オタクとしてこれだけは言っておきたい

オタクが結婚するまでのなんやかんや。

第十五話 オタク、挨拶に行くの巻

女子としては珍しく?、私は結婚式というものに夢がなかった…というか、
結婚できれば、結婚式をやるやらないはどうでもいい!結婚できるかどうかが問題だ!
…と、思ってました。

なのでまぁ結婚式場とかは私も旦那も飛行機乗らないと関東に来れないところが実家にあたるため、
交通の便が良い所という観点で探して、割とあっさり決まりました。

ただ、今書いた通り、お互い実家が遠いため、結婚式場決まるときにはまだ、ご両親に会ってもいませんでした!
うちの親は旅行が好きだから、こちらに来た際に彼を紹介していたけど、向こうのご両親には会ったことなかったんですよ。
でも、式場はさっさと決めないと日程の良い日はすぐ埋まってしまうんですねー。
私は11月に挙げましたけど決めたのは3月の頭くらいだったと思います。

式場を予約してしまった手前(もちろん両親に話はしていますが)、ご両親に会いに行って気に入られず破断になったらどうしようとか思ってて、不安満載でした。

いやーそんな時に限って飛行機が揺れる揺れる(笑)。
到着した直後、緊張×揺れで、具合悪いの最高潮。
本来ならばそこから実家までのバスに乗るはずでしたが、とても乗り物に乗れる状況ではなく、1時間ほど飛行場で足止めさせてしまいました。
申し訳ない。
最終的にはお義父さんが迎えに来てくれて車の中で寝させてもらって、着いた頃には治ってましたが。
私は胃は強くないので、胃薬、酔い止め類はかなり持ち歩く方なんですけどそれでも太刀打ちできなかったなぁ…

ただ、初っ端そんな心配と迷惑をかけてしまったため、もうあとはどうにでもなるわ…という気持ちにはなりました(笑)。

手土産は持っていって、あとは一応結婚のご挨拶なので、きちんとスーツで行きました!
ただ遊びに行くだけだったらワンピースとかでも良かったでしょうね〜。

何を話したかなぁ。実家の話とか、生い立ち?とか、式どうするとか話したけどあとはあんまり覚えてない(笑)。
無難な話しかしてないと思います。

あ、そうそう、更にハードル高かったのは初めて会うのに泊まりだったことね!
これ、断固反対したんですけど、せめてホテルに泊まるとかって言ったんですけど、
普通遠方の来客は泊まる(立地的な問題もあるし土地柄もある)って説得されて渋々…。
初めて会うのに泊まるって、なんて無理ゲー…。

挨拶するとか、勝手に座らないとか、勝手に部屋の中移動しないとかはまぁ常識としてともかく、
泊まりってことで、風呂入ったあとは髪の毛必死で拾ったり、タオルも使っていいよと言われるものの自分のを持ってったり、普段自分が大雑把なもので、大変でしたね。
次の日は、まず寝る前にお義母さんの起きる時間を聞いておいて、その時間のちょっと前に起きて、服だけは着ておいて、お義母さんの用意が終わった頃を見計らって洗面所を借りる!
あまりお義母さんが起きたと同時に、待ってましたと活動してもね、向こうは向こうで来客がまだ寝てる時間にやりたいことや片付けたいこともあるでしょうし。
夕ご飯はさすがにお手伝いも断られましたが、朝も手伝おうとしても大してすることなかった(笑)!
おかずは昨日の残りにプラスαくらいだし。朝からそんなにみんな食べないですしね。

1泊だったのでさらっとしてましたね。
ご両親もいい人ですが妹さんが明るくて、良いキャラなもんで(笑)、妹さんがめっちゃお気に入りなんですけど私(笑)。

あー、趣味とか聞かれなくてよかった。しみじみ。

第十四話 オタクの婚活はいつからやるのか

そうそう、忘れてました。
婚活なんて結局本人の意志なので、やはり1人でもいいと思うのであれば別にやらなくてもいいし、
若い頃はいっかーと思う人も多いと思うんですが、
1つだけ、若い時から結婚を見据えて考えていたほうがいいと思うことがあるんですよ。

