人見知りママのための、90日で話し方が変わるブログ

極度の人見知りから、マイクを持つ仕事へ。40年の人見知りによる七転び人生からうまれた、オンラインでの話し方講座ブログです。

【コラム】人見知りだから得すること

私、月に3回ほど

朝6時ごろに超朝活をするんです。

 

先日も、いつものマックに行ってきました。

そこでよくレジにいるクールビューティなお姉さん。

ある日コーヒーを注文したら
「ブラックでしたよね」って声をかけてくれたんです。

いつも全然笑わない方なんです。
いや、もしかしたら笑ってるつもりなのかもだけど、そう見えない。
無愛想に見えるのに、
一人一人のお客さんを丁寧にそうやって見てるんだなーと、
なんか好きになったんです。


その朝はお腹空いてたから
「今日は砂糖もミルクもください」と笑って言ったら
「はい」って砂糖とミルクを準備しながら
「お久しぶりでしたよね」って言ってくれたんです。


ハスキーで低い声、でも笑ってました。
今まででいちばん大きな笑顔。
でも、一般的には微笑んでるくらいかな。
そのくらい、ふだんは笑わない印象です。


実はよく来てるんですけど、
このお姉さんにお会いするのはお久しぶりでした。

そういうの覚えてくれてるのもまた嬉しい。

で、「もらわれました?安くなりますから」と、
私がいつも飲むコーヒーのところを指差しながら、
クーポンを手渡してくれました。


みんなに渡すクーポンなんだけど、
私がどれを喜ぶか考えてくれてるのが嬉しくて。

なんかこのクーポンが特別に感じるんですね。


超朝活でこのお姉さんを見かけるようになって、
たぶん2年近く。

初めて声をかけてもらったのが、
冒頭の「ブラックでしたよね?」です。
見かけるようになって、ずいぶん時間がたってました。


きっと、このお姉さんも人見知り。
で、仕事に一生懸命になると

笑顔が出なくなる不器用なタイプ。
けど、たった100円のコーヒーで2時間居座る

(迷惑な)私の好みを覚えてくれて、
もれなくポイントもつけてくれる、

心のあったかい人でした。

クールだから誤解もされやすいかもなー、と思いつつ、
だからこそ時間がかかるけど、
私みたいにファンになったら根強いかも。

 


人見知りの良さって、ここにあります。

ほんとに仲良くなりたい人とだけ、仲良くなれる。

どーでもいい人とは、そもそも話せないんだもの。
それでも自分を見てくれて、
それでも自分が見ていたい人とだけ、
時間をかけて仲良くなれます。

たぶん、このレジのお姉さんとは、
道ですれ違ってもお互い気づくと思います。
すでに、マックの店員さんとお客、
という関係から一歩踏み出しています。

 

後日、「一緒に働きませんか?」とスカウトまでされました。

人見知り、損することばかりじゃないな、と思います♪
その日は一日、いい気分で過ごせました。

 

 

 

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【2019年の願い】めざせアンパンマンの世界~20代のころの”神のお告げ”

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新年、あけましておめでとうございます。

って、もう5日ですね^^

お正月、いかがお過ごしでしたか?
1月ももう5日ともなると
なんだかお正月気分ってほとんど残っていない…
年々、お正月が短くなっているように思います。

 


さてさて、今年最初に、
私の根っこにある想いをお伝えします。

少し大きな話になりますが

聞いてくださいね。

 


日本の女性って、

何もかもを完璧にやろうと背負い過ぎだと思うんです。

 

それがたとえば夫婦という関係になると

男性の「ヒーロー願望」を叶えてあげることができず
お互いの長所を打ち消しあってしまう。

 

そしてお互いに我慢や不平不満を重ね
しあわせではない現実を紡いでいってる。

 

今現在、望んでもいないのに
そういう現実を生きている人はとても多いように感じます。

 


私の理想とする未来は

頑張りすぎていた女性たちが
必要ではない頑張りをやめ
旦那さま(パートナー)との水面下の権力争いもやめて
しっかりと甘えることができるようになること。

 

それは、いわゆるキャバ嬢みたいな甘え方とは違って
できないことを「できない」と言えて
「やってくれる?」と

まっとうにパートナーにお願いできるってこと。

 

そして気持ちよくまっすぐな
「ありがとう」が
一日のうちに何度も家庭の中を行き交うこと。

 


こう書くとすごく簡単そうですが
それができない人があまりにも多いんです。
「できない」と言っちゃいけないと思い込んでる人が多くて
それを認めたくないために
世の中も家庭内も

