193cmの自動化マーケター

コンサルタント・先生業・士業のスモールビジネスが、売上の自動化を実現するための情報を発信しています。

Teachableとは何か?概要とメリット・デメリットを解説

f:id:kawahata-marketing:20210815202912j:plain

こんにちは。193cm自動化マーケターの川畑です。

今日は、Teachableの「概要」と「メリット・デメリット」について解説しますね。

Teachableについて詳しく知りたい方や、導入をご検討されている方はぜひ参考にしてみてください😊

Teachable(ティーチャブル)とは?概要を解説

Teachableとは、一言でいうと「個人でオンラインスクールを運営できるプラットフォーム」です。

あなたの知識やノウハウを動画講義や音声講義、PDF資料にまとめることによって、Teachableで販売・提供することができるんですね。

もしあなたが誰かの役に立てる知識、ノウハウを持っているのであれば、Teachableを活用して売上を作ることができます。

例えば川畑も、↓のように動画講義を作成し、会員さんに情報を提供しています。

Teachableで動画講義を見る時の画面

Teachableとはこのように、会員サイトを作り、そこで動画講義や音声講義、PDF資料などを提供することができるんですね。

Teachableのメリット6つ

さて、Teachableの概要がわかったら、次の疑問は「Teachableって使えるの?導入する価値はあるのか?」ではないでしょうか?

既にご存知の通り、Teachableのようなeラーニングシステムは他にもたくさんあります。
※eラーニングシステムとは、オンラインで学習できる仕組みのことです。

そこで、Teachableのメリット、デメリットを解説していきますね。

まずはメリットを4つご紹介していきます。

※なお、下記では顧客のことを受講生、ユーザーと様々な呼び方で解説を進めていきますが、全て同じ意味だと思っていただければ大丈夫です。

Teachableのメリット1:操作性がシンプルで使いやすい

まず1つ目にご紹介するTeachableのメリットは「操作性がシンプル」という点です。

以前日本のeラーニングシステムを使っていたのですが、1つの機能を使うのに操作がやたらとややこしかったです。

それに対しTeachableの操作画面はとても洗練されており、シンプルな操作でさまざまな機能を使うことができます。

また、ユーザー側にとっても使いやすい操作画面となっており、「使い方がわからない」というお問い合わせもあまり入ってきません。

というのも、日本のツールに比べTeachableは開発力が高く、ユーザーインターフェース(操作画面)の開発にもかなり力を注がれています。

そのため、提供側にとっても、利用者側にとっても使いやすい操作画面というのを突き詰めて開発されているんですね。

ですから、「パソコンが苦手」という方でも、毎日ちょこちょこと触っていけば自然と操作方法を覚えていくことができますので、そこはご安心ください。

Teachableのメリット2:受講生も使いやすい

続いて2つ目にご紹介するTeachableのメリットは、「受講生も使いやすい」という点です。

Teachableを使ってオンライン商品を提供した時、「ユーザーにとっても使いやすいか?」はとても大切な観点です。

なぜなら、ユーザーにとって使いにくい、分かりにくい画面になってしまっていると、「ここはどんな風に操作すればいいですか?」というお問い合わせが入ってきてしまいます。

また、操作性が悪いと顧客の不満にもつながってしまうため、受講生さんたちがユーザーとしてTeachableが使いやすいかどうかもとても大切です。

しかし、実際に川畑が今までTeachableを使ってきて、受講生さんからお問い合わせをいただくことはほとんどありません。

たまにいただくお問い合わせも大体パターンが決まっているので、ユーザーからの負荷はとても低いです。

また、満足度という観点についても、受講生さんから弊社サービスは非常に高いご評価をいただいており、よく嬉しいお声をたくさんいただきます。

Teachableのメリット3:販売機能が充実している

続いて3つ目にご紹介するTeachableのメリットは、「販売機能が充実している」という点です。

普通のeラーニングシステムはどれも帯に短し襷に長しで、学習のしやすさに特化したツールは販売機能が少なすぎます。(つまり売上を作りにくい)

