冥王星が太陽系の惑星から外されたのはいつ?理由はなんなのか?
かつて、冥王星は太陽系の惑星の1つとして数えられていました。
そのため、太陽系の惑星の並び順を水金地火木土天海冥などと覚えたものです。
しかし、ある日冥王星は惑星という定義から外されてしまいました。
冥王星が惑星じゃなくなったのはいつ?
ある日、冥王星が惑星じゃなくなった日・・・。
それは2006年8月24日に行なわれた、国際天文学連合総会の日のことだったようです。
しかし、私がそのことを知ったのは2019年のことでした。
なので、いつのまにか冥王星が準惑星になってしまっていたのです^^;
私は太陽系の惑星の並び順を水金地火木土天冥海と覚えていましたが、冥王星はもう太陽系の惑星ではないのですね。
なので、太陽系の惑星の並び順は水金地火木土天海ということになります。
冥王星が惑星から外された理由とは?
冥王星が惑星から外されてしまった理由は、簡単に言うと小さいからです。
冥王星の大きさは地球の約0.18倍で、地球の5分の1に満たないぐらいの大きさです。
ちなみに月の大きさは地球の約4分の1ほどなので、冥王星は月よりも小さいということになります。
という訳で冥王星の大きさは地球の約5分の1、月の約3分の2ぐらいの大きさです。
それに冥王星の近くには、エリスという冥王星よりも大きな天体も発見されたそうです。
そういったことも、冥王星が惑星ではなく準惑星という分類になった理由と言われています。
しかし、発見当時は大きいと考えられていたエリスですが、実際は冥王星よりも少しだけ小さいと現在では考えられているようです。
それに冥王星も、発見された当時は水星よりも少し大きいと考えられていたそうです。
ちなみに水星の大きさは地球の約0.38倍で、月よりも少し大きいです。
冥王星は地球から約50億kmも離れているので観測が難しく、そういったこともあって大きさを間違えてしまったのかもしれませんね。
まとめ
冥王星が惑星から外されたのは、2006年8月24日。
外された理由は、冥王星が惑星と言うには小さかったからのようですね。
なので、今では冥王星は準惑星という分類になっています。
冥王星がいつのまにか惑星じゃなくなっていたので、思わずキョトンとしてしまいました^^;
海王星は時速2000kmの怖い惑星?
太陽系の惑星の1つ、海王星というのは実はとても怖い惑星みたいですね。
その他の怖い惑星としては、木星なんかもあります。
木星が怖がられている理由は、単純に模様が怖いという意見が多いようでした。
では、海王星が怖がられている理由とは一体なんなのか、この記事では書いてみたいと思います。
海王星は風がもの凄く強い?
海王星では、太陽系の惑星の中で最速の風が吹き荒れているそうです。
その風の強さは、なんと時速2000kmにも達するということなので驚きです。
時速2000kmともなると、もはや風が強いとかいう次元ではないと思います。
暴風ですね。
いや、暴風という言葉でもまだちょっと物足りないような気がします。
きっと人間も簡単に吹き飛ばされてしまういますよね・・・。
ちなみに地球では、最強クラスのハリケーンでも風の強さは時速300kmほどとなっています。
ジェット気流に関しては、最も速い時で時速360kmほどです。
このことからも、海王星に吹いている風がいかにとんでもない強さかということが分かると思います。
それはそうですよね。
高速道路を走る車と同じぐらいの時速100kmとかの風でも十分に速いですものね・・・。
海王星には地表がない?
海王星には、明確な地表というものが存在しないんだとか・・・。
その理由ですが、海王星もガス惑星に分類されるからというのがあるでしょう。
ちなみにその他の太陽系の惑星でガス惑星に分類されるのは、木星、土星、天王星です。
なんでも硬い地表は存在しないとかで、だとしたら着陸することは不可能ということになるかと思います。
地表がないとなると、中心核に向かって落下して行くということになるでしょうか・・・。
ちなみに海王星の中心核は約6700℃ということです。
まとめ
海王星が怖がられている一番の理由は、やはり時速2000kmという風の強さでしょう。
ただし、地球と海王星は約43億5000万kmも離れているので、海王星に行くことはおそらくないとは思いますが・・・。
ちなみに無人探査機のボイジャーは、海王星に行くまで約12年かかったようです。
有人宇宙船となると、それ以上に時間がかかることは間違いないでしょう。
それに海王星に行くには、お金も約360兆円かかるそうな・・・。
水金地火木土天の次は冥海と海冥どっちが正しいのか?