ギスギスと冷たいものになってる気がするんですね。

 


そうではなくて、
一人一人が、

本当に「自分の幸せ」に向かう世界を作りたい。

 


そう思ったのは、20代前半の”神のお告げ”です。

 

こういうと変な人ですね。

 

ただ、空から降ってきたように、ふと思ったんです。

「世界中の人が、本当の意味で自分の好きなことをやれば、
 世の中は最高にうまく回る。
 自分の本当に好きなことができないなんて、
 宇宙はそんなにケチくさくない」
って。


これを母に話したら、

心底「あたま大丈夫?」って顔をされました^^;

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…驚きより、むしろ頭がおかしいことを心配された表情だった記憶。


自分の考えが間違えているのかと思い
それから20年近く口をつぐんで観察していましたが
やはり

「本当の意味で自分の好きなことをやれば、

 世の中は最高にうまく回る」だろうと
最近の流れを見てより確信を深めました。

 

 

そして不思議と私は昔から

「ことば」というものに敏感です。

 

それがその人の本音ではないことが分かります。


それが貼りついた観念なのか
そこにあるのは諦めなのか、

勝負なのか、

プライドなのか
そんなのが分かります。

 

分かる、と思い込んでいるだけではなく
統計学を学んだり、

人の相談に乗ったりして
確認して来ました。

 


「ことば」という視点から、
その人の生きている世界を洗い出し
統計学などの客観的視点も用いて

その人の本来持っている力をお見せし
「ことば」を変えて理想の世界を作っていく。

そんなお手伝いができる、

んですね。

 

 

そんなお手伝いを、

特にアラフォーの働くママのために

していきたい。


幸せな女性が増えたら、
世の中って必然的に

しあわせで優しくなると思うんですよねー。

 


これが、私の描く理想の世界です。

見方によっては
アンパンマンの世界みたいですよね^^

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画像お借りしました

 

でも私は、それって実現できるんじゃないかな?
と思えてならないんです。

そしてすでに私は、そこを生き始めているとも思います。

 


私にできるのだから、
あなたにもできます。

 

「ことば」という視点ならば
私はたぶん、あなたの根っこにある願いや
それを邪魔している壁みたいなものを
一緒に見つけていくことができます。

そのお手伝いをさせていただきたい。

 


今年は、そのための仕掛けを
いくつか準備してあります。

 

気になる方は、

ぜひメルマガやLINE@に登録して

情報をお待ちくださいね!

 

一緒に、しあわせループにハマって行きましょう!

 

 

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【言葉選びのコツ】プロの工夫~『が』行の取扱説明書

先日お話した、

鋭く強い『が』行に関すること。

  ↓↓↓

【愛される言葉選び】鋭く強くなりがちな『が』行を優しくする、たった2つの方法 - 人見知りママのための、90日で話し方が変わるブログ

 

今日はこのお話に、

ちょっと補足をさせてください。

 

 

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特に単語の最初が『が』行の言葉に気をつけて

『が』行が鋭く強い、

ということは分かったけれど

なかなかそれをなくして話すのは難しいよ?

 

そんなお声を頂きました。

 

そりゃそうですよね。

今まで無意識に使っていたのを

急に全部なくせ、

使うなら鼻濁音にしろ、

なんて言われたら私でも

ちょい待ち

ってなります。

 

これは少し専門的な知識になりますが

単語の最初の『が』行は、鼻濁音にしないのです。

というか、しづらいのです。

 

私のライフワーク、高校野球のウグイス嬢。

必ず出てくる「5番」という単語。

これを鼻濁音で「こ゜ばん」とは言いません。

これは「ごばん」です。

 

単語の中、文章の中の接続語などは

鼻濁音にします。

「この本か゜欲しいです」

「今日は雨ですか゜」

 

下線のある言葉を、あなたも発音してみてください。

鼻濁音ができるかできないかに関わらず

単語の最初の『が』行は鋭く、

途中や最後にあると少しまろやかになりませんか?

