういうダイナミックな過渡期を体験できるのはラッキーなことだよなと思うと幾分ハッピーになれるんじゃないかと思った。

 

パクチーがとれ始めた

半自生のパクチーがとれ始めた。風の当たるところはまだ何も出てないけれど、ちょうど擁壁の裏側、風の裏になるところは食べごろになってきた。

 

今頃のは柔らかくてとても美味しいので、とても嬉しい。小躍りしながらうっきうきで採取。香りも強くて、ちょっと洗っただけで部屋中パクチー臭。

 

薬味じゃなくてパクチーをメインに食べるのが大好きなので、山盛りパクチー鶏団子虚無スープ。

 

それから山盛りパクチー毛沢東サラダ。これにはカルダモン焼酎ソーダ割りが最高に合う!(本当にありがとう、宇都宮・バリロン)

 

 

しばらくは楽しめる。この他に、サッポロ一番の塩に鶏ハムと山盛りパクチー乗せたパクチーラーメンが某ラーメン屋さんの味に比較的簡単に寄せることができるので大好き。

 

本当は、パクチーを大掛かりに水耕栽培して真断なく通年食べれるように計画したいのだけれど、なかなか取りかかれていない。今年はぜひ実現しないと。

 

 

NZでのウォーキング

少し戻って2月のNZ話。好きなエリアを散歩(ウォーキング)してきた話。

 

オークランド西部、ワイタケレ(Waitakere)というエリアに行ってウォーキングをしてきた。オークランド中心から車で30分前後の距離なのだけど、The NZっぽい森の中を歩けるので非常に良い、おすすめのエリア。大きめのカウリも見ることができるし。

 

メジャーなウォーキングコースの前に、結局行ったことのなかったダムを見に行ってみた。ワイタケレ・ダム。Waitakere Reservoir Carpark側に停めて歩いていったけど、後で行くウォーキングコースからも支線でダムにアクセスできた模様。そっちのほうがおすすめかも。自分が行った側からだとずっと舗装路で、ダム管理用の道を散歩することになっていた。それも全然悪くないけれども。

 

入口にはこんな感じで足裏消毒設備。NZ&マオリ文化的にアイコニックなカウリという木があるんだけれど、これが伝染病によって危機的状況にあって、人間の入出による感染拡大を防ぐために設置されている。ので、ちゃんと消毒してから入る。靴の足の裏の泥を落として、消毒スプレーをかける。

 

細くて静かな道をひたすら下る、下る(ということは、後でひたすら登るんだよな…)。

 

ダムの説明書き。ダム到着。思っているよりはずいぶんと立派だった。

 

ダムの上を歩いて渡れる。向こうから数人、人が歩いてきてた。みんな引き返していく。ウォーキングコースからのアクセスなのだろう。ともあれ、なかなかの眺め。

 

ダムの下側にも降りて行けた。

 

かつて使われていたトロッコ線路。その先がダムの下部。そこから山の下の方の眺め。

 

 

ダムの位置はこちら

Waitakere Reservoir Carparkの位置はこちら

 

駐車場に戻って(汗びっしょり)、ウォーキングコース(ウォーキングトラック)へ移動。カスケード・カウリ ウォーキングトラック。車で駐車場までアクセスするんだけど途中がダートで、更にゴルフ場の中を通っていく感じ。この辺だと1,2番にメジャーなトラックじゃないかな。トイレもたくさん設置されているし。平日の昼間だけど、様々な人が訪れていた。さまざまというのは目的がということ。日々日課の軽い散歩の人、しっかり強めの運動の人、観光の人などなど。

 

NZはここだけじゃなくて、本当にウォーキングトラックの整備が凄い。必要なところはしっかりと木道が整備されてるし、ルートの道しるべ、所要時間とか、国や人の規模から見るとTooMuchなくらいしっかりしてる。それだけ人々のウォーキング需要が高い証拠だと思う。このトラックはオークランド近郊だから高需要だけど、すっごい田舎の日に数人使うのか?というような場所のトラックも、どこもしっかりと整備されている印象。贅沢なことだ。

 

ということで、ウォーキング。マオリオブジェ。以前はなかったと記憶している。ここでも足裏消毒は必須。地面路と木道と。

 

