就活研究所

就活は情報戦、ちょっとしたコツで結果が大きく変わります。コツをつかんで効率良く動ける情報を発信中

200文字で書くガクチカ(学生時代に力を入れたこと)

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就活 超おすすめサービス3選 登録必須!
【OBトーク】自分の大学以外の簡単OB訪問・顔出し無しでOK
【OfferBox】3人に1人利用 企業が学生にオファーする逆求人サイト
【OpenWork】社員口コミNo.1サイト/リアルな社員満足度がわかる

 

 

就活のエントリーシートで定番のガクチカ(学生時代に力を入れたこと)。200文字という文字制限の中でどこまで情報を入れられるか例文を交えてご紹介します。 

現役コンサルタントをしながら100件以上のES添削をおこなっている私の目線で解説します。

 

こんな方におすすめ

  • ガクチカの200文字の例文を知りたい
  • 文章を削るのが苦手
  • ガクチカの最適な構成がわからない
  • 学生時代頑張ったことがあまり無い

 

目次(リンク)

 

200文字のガクチカ例文

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200文字できちんと書くのは非常に難易度が高いです。

まずは200文字の例文から見ていきましょう。

今回は4つの例文を紹介しますが、これが正解という訳ではありません。あくまで一つの事例としてご覧ください。200文字のガクチカのイメージを持てると思います。

例文1:アルバイト・スーパー(199文字)

スーパーのレジのアルバイトを3年間続けている。接客業に興味があり始めたが、お客様は様々なニーズがありそれを読み解くことを意識している。
・急いでいる方
・ちょっとした雑談を求めている方
・レジ袋が不要な方
・安定するので卵を下に入れてほしい方
・ポイントカードが不要な方
お客様によって求めていることが大きく異なる。それに合わせて自身の接客方法・対応を変えることで喜んでいただけることを学べた。

 

例文2:アルバイト・居酒屋(199文字)

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大学1年から続けている居酒屋のアルバイトで締め作業の効率を1.5倍まで向上させました。誰でも素早くできるよう社員に協力頂きルール化とマニュアルを整備しました。

調理器具の清掃は閉店前から担当を付け、片づけ始める時間をルール化しました。また店内清掃の効率的なやり方を動画で撮り、メンバーに共有することで同じ方法で全員出来るようになりました。すぐには上手くいかなかった分、効率化の難しさと大切さを学びました。

 

例文3:サークル(197文字)

所属するテニスサークルで、新入生をより多く勧誘する為オンラインでの説明会の企画運営をおこなった。説明会をするだけでは人が集まらなかったので、ゲーム大会や大学のおすすめ授業の情報提供を行い「参加したくなる会」を作る工夫をした。

さらに、SNSを活用し友人と一緒に参加することの特典もつけた。その結果、例年20人程度だった新入生が今期45名とすることが出来た。工夫すれば成果が上がることを学び楽しさを学んだ。

 

例文4:留学の為の勉強(200文字)

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将来国際的な仕事をしたいと考え、大学2年時に留学を決意し猛勉強をした。留学の為のテストをクリアする為、1日3時間土日も問わず半年以上勉強を続けた。苦手だったリスニングも点数が延び基準点を超えられた。

留学中はホストファミリーと文化の違いに驚きながらも価値観の違いを楽しみ視野が広がった。想いをもって続けることで成果が出せた良い経験になった。何事も地道に努力するのは得意な為社会にでもしっかり活かしたい。

 

 ガクチカを200文字でまとめるコツ

文字数が限られている中、特に200文字では詳細に書くことができません。

そのため、いかに情報を整理し簡潔に伝えることができるかが重要です。

またその要約力もビジネスでは必要になるので企業側は見ているのです。

 

200文字での文章構成

  1. エピソード概要(1文)
  2. 具体的内容(2~3文)
  3. 結果(1文)
  4. 学び(1文)

この4ステップでの構成がおすすめです。

エピソード概要は1文でなるべくわかりやすく全体を把握できるように工夫しましょう。

具体的な内容、結果は2文~3文でなるべく「数字」を入れることがポイントです。何をどのようにしたら、何が変化したのか?をシンプルに書きましょう。

専門用語を入れたりわかりにくい表現はなるべく避け誰でもすぐわかる内容にしましょう。

「学び」は抜けがちですが、短い文章であっても必ず入れておくことがおすすめです。

 

使えるテクニック

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下記3つのポイントを抑えておくことで、わかりやすい文章が書けるようになります。