 

なので、特に気をつけるのは

単語の最初に『が』行が来る言葉です。

 

『ご馳走』や『ご覧いただく』など、丁寧な接頭語

「ご馳走になる」

「ご覧いただく」

など

単語を丁寧にするための”接頭語”も

「ご」という『が』行の音で始まります。

 

一種の敬語ですから

聞こえないと意味を成さないです。

そんなふうに”音”的に考えてみると、

強めに主張して、

『あなたに敬意を持っていますよ』

という気持ちを伝えるための

『が』行なのかな、なんて思っています。

 

毎日使う

「ごちそうさまでした」も

作ってくれた人に

感謝をしっかり伝えるための言葉、ですものね。

 

 

マイナスイメージの単語にも気をつける

 

先日のブログと重複しますが、

選挙カーからの声掛けも

『が』行は控えるように意識します。

 

「皆様には朝早くから

 迷惑をおかけしております

 今しばらくのご辛抱をいただきまして…

 

   ↓   ↓   ↓

 

「皆様には朝早くからお騒せを致しております。

 今しばらくお許しをいただきまして・・・」

 

お騒がしてご迷惑なわけですが、

そのまんま言うと

”音”的にも強くてホントに迷惑。

 

迷惑してるところに

「ご迷惑をお掛けしてすみません」

と言うと

「分かってるなら帰れ」

と言われます。

 

言葉としても、

「迷惑」という単語はマイナスイメージが強い。

 

なので、

まんまマイナスイメージな単語を使わずに

”理解”または”辛抱”

していただくようお願いする、

わけですね。

 

何気ないアナウンスに聞こえるかもですが、

ずいぶん多くのことを考えて

言葉を選んでいます。

 

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『ごめんね』か、『ありがとう』か。

ところで先日、義母が入院しました。

 

ふだん家事一切を取り仕切っている義母が

入院したことで

嫁の私たちも手伝いに行くことに。

 

そのことでしきりに

「ごめんね」

を連発する義母。

 

 

気持ちは分からなくもないですが

意味としても

”音”としてだけ考えても

「ごめんね」よりは

「ありがとう」のほうが

優しいし嬉しいものです。

 

 

「ごめんね」は

極端な言い方をすれば

被害者と加害者に分けてしまいます。

「ありがとう」は

優しさの循環です。

 

感謝を伝えたいならば

「(迷惑かけて)ごめんね」ではなく

「(都合つけて)くれてありがとう」を

できるだけ使いませんか?

 

さいごに

 今日はちょっと専門的な話になりました。

 

ですが、『が』行をなるべく使わないために

使っても、なるべく柔らかく耳に届けるために

プロがどういった工夫をしているのか

少しでも伝われば嬉しいです。

 

プロの言葉が

しっかり芯があるけれども

やわらかでしなやかなのは

こういった工夫があるからなんです。

 

あっ、ちなみに文中の添付写真のこと。

真っ赤なバラは

『が』行で始まる単語や文章のイメージ。

淡いピンクのバラは

『が』行はあれど、弱める工夫をしたイメージ。

同じバラでも、印象はだいぶ違う…

そのことを、画像でも伝えたいな~と

工夫してみました^^

 

 

 

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【人見知りママの会話術】人を色眼鏡で見るな、のウソ

アメーバブログやインスタグラムで話題の

はぁちゅうさん『旦那観察日記』ってご存じですか?

これがとってもほのぼのして、

見ていて幸せな気分になるのです。

ameblo.jp

はぁちゅうさんの旦那さまって、

AV男優のしみけんさん。

 

ちょっと今までは

プライベートを知る機会のなかった職業の方です。

 

しみけんさんご本人は、

とても真剣にお仕事に向き合っておられるよう。

でもやはり『AV男優』ということで、

お仕事での対談でも

差別的な意見をされた日のことが

『旦那観察日記』に描いてありました。

 

ここが私はとても印象に残っています。

 

今日はちょっと、

その「差別」=「色眼鏡」について

お話させてください。

 

 

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人を色眼鏡で見ている、ということ。

 

冒頭のエピソードがあった日、

しみけんさんは、

とても複雑な思いで帰ってこられた様子。

 

その朝は、

「自分の仕事を伝えるいい機会だ」

と嬉しそうに出て行ったのに

差別的な扱いをされて

肩を落として帰ってこられたようです。

 

ただ、私自身が

その対談相手だったとしたらどうだろう。

口に出しては言わないまでも、

完全にフラットに見ることができるかというと、

正直難しいです。

 

 

人を色眼鏡で見るな、とよく言います。

「あの人、すごく短気な人らしいよ」
「前の会社、クビになったみたい」

そんなふうに

本当かウソか分からない情報が耳に入ってきて
話す前から

「短気な人」
「クビになるような問題を起こした人」

として接することを
色眼鏡で見る
と表現しているんですね。

 



なぜ色眼鏡で見てしまうのか。

 


では、なぜ色眼鏡で見てしまうんでしょう?