それは、年を取ると好きだけではどうにもならない、ということです。

好きな人ができました。
仮に付き合えたとしましょう。
しかし、結婚するのであればそれだけではどうにもなりません。

・その人が結婚する気がなかった
・職の問題(稼ぎや業種など)
・親の問題(実家や、所在地、兄弟の有無など)
・お金の問題

若い頃は、好きな人と付き合えてたらそれで問題ないと思うんですよ。
でも、年取って結婚を視野に入れようとすると、
様々なことが気になってくるんですね。
特に、好きな人がいなくて婚活を始めると、今書いたような、「条件」の部分が気になって、踏み込めない。

例えば、いい人だけど、給料面で不安があったとしましょう。
これがもし恋愛していて自分が若ければ、
これからのことはどうにでもなる!と思える。
転職してもいいし自分が稼げるようなプランを考えてもいいし、
何より若いうちは老後や介護、年金のことなんて考えない(笑)
何とかなると思ってる。※思ってました
夫が稼いで自分はパートでどうにかなる〜なんて。

だけど、そうじゃない。
年を取ると、友人や親から様々な話を聞きます。
親が入院したり、祖母や祖父はもう亡くなっている場合も少なくないと思います。
そうすると少しずつ見えてくる現実。

その現実に立ち向かうには、この人と一緒で大丈夫か!?となるわけです。

若い時みたいに勢いでは行けないんですよね。

臆病にもなる。
この人は条件がいいのに断ったらもう二度と出会えないのでは!?とか。

それが大人の難しいところ。
だから、若い時から少しずついろんな人を見ていろんな人を知ってお付き合いができたほうがよかったんだろうなーと思います。
思うし、私なんかは当時、若い時に勢いで結婚できたほうが楽だったんでは!?と思いました。
もちろん、そのあと苦労するかもしれません。
それはやっぱり先のことだからわかんないんですよね。

でもほんとに、アラサーになってからだと条件のところはどんどんシビアになります。
だからこそ、早めに動いたほうが得なのでは…と思うのです。

第十三話 オタクはお金に厳しいです

さて。
ちょっとシビアに今回はお金の話など…

結婚式にかかる費用ってわりとピンキリかなと思ってて、
結婚式だけなら安いし
披露宴するならもう少しかかるし。
ご祝儀貰えるけど式のお金は先に払うしね!
新婚旅行リッチにしたかったらそれもお金かかるし。

オタクしてると貯金出来ないのでは?という説もあるかと思うんですが、
私これ性格じゃないかと思ってて(笑)

オタクしながら貯金する、貯める派
貯金には手を付けないけどあまり増えない派
ある分だけオタクに使う派

私は婚活する前、オタクしてる時から、月々の余った分とかボーナスを貯金してたんですけど、これって貯蓄が安定しないし、うっかり使いすぎちゃう危険性があるのと、
まとめて振り込みたいときに月によってはお金がないなーって思うことがあって。(貯金は使わない前提ですよ)

で、会社の寮を出なきゃいけなくなったときに、一人暮らしがめっちゃお金かかることに気づいて、ちゃんと貯金しなきゃなあと。
まぁ、寮出るときに独身だったので(笑)、もし一人でこの先も生きていくとしたら、貯金ないとつらい!とひしひしと感じたんですね。
独身ならお金あるでしょ!みたいなイメージありますよね!?


どうしたかというと、数年前から、オタク資金を1年分いくらと決めて、年末にどん!とおろしておくことにしました。

1年分のチケット代はそこから払います。
友達からチケット代を返してもらったらそこに戻す。
カード払いの場合は、その引き落とされる金額分を、手持ちから口座に戻します。
これの利点は、オタク資金を年間いくらと定めることで、使いすぎの防止と、年度末を迎えて手持ちが少なくなるその時までは、まとまった振り込みにも対応できることですね。
「今振り込むお金がない」はなくなりますね。
っていっても、一年分と定めたお金を1舞台とかに使い切ったらもちろんなくなりますよ(笑)?