  • 想いや感情を入れる(あなたらしさが伝わりやすくなります)
  • 〇「である調」⇔△「ですます調」(文字数を削減できる)
  • 数字を使って具体的に書く(変化がわかりやすい)

1つ目の想いや感情を上手に入れるためにはこちらの記事も参考になると思います。

すぐにできることもあるので、短い文章で書く練習もしておきましょう。

 

ガクチカ400文字書いてから削る

はじめから300文字や200文字のガクチカを書こうとすると、非常に薄い文章になりがちです。

まずは400文字~500文字で書いてから必要な要素をピックアップしていきましょう。

なるべく情報量を減らさず、不要な文言をカットしながら整えていきます。

 

 

3つの方法でチェック

しっかりと書くことができたら3つの方法でうまく書けているかチェックしてみましょう。

一度書いただけではなく、ガクチカは今後も多くの場面で使う内容なので、継続的にブラッシュアップしていきましょう。

 

チェック①:声に出して読む

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書いただけではなく、声に出して読むことをおすすめします

声に出すことで「て・に・を・は」の使い方が不自然ではないか?わかりにくい表現を使っていないか?日本語的に間違っている文章が無いか?をチェックすることが出来ます。

友人や家族に聞いてもらって不自然な箇所を指摘してもらっても良いでしょう。

 

チェック②:逆求人サイトに登録する

最近、利用率がぐんぐん上がっている逆求人(オファー型)サイトを利用することもチェックの一つになります。

逆求人サイトとは、学生側がプロフィールやガクチカを登録しておくと企業側からスカウトが来るサイトです。

OfferBoxdodaキャンパスが有名ですね。

いずれも無料で使えるので作成したガクチカや自己PRを載せておくことをおすすめします。

思わぬ企業からオファーがあり内定をもらったという方も増えています。

オファーサイトの攻略法は「オファー型サイト徹底比較!」に詳しく整理しています。

気になる方はご覧ください。

 

チェック③:ES添削サービスに依頼をする

 ES添削を無料でおこなっているサイトやサービスも複数存在します。

Twitter等で個人で添削してくれる方もいるので探してみるのをおすすめします。

または、友人同士で見せ合い相互添削することでさらにブラッシュアップできると思います。

読みやすいかどうか、内容がわかりやすいかしっかり確認しましょう。

 

 

まとめ

 エントリーシートは面接の前の第一次関門です。

いくら面接やグループディスカッションを極めてもエントリーシートで落とされてしまえば面接機会も得られません。

どの企業でも志望理由、自己PR、ガクチカについては聞かれる項目になるので、しっかりと早めに準備しておきましょう。

 

志望理由についてはこちらの記事で使える考え方を整理しています。

納得内定を一人でも多くの方が取れるよう、少しでも参考になっていたら嬉しいです。

 

オファー型サイト人気3社 徹底比較│おすすめの使い方決定版!

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【OpenWork】社員口コミNo.1サイト/リアルな社員満足度がわかる

 

いまオファー型求人サイトは年々増えており様々な種類があります。

何を使ったらよいのか?それぞれの特徴がわからないという方も多いと思います。

今回は300名以上のES添削・模擬面接等で就活支援をしている私の目線でそもそもオファー型求人サイトの使い方も含めてご紹介します。

 

こんな方におすすめな記事

  • 就活にまだ本腰を入れられていない
  • オファー型サイトどれに登録してよいかわからない
  • そもそも逆求人が来るのか信用できない
  • どのように使えばよいかわからない
  • 登録したけどそのまま放置している

 

 

目次

そもそもオファーが来るのか?

オファー自体が来るのか不安な方もいるかもしれませんが、しっかりとプロフィール入力をすれば企業から実際にオファーが来ることも多いのです。

サービスにもよりますが、一番高いところでオファー受信率98%を誇るサイトもあるので、チャンスは広がるはずです。

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SNSでの書き込みを見ると1か月にオファーが12件来たという方もいます。

 

オファー型サイトのメリット・デメリット

もちろん良い点だけではなく、メリット・デメリット両面あります。

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メリットとしては、一社一社に対してESを書く必要がありませんので、効率的かつ今まで興味を持っていなかった企業との出会いも広がります。

さらに早期内定の可能性は比較的高く、3年生の秋に決まっている方もオファー型サイトをきっかけとしている方が多くいます。企業側も優秀な学生に早めにリーチできるのは喜ばれています。

一方デメリットとしては、こちらからのアプローチが出来ないため、プロフィールを書いたら待ち状態になるということです。さらにオファーが来たからと言って即内定ということではなく、基本的には書類選考突破というところから通常の選考フローに乗るイメージです。