人間、まったく見知らぬものや

正体が見えづらいものって

とても怖いです。
暗闇の中、手探りで歩くのが怖いのと同じ。
視力の低い人が、メガネなしで歩くのと同じ。

だから、何らかの前知識を得よう、とするんです。
色眼鏡=先入観ですね。


色がついていても、

とにかくメガネがあると安心するんです。
つまり前知識があると安心する。

だから、前もってその人のことを知ろうとする。
そのこと自体は、とてもいいことだと思いません?

ただそれが、

他人からの不確かな情報だから

良からぬ色眼鏡になってしまうんです。

 

 

かけるならば、確かな色眼鏡を


ならば、もっと確かな色眼鏡を掛けたら?

私はよく、統計学である
STR(素質適応理論)や数秘術、個性心理学
などを用いて
お会いする方の性格に”アタリ”をつけます。

たとえばあなたが、

プロフィール作成にお申込みくださったとします。

あ、こちらではまだメニュー化していませんが

実はプロフィールライターでもあるのです。
お申し込みフォームに、

生年月日を記載する欄があるんです。

 
生年月日から、

まずはSTR(素質適応理論)、

時間があれば数秘や個性心理学まで見ます。
ざっくりと、

こんな感じの方かな~という

予測を立てるんです。



STR(素質適応理論)でいうと

〇タイプで会話のキャッチボールを楽しむかも、とか
□タイプだから結論重視タイプみたい、とか、

△タイプならちょっと話題が飛びがちかな?とか。

今の時代、SNSで繋がっていれば

生年月日が分かることも多いです。
だから、プライベートでお会いするときにも、

これを使ったりします。



なにより、人と話すハードルが低くなる

 


自分の計画通り、

たとえば”結論から話す”ということができなくても
この人には回りくどい話し方はしないほうがいい、
と予測をしていたなら
あぁ、うまく話せなかった…(自己嫌悪)…というような
自分の気持ちの浮き沈みは

かなり少なく抑えられます

 

きっと次はもう少しうまく話せる、

と思えるんです。

 

つまり
次回その人と会うときの

”苦手意識”のようなハードルは
かなり低くなります。

 

ここ、人見知りさんには

すごく嬉しいポイントだと思いませんか?

 

やみくもに接し方を変えたり

自分のやり方をゴリ押しするよりも

ずっと早く会話がスムーズになります。

 

 


統計学から会話の流れの予測をする。
つまり、敢えて色眼鏡を掛ける。

このコツは、

1月発売予定の『伝わり方伴走サポート』に盛り込みます。

メルマガにてモニター募集や

先行発売を予定していますので、

どうぞ登録してお待ちくださいね。

 

 

 

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【愛される言葉選び】鋭く強くなりがちな『が』行を優しくする、たった2つの方法

 

『が』行の言葉って、

一昨年ても字面としてもすごく鋭く強い、って

気付いてました?

 

今日はこの『が』行の扱い方について

お話させてください。

 

 

 

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『が』行は、鋭く強い。

日常使う言葉に、どうしても『が』行の音は登場します。

この『が』行って、鋭く強く聞こえがち。

 

「私やります」

「お忙(いそ)しいところ申し訳ありません

迷惑をお掛けしています

 

こんなふうに、

本当によく日常会話に登場します。

 

ご自分のキャッチフレーズを

一時期「傲慢女」とされていた方に、

その理由をお尋ねしたとき

「『が』行は強いんです。だから、自戒も込めて」

とお答えになりました。

 

ご本人は『傲慢』とは全くかけ離れた方でしたが

確かにインパクトがあった。

『傲慢女』というキャッチフレーズは

当時まだ言葉に対して敏感ではなかった私にも、

強烈に印象づけられていました。

 

『が』は『我』にもつながるからでしょうか。

 

『が』行を柔らかくする方法1、鼻濁音

『傲慢女」さんのお話を聞いて以来、

『が』行へのアンテナが少し過敏になった時期が。

『が』行の使用をいかに減らすか、

それでも使わねばならないときは

どうやってその印象を和らげるか、

ずーっと考えてきました。

 

昨年、本格的に

発声や発音、アナウンス技術を学びました。

その中でも出てきました。

「『が』行は強くて、人に不快感を与えやすい」。

 

それを和らげるのが”鼻濁音”。

 

