あおいの切迫日記

切迫妊婦の妊娠・育児記録

二人目の妊娠記録35 出産レポ⑨ 術後四日目

*病院の治療や手術内容は実際と異なる場合があるかもしれません。

(うろ覚え部分があり間違っている可能性があります)その場合はご容赦ください。

 

 手術後四日目。

夜中看護師さんに何度か起こされ授乳に向かいました。

前日張り切りすぎて動いたせいか体がだるく起き上がるのが辛かったです。

起き上がるのにも時間がかかり「フー…フー…」と痛みで声が出て

さらに歩行器でガラガラと音をたてて、カーテンの音も・・・

出来るだけ静かに動いたつもりですが音が出ました・・・

さぞかし同室さん達に迷惑だっただろうな・・・と思います。

 

気を遣いながら授乳に向かい、帰りはもちろん汗だく・・・

おっぱいは張り熱を持ち、乳首の傷は痛い・・・授乳で喉はカラカラ・・・

疲労困憊で帰ってきての唯一の楽しみはスポーツドリンクを飲むことでした。

お茶とか水ではなんとなく物足りず夫に買って来て貰っていた

グリーンダカラをごくごく飲むのが最高に美味しかったです。

授乳中はとにかく喉がよく乾くので入院中はずっと飲んでいました。

(もちろんこればっかりではなく水もお茶も飲んでいましたが・・・)

 

夜中は大体二時間半~三時間くらいの間隔で授乳に呼び出されていました。

朝になり、いよいよ今日から母子同室になるので個室に移ることに。

朝食後個室に移動するため荷物を整理しベッドの上に荷物を全部置き、

ベッド、テレビ台ごと移動になりました。

新しい部屋はトイレシャワー付きで机と大きなソファーもありました。

部屋代は高かったですが同室さんに迷惑をかけないので気が楽でした。

トイレも部屋にあるので順番待ちも無いし、シャワーもいつでも浴びれます。

いつでも電話出来るし、テレビも音が出せる。

面会に来てもらっても普通に喋れる!個室最高でした!!

 

今日からシャワーもOKになり、お昼からは食事も完全に通常食になります。

さらに10時と3時にはおやつがあります!(これが一番の楽しみ)

少しずつですが通常の状態に戻っていきました。

傷の方はまだ痛いですが、昨日のリハビリのかいもあってか

歩行器なしでもゆっくりですが歩けるようになりました。

 

移動が終わり荷物整理をしていると看護師さんがさっそく赤ちゃんを

連れてきました。いよいよこれからは赤ちゃんと二人きりです。

大変だろうなと心構えをしていましたが赤ちゃんは寝ていました。

というかお腹が空いておっぱいを飲んでいる時以外はほぼ寝ていました。

新生児ってこんなにお世話楽だっけ??となるほどでした。

 

しかしゆっくり出来るはずもなく母子同室になったのでやることは

たくさんありました。授乳の合間に急いでご飯を食べ、シャワーを浴び

先生の診察、検温、血圧測定等々ひっきりなしに用事があります。

さらに赤ちゃんの診察、検温、色々な検査、沐浴もありなかなか忙しかったです。

 

昨日沐浴指導があったので今日から一人で赤ちゃんを沐浴させる練習します。

時間になり看護師さんが迎えに来てくれました。

浴槽にお湯をためて、着替えを準備、その上にタオルを準備・・・までは

自分で出来ましたが、その後赤ちゃんを抱っこして片手で支え洗うのですが

傷が痛くさらに体力も無くなっていたので手がプルプル震えまったく出来ず・・・

看護師さんが見かねて変わってくれました。

その後湯船に赤ちゃんを入れずに洗う方法を教わりました。

(結局入院中の沐浴は一度も出来ませんでした。というかしませんでした。

退院後沐浴は夫と母がやってくれました。長男の時も帝王切開で動けず

沐浴することが出来ず夫と母がやってくれました。

非常にありがたかったです。私は恵まれていました。)

 

 授乳の方ですが個室に移ってからはミルクは足さず、

一時間半~二時間半くらいの間隔でおっぱいをあげていました。

乳首は相変わらず切れたままで痛みが続いていました。

 