そのため面接では特に優遇されず他の学生と横並びでの比較になりますので、その点は注意です。

 

3社の徹底比較

今回は話題にされることが多い「Offer Box」「dodaキャンパス」「キミスカ」の3サイトを徹底比較します。

特に学生目線だけではなく、利用する企業目線でも情報を整理していますのでご参考ください。

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利用社数・登録学生数

まず利用社数は「Offer Box」が一番多い結果です。7,000社以上利用されているのでその分様々な企業からオファーがくる可能性があります。また、特にOffer Box」「dodaキャンパス」の2つは大手が多いのも特徴です。登録学生が多い分、企業も大企業が利用しているというのは利点になります。一方、「キミスカ」は中小企業は多いですが登録学生も他サービスより少ない分、オファーが来る可能性が決して低い訳ではありません。

運営会社

どこまでサービスの今後の可能性があるのかを含めてチェックしておくポイントだと思います。一番の大手は「ベネッセ」が運営している「dodaキャンパス」がやはり一番有名であるため安心感も大きいでしょう。

 

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企業側の料金体系・オファー送信枠

一番重要になる企業側の使い方。そのヒントとなるのが企業側の料金体系になります。

ここを抑えることでそれぞれのサービスがどのような使われ方をしているか把握できるようになります。

まずOffer Box」と「dodaキャンパス」の大きな違いは、定額制か成果報酬かという点です。オファー型サイトの企業側への成果は学生を採用できたということです。

Offer Box」は成果報酬型の料金体系です。1名採用が決まると38万円という費用が発生する仕組みです。

一方、dodaキャンパス」は何名採用しても定額60万円という仕組みです。

ここから考える仮説は、大人数を採用しようと思うと「dodaキャンパス」を利用し、より狙いを定めてピンポイントで採用しようと思うと企業は「OfferBox」を利用するだろうということです。そのため、オファーがより多いのは「dodaキャンパス」、より精度が高いオファーが来るのは「OfferBox」と考えられます。

「キミスカ」は料金非公開となっていますが、他サービスと異なり「プラチナスカウト」「本気スカウト」「気になるスカウト」というオファーの強さを分けられるような仕組みがあるため、他2つの中間的な位置づけになることが予想されます。

 

結論

3社を様々な面で比較しましたが、ざっくり整理するとこちらのようになると思います。

「OfferBox」→大手中小・オファー精度が高い

「dodaキャンパス」→大手中小・オファー数が多い

「キミスカ」→中小・企業の本気度がわかる

 

一番賢い使い方

それぞれのサービスによって来るオファーの特徴が異なることがわかりました。

ただ、比較してきましたがここが一番重要なポイントです。

一番賢い使い方は「すべてのサービスを並行して使う」ことです。

サービスが違えど書く内容はほどんど一緒のため、自己PRや学生時代に力を入れたこと、特技等コピペでプロフィールをほぼ完成させることができます。

そのため、出来る限り多くのサイトに登録することを全力でおすすめします。

 

まだ3つとも登録できていない方は、必ず登録しましょう。

1つでも多くのオファーをもらうことがご自身の就活成功に繋げるポイントになります。

 

オファーを増やすためにするべきこと

 単に登録して終わりではオファーは増えません。

しっかりと下記の点注意してせっかくの無料サービスを使い切りましょう。

  • プロフィールを100%完成させる
  • 性格テストは必ず受講(企業側も見られるケースも)
  • ログイン回数を増やす(企業側が見られるケースも)
  • 明るく印象の良い写真を使う(×スピード写真)
  • 自己PR文章は「感情」「熱意」を込めて

 注意すべき点はこちらのログイン情報や活動状況も企業画面では見られているケースもある点です。

しっかりと活動しているように登録しましょう。

まとめ

数年前はオファー型サイトなんて存在しませんでした。誰もが「リクナビ」「マイナビ」に登録すればOKという時代でしたが、今はそうではありません。

このほかにも多くのサービスが日々誕生していますので、いかに早く情報をつかみその波に乗るかが重要になります。

積極的に情報を取れるよう就活仲間や先輩、OB・OGに頼り活動していきましょう。

 

 

就活の軸の作り方・決め方 3つのステップ

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自信をもって「就活の軸」を語れますか?