「が(=ga)」ではなく「んが(=ŋa)」と発音するアレ。

英語の発音記号「ŋ」ですね。

日本語表記では存在しませんが、

「か」行に「ぱ」行みたいな「゜」をつけるイメージ。

「か゜」←イメージできる人は少なそう・・;

 

発声してみると、

「が」の強さ鋭さが

かなり和らいでいることが分かります。

 

 

鼻濁音の課題。できる人が少ない 

ただこの”鼻濁音”、

できる人は少ないようなんです。

アナウンス教室でも、

3人の受講生のうち2人ができなくて。

かなりの時間を割いていました。

ネットを調べても、

”鼻濁音”の発声ができる人って減っているそうで、

2割程度だとか。

 

ラッキーなことに、私は早いうちからできていました。

ウグイス嬢を続けている中で、

鼻濁音のほうがいいと知ったとき変えたのですが、

そのときもすぐに切り替えられました。

幼いころ標準語を話していたせいもあるのか、

それとももともと持っているのか。

それはわかりません。

 

ただね、鼻濁音でないと

もれなく不快感を与える、

というわけではありません。

 

もともとの声が柔らかく優しい人や、

存在がふわりと優しげな人、

ゆっくり話す人など、

鼻濁音でない「が」を言っても

気にならない場合もあるようです。

 

私は早口になりがちだし、

そもそも気の強い毒舌キャラだった時期が。

だから鼻濁音で

音(おん)だけでも和らげたほうが良かったんですね。

 

 

鋭く強い『が』行を和らげる王道は”鼻濁音”。

意識してみると、

 

言葉が優しい印象になります。 

 

 

  

ただ、鼻濁音が苦手な人もいます。

練習してもしてもできない、

ということもありえます。

 

それでも、ことばをやわらかな印象にしたいなら、

とっておきの方法があります。

 

 

『が』行をできるだけ使わないようにする

 そう、『が』行をできるだけ使わないようにするんです。 

 

 

『が』行をできるだけ発音しないようにするには。

たとえば「私がやります!」というとき。

「わたし、やります」

にしてみる。

 

たった一文字。

たった一音。

 

でも、「わたし」と「やります」の間の

”間(ま)”の効果もあって、

やわらかく感じません?

 

 

選挙カーに乗っているときも、

『が』行を減らす工夫をしています。

 

「皆様には朝早くから

 迷惑をおかけしております

 今しばらくの辛抱をいただきまして…

 

   ↓   ↓   ↓

 

「皆様には朝早くからお騒せを致しております。

 今しばらくお許しをいただきまして・・・」

 

『が』行が

3つから1つになりました。

なんだか柔らかく謙虚な印象になりませんか?

 

 そして「ご辛抱」より「お許し」のほうが

音ばかりでなく

文字としても、言葉としても優しい。

 

これは、『が』行を減らそうと意識してみて

初めて気づいたことです。

『が』行のつく言葉って、鋭く強いものが多いんです。

 

 

『が』行はできるだけ減らす。

鼻濁音ができなくても、

その工夫だけでことばがやわらかな印象になります。

 

はっきり思っていなくても、

人間の耳そして脳は、

なんとなくそれを感じているもの

 

『が』行に気をつけるだけで

あなたの言葉全体が

ひいてはあなた自身が

ぐっと優しい印象になります

 

ぜひ、試してみてください。

 

 

 

 

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【人見知りママの会話術】はじき返さない。受け入れるの。byブルゾンかおり

ちょっと古めのタイトルですね^^;

 

右足から靴を履きたかったのに
左足から履かされただけで
声が枯れるまで泣き続ける

当時2歳の次女に気付かされた、とても大切なこと。

 

それはこちらの記事にも書きました。

【育児の言葉の使い方】二重否定はモヤっとする。次女のおかげで知りました。 - 人見知りママのための、90日で話し方が変わるブログ

 

【育児の言葉の使い方】二重否定、実はコントロールです。 - 人見知りママのための、90日で話し方が変わるブログ

 

今日は、そこから少し進んで

「受け入れる」ことについてお話させてください。

 

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2歳の次女に行動を促すとき気をつけた3つの条件

 

・決定権は次女。
・次女の意思を尊重する。
・私が次女に“やってほしいこと”を言葉にする。


これに気づいたことは
その後の私のことばの使い方に
大きく影響を及ぼしました。


人は、
自分の意思を尊重してほしい、
んだな。

きっと、どんな人も。
そう、あなたも。

そういえばそうです。
私だって、自分の言葉を届けたい。
それは、自分の意思を伝えたいから。

なぜ伝えたいか?


