在宅ワーママのストレス発散♪ぷちご褒美カタログ♫

在宅でナレーターの仕事をしているママが子育てに在宅ワークにと・・・慌ただしい日々を送っています。日々葛藤もありますが自分の好きな仕事をしながら楽しく子育て!そんな毎日を綴っています。

ハレの日に長女大抜擢!誰が主役かわからない!卒倒しそうな入学式!!!

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 こんにちは、母かなこです^^

 

本日も4月の備忘録にお付き合い頂きたいと

思います。

 

卒園式も終わってほっとしまして

あとは入学式の準備だけだわーなんて

思っていたのですが

 

とんでもないことが起こり

春休みはヤキモキでいっぱいでした"(-""-)"

それは1本の電話から始まった

3月後半のある日

幼稚園の卒業式も終わり

日々のほほんと過ごしていた所

~♪♪♪

担任の先生から電話がありました。

 

 

「実はあいりちゃんに

入学式の歓迎の言葉をお願いしたくて」

 

ん?んんっ???

 今、なんと言いました?

母、目が覚めました(笑)

 

「それは壇上に立つという事ですか?」

 

「はい、そうです」

 

「何人かの生徒さんと一緒にですか?」

 

「いえ、1人です」

 

「どうして、

あいりに決まったんでしょう?"(-""-)"」

 

「学年担任4名、満場一致でお願いしたいと」

 

そ、そうなの?!(+_+)

 

「本人がどうしたいか・・^^;」

 

「あいりちゃんはやると言ってくれました」

 

マジですか?!( ゚Д゚)

 

もう本人がやるって言うんじゃ仕方ない

親はサポートするしかありません^^;

 

なんと原稿もないというので

400字詰原稿2枚分の台本を書く所から開始

時間にしたら2分程のスピーチになります。

 

結構長いな・・

本当に出来るのかな・・・

 

不安と心配

それはあいりは

元々前に出るタイプの子ではなかったから

 

ブログでも度々お話しさせて頂いてますが

あいりは1年生では不登校を経験し 

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苦手な事もたくさんあり

それを1つ1つ乗り越えてきた 

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 そこから少しずつ自信を積み重ねて

ちょっとずつ前に出られるようになったから

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5年生の担任の先生は

クラスを持って頂くのは2年目

そして学年は異例の4年間担当して下さった先生

あいりの成長を一緒に見てきてくれた方です

 

「お母さん

あいりちゃんはもう大丈夫ですよ」

 

そう先生に言われ

母も覚悟を決めました。

 

挑戦させてみよう

これは先生がくれたチャンスだ

 

先生はあいりを信じてる

私もあいりを信じよう

 

私も一緒に頑張ろう

そう心に決めました。

謎の自信、練習しない春休み

電話が終わると

「学校から連絡来たの?」というあいり

 

「そうよ、来たわよ

大役を引き受けてきたのね"(-""-)"」

 

「うん、なんか先生必死で

断れない雰囲気だったんだよねー」

 

空気読んじゃったのかい‼

 

先生からは

①当日喋る台本を書いてください

②春休み中に練習しておいてください

以上の内容が宿題で出たので

当日までに形にしなくてはいけません

母、必死"(-""-)"

 

あいりの小学校では

卒業式の送辞、答辞はないので

きっとあいりは見た事がないはず

 

まずは見せてイメージさせる所から

始めようと

youtubeでそれらしい動画を見せてみました。

 

 

「何コレ?

聞いてないんだけど

(@_@;)」

 

やっと事の重大さに気が付いたか!

 

台本もなんとかしないと!

式典だし

せめてNGワード

わからないかな~と

思っていると

 

あいりから

「○○くんのお姉ちゃんが

前にやった事あるって言ってた!」

 

そうか、そうか!

すぐに○○くんのママに連絡し

当時の原稿を

LINEしてもらいました!

 

ありがとう!

ママ友ネットワーク!!!

 

頂いた台本を元に

新しい台本を作成し

先生方にチェックしてもらって

さぁ、練習だ!

 

母、これでも

ナレーターのはしくれ

 

意地でも形にしてやると

原稿を読ませてみました。。。

そして録音

 

うん、悪くはない

でも、もっと良くなる

 

最初の発声の高さ

間の取り方

喋るスピード

顔の角度、目線

 

お手本を何度も聞かせ

初日、随分良くなりました^^

 

いい感じ

これなら当日いける!

 

母は期待でいっぱいでした。

 

ですが

 

次の日から

全く練習しない"(-""-)"

 

気になって仕方ないけど

これは、あいりの事

口を出し過ぎてはいけない

 

どういう事をするか

何をしなくてはいけないか

それは説明してるから

理解はしているはず

 

あとはあいりのやる気次第

でも待てど暮らせど

練習する素振りは見せない

 

うぅーん、大丈夫かな

 

昨年同じ子供会の役員さんで

受験生のお母さんがいたけど

ヤキモキしてたな。。。

 

受験って1年もこんな感じか

シンドイ。。。

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親になると

『子供の事だから

自分ではどうにもならない領域』

いう事を何度も体験します。

 

自分だったらどんなにいいか

変わってやりたい

そんな思いを何度も経験しました。

 

でもそんな時

親は信じる事と待つ事しか出来ない

と悟ります。

 