企業を選ぶ際に就活の軸が決まっている人とそうでない人では、大きな違いが出てきます。

なるべく早いタイミングで就活の軸を固め活動していくことで有利にはたらきます。

過去200件以上のES添削をおこない、コンサルタントもしている私の視点を交えてご紹介します。

 

就活面接で「就活軸」について聞かれたことがあるかアンケートを取ると、75%の方が聞かれたことがあると回答されています。 

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こんな方におすすめ

  • 就活の軸がまだ固まっていない
  • 企業を選ぶときには「なんとなく」が多い
  • なぜこの企業に興味があるか説明しづらい
  • 志望動機を書くのに苦労している

 

 

決め方3つのステップ 

今回の結論です。この3つのステップで作ることをおすすめします。

  1. 気になる企業の共通点を探す
  2. 自身の経験と紐づける
  3. 選考を受けながら進化させる

この方法で作ると非常に効率よく就活を進めることができます。

就活の軸を固めることは重要ですが、そこに時間をかけすぎる必要はありません。

また一回で全て決め切る必要もありません、一度仮決めをして少しずつ進化させていけばよいのです。

 

1.気になる企業の共通点を探す

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自己分析から就活軸を見つけようとすると色々な想いが出てきて迷子になってしまうケースがあります。

そこでおすすめなのが気になる企業から探す方法です。

まず、リクナビやマイナビ等の就活サイトを眺めながら気になる業界の気になる企業を探していきます。

この時重要なのは「気になる企業」ではなく、「気にならない企業」もしっかりと覚えておきましょう。

40社~50社をランダムに見て「気になる企業」と「気にならない企業」に分けてみましょう。ここでは考えすぎず好き・嫌いの感覚で分けましょう。

 

振り分けが出来たらその中で

  • なぜこの企業が気になるのか?
  • なぜこの企業は気にならないのか?

を考えていきます。

気になる理由より、気にならない理由のほうがすぐに出る場合も多いので両方の理由を考えることがポイントです。

共通点は1つではなく複数見つけられるようにしましょう。

 

例えば、

「食品を扱っている」+「直接消費者との接点がある」+「ベンチャー思考が強い」

このような形で共通点をみつけましょう。

2.自身の経験と紐づける

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1つ目の方法で共通点を見つけた後は、その企業に興味を持った理由とご自身の過去の経験とを結びつけます。

先ほど例で挙げた「食品を扱っている」+「消費者との接点がある」+「ベンチャー思考が強い」といった場合それぞれで経験と紐づけます。

 

なぜ食品を扱っている企業に興味があるのか?

 →過去に食品を扱っているお店でアルバイトをしていた経験

 →美味しいお店を友人に紹介して喜ばれた経験

 →祖父母の農家を手伝いながら、野菜を作ることが大変だと感じた経験

 

複数の経験を結び付けられると、よりその理由は自分のものになっていきます。

ちょっとしたことでも紐づけて膨らませていきましょう。

 

3.選考を受けながら進化させる

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選考前に全てを固める必要はありません。

色々な企業の説明会や選考を受ける中で、さらに具体的に就活の軸が絞れていくケースが多いです。

はじめから完璧を求めずにまずは仮で決定し言語化しておくことが大切です。

 

例えば選考や説明会をしていくなかで、この企業の先輩はすごく尊敬できる方が多いな、や楽しい方が多いなとなった場合には「尊敬できる仲間と働く」ということが軸として加わるかもしれません。

また逆に、こんな会社は嫌だなと直感的に思った時になぜ嫌だと感じたのか?を考えると就活の軸がさらに強化されていきます。

 

OB訪問や面接で話していく中で、自分にしっくりくる軸になるよう進化させていきましょう。

実はこの進化させるというステップが一番大事です。

進化させるためには自分の心にアンテナを張って気持ちの上がり下がりに敏感になっておく必要があるからです。

 

自然とアンテナが立っていると、企業選びの際失敗のリスクが下がります。

自分の心の動きをしっかりと見極めましょう。

 

就活の軸を聞く理由

なぜ多くの企業は面接やESで就活の軸を聞くのでしょうか?

それは採用のミスマッチを防ぐ為です。

大事にしていることが企業風土と合わないということがわかる質問なのです。

 

例えば安定志向が強い企業に対して、新しいチャレンジを大事にするベンチャー思考の方が入社するとお互いに不幸になるケースがあります。

これはどちらが良いということではなく、合う合わないの話です。

今は大卒でも3年以内離職率3割程度の時代です。

しっかりと合う人材を採用するために聞く大事な質問なのです。

 

その時に企業が求めている就活軸と大きくずれた回答をすると落とされる可能性が一気に上がるということを覚えておきましょう。

就活軸で嘘をつく必要はありませんが、この企業はどのような人材を求めているかは想定して答えられると良いでしょう。

 