だいたいでいいので去年いくら位使ったかを覚えて残しておいて、今年はそれより抑えるつもりならそれより少ない金額を設定する、とかね。

でもって、私、基本、貯金は貯金ってしたいひとなので、チケット代と生活費、貯金は切り分けて考えてましたね。
貯金は、年いくら貯めるってこれも決めて、自動振り込みにしました。
よく貯金は自動振替が一番貯まるというけどこれ本当だと思います。

わたしも服とか買うの好きだし美容室も好きだしおやつ買いたいしカフェにも行きたいし、
あ、ネイルサロンは節約したかなー。
優先順位ですね。
使うお金をこれだけ!って決めると結構その通り生活できるもんですよ。わりとね。
まぁ多少足が出ても、神経質にならなくていいと思うんですけど。
それとも、これも性格なのかなぁ。

私はオタクしてる時から「結婚式代は自分一人で全額払えるまでは絶対貯金する」と決めてて、
どちらかというと貯金があっても相手がいない状態が長く続きましたがね!!!!泣笑

結婚式は何かとお金は出ていくイベントですし、結婚式しなくても、引っ越し、家具の新調なんかがあれば諭吉さんチケット代以上は軽く飛んでいくので気をつけましょう(笑)

第十二話 オタクと、モテ。

さてなんとか結婚にこぎつけたものの、
まぁこれを読んでたらわかるでしょうがほんとにモテませんでした笑い事ではない。
婚活パーティ的なのでカップリングになったことすらなかったよ!

ファッション誌では、1ヶ月コーディネートの特集で、必ず取引先や後輩や先輩の誰かからデートに誘われるのなんなの?どこの世界なの?
※雑誌の世界です

まあモデルさんと比べても仕方ないのでそもそもがあれですが。

ところで「モテる」ってなんでしょうね。
私思ったんですけど複数人にモテるイコール結婚できる、ではないんですよね。
いやいや、モテるほうが確率は上がるでしょ、…と思います?
私もそう思ってたんですけどよく考えたら違うなって。
結婚に「モテ」は別に必要ないんじゃないかって。
だって、合コンに行かなくても婚活しなくても、いや、モテなくても、「彼氏」が一人いればそれだけで結婚は出来る可能性があるんですよ。

複数人と付き合わなくても、
一人と長く付き合えてその人が好きで
その人が結婚を考えてくれる人なら
その人と結婚するでしょ?

私の友達ズは「一度も合コンしたことない」って言ってたし、彼氏も過去2人か3人くらいしかいなかったはずだけどさっさと結婚したし。
オタクじゃないけど。

オタクって割りとこう一本釣り気質というか、
「万人にモテよう!」というより
誰か一人に絞って狙いを定めたほうがうまくいくような気がする(笑)
そもそもそういう人種な気がする。

万人にモテる風の素敵女子になれない、無理だわ、って人いると思うんですけど
(私はなれなかったですよ。雰囲気女子風にするのが関の山でした。)
そんなの、そもそもなる必要ないんじゃないかっていうね。
いやだって、オタクが突然女子力高いモテる系女子になれるかっていったら結構難しいでしょう。
生業ハンターとしている、常に研究重ねてる本気でモテることを貫いてる女子には勝てないですもん。
我ら日々推しちゃんたちのことで頭いっぱいですもん。
モテるための勉強とか、気が向いたときにしかしないですもん。

いわゆるイケメン優男でモテそうだなって思う男性ばかりが結婚するわけでもないし
それと同じですよ。

フィーリングが合う相手に巡り会えるかどうかですよ。
無理して女子らしくなる必要はないんじゃないかって、
私はそう思います!!!

モテる必要がないから何もしなくていい訳じゃないですけどね!
出会えるかどうかはこれまた運命的なものなので、外に出る努力、他人と会う努力、アンテナを張っておく努力、もちろん最低限の小奇麗さは保つっていうのが必要になってくるのかなって。
思うのでした。

第十一話 オタクに理解は必要か

オタクと恋愛の話なんかをすると必ず出てくるのは
「オタクに理解のある人がいいよね」です。

確かにとても重要なことだとは思うし私はそう思ってました。

さてもうちょっと具体的に考えてみるとどういう人がいいのか?

