2018 BEST ALBUM
個人的今年のベストアルバム20枚
• Heaven and Earth / Kamasi Washington
• POLY LIFE MULTI SOUL / cero
• Blood Loss / Puma Blue
• 初恋 / 宇多田ヒカル
• 分離派の夏 / 小袋成彬
• Sonatine / D.A.N.
• In a Poem Unlimited / U.S. Girls
• Negro Swan / Blood Orange
• tres / mouse on the keys
• I can feel you creep into my private life / Tune-Yards
• And Nothing Hurt / Spiliturlized
• VLP / Leo Imai
• Hive Mind / The Internet
• Kazushita / Gang Gang Dance
• Collaps EP / Aphex Twin
• soil / serpentwithfeet
• Songs of Praise / Shame
• ミソシタ / ミソシタ
• Fool on Cool generation / the pillows
リストを見るとR&B系のアーティスト多めとなりました。ロックバンドの勢いが衰退してる中ゴリゴリのロンドンポストロックサウンドを奏でるShameには注目していきたいです。同じくロンドンジャズシーン注目株であるPuma Blueも今後の活動が楽しみです。
V-Tuberミソシタは今年最大の衝撃でした(笑)系統としてはかなりのキワモノですが、THA BLUE HERBっぽいフロウに自らの恥部をのせていくスタイルは妙に心に響きます。これは実体の見えないバーチャルな存在だからこそ抱く感想なのかもしれませんね。
国内外ともに才能のある若手アーティストが多く出てきましたね。来年もいい音楽に出会えることを願って締めとします。
映画「三度目の殺人」感想・考察(ネタバレ有り) / おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ
是枝裕和監督作品、映画「三度目の殺人」を観てきました。未だに頭の整理がうまく出来ないので、久々に文字に起こしてみようと思います。
この映画、一言で言えば ”大傑作” です(断言)。面会室でのアクリル板の光の反射を利用した演出、格式高い法廷のセット、そして北海道の雪景色などなどの美しく強烈な映像表現、役者陣の熱演(役所広司が凄い!広瀬すずの演技にもゾクリとさせられたし、主演の福山雅治もカッコよかったー)、印象的な音楽、そして「罪」、「裁き」といった重いテーマ、どれをとっても素晴らしかったです。ただ、真実が最後に明かされるという、わかりやすいエンタメ嗜好ではないので、そこが評価の分かれどころなのかな−と思います。
僕は映画のパンフレットをめったに買いませんが、今作では珍しく買ってしまいました(福山雅治と是枝監督のインタビューでは、お二人ともかなり興味深いことをおっしゃっていました)。それだけ観終わった後の衝撃というか、余韻が半端なかったです。
以下ネタバレ有り
続きを読むこのブログについて
このブログでは私が聴いた音楽,読んだ本,観た映画などの感想を書いていく予定です.その時その時に感じたことを形に残したいということと,文章書く練習をしたいということが,ブログ開設のきっかけになりました.これから不定期に,気が向いたときに書いていこうと思います.
ブログ名について
Nav Katzeというガールズバンドから拝借しました.正直のところ,"Crazy Dream"という曲(月姫のアルクェイドというキャラクターのイメージソングということで知りました)以外聴いたこと無いんですよねー・・・で,ブログ開設にあたり改めて聴いたんですけど,ボーカルに透明感があって,曲もニューウエーブっぽくもありオルタナっぽくもありって感じで,すげーいいバンドなんですよね.しかし96年以降主だった活動はしていないようです.残念.