就活軸の例

具体的にどのような軸が良いのか実例を見ていきましょう。

少しでも参考になると嬉しいです。

仕事内容

・仕事を通じて弱い立場の方を笑顔にできる

・生活に寄り添う仕事で地域社会に貢献できる

・格差社会の解消に貢献できる

・〇〇研究を活かせる分野の仕事

・経営者の役に立てる仕事

・IT技術で社会をさらに便利できる

 

環境・風土

・成長フェーズの企業で共に成長できる

・厳しい環境で切磋琢磨できる環境

・若いうちから色々なことにチャレンジできる

・新たな事業を立ち上げられる

 

就活の軸は自分で自信をもって語られか?です。

他人が良し悪しを決めるものでは無いので納得いくまで動き、考えていきましょう。

  

 

Trello(トレロ)ショック! 就活・採用データ流出騒ぎの全貌

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2021年4月6日未明に明らかになった「採用情報のデータ流出」について現時点でわかっていることを整理しました。

残念ながら多くの個人情報が公開設定のままになっており、その数々が明るみに出てしまいました。

 

悪意があって公開していたということではありませんが、どのようなデータが公開されており個人でできる対策について紹介します。

 

 

何が起こった?

Trello(トレロ)というサイト上に採用情報を公開している企業が複数存在していることがわかりました。

採用情報の中に学生の名前、電話番号、エントリーシート、合否理由について明記されているものもありました。

個人情報流出だけではなく、合否理由という非常にプライベートな内容についても流出してしまったのです。

 

流出画像の一部をご紹介します。おそらく不採用理由ですが、なかなかヒドイ内容ですね。。。

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Trelloとはどんなサービス?

「チームの生産性アップ」の為に「プロジェクト管理」をするツールです。

世界中で100万人が使っているサービスです。

2010年から開発されているサービスで長年使われている方も多いようです。

今回は、このTrello自体が悪いということではなく利用者の不注意で「公開設定」にしてしまったということですので、誤解なきようご注意ください。

【Trello公式サイト】https://trello.com/

 

なぜ起こった?

要因は利用者が「公開」設定にしたまま外に出してはいけない情報を含めて使っていたということですが、

もともとの既存設定が「公開」であったので、初期設定が公開となってしまっていたのです。

もともとは、社内共有やIDを持っていない方とのやりとりなどの為に公開設定が初期設定になっていたようですが、気づかず使っていた方も多かったのですね。

 

採用情報以外にも公開されていたもの

多くの個人情報や行政、企業に関するメモや資料が公開設定のまま使われていたことがわかりました。

  • クレジットカード情報(パスワード含む)
  • 社内パスワード
  • 銀行の暗証番号とパスワード
  • YouTubeアカウントのパスワード、クレカ情報、銀行口座、住所
  • ワクチン治験者リスト
  • テレビ番組キャスティング進行表
  • 某タレントマネージャーのスケジュール表
  • 某省庁の情報メモ

くれぐれもTrelloを使う際はご注意ください・・・

 

一部流出を噂されたOfferBoxは事実を否定

オファー型求人サイト「OfferBox」を運営するi-plugは事実を否定。

本件において、SNS上で「OfferBoxから個人情報が流出した」といった情報が拡散されておりますが、当社および当社が運営するサービス「OfferBox」からの情報流出の事実はございません。

とコメントを出しています。

 

個人でできる対策は?

まずは、あなた自身の情報が公開されていないか確認しましょう。

Googleにて「site:trello.com」を入力して検索をすると、Trelloサイト内の検索ができるようになります。

ご自身のお名前を「漢字」「ひらがな」「カタカナ」で入力し、あなたに不利益な情報が公開になっていないか確認しましょう。

 

残念ながら、現時点でも就活生が作ったであろう企業選考スケジュールが公開設定になっているものもあります。

 

気を付けること・教訓

以前もAmazonの「ほしいものリスト」を公開設定のまま使っていたということもありました。

新しいサービスを利用する際は、必ず公開設定については確認しましょう。

 

特に、企業内での情報が外に出ることは個人情報の観点でも企業ブランドの観点でも大きな損害を生んでしまいます。

無料で様々なサービスを利用できる時代。

 

注意してサービスを選び、世界中に企業情報を公開しないよう気を付けましょう。

個人でも銀行パスワードやクレジット情報等が流出する可能性があります。

 

まずは自分の身は自分で守ることが大切です。

 

「その企業でないといけない理由」就活面接で使える3つの軸

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就活面接で必ず聞かれる志望理由。
さらに深堀した質問で「当社でないといけない理由を教えてください」と聞かれることがあります。

ここでどう答えるかによって熱意の伝わる量が大きく変わります。

 

似た質問で

  • 「弊社でなければならない理由は?」
  • 「この会社じゃなきゃダメな理由は?」
  • 「うちじゃなくてもできるんじゃない?」
  • 「なぜ当社なのか?」

このように聞かれることがありますが、すべて同義ですね。

自信をもって答えられるでしょうか?