①俺もオタクだから気持ちわかるよ!イベント?いいよ行ってきな!
②オタク?へーそういうのがあるんだね。大変だね。行ってらっしゃい
③オタクなの?まぁほどほどにね。いつかやめるんでしょ?
④オタク…なにそれ(ドン引き)

ざっくりするとこれくらいのパターンにわけられそうな気がするんですがどうでしょう。
ちなみにうちの両親は④でしたので、オタクという部分の「わたし」にはとても当たりがキツかったですよ。
おかげで、オタクという人種に対してこんなにドン引きする人間もいるのだなと身近で知れたのでいいですけど。
最近なんかオープンなオタク増えてますもんね。
それに慣れすぎるのもなんだかね。と思ったりするので。

さて、④の人を好きになってしまった場合はもう、オタクやめて好きな人を趣味にしてしまうしかないでしょう。
①〜③あたりがいいよね。
うちは多分②と③の間くらいな気がします。

最初からオタクをターゲットとして狙っていく婚活市場もあるんですが、私も行ってみたけど、結局のところオタクで婚活市場に来てるのってコミュ障気味な人が多い(自分を振り返ればわかる)ので、ジャンル違いだと意見の合わない人や、女性に対して勘違いをしている男性なんかもいたりするので、オタクだからといって相手をオタクに絞る必要はないなぁと思いました。

オタクであることって、つまり「オタク趣味に金をかける」という金銭的な意味合いが発生するので、「そんなものにお金かける意味がわからない」という人だと確かに難しいでしょうから、そういう意味ではオタクが相手、というのは価値観が似ていると思いますけどね。

かと言って、オタクに金を使いすぎてデートするお金も無い、クリスマスプレゼントも、誕生日プレゼントも買えない、なんてことになると悲しいし、相手にそれやられても不満な人のほうが多いでしょう。

しかしオタクをいきなり最初からオープンにしすぎるのもどうかと思いますよね。初対面の人なんかだと特に。
そういう時は、まず、一般人にもわかりやすいとこからじわじわ開示しましょう。
私はそうしました(笑)
マンガなんかだと男性も結構読むし、アイドルも有名どころならまあまあわかる人はいるでしょう。
ここで私がよく使った手は、オタクであると遭遇する、「一般人なら出会わない、知らないであろうエピソード」で「確実に面白い」ネタの引き出しを作っておきました(笑)
全然知らない業界の話って聞いてると面白いように、こちらのオタク市場ではこういう面白いことがあるんだよエピソード。
間違っても推しや担当を熱く語らないように(笑)。
普通のリア友とかに話して笑いが取れたら出会いの場にも持っていけるはず(リア友の、笑いの沸点がよほど低くない限りは。笑)

AKBの握手会なんかは、ニュースやなんかで知っていても、実際に行ったことない人のほうが多いので、いろいろ聞かれることはありましたね。
買い方、種類、どういう客層でどういう雰囲気なのか、どれくらい話せるのか、○○ちゃんてかわいいの?とか…
AKBは今は国民的アイドルなのでわりとネタにしやすい。5年前ならアウトだったかもしれないですね。
誰でも割と知ってそうなネタ、って大事!
アレなんの話だっけ。


ちなみにわたしは、30人くらいの合コン飲み会で特撮オタクを2人見つけたことがあるのでそういうこともあります(笑)

第十話 オタクの予定管理

そんでもって結婚することになったわけですが、
まぁ前にも書いた通り私オタクなので、そりゃあスケジュール管理が大変なことと言ったら。

オタク。
友達。
彼氏。
結婚式の準備←NEW!

みたいな感じですよ。
オタクって、3ヶ月先の予定とか決まってるじゃないですか。
なんなら、舞台とかコンサート期間、
「わたしこの月の二週間は土日全部居ないから!」
みたいなことも有り得るわけですよ。

有り得るわけですが、そこはやはり減らしました。
どうしても見たい舞台、
推しの出ているイベント。
土日をまるっと潰さないように午前に寄せたり夜に寄せたり。
友達と会うのは減らしたくないので、どちらかというとオタクを減らしたかな。

おかげで、指輪買いに行く日にねぎちゃん舞台挨拶入って発狂しそうになったりしてたわけなんですけど。
結婚式の日がドリライだと発表された時とかね。
まぁかぶりました、いろいろとね。

男の人って予定あんまり決めずに、前日になって○○に行こう!とか言い出す人多くないですか?
今かよ。みたいな。
オタクはほら行事は決まってるから移動できないから…
もっと早く言ってよ…ってなりますね。

でもスケジュール管理は本当に今でも気をつけてます!
必ず掃除する時間を取るとかね。
私が遊んでる間に暇だからって掃除してくれる夫ならいいんですけどね。
私は旦那がもし遊んでていなくてもするけどね!

基本的には先約優先にして遊んで、
旦那の予定がある日なんかはもう気兼ねなく遊びますね!
夜勤の日とかね!