お昼になり落ち着いた頃赤ちゃんを母子センターに一時預けて

シャワーを浴びることにしました。

頭は洗ってもらっていましたがシャワーは約一週間ぶりでした。

久しぶりに熱いお湯を浴びるのは気持ちよかったですが

乳首の傷にお湯がしみました。痛い。痛い。

さらに帝王切開の傷にお湯がかかるのが怖かったです。

傷をよけてそっと洗いました。

念入りに洗っていたら久しぶりのシャワーなので若干のぼせました。

体をきれいに洗えるってことは幸せなことだなと実感・・・

 ドライヤーで髪を乾かしほっと一息・・・。

このまま寝てしまいたいと思いましたがのんびり寝るわけにもいかず

早々に赤ちゃんをお迎えに行きました。

 

 

そして夕方になり急いで夕ご飯を食べ、また外へ出るため私服に着替えました。

それは入院してからずっと会って無かった長男に会うためでした。

 今いる病棟は小さい子供の立ち入り禁止です。

入院中切迫で外に出ることが出来なかったのですが、

出産してようやく一人で歩けるようになり、制約が解除になりました。

自由に外に出てよくなりました。

今日夫が仕事終わりに幼稚園のお迎えに行った後

病院の玄関で待ち合わせをすることにしていました。

 

赤ちゃんをまた母子センターへ預け、エレベーターを降り外来の玄関へ向かいました。

 廊下の椅子に座ってしばらく待っていると夫と長男が来ました。

20日ぶりに会う息子。

電話はしていましたがずっと会いたくてたまりませんでした。

やばい・・・泣きそう・・・抱きしめたい・・・

「こーちゃん!こっちへおいで」と声をかけました。

しかしもじもじ、ニヤニヤしてお父さんの陰に隠れて

なかなか近くへ来てくれませんでした。

入院するまでは産まれてから一度も離れたことが無かったので

いきなり突然母親が居なくなり20日も離れてしまって息子も

 戸惑ったと思います。でもいい子で20日待っていてくれていました。

もう一度手招きをするとよくやく近くへ来てくれました。

「お母さんお腹が痛いので抱っこ出来ないからお膝にのってね」

と声を掛け膝に乗せ、ぎゅーっと抱きしめました。

恥ずかしそうにのけぞる息子をさらにぎゅーっとして久しぶりの息子の

暖かさを感じ幸せに思いました。

無事に出産出来てよかった。元気に息子に会うことが出来て

本当に良かったと改めて思いました。

 

 つづく

 

 4日目の授乳回数(0時から24時まで) 母乳11回 ミルク追加2回

 

 

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二人目の妊娠記録34 出産レポ⑧ 術後三日目

*病院の治療や手術内容は実際と異なる場合があるかもしれません。

(うろ覚え部分があり間違っている可能性があります)その場合はご容赦ください。

 

 手術後三日目。

時間が経つにつれだんだん痛みがマシになってきました。

動かなければ痛みはほとんど無いくらいになりました。

しかしやはり動くとまだまだ痛く、起き上がるときはお腹の傷が

痛くてなかなか起き上がれない状態でした。

 

前日から3時間ごとに歩行器で授乳室に歩いて向かっていました。

この繰り返しは大変で帰ってきたときは疲れて汗だくでした。

(12月でしたが授乳室は赤ちゃんの為に暖かくしてあり半袖でも暑いくらいでした)

午前1時の授乳を終えかなり疲れていたので、次の4時の授乳は

看護師さんに変わってもらうことにしました。

少しまとまって寝ることが出来ました。そのおかげか分かりませんが、

授乳の母乳量は7時⇒15ml、10時⇒15ml、13時⇒35ml、16時⇒40mlと

回を重ねるごとに増えていきました。

 

この量なら完母でもいけるかもしれないと看護師さんに言われ、

次の授乳からは3時間ごとの授乳ではなく呼び出し方式に変更することに。

今までは3時間ごとに自分で授乳室に行っていましたが、

赤ちゃんがお腹が空いて泣きそうになったら看護師さんが部屋まで呼びにきて

くれることになりました。

この方式は呼びに来てくれるので時間を気にしなくていいので楽ですが、

ミルクを足さないので赤ちゃんがお腹が空いたら呼ばれます。

1時間後かもしれないし、3時間後かもしれません。

いつ呼び出されるか分からないのでご飯やトイレ色々タイミングが難しかったです。

 

しかし授乳の方は忙しいながらもいたって順調に進みました。

が・・・ここからは誰もが通る道なのか・・・ただ自分が下手なのか・・・

長男の時も苦しんだのですが・・・

3年ぶりの授乳で気を付けるのをすっかり忘れていました・・・

 

乳首が切れてしまいました・・・しかも両方・・・

 