NZ的シダ植物も見ることができる。ジュラシック・パークみたい。こちらが本来のNZの植生で、みんながイメージする牧歌的な風景は白人が入植して、牧歌的にしたからなわけで(彼らはすぐに牧草地にして、そして鱒を放す)。そうそう、どこまでほんとか、ジュラシック・パークのロケ地候補になっていたらしい。ロケーションバッチリ&英語圏だから、格好の場所だったんだろう。ただ、自然を売りにしているNZだから、ロケによる環境ダメージを嫌って辞退したんだとかなんだとか。

 

 

NZの各種ロゴに使われているシルバーファーン(だと思う。違うかな、本物はもっとフサフサした白だっけかな)。他のシダは葉の裏も緑だけど、シルバーファーンは裏側が白い(だからシルバー)。ほんとかどうかわからないけど、こちらに来て聞く定番の話としては、マオリ達はこの葉っぱを折って裏返して白い方を表向きにして道標として行き、帰りが夜になっても月明かりでこのシルバーファーンがよく光って、夜道も無事に帰ってこれる、らしい。ヘンゼルとグレーテルみたいな話だね。

 

ウォーキングコース、途中で工事中で行き止まり箇所。こういうところがおしゃれ。ただ単に「通行止め」とフェンスを置くんじゃなくて、通せんぼした上にそれをベンチにしてある。ちょうど、カウリが見えるところにある分岐の一つが工事中。ここのカウリを見て引き返す予定だったので、特に困ることもなく。

 

カウリの木を臨む。ど真っすぐな木。マオリ文化では神聖な木。見ての通りど真っすぐ、しかも硬く丈夫で防虫・防腐・防水性に優れているので、これを見つけた白人は、それはもう切って切ってきりまくった。ちょうどいい若木はそのまま船のマストになる、そうでなくても製材すれば真っ直ぐな板になる、そりゃ切られないわけがない。ということで例に漏れずカウリの森は殆どなくなってしまった。現存する最古のカウリは北島の北部にある。実測ができないので(穴開けるわけにもいかないし)推定だけれど樹齢1200~2500年ではないかとのこと。それから見れば、この写真のカウリは若者もいいところかな?こちらは推定何歳って書いてあったっけかな。ちょっと忘れてしまった。数百年といったところかな。

 

久しぶりのNZウォーキング満喫できた。Waitakereはオークランド中心からのアクセスが楽なのでおすすめです。初めての場合はとりあえずビジターセンターに行くのがいいよ。

 

カスケード・カウリはこちら

ビジターセンターはこちら

花見に行ってきた

年始あたりはものすごい暖冬かと思いきや、3月に入って寒い日が続いたのか、結局全国的に桜の開花は例年並みだったのだろうか。

 

4/10、桜を見に行ってきた。前にバイクでふらっと妙義に行った時に見事な桜の山だったので、時期になればさぞや立派だろうと目星をつけていたんだけれど、調べてみるとまだつぼみということで諦める、残念。代わりにその付近を調べると、割と満開という情報。そこで、妙義の近所の後閑城址公園と中後閑の桜並木へ行ってみた。

 

後閑城址公園。いいタイミング、ちょうど満開だった。花びらも舞い始めているので、あと2,3日がピークというところかな。ここは妙義山浅間山とが同時に眺められて非常に欲張りでよかった。桜が立派な割には人の数は少なめで静かで落ち着けてよかったし(平日だからというのもあるけど)。あと、城趾が思ったより立派だった。東西南北に丸があって。間取りが立派というだけで、石垣とかは残っていないよ。説明によると応仁の乱あたりの城らしい。

 

 

その城址から見下ろした位置にも立派な桜並木が見えるので、そちらへも行ってみる。中後閑の桜並木。こちらは、桜も立派だけれど、一面菜の花がすごいし、水仙もたくさん植えられていて、花を見るという意味ではこちらのほうが見応えがあった。どちらも違う趣で、欲張りな花見散歩になった。

 

 

帰りにめんたいパークでお昼ご飯。明太パスタと鬼明太丼、写真ないけど鯖明太ジャンボおにぎりも。パスタと丼は軽食サイズで、いろいろ楽しめていいと思う。おにぎりはちゃんとジャンボサイズで満足度大きい。さすが明太やさん、どのメニューも惜しみないたらこの使い方。

 

 

パスタは多分冷凍パスタに明太子を乗っけてるんだけど、昨今の冷凍麺類は下手な生より断然うまいから、こちらも全然不満のないでき、お味。どのメニューも持ち帰りもできるので、観光客だけじゃなくて、付近の働いてる人が昼食を買いにも来ている模様。いいね。お土産にできたて明太子も買って帰ったのは言うまでもない。