うちはカレンダーを見えるとこに掛けて、お互い自分の予定を書き込んでます。
ここは居ないです
ここはごはん食べてきますので夕飯ない(or 要らない)です
みたいなのがわかるように。


もう旦那のことが大好きすぎて毎日少しでも一緒にいたい!みたいな女だったらこうはいかないでしょうね。

結局のところ関係性というか、うちも、二人で出かけなくても、一人遊びしたりもできるし、二人でも遊んだりできる適度な距離感なので楽です。
これも大事ね。

毎日会いたいくらい好きな相手だったら私はきっとうまくいかないだろうなと思いました。
なので、黒歴史と付き合えたとしても、うまくいかなかっただろうなと思います。
凄く凄く大好きだったけれど、うまくいかなかっただろうなと、これは確信してます。

第九話 オタク、突然。

さて。
婚活をや~めよっかなーとしてた私ですが、その頃つまり彼氏さんとお別れしたわけでちょうど暇になったから、同期と飲み会したんですよ。

同期っても、なんかまだ結婚しない数人しか集まってくれないんだけど。
みんな結婚したら全然飲み会来なくなって誘うのも微妙になってしまった。
返信もくれないんだもの。ぷんすか。

まあいつものメンバーですよ。
女2に男3とかそれくらいしか集まらない。

その年は忘れもしない前田敦子AKB48から卒業した年。
飲み会の最中、同期の中のひとりがあっちゃんの卒業ドームコンが気になって東京ドームまで行ってみたとか言い出した。
私さ、そのコンサート入ってたんですよ。
えっ、ほんとに?!ってなるじゃないですか。

彼曰く、怪我をした時期にお出かけできないもんだからDVDとか借りて休みの日は過ごしてたそうで、
そしたらAKB48のDVDが面白かったんですって。

俄然盛り上がるじゃないですか。
だって生粋のオタクなんですものコチラは。

その頃秋葉原AKB48カフェって、公演映像見られたんですよ。
今はなんかちょっと違うみたいだけど。
私それ行きたくて、まぁ誘ったよね。

それが付き合うきっかけでした。大真面目。

それから映画見たり普通にご飯したり家で鍋パしたりしてなんかまぁ付き合うことになった。
もう付き合ってた時のことあまり思い出せないんだけど、最初から同期なんだから、普通に友達で、デートっていうか二人で出かけるみたいな感じだった。

それっぽいロマンチックなのとか苦手だし向こうもモテるタイプじゃなかったと思う。
スマートさのかけらもなかったし(笑)、だけどなんかいろいろ考えてくれてんのかなっていうのはわかったし、なんせ友達だから話すのに困らない。
婚活みたいに初対面じゃないんだもん。
すごく楽で、それが。

その代わりドラマや小説みたいなきゅんきゅんとかなかったよ。
すごく冷静だった。
いわゆる恋愛恋愛って感じではなくて、ただ、一緒にいるのが普通に思えた。

だから結婚するのも、普通。
劇的なこともロマンチックなプロポーズもなくて、普通で。

でも結婚することを深く考えてなさそうだったから突っ込んだけど。

彼「今言ったらいつ結婚できるの?」
私「は?!?!?籍入れるだけならいつでもできるけど式挙げるなら1年はかかるんじゃない」
彼「えっ、そうなの」
私「ゼクシィ買って調べてこいよ(怒)」

次の日だか次の週だかに
「ゼクシィ買ったよ\(^o^)/」みたいなメール来て私吹いたよね

基本的にいい奴。

なんでその人と結婚したのかって言うといろいろ理由はあるけど
私、人見知りだし警戒心も強いしコミュ障だから、会話が楽しくできるのってほんとに友達くらいなの。
それができる相手じゃないと毎日一緒にいるのキツイなって思った。
もしくは、会話なくても気まずくない相手。これはよく聞くけれども大切。
もう少し突っ込んで言うと、「この人に話を聞いてもらいたい!」と思った。
今日あったこと、笑える話、ムカついた話、悲しい話、何かあった時にこの人に話したいと思った。
私はそういう人とじゃないと遊ぶこともしないので、異性でこれが思えるのはもうこの人しかいないなと思った。

そんな感じなんです。

あとはまあ問題点があまりなかったかな。

そんなこんなでめでたく結婚できることになりました。

まだ続く〜