それは、相手に分かってほしいから。


私の気持ちを分かってほしい

=尊重してほしい、なのではないかなって。


いったん肯定して受け入れる=尊重

話し方の本によく書いてあります。

相手の言葉を一旦肯定し受け入れましょうって。


そういう意味だったのか!!
 

と腑に落ちた私は
日ごろの会話でも実践し始めました。

親子の会話はもちろん
夫婦で話すとき
友達と話すときも。

相手が何か言ったら
「そうなんだね」
って、
一旦受け入れました。

私の人間関係を
劇的によくしてくれたのは
たぶんこの「そうなんだね」です。

え?
たったそんだけ?

ちょっぴりそう思ったんじゃありません?
 

これがね、案外ハードル高いんですよ。

 

今日から家でチャレンジしてみてほしいたった一つのこと♡

あなたが空気を読めるタイプだと
外ではできている可能性があります。

でも、家では本性が出る。

だから、家で家族に対してちょっとチャレンジしてみてください。

 

「お母さん、牛乳持ってきて」
「今忙しいから自分でやりなさい」

「お母さん、新しい筆箱が欲しい」
「え、もう使えなくなったの?」

「今度の日曜日、家族で動物園に行こうか」
「は?私にも予定があるんだけど」


こんな会話が日常茶飯事だと思います。

これを変えてみるんです。

「お母さん、牛乳持ってきて」
わかった。今忙しいからあとでね」

「お母さん、新しい筆箱が欲しい」
そうか。今使ってるのもう壊れた?」

「今度の日曜日、家族で動物園に行こうか」
いいね。でも私用事があるんだ」



とりあえず、朝の30分間だけ、
いや10分間だけでいいので

相手の言葉を受け入れる

つまり

「そうだね」「いいね」「わかった」

で、自分の言葉を始めてみる。

やってみると、案外できないんですよ。

いかに普段
「でもさぁ」
「は?ちょっとまってよ」
と、相手の言葉をはじき返すところから始めているか実感すると思います。

 

 

理解しないでいい。

やってみるの。

byブルゾンかおり

↑しつこい

 

 

【人見知りママの会話術】”場の力”を利用して、自分以外の脳みそを使う

起業して3年目。

なにより良かったな、と思うのは

お勤めや、ママとしての環境だけのときとは

まるで違う人たちに囲まれていること、です。

 

自分はまだまだかもだけど、

目指したい稼ぎ方をしている女性社長と

個人的にも仲良くさせて頂いてます。

とても刺激を頂くことが多いです。

 

その方がよくおっしゃいます。

「”場の力”って大事だよ」

 

この”場の力”に関して、

人見知りの視点から考えてみたいと思います。

 

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自分の思考や行動のクセから抜け出せないとき

ときどき、自分の行動のクセから抜け出せないと

感じるときがないですか? 

20代の頃、

なぜか片思いだったり

二股かけられたり(しかも私は浮気相手)が続いて 
ちゃんとした彼氏ができない時期が

何年もありました。 
できても2ヶ月とかの超短命だし。 

私を好きと言ってくれる人が

いなかったわけじゃないの。 
でも私はその人に興味を持てず 
私が好きになった相手には

彼女がいたり私に興味なかったり。 

それがあまりにも続いたからか 
どうせうまくいかないと後ろ向きになり 
誰かを好きになっても上手に表現できず…。 
今思うと、

もっと上手に表現できていたら

うまくいっていたかもという相手もいるんですよね。

そんな状態が5年は続いた20代後半のある日。 

何がきっかけだったか覚えていないんだけど、 
こんな私でもご飯に誘ってくれたりする人に

もっとちゃんと感謝しなくちゃ!!
と強く思ったのです。


今までは傲慢だったんじゃないかと。 
だから

「アンタとは行かない」

みたいな態度だったんじゃないかと。 

で、なぜかその日 
「今日から、

 誘っていただいたら相手が誰であってもありがたくお受けしよう。 
 もし『つきあって』って言われても

 同じように選り好みせずお受けしよう」と 
強く決意しました。 

それからしばらくして、

おそらく3年ほど誘われ続け

断り続けていた人からお誘いが。 
「いいよ」と言った私に心底驚いた様子。 

でも頼りなくて、絶対に付き合いたくはないタイプ。 
「付き合ってと言われませんように・・・」と

神仏に懇願しながら食事したのを覚えてます。 

結局彼にはそれ以上アプローチされず、ホッダッシュ(走り出す様) 