夜中からやばいな・・・とは思ってはいましたが、時間が経つにつれ

どんどん傷が広がり授乳の度に痛みが増していきました。

赤ちゃんは飲むのが上手で私のおっぱいの含ませ方が浅かったのが

原因ですが、痛くて痛くて・・・これは激痛です。

授乳の度に顔が歪みます・・・。

長男の時も同じようになり治るのに3ヶ月かかりました。

また3ヶ月痛みに耐えるのか・・・

仕方ないのですが辛かったです。

 

売店ピュアレーンが売っているそうなのでリハビリがてら

買いに行くことにしました。

 

(長男の時もこれを使いました。看護師さんに教えてもらいましが、

 これを塗ってラップを貼っておくと傷に薬が浸透しやすいのだとか・・・)

 

売店までは今いる入院病棟からはエレベーターで一階まで降り

売店がある外来の建物まで約200メートルほど。

外来の患者さんもいるので、入院着から私服に着替え、

歩行器ではさすがに行けないので手すりを伝って歩いて行くことに。

病室からエレベーターまでも結構時間がかかりましたが、

途中看護師さんたちに「歩く練習?リハビリ頑張って!」と声を掛けられ

やる気満々で歩いていくことが出来ました。

 

エレベーターを降りるとひんやりとした空気に変わり

「そうか今12月なんだ・・・」と感じることが出来ました。

切迫早産で入院してから20日ぶりの外の空気(実際は建物の中ですが)

に触れることができうれしくなりました。

エレベーターから外来の建物をつなぐ廊下を手すりを伝ってズリズリと

ゆっくり歩きながら、色々な人とすれ違いました。

先生だったり、看護師さんだったり、職員さんだったり、

お見舞いの人、患者さん・・・ザワザワした空気・・・

少し前までこの中にいたのにとずいぶん久しぶりな、不思議な感覚になりました。

 

たった200mほどの距離を10分くらいかけて売店にたどり着きました。

お店に来るのも久しぶり・・・なんだかワクワクしてついつい余計なものまで

見てしまいそうでしたが、帰りの体力も残しとかなくてはいけないので

目的のピュアレーンと大好きなカフェオレ(ご褒美!)だけ

買って帰ることにしました。

同じ位時間をかけて無事に病室まで帰ってきました。

かなり疲れましたが売店に行っただけなのになぜか大きな達成感でした。

 

 術後三日目はお腹と乳首の痛みに耐えながら過ごしましたが、

少しずつ体も動けるようになり、ご飯もおかゆから通常の食事へ戻っていき

気分もだんだん元気に前向きになっていきました。

あとこの日は赤ちゃんの沐浴指導がありました。

めんどくさい尿量測定もこの日で終了しました。

 

 3日目の授乳回数(0時から24時まで) 母乳7回 ミルク追加5回

 

つづく

 

 

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二人目の妊娠記録33 出産レポ⑦ 術後二日目

*病院の治療や手術内容は実際と異なる場合があるかもしれません。

(うろ覚え部分があり間違っている可能性があります)その場合はご容赦ください。

 

 

手術後二日目の朝。

夜中に何度か痛み止めの薬を飲みましたが、少し眠ることが出来ました。

まだまだ痛いですが前日の地獄のような痛みに比べると全然マシでした。

やっぱり少しでも眠れると気分も体力も違いました。

 

前日大泣きしていたこともあったので、

朝から先生やら看護師さんが代わる代わる様子を見に来てくれました。

すっかり落ち着き、なんであんなに泣いてしまったのだろう?と恥ずかしかったです。

同室さん達もいきなり泣き出したのでさぞかしびっくりしたことでしょう・・・

 

 朝ごはんは重湯ではなくておかゆになっていました。

重湯はおいしくなくて全然食べれなかったですが、

おかゆは美味しく完食出来ました。

 

 朝ごはんも終わった頃、

「今日は10時から授乳が始まります。大丈夫ですか?」と看護師さんに聞かれました。

今大部屋なので授乳は授乳室まで行かなければいけません。

(個室に移動して母子同室になるのは明後日(術後四日目)から)

しかし痛みが酷くてトイレにも歩いて行けない状態で尿管をつけたままでした。

このままでは授乳行けない!頑張らなくてはと思い

看護師さんに尿管を取ってもらうようにお願いしました。

 

尿管を取ってもらい体に付けているものは何も無くなりました。

スッキリはしましたがこれからはトイレに自力で行かなくてはいけません。

授乳が始まるまでに少しでも動けるようにしておこうと思い

トイレに行く練習から始めました。

やっぱり動くと痛みが酷く立ち上がることは出来ましたが

何かにつかまっていないと歩けなかったので点滴台を杖代わりにして

よろよろと数メートル先のトイレに向かいました。

時間がかかりましたが一人で歩けることがうれしかったです。

 