 

正直なかなか厳しい質問ですよね。

もちろん本気の第一志望の場合であれば率直に答えられますが、多くの場合は競合他社も含めて受けているというケースだと思います。

そんな時どのように回答すると良いのか考えていきましょう。


こんな方におすすめの内容

・うまく面接で理由を説明できない
・その企業でないといけない理由は無い!笑
・競合他社もたくさん受けている

 


目次

 

 質問の意図

なぜそのような質問をするのでしょうか?

正直、面接官も当社だけではなく競合他社も受けているというのは十分把握しています。

その中で下記を知るために質問しているのです。 

  1. 企業の理解度を知る為
  2. 志望度の高さを知る為
  3. 熱意を知る為

多くの企業を受けている中でうちの会社をどこまで調べているのか?
どれくらい熱意を持っているのか?ということを確認しているのです。

企業としては、内定を出した時に内定辞退者をなるべく少なくしたいという想いが強いので、こういったことで本気度を確かめているのです。

 

また、そもそも就活の軸が決まっていない場合は回答できません。

就活の軸を決めることから始める必要がありますので、この記事を先にご覧になり就活軸を決めるところから始めましょう。

 

考える3つの軸

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闇雲に回答するのではなく王道の3つの考える軸に当てはめて答えればそこまで難しいものでもありません。

  1. 条件で絞る
  2. 個人的な思い入れ
  3. 業界ポジションで語る

 

この3つの軸を意識していれば、かなり納得度の高い回答ができるでしょう。

しっかりとマスターして自信をもって語れるようにしていきましょう。 

 

1.条件で絞る

自分が大切にしている条件は〇〇と〇〇と〇〇です。
この条件に合うのは、御社しかありません!という論理的に説明する作戦です。

 

例えばこのような形です。

私が企業選びで大事にしていることは3つあります。

  • 1つ目は、飲食業に特化したコンサルティング
  • 2つ目は、若いうちから活躍できる
  • 3つ目は、理念に共感できること

この3つの条件を考えると御社はまさに合致しており、自身の希望する場所であると考えています。

 

こういった言い回しは非常に使いやすいです。

 

他にもこういった条件を提示することもできます

  • ファッションの分野に強い
  • ITを活用している
  • 発展途上国支援もできる


ただ、それぞれに何故こだわるのか?という追加のツッコミが入る可能性があるため、その準備はしっかりとしておきましょう。


例:なぜ若いうちから活躍できる会社が良いのか?
  なぜ飲食業特化のコンサルなのか?

 

2.個人的な想い入れ

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これは1つ目のロジックで固めるのとは真逆の感情論で攻める作戦です。

 

例えばこういった形です。

インターンで3日間一緒だった社員の〇〇さんのようになりたいと思っています、憧れの存在です。

思考の早さ、説明のわかりやすさ、一人一人への優しい対応、短い時間でしたが憧れの方と一緒に仕事をして少しでも近づきたいと考えています。

また、今までインターン・座談会を通して御社の社員約10名とお会いしましたが、どの方も魅力的で優しくそういった環境で働きたいと考えています。

こういった感情面で攻めていくと面接官も感情面で動くケースがあります。

憧れや尊敬については個人の感覚なのでそれ自体をロジックで否定しようがありませんね。

 

もう一つ例を上げます。

私がラーメン店でアルバイトしている時、御社のサービスを実際利用していて仕事が大きく変わるきっかけになりました。御社のサービスが入ってから生産性が大きく変わりお客様にも喜んでもらえる機会が増え本当に素晴らしい仕組みだと感じました。

是非私がした体験をより多くの方にしてもらいたいと考えています。

また、御社の理念である「〇〇」な考え方も非常に好きで、そういった理念の元集まった方々と働きたいと考えています。

こういった実際のサービス利用者、商品愛用者も大きなご縁として感じてもらえるのでおすすめの作戦です。

ただし、嘘をつくのはNGです。実際利用したことないのに利用した!ということはバレる可能性が高いので、本当のことであることが大前提です。 

 

3.業界ポジションで語る

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これはその企業が業界でどのポジションにいるのかを考慮した上でそれを理由にするパターンです。