その後、4歳下の面白い男性から 
熱烈なアプローチを受けてお付き合いすることに。 

実は彼のこと、当時はそんなに好きじゃなかったけど 
「とにかく断らない!」

って決めてたから付き合ったのです。
実際好きになるまでは、

1ヶ月くらいかかったかもしれません。 

それから半年で彼は故郷の関西に戻り、遠距離に。 
トータル1年ほど付き合ったけど

結局別れることになりました。 
悪く言えばリハビリで付き合い始めたのに 
やっぱりフラれたのは私たらーっ(汗) 

その後の喪失感も、なかなかのものでした。

とはいえ

「断らない!」と決めて

流れに任せてみるのもいいもんだなと思える 
久々のちゃんとした恋愛でした。
その彼と付き合ったから、今の私があるんだろうなと思う。 
別れたときは、今の自分でいるのがいやで

鹿児島を脱出しようとまで考え 
弟のいる東京に移住しようと思っていましたが。 



ときどきこんなふうに 
極端に考え方や行動を変えてしまうことが

私はあります。 
そうすると

違った自分や解決方法が見えてくることがあるの。 
自分ではできないと思ったら、

〇〇さんならどうするかなって 
なり代わったフリで考えてみたり。 
思い込みが激しいので

エッセイなどを読んでその著者の気分になってみたり。 

誰にでも万能の方法ではないかもしれないけど

たまには面白いよーわーい(嬉しい顔) 
お試しあれ

 この文章は、もう10年も前に

私がmixiで書いたものです。

当時恋愛に悩んでいた

10歳も年下の友人へのメッセージのつもりで

ちょっとぶっちゃけすぎ?

と思いつつ書いたのを覚えています。

 

今でも行き詰まったときは

今までの自分が選ばないほうを

選択してみる、

ということをやります。

 

 

それでもやはり、考えてるのは自分

独身のころは

自分が何かを選択するときの”条件”なんて

自分の思い込みや会社の規則など以外は

少なかったです。

 

だから柔軟な発想もできたのかもしれない。

 

それから結婚をし

子どもに恵まれ

経験値を積んだからこそ

自分の選択にある程度の

自信確信を持てるようになりました。

 喜ばしいことです。

でもね、これがときおり変な

「こだわり」になるんですよね

 

そしてよくよく考えると

20代のころの

今までの自分がやらなかった選択も、やはり

自分の脳みそで考えたこと、

なんですね。

 結局、自分の世界だけの考えなんです。

 

 

人見知りで友達がいなかったから。

私は昔から人見知りだったので

なかなか

人と打ち解けることができませんでした。

 

これがよかったな、と思ったことは

属するコミュニティに

あまり縛られずに済んだこと。

 

女子の世界って

小学校2~3年生くらいには

数人の仲良しグループができあがります。

これが曲者。

本当に仲が良ければいいけれど

「一人でいたくない」

「確実に一緒にいる人が欲しい」

「寂しいのがイヤ」

から始まるグループであることが多い、

気がするんです。

 

だから「〇〇ちゃんは私の友達だから、取らないで」

といった奪い合いになることも。

 

奪い合いの世界には

足の引っ張り合いがあります。

誰かの悪口を言ったり

噂話に尾ひれがついて

あることないこと人の耳に入ります。

影響力のある女子がいった言葉は

なぜか事実として

そのグループの女子に浸透します。

 

私は人見知りが過ぎて

当時ほぼほぼ友達がいなかったので

そういうグループに属してなかった。

奪い合うことも

奪い合われることも(^^;)なかった。

つまりいつも独りぼっちだったわけですが

 

結果的にこれがよかったのか

人の悪口やうわさ話といったことに

ほとんど触れずに生きてきたんですね。

 

友達いないから純粋培養です^^

喜んでいいのか?

 

存在感を出さずにお味見しちゃう 

人見知りさんって、臆病なところもあります。

新たな人間関係をつくるのに、

他の人よりエネルギーが必要です。

だから、属しているコミュニティを出るのは

かなり勇気のいることかもしれません。

 

でも、人見知りだからこそ

今いるコミュニティでも

話せる人って数人だったりしませんか?

ならば、違うコミュニティに行くのも

あまり抵抗なかったりしません?