そして、トイレに辿りつきよくやく着席。

やっと一息つきましたが、帝王切開後のトイレはやることが多くて大変でした。

まず術後三日目までは出した尿量を量らないといけません。

尿管を付けている間は量らなくてもよかったのですがその後は自分で量ります。

(トイレの度に紙コップでとり、もらった表に記入するようになっていました。)

しかし尿管をずっとつけていたので尿を出すのに相当苦労しました。

感覚がおかしく痛みもありなかなか出てきません。(数日痛みが続きました。)

そして、ようやく出して量を確認。次はまだまだ悪露が出ていますので

清浄綿(クリーンコットン)で拭き取ります。その後産褥パットをあてます。

(清浄綿は悪露が出ている間は衛生的に使った方がいいみたいなので

結構使いましたが持ち歩くのを忘れることもあって面倒くさかったです。

産褥パットは大きくゴワゴワしていたので歩きにくくて嫌でした・・・

悪露がなかなかおさまらなかったので産褥パットが足りなくなりましたので

途中からナプキンになりました。)

 

こうして、術後初めてのトイレは無事に終了。

ヘトヘトでベッドに戻ってきました。

そして10時になり授乳指導があるので看護師さんが部屋に迎えに来てくれました。

授乳室は周産期母子センター内にあるのでかなり歩かないといけません。

点滴台で行こうとしたら危ないので歩行器を持って来てくれました。

歩行器は身体を預けられるので点滴台よりかなり歩きやすかったです。

 

これまた時間をかけて周産期母子センターに向かいました。

周産期母子センター内に入るにはまず入口のインターフォンで名前を名乗って

自動ドアを開けてもらいます。次にGCU入口に行き職員さんが赤ちゃんを連れて

きてくれるので名前を確認し、赤ちゃんを連れて授乳室に移動。

看護師さんが授乳指導してくれました。

二人目ということもあってか指導はわりと軽めに終わりました。

 

授乳室に入ったら手洗い

 ↓

おむつを確認(汚れていたらおむつを替える→手を洗う)

 ↓

体重を量る→授乳→体重を量る(増えた分が飲んだ量なので記録表に記入)

 ↓

看護師さんに内線してミルクをもらう(足りない分ミルクを足す)

 ↓

ミルクをあげる(げっぷをさせる)

 ↓

赤ちゃんをGCUへ連れていき預ける

 ↓

部屋へ帰る

という流れでした。

 

初めてのおむつ替え、始めての抱っこ、初めての授乳。

お腹の傷が痛くてかばいながらでゆっくりしか出来ませんでした。

授乳室で一緒になった他のお母さん達(経膣分娩)の方に心配されつつ

(自分のヨボヨボな動作と違いあきらかに動きが軽やかでした。

 これが産後の違いなのかと、うらやましかったです。

 でも会陰裂傷の傷が痛そうでした・・・)

 

それでも、まだほとんど出ない母乳を頑張って必死に飲んでくれている

赤ちゃんがかわいくてかわいくて・・・痛みを少し忘れることが出来ました。

 

 

赤ちゃんのあまりの吸引力の強さに長男に初めて授乳した時のことを思い出し

この子は飲むのが上手だと思いました。

(長男の時は自分も長男も初心者同士なので飲む方もあげる方も

メチャクチャへたくそでした。)

 

結果体重を量ってみると5ml飲んでいました。

初めてにしては上出来の量です。

 

長男の時は授乳にそうとう苦労したのでもしかしたら

今回はうまくいくかもしれない思いましたが・・・

それは甘い考えでした。のちのち問題が起こります。

 

ちなみに授乳時間は

午前10時、13時、16時、19時、22時、午前1時、3時、7時

と3時間ごとにやってきます。

いかに睡眠時間を確保して休息をとるかは

授乳をうまく終わられることにかかってきます。

しかしおっぱいがなかなか出ないと時間がかかります。

長男の時は慣れていないこともあってあっという間に時間が過ぎて

次の授乳時間が来てしまうことも度々でした。

二人目ということもあってそこは割り切ってある程度

おっぱいを飲ませたらミルクを足す。

おっぱいが出なくても気にしない。

出来るだけストレスを感じないように過ごしていました。

 

そのおかげか授乳初日はあまり問題なく授乳することが出来ました。

 

2日目の授乳回数(10時から24時まで) 母乳5回 ミルク追加5回

 

つづく。

 

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