 

業界トップ企業の場合

御社は〇〇業界のリーディングカンパニーとして毎年業績を伸ばしています。

そのような環境の中で、〇〇の分野でより多くの困っている方に貢献するために最大手である御社に入社し〇〇分野を拡大していくことが私自身のやりたいことにマッチしていると考えた為です。

 

幅広い業務が及ぶ場合

御社は〇〇分野製造から販売までおこなっており、様々な業務が経験できると考えたからです。業界内を見ても一気通貫でおこなっているのは御社だけで、その強みがあるために安定した業績向上ができていると考えています。
また、御社は業界では珍しい発展途上国の支援にも貢献できる点も魅力に感じています。

 

この作戦は企業研究をしっかりとできているという印象を強めることができます。

ここで認識の相違があると、志望理由としては一気に弱まってしまいますのでこの作戦を使うときは入念に調べてからにしましょう。

 

伝え方

最大のポイントはどのように伝えるかです。

 

堂々と自信をもって伝えましょう!

 

100%本気の理由でなくてもある程度自分が思っていることであり、しっかりと説明ができればOKです。

前述した通り、就活において本当の第一志望の1社だけを受けているという方はいませんので、面接官も重々承知の上で質問しているのです。

逆にそういった方はリスク管理ができていないと悪い評価になると思います。

 

逆質問例25選 一次面接~最終面接でそのまま使える!

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新卒採用面接の最後に必ずある「逆質問」について整理しています。

逆質問とは、面接官側から学生に対して「何か質問ありますか?」
と逆に質問を聞かれることについてです。

逆質問タイムは唯一攻められるターンです。

うまく活用し選考を有利すすめることもできますし、逆に質問内容によっては印象を悪くするケースもあります。

しっかりと対策を打っておきましょう。

 

こんな方におすすめ

  • どんな質問をしたら良いかわからない
  • その場で質問を考えればよいと思っている
  • うまく質問できなかった
  • いつも同じ質問をしてしまう

 

 

目次(リンク)

 

逆質問の企業側の意図

なぜ面接官は必ず逆質問タイムを設けるのでしょうか?

単純に採用についての不明点を確認する、という側面もありますがそれがメインではありません。

フリーの時間を作り学生側の「熱意」と「質問力」をチェックしているのです。

もちろん人によって意図は違うケースもありますが、この2つを伝える場面と考えるとうまくいくでしょう。

「合否とは無関係」と言われてもヒドイ質問ばかりであればマイナス印象になりますし、より意欲のある質問が多ければプラスの印象にになるので、実質合否と関係すると考えて臨みましょう。

4つの軸で準備する

闇雲に良い質問をしよう!と考えてもうまくいきません。

質問する分野をしっかりと絞り、下記4つの軸で質問を準備しておきましょう。

①仕事内容

②企業風土・文化

③求める人物像

④面接官自身のこと

 

仕事内容:質問例

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・私が志望している〇〇部の一日の業務の流れを教えていただけますか?

・〇〇事業を積極的に展開されていますが、将来的な展望を教えていただけますか。

・新型コロナウイルスの影響はどのくらいありましたか?

・将来、マネージャーになりたいと考えていますが、
 評価・昇進の制度や基準について教えていただけますか?

・新卒で入社し、マネージャー職になれるのは最短でどのくらいでしょうか?

・実際の業務開始時間、残業時間はどのくらいでしょうか?

・25歳、30歳での平均給与・最高給与を教えていただけませんか?

・競合他社との違いを〇〇と考えているのですが、その点いかがですか?

 

企業風土:質問例

・入社後にどのようなGAPがあると言われていますか?

・御社の仕事で大切にすべきものはどのようなものですか?

・御社の〇〇の社風に魅力を感じているのですが、何か具体的なエピソードはありますか?

・御社でこれだけは覚悟した方が良いということはありますか?

・女性はどのような部署でどのような活躍をされているのでしょうか?

・仕事の成果は、どのような観点で評価されるのでしょうか? 

 

求める人物像:質問例

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・御社で活躍されている方の共通点・特徴はありますか?

・入社までにしっかり学習したいと考えているのですが、
 どのような分野を学んでおくと良いと思いますか?

 ・〇〇事業に携わりたいのですが、現在どのような方が活躍されていますか?

・〇〇さんが考える一緒に働きたい人はどのような人ですか?

 

面接官:質問例

・〇〇さんが仕事で苦しかったことを教えてください。

・〇〇さんが仕事をしていて嬉しかった経験を教えてください。

・〇〇さんの仕事のやりがいはどのようなことですか?