太陽系の惑星が並んでいる順番の覚え方ですが、私は水金地火木土天冥海の方で覚えていました。
しかしある日、水金地火木土天海冥と書かれているのを見つけてからは、私が間違えて冥海と海冥を逆に覚えてしまっていたのかなと思うようになりました。
それでそれからは、水金地火木土天海冥の方が正しいのだろうと私も思い込んでいました。
ですが実際どっちが正しいのか、この機会にはっきりさせたいと思います。
冥海と海冥ではどっちが正しいのか?
水金地火木土天の次にくるのが冥界か海冥かですが、実はどっちも正しいというのが真実のようです。
というのも、太陽系の惑星の並び順は海王星と冥王星の順番が逆になる時期もあるからです。
このことは、海王星や冥王星の公転の軌道が関係していて、特に冥王星の軌道はかなりの楕円形になっています。
しかし、冥王星が海王星よりも内側の軌道に入ってくる期間は比較的短いです。
短いとは言っても、いったん冥王星が海王星の内側に入る時期が来てしまえば、それは約13年〜20年くらい続きます。
13年〜20年って結構長いですよね。
なので、その時期の太陽系の惑星の並び順は水金地火木土天冥海ということになります。
それに対して、海王星が内側にいる期間は約230年くらい続きます。
なので、その時期の太陽系の惑星の並び順は水金地火木土天海冥ということになりますね。
という訳で、太陽系の惑星の並び順は水金地火木土天海冥の期間の方が圧倒的に長いのは確かです。
最も正しいのは水金地火木土天海?
現在、太陽系の惑星の並び順の覚え方で最も正しいのは、水金地火木土天海となっています。
そうです、冥王星が太陽系の惑星から外されてしまったのです。
実は冥王星というのは、結構小さめの惑星なんですね。
地球の大きさと比較すると、冥王星の大きさは地球の約0.19倍なんだそうです。
0.19倍ということは、地球の約5分の1ぐらいの大きさということになります。
そして冥王星の近くに、冥王星よりも大きな天体「エリス」が発見されたりもしています。
そのため冥王星は惑星ではなく、準惑星という分類とされ太陽系の惑星として数えられなくなったようです。
まとめ
太陽系の惑星の並び順は、水金地火木土天の次が海冥の時もあれば、冥海の時もあるということが分かりました。
しかし、期間としては海冥の順番になっている年数のほうが圧倒的に長いです。
でも、私が太陽系の惑星の並び順を覚えた時は冥海という順番になっていたみたいですが・・・。
しかし、現在は太陽系の惑星の並び順は、水金地火木土天海と覚えるのが最も正しいみたいですね。
小さめの惑星だった冥王星が準惑星という分類とされ、太陽系の惑星として数えられなくなったので。
なので、太陽系の惑星の並び順は「水金地火木土天海」と覚えておきましょう^ ^
天王星とはどんな星なのか?6つの特徴について!
天王星が太陽系の惑星の1つだということは、猿でも知っているでしょう。
いえ、冗談です。
さすがに猿は天王星の存在を知らないでしょう。
という訳で、天王星は一体どんな星なのか?
天王星の興味深い特徴について書いていきたいと思います。
天王星の大きさとは?
天王星の大きさは、太陽系の惑星の中では木星と土星に次いで3番目の大きさとなっています。
地球の大きさと比較すると、天王星の大きさは地球の約4倍ほどです。
天王星の色は?
天王星は、見た感じ青っぽい色をしています。
なぜ天王星が青く見えるのかというと、その理由は大気に含まれているメタンにあるようです。
メタンには赤い光を吸収して、青い光を発するという性質があります。
そのため太陽の光をメタンが吸収し、青い光を発していたのです。
それで天王星は青っぽく見えるという訳ですね。
天王星の地表はどうなっているのか?
天王星の地表は、岩石や氷で成り立っているそうです。
ただし、天王星は大気が濃いため、地表を見ることは出来なくなっています。
という訳で、天王星という青っぽく見えている惑星は、地表が見えているのではないということになりますね。
天王星の気温は?
天王星の平均気温は約−200℃ほどと、かなり気温は低くなっています。
−200℃ともなると、寒いどころか体が凍りついてしまうような気温ですね。
天王星の気温がそれほどまでに低くなっている理由は、太陽との距離がかなり遠くなっているからです。
天王星と太陽との距離は約29億kmとされていて、地球と太陽との距離と比べると約19倍以上も太陽から離れています。
そのため天王星では気温が上がりにくく、極寒の世界となっているんですね。
天王星の大気は?