やっと話せるようになった数人に対して、

悪いなって思ったり

せっかく仲良くなったのにって思ったりはするけど。

 

そして、違うコミュニティに入っても

その中で話せる人ができるまで

当分の間は居心地の悪さがあります。

 

堪えられなかったら、出ちゃえばいい。

元に戻ればいいんです。

人見知りだからこそ

人と仲良くなる前に、

お味見だけして抜けちゃう

なんてこともできたりします。

 

望まぬ”場の力”なら、フェイドアウト 

自分の望まぬコミュニティにいたとしても

やはり”場の力”ってあって

その影響を受けてしまいます。

たとえば悪口うわさ話の多い人たちばかりで

そこで何か相談したならば

その人たちの脳みそを借りて

ものごとを考えることになってしまう。

確かに自分では思いつかないことですが

え?そっち?ということも多い。

人見知りなら、

まだあまりそこに知り合いがいないのでは?

いつの間にかフェイドアウトしちゃうことも

選択肢の一つです。

 

人見知りを如何なく発揮した”場の力”活用法

実は私もこうして

今いくつかのコミュニティや

オンラインサロンに入っています。

 

もうね、最初は恐る恐るですよ!

コワいですもん!

 

オンラインサロンとか、

ヘタすればハタチそこそこの人もいる。

47歳の私はお母さん世代より上なんです。

だから、最初は控えめな自己紹介をし

じーーーーーーっと全体の動きを見ています。

人見知りを如何なく発揮しているわけです。

 

でもそうしているうちに

”場の力”が自分にも浸透してくるのが分かります。

だんだんと

そこにいる人たちの考え方が理解できてきて

(あんまり)トンチンカンじゃない発言も

できるようになります。

それでも、

「これ言っていいかな?」

「投稿していいかな?」

って迷いだらけ。

投稿しようと時間を掛けて書いたけど

全消しした、

なんてことはしょっちゅうです。

 

人見知りさんは、自分の想いや考えを

最初からぐっと前に出すことができません。

だからこそ、

そこにただいるだけで

存在感があまりない。

いなくなっても気づかれない(^^;)。

 

人間には承認欲求がありますから

「いなくなっても気づかれない」のは

寂しくもありますが

見方によっては

”お味見期間”を長く持つことができる、

という利点もあるんですね。

 

 ”場の力”を利用して、人生を変える

そうやって、

いくつかのコミュニティでお味見をし

自分が持ちたい考え方を持っている人が

多くおられる”場”に身を置くと

急ではなく、

じわじわと

自分の体に新しい考え方が浸透していく、

という体験をします。

 

そして、ちょっとだけ勇気を出して

その場で発言や投稿をすると

自分の頭でいくら考えても出てこなかった答えが

ポン、と出てくることがあります。

 

あら、そんな発想があったのね♪って

長年の悩みが

ものの1秒で解決しちゃうことも。

 

これが、ちょっと頑張って

”場の力”を自分に浸透させてきた

最大の醍醐味。

 

 

自分の頭だけで考えているより

他人の脳みそを借りてしまったら

自分の世界はぐっと広がります。

そのために、”場の力”を活用しているんです。

 

そして、人見知りだからこそ

もしかしたら

それがやりやすい一面もあるのかもしれない。

どうせ人見知りなら、

それ利用しちゃうのもいいんじゃないのかな?

と思います。

 

 

つまり、人見知りさんが”場の力”を活用するには

今いるコミュニティが、

自分の思うものでないのなら

人見知りを存分に発揮しつつ

他のコミュニティを覗いて

しばらく”お味見”してみる。

なんなら、じっくり時間をかけて

両方のコミュニティに話せる人を

1人2人でいいので作ってみる。

 

”場の力”の恩恵をたっぷりと受けるには

その場で発言し注目を浴びることが大切かもですが

そのハードルが高い人見知りさんは

とりあえず無理しないでいい。

 

「こんな考え方をしたい」

「こんな人になりたい」

そう思える人たちのコミュニティの端っこに、

そっと立ってみましょう。

そして少しずつ「いいね」つけるとか

かるく会釈するとか

ほんのちょっぴり存在をちらつかせましょう。

世の中にはアグレッシブな人がいますから

いずれ話しかけてもらえます。

そして少しずつ時間をかけて、

その中の一部の人と話せるようになれば

人見知りさんもちゃんと

”場の力”を活用できますし

少しずつ少しずつ

自分と違う考え方を

インストールすることが可能です。

そしてそれが、

必ず人生を変えていきます。

人見知りのままで^^

 

 

 

 

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