あいりの小学校生活は

そんな事の繰り返しでした。

それでも頑張って乗り越えてきた。

今回もきっと大丈夫、、と思いたい。

 

4/1

元号発表となり

安倍総理の会見がありました。

 

せめて、プロのスピーチを勉強させようと

一緒に会見を見ました。 

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「お母さんの言った通り

目線が遠くで話しかけてる感じ!」

 

うん、そう

ポイントは掴んでる

あとは練習するだけ 

 

練習がどれだけ大切か
当日を脳内でたくさんイメージする事が
大事か
あいりはまだわかっていない

 

人前で喋る人は

たくさんの練習をし場数を踏む

「経験」を増やす事が成功を生む事も

まだ知らない

 

仕方ない、まだ11歳

失敗や挫折の経験も

また必要な事

 

「令和」発表の喜ばしい会見の中

母は運を天に任せるのでした。

 

作戦、急きょ変更!

さすがに前日

今日は練習してもらおうと

あいりに声を掛けました。

 

「スピーチ聞いてみたいから

やってみてくれない?」

 

あくまで強制にならないように

 

台本を読んでもらうと

とても良い出来でした!

 

、、ふぅ、一安心

 

あとはメンタルだ!

 

 ここで初日の1回目の録音を聞かせ

比較させました。

 

「ほらね。

こんなに上手くなったから

明日は絶対大丈夫!」

 

自信を付けさせる方に

作戦変更!

大丈夫、大丈夫。。。

 

ゆめりの入学式の支度をしながら

呪文のように

「大丈夫」を繰り返していました。

 

母限界!入学式がやってきた!

朝、始業式がある在校生のあいりは

お弁当を持って登校していきました!

 

頑張れ!頑張れ!

心の中でエールを送り

あいりの前では

「大丈夫だよ」と平常心

 

うーん、身が持つだろうか

というぐらい緊張していました。

 

忘れがちですが

今日はゆめりの入学式です(笑)

 

ゆめちゃん

ライトブルーのランドセルでご満悦!
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 クラス発表でお友達と一緒か
一喜一憂し
ワクワクしながら教室に向かいます。

そんな中でも
心の中では緊張でドキドキ

とにかく体育館ではいい席取って
こないと!


バタバタとゆめりの支度を済ませ
体育館へ向かいました!

 

 体育館では

一番前の席が取れました。

 

斜め前にはあいりが見えます。

 

・・緊張してる( ゚Д゚)

 

後姿だけだけど

緊張しているのが

ひしひしと伝わってきます。

 

だから・・・

だから、練習しなさいってー

 

言ってはいないですが(笑)

何度も何度も思いました(^^;

 

緊張はパフォーマンスを下げるから!

何度も経験しておけば

緊張が和らぐから

だから、練習をー(2度目)

 

仕方ない

あいりの席の近くまでいき

「大丈夫だよ」と声を掛けると

 

少し驚き、強張った笑顔で

「うん」と答えてくれました。

 

あとは

なるようになれ!

 

きっと、大丈夫!

 

式典が始まり

滞りなく進んでいきます。

 

あいりの名前が呼ばれ

壇上へ上がっていきました。。。
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あいりが喋りだしました。

 

緊張で喉が閉まっているのか

声が細い

ちょっとスピードが速い

 

喋りとしては

上手いとは言えない。

 

練習すれば

緊張さえしなければ

絶対もっといいパフォーマンスが出来た。

母は悔しい気持ちもある。

 

でも

11歳の女の子が

200人以上の前で堂々と

2分間もスピーチをしている。

 

あいりが1年生の時

同じ幼稚園から進学する子がいなく

心細い思いをし

体も周りより一回り小さく

学校が嫌で仕方なかった子が

 

2年生の時

声も小さく

引っ込み思案で

人前で話すなんて

とても出来なかった子が

 

3年生の時

プールが怖くて

熱や喘息発作が出る程

嫌がっていた子が

 

あの、あいりが

こんなにたくさんの人の前で

しっかり自分の言葉で喋っている。

 

本当に少しずつだったけど

1つ1つ困難を乗り越えて

自信をつけてくれた。

自分は出来ると信じてくれた。

 

もう、

母にとっては大成功だよ!!!

 

たくさんの拍手を頂き

スピーチは終了する事が出来ました。

父も母も感無量。

もう、言葉が出ませんでした。

 

 

忘れてしまいがちですが

この日はゆめりの入学式(笑)

 

ゆめちゃんも

お姉ちゃんのスピーチにご機嫌!

 

「あれ

私のおねえちゃんなの!」と

新しく出来たお友達に

教えてあげたそうです^^ f:id:kaori-ri:20190509092535j:image

入学式が終わってから

先生や参加した保護者の方々から

母もあいりも

「凄く良くできたスピーチだったよ」と

褒めて頂く事が多々ありました。

 

思いもしなかった大役の抜擢に

母はヒヤヒヤしましたが

 

大舞台に立てた事

両親以外の大人にたくさん褒めて頂く経験は

あいりの自信になり

成長に繋がると思います。

 

母にとっては

小学校時代の集大成だったなと

思える出来事。

 

自信を持つ事で

自らを変えられる

より良い自分になれる

そんな事を長女に教えられたなと思う

母なのでした。