天王星の大気で最も多いのは水素で、全体の約83%を占めています。
その他にはヘリウムが約15%、メタンが約2%となっていて、アンモニア、エタン、アセチレン、一酸化炭素などの成分も少しに含まれているそうです。
ちなみに水素というのは、地球に存在する気体(ガス)の中では最も軽いものとなっています。
という訳で、天王星は木星や土星と同じくガス惑星ということになるようですね。
天王星はとても臭い?
見た目はきれいな印象の天王星ですが、実はもの凄く臭い惑星なんだそうです。
なんでも、太陽系の惑星の中では天王星が最も臭いそうな・・・。
その臭いとしてよく例えられているのは、腐った卵やオナラの臭いです。
天王星が臭い理由には、どうやらアンモニアや硫化水素が関係しているようですね。
ただし、天王星は−200℃という極寒で、大気も水素がほとんどなので、生身の体では臭いを感じる暇もないんだとか・・・。
まとめ
天王星は地球の約4倍ほどの大きさで、色は青っぽく見える惑星です。
地表は岩石や氷で成り立っているようですね。
気温に関しては、太陽から遠いため常に約−200℃という極寒の世界です。
大気の成分は水素がほとんどで、とても臭い惑星でもあります。
ただし、地球のような空気がないので、臭いということ以前に呼吸をすることすら出来ませんが・・・。
土星の輪の正体とは?厚さはどれくらいあるのか?
土星といえば、輪っかが付いている惑星ということで有名だと思います。
しかし、土星の輪の正体について知っている人は意外と少ないのかもしれません。
また、土星の輪の厚さがどれくらいあるのかに関しては、知っている人はきっとまだ少なくなるのではないかと思います。
この記事では、そんな土星の輪っかについて書いてみます。
土星の輪の正体について!
土星の輪の正体は氷なんだそうな。
しかも、氷の成分は99.9%が水となっているらしく、ぼぼ水から出来た氷ですね。
しかし、ソリンやケイ素といった成分も微量に含まれているようです。
ちなみにソリンというのは、有機化合物が紫外線を浴びることで出来る高分子化合物なんだとか・・・。
それとケイ素ですが、シリカとも言われていてサプリメントや飲料水などもあり、美容や健康にいいということで注目されている成分となっています。
という訳で、もしかしたら土星の氷は食べれるのかもしれませんね^ ^
しかし、ソリンという成分が食べて大丈夫なものなのかどうかはイマイチ分かりませんが・・・。
なので、土星の氷は食べない方が無難でしょう。
でもまあ、土星の輪を食べる機会なんて絶対にあるわけないですよね。
土星の輪の厚さは?
土星の輪の厚さは実は均等ではなく、かなりバラツキがあるもののようです。
なんでも土星の輪の厚さは、薄い所では10mほどしかなく、厚い所では約1000mほどあるそうです。
という訳で土星の輪は、薄い所と厚い所では約100倍ほどの差があるということになりますね。
10mでも十分厚いには厚いような気がしますが、地球の約9倍という土星の大きさからしたら、土星の輪の厚さはそれほどでもないと言えるのかもしれません。
土星の輪はいずれ消滅する?
土星の輪の正体は氷ということが分かりましたが、その氷はなんと少しずつ雨のように土星に降りそそいでいるそうです。
なので土星の輪は時間の経過とともに徐々に薄くなっていき、いずれは消滅してしまう運命のようです。
という訳で、土星の輪というのは期間限定で土星に付いているものだったんですね。
でも土星の輪が消滅するのは約1億年後くらいだと予想されているようで、そんなにすぐにすぐ消滅するという訳ではないみたいです。
1億年後というと、かなり先のことですよね。
その頃には文明とかもとんでもなく発展していたりするのでしょうか?
まとめ
土星の輪っかは、氷で出来ていたんですね。
厚さに関しては、薄い所は約10m、厚い所は約1000mと結構バラツキがあり、全然均等にはなっていないということが分かりました。
しかも、土星の輪は約1億年後には消滅してしまうみたいです。
土星の輪がいずれ消滅してしまうものとは、そのことについてもちょっと驚きですよね?
土星は本当に水に浮くのか?引力の影響は?
土星はガス惑星とされていて、その巨大さにもかかわらず水に浮かべると浮いてしまうそうです。
ちなみに土星の大きさは太陽系の惑星の中では2番目に大きく、1番大きいのは木星とされています。
土星と地球の大きさで比べると、土星は地球の約9倍の大きさです。
そんなに巨大なもの(惑星)が水に浮いてしまうとは、ちょっと驚きですよね?
土星は水よりも軽い?