・〇〇さんが仕事でいつも心掛けていることはありますか?

・〇〇さんの入社理由を教えていただけますでしょうか?

・〇〇さんから見て会社の強みはどのような点だと感じますか?

 

仮説をもって聞く

単に教えてくださいスタンスではマイナス印象になりやすいです。

特に他社との違いや事業展開については自身で調べられる内容になるのでしっかりと調べた上で質問をしましょう。

このこと自体が熱意を伝えることになり、質問力の高さをアピールすることができます。

その上で仮説をもって聞くことが重要です。

単に「~~はどうなっていますか?」ではなく、「〇〇だと考えているのですが、いかがですか?」という聞き方に変えるだけで大きく印象は変わりますね。

 

下準備は必須

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よく事前準備をせずにその場の思い付きで聞こう!という方がいますが、これは完全にNGです。

アドリブが非常に強かったり、面接慣れしている方は問題無いですが経験が少ないうちは必ず事前に準備をしてから臨みましょう。

メモ帳にしっかりと質問事項をピックアップし逆質問タイムの時にメモを出して質問する方法は非常に有効です。

これは事前準備をしていることをアピールもでき熱意を伝える機会になります。

 

なるべく多く質問をする 

実際私が面接官をしていて、1つの質問をして他は無しという方がいました。

これは熱意が全く伝わらないだけでなく、志望度が低いのだと暗に伝えることになっているので注意しましょう。

できれば3つ以上、時間が許せば5つ以上は聞くようにしましょう。

しっかりとした準備をして質問タイムで企業との相性を見るということも重要です。

 

まとめ 

・しっかりと企業を調べた上で、事前に質問を考える

・たくさん質問をする

・常に熱意を伝えるという意識を持つ

 

これを実践することで逆質問タイムは怖くありません。

逆にアピールするチャンスになるので是非活かしてみてください。

逆質問でのNG行動はこちらの記事でご紹介しています。

合わせて是非ご覧ください。

 

一次面接 逆質問でやったら即落ち行動3選

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今回は新卒採用面接の最後に必ずある「逆質問」について整理しています。

逆質問とは、面接官側から学生に対して「何か質問ありますか?」と逆に質問を聞かれることです。

 

逆質問タイムは唯一こちらから攻められるターンです。

うまく活用し選考を有利すすめることもできますし、逆に質問内容によっては印象を悪くするケースもあります。

しっかりと対策を打っておきましょう。

 

逆質問でやってはいけないこと

まずは逆質問でやりがちな失敗例です。
実際に私が面接官として体験したものを3つご紹介します。

①「質問は特にありません」

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この時点で志望度が低いと判断されてしまいます。
実際入社することが考えると、HPや説明会だけではあまりにも情報が
不足しているはずです。

不足していると感じられていなければ、その企業に対してそこまで思い入れが無いということです。

実際に、質問を事前に考えておかないと頭が真っ白になりこう答えてしまう方は少なくありません。

変な質問するよりはマシという考え方もありますが、質問が無い時点であまり関心が無いと言っているようなものです。

②HPに載っていること、説明があったこと

しっかりとホームページを見ていない、話を聞いていないとマイナス評価になってしまう内容です。

特に一次面接ではやってしまいがちですので、しっかりとホームページはチェックするようにしましょう。

具体的には「福利厚生」や「社内研修制度」などを聞いてしまうケースが多くなっています。

③調べればすぐわかること

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先日実際にあったのは、「〇〇事業の仕組みについて教えてください。」という内容でした。

残念ながらそのキーワードで検索をすれば誰でもすぐにわかる内容です。

学生であれば聞きなれない事業名だったのかもしれませんが、全く調べていないということがわかりました。

もう少し具体的に「〇〇事業について調べたのですが、~~が少しわかりづらくどういうルールがあるか詳しく教えてください。」という内容だったら全く印象は変わっていたでしょう。

逆質問の企業側の意図

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単純に採用情報についての不明点を確認する、ということではありません。

フリーの時間を作り学生側の「熱意」と「志望度」をチェックしていると捉えることをおすすめします。

もちろん人によって意図は違うケースもありますが、最大限「熱意」と「志望度」を伝える機会にしましょう。

また、就職活動は企業が学生を選別するものではなく、学生側も企業を選ぶ権利はあります。

逆にそのスタンスは非常に重要になってきます。

良い企業を見極める為、自分とマッチするかを確認する質問もおすすめです。

 

具体的に使える逆質問については別のページで記載します。