110.まず、「オープンアカウンティングシステム」を採用せよ! ①
今、リーダーの「動物的な勘」が非常に鈍っています。また社員も「指示待ち人間」の状態です。
早い段階で異常値に気づかなければ、ますます異常値の根は深まります。
業績悪化企業から脱却するには、リーダーと社員の意識改革を並行して行う必要があります。
リーダーは組織を束ねて100%の力を発揮させる「人間力」を持て −まとめ
この話の中のまとめは3つです。
1.プロダクトマネジャーは、プランの実現のために、組織や制度を高い水準まで引き上げるとともに、異質なメンバーをうまくまとめて気持ちよく仕事をされるという2種類の調整力が必要である。
2.メンバー間で摩擦が起こったら、地位によって抑え込むのではなく、同じ目線で議論し、考えをすり合わせ、理念や哲学を統一しなければならない。
3.プロダクトマネジャーは、起業家と同じである。自らヒット商品を生み出し、新たなビジネスモデルを創り出すようにしなくてはならない。
107.創業時に帰れ! ③
創業時に帰れ!
これは業績悪化企業のキーワードです。創業時に帰れ!と言うのは、、創業時のエネルギーを思い出せということです。
営業マンは必至であり、自分がやらなければ売上は上がらないからです。身体を動かすだけではなく、頭の中も仕事のことでいっぱいだったはずです。
トップをはじめとするリーダー層から変わるべきです。
ヒット商品を生み出そうと奮闘するリーダーを見れば、自然と部下も引き込まれていくはずです。
106.創業時に帰れ! ②
部下を管理するのも重要な仕事です。しかし、人を上手く使うだけがリーダーの仕事という時代は終わっています。
会社が難局を生き抜くためには、製品、サービス、ビジネスモデルという3つの競争力を生む出せるリーダーの存在がなければ、早晩その企業は立ち行かなくなります。
これは、実は起業家の持つべき資質ではないでしょうか?
105.創業時に帰れ!①
企業の組織が肥大化し、役割分担が明確になってきました。そのため、リーダーのポジションに立つ人物が、大所高所からのマネジメントしかしていません。
リーダーの仕事で最も重要なのは、ヒット商品を生み出すことです。
「社長がヒット商品を作れるのか?」
「社長自らヒット商品を生み出す必要があるのか?」という基本的なことです。
104.理念や哲学を統一したうえで活発な議論を ②
立場や役職に関係なく、あらゆることを議論できる土壌を形成することが大切です。
同じ理念に立ったうえでの衝突は、あくまでも「議論」です。しかし、違う理念の者同士が衝突するのは「争い」であり、やがて「確執」に発展します。
不毛な争うごとには生産性はなく、組織の業務遂行に支障を来すだけです。
103.理念や哲学を統一したうえで活発な議論を ①
同じプロジェクトを進めるなかで、考え方の相違から対立や葛藤が生まれることがあります。
考え方が異なる者同士が仕事をするのですから、ぶつかって当然です。プロダクトマネジャーは、むしろぶつかり合いの中から本当に良いものを探し合うという文化を作りださなくてはなりません。
大切なのは、同じ目線に立つことです。