土星はガス惑星とされていて比重がとても軽く、なんと水よりも比重が軽いそうです。
なので、土星は水に浮かべると浮いてしまうということになります。
そんなに軽いなら、土星は人の手でも持ち上げられるのではないかと一瞬思ってしまうかもしれません?
ですが土星の大気はほとんどガスなので、当然手で持つことは出来ません。
しかし、土星の中心核の部分なら手でも持つことが出来ると思います。
でも残念ながら土星の中心核の部分だけだと、さすがに手では到底持ち上げることが出来ないほどに重たいでしょう。
土星の中心核というのは岩石質とされているので、当然かなり重たいはずだからです。
なので土星全体だと比重が軽いので水にも浮きますが、中心核の部分だけだと水にも沈んでしまうでしょう。
なぜならば、岩石質だからです^ ^
土星を水に浮かべたら引力の影響は?
土星が水に浮くことは分かりましたが、土星にも引力というものがあります。
なので土星を水に浮かべたとしても、引力によって水を吸い寄せてしまうのではないかという疑問があります。
ちなみに土星の引力というのは、地球とほぼ同じくらいということです。
こまかく言うと、土星の引力は地球の約1.07倍とされています。
なのでもしも土星を水に浮かべたとしたら、土星に滝のような雨が降りそそぐのではないか・・・。
まとめ
土星の比重は水よりも軽いので、水に浮くということは間違いないようですね。
でも、引力によって水を引き寄せてしまわないのかちょっと疑問ですが・・・。
ちなみに太陽系の惑星の中で、水よりも比重が軽いのは土星だけです。
という訳で、太陽系の惑星の中で唯一水に浮くのが土星ということになります。
なぜ夏は暑くて冬は寒いのか?太陽との距離が関係している?
日本には四季があり、夏は暑くて冬は寒いというのは当たり前のことですよね。
しかし、ではなぜそのような気温の変化がおこるのか疑問に思ったことはありませんか?
考えられそうなのは、夏と冬では太陽との距離が違うとかがありそうです。
また、夏と冬では日照時間も違いますが、その理由などについて書いていきたいと思います。
夏と冬で気温が変わるのは何故?
日本では夏と冬では気温にかなりの差がありますが、その原因はどうやら地球の自転にあるみたいなんです。
地球は北極点と南極点を地軸に自転していますが、自転の軸というのは太陽に対して少し傾いているんですね。
そのため、夏と冬では日照時間にも差があります。
また、日照時間が違うだけでなく、太陽の光が地上に降り注ぐ角度も違ってきます。
私はなんとなく、冬は夏に比べると昼間の明るさが少しだけ暗いように感じてはいたのですが、そういったことが関係していたんですね。
太陽の角度が違うため、実際に夏と冬では日中の明るさも違うし、気温にも差が出てくるんです。
夏というのは太陽がより真上に近い位置にくるため、1つの場所に当たる光の量も多くなり、気温もかなり上がってくるという仕組みです。
逆に冬は夏に比べると太陽の光が斜めから降り注ぐため、1つの場所に降り注ぐ光の量が少なくなり、気温も上がりにくくなります。
夏と冬では太陽との距離が違うのか?
始め私は、夏と冬で気温に差があるのは太陽との距離が変化するからではないかと考えました。
夏は太陽との距離が近くなり、冬は太陽との距離が遠くなるのではないかと考えたのです。
ちなみに地球というのは、太陽の周りを1年に一周のペースで公転していますよね。
しかし、意外にも夏という時期は太陽から一番遠く離れ、逆に冬は太陽との距離が一番近くなるそうです。
夏と冬では太陽との距離に約500万kmもの差があるそうですよ。
しかし、地球と太陽との距離は約1億5000万kmあるそうで、500万kmの距離の差というのは微々たるものに過ぎないようです。
という訳で、夏と冬では太陽との距離が違うというのは確かです。
しかし、太陽から一番遠くなるのは夏、太陽に一番近づくのは冬ということなので、夏と冬の気温の変化に太陽との距離はあまり関係ないということになりそうですね。
まとめ
夏と冬の気温の変化というのは、地球が自転する角度が関係していたんですね。
夏は太陽の光がより真上に近い位置から地上に降り注ぐため、日差しがきつく気温も上がり日照時間も長くなります。
それに対して冬は太陽の光が地上に降り注ぐ角度が斜めからになるため、1つの場所に降り注ぐ光の量が少なくなり、気温も上がりにくく日照時間も短くなります。
という訳で、夏と冬で気温に差があるのは地球と太陽との距離ではなく、太陽の光が地上に降り注ぐ角度が関係していたんですね^ ^