逆に販売機能に特化したeラーニングシステムは、学習画面がとても使いにくくてユーザーの不満が溜まりやすかったりします。

しかしTeachableは、操作画面がシンプルで使いやすいだけでなく、販売機能がめちゃくちゃ充実しています。

いや実は川畑が一番気に入ってるのって、この販売機能の充実具合だったりするんですけどね😎

簡単に売上アップ機能を挙げていくと

  • 商品が売れた直後にすぐアップセルする機能
  • クレジットカード情報を記憶する機能(商品を買うたびに必要なカード情報の入力が省略され、成約率がアップ)
  • クーポンを作って、割引価格での販売
  • ランディングページを作成する機能
  • 一括払い、分割払い、サブスクリプションなど、様々な形式の価格帯を設定できる
  • サブスクリプションについては、無料トライアル期間を任意の期間で作れる
  • アフィリエイト機能

売上アップの機能を使いこなすことで、成約率を上げて顧客数を増やしたり、客単価を数倍に引き上げることができます。

Teachableのメリット4:顧客管理機能が充実しており、かつ使いやすい

続いて4つ目にご紹介するTeachableのメリットは「顧客管理機能が充実しており、かつ使いやすい」という点です。

Teachableの運用を続けていくと、受講生のアカウントが何十、何百とたまっていきます。

その顧客アカウントを検索したり、管理するための機能がとても充実しています。

実際にTeachableで実装されている顧客管理の機能を挙げていくと、、、

  • アカウントの検索をできる(購入している商品ごと、名前、メールアドレスなど、さまざまな項目で検索可能)
  • 顧客にオンライン講義を追加して見れるようにしたり、逆に外す機能
  • サブスクリプション、分割払いの課金停止
  • 返金処理(30日以内であれば任意の金額で返金が可能)
  • 領収書の送信(1クリックで送信可能)

などなどができます。

顧客のアカウントの検索性も非常に高く、そしてその管理も簡単に行えます。

Teachableの顧客管理機能を使えば、顧客満足度を上げやすく、クレームにもつながりにくい運用を行えるので、とても便利です。

Teachableのメリット5:メール配信できる

続いて5つ目にご紹介するTeachableのメリットは、「メール配信できる」という点です。

Teachable単体でも、受講生さんたちに対してメールを配信することができます。

しかもそのメールも、

  • 全員に一斉配信
  • 商品の購入者ごとに切り分けてメール配信
  • 商品購入後に、ユーザーにメールを自動配信
  • 商品の購入を起点にステップメールを配信

と、いくつも機能が備わっています。

そのため、顧客が商品を購入したときに自動的にメールが配信されたり、定期的にメールを配信して別の商品の購買を促したりと、「手間の削減」「さらなる売上アップ」につながるメール運用を行えます。

とても便利ですね。

Teachableのメリット6:商品の販売〜納品まで自動化できる

続いて6つ目にご紹介するTeachableのメリットは、「商品の販売〜納品まで自動化できる」という点です。

実はTeachableを使えば、商品の販売〜納品まで自動化することができます。

具体的には、TeachableにはLPの制作、決済ページの制作、商品提供のメール配信やアカウントの作成までを全て行うことができます。

ですので、Teachableで作ったLPにアクセスを流すことさえできれば、そこから決済、商品の納品まで全てTeachableが代わりに行ってくれるんですね。

普通、他のeラーニングシステムを使うと、会員サイトのログイン情報を発行してURLを送ったり、会員サイトの使い方を案内したりと、どうしても人の手が入ってしまいます。購入者数が増えれば、運営の手間は膨大になります。

しかし、Teachableを使えばそういった人の手間は一切かからず、運営が自動化されていくんですね。

実際に初めてTeachableを使って商品を販売したとき、手間は一切かかっていないのに購入完了のお知らせメールがピロピロと送られてきて、しばらくすると売上金が口座に入金されました。

僕がLPにアクセスを流した後にやったことは、ただメールを受け取っただけです。それだけで、売上金の入金や商品納品が全部完了してしまうんですね。

少ない時間で安定的に稼ぎたい人にとって、Teachableはとても魅力的ではないでしょうか。

以上の6つが、Teachableのメリットになります。

Teachableのデメリット

では続いて、Teachableのデメリットを見ていきましょう。

Teachableのデメリット1:操作画面が英語

まず1つ目にご紹介するTeachableのデメリットは、「操作画面が全て英語になっている」という点です。

Teachableはアメリカ製の海外ツールなので、操作画面は基本的に全て英語です。

(あっ、ちなみに受講生側が見る画面は、ちゃんとこちらの設定で分かりやすい日本語に変換できますよ。)

そのため、英語が苦手な人にとっては少しハードルが高く感じてしまうでしょう。

しかし、英語が苦手という点では川畑も同じです。川畑も英語は昔からからっきしダメで、まともに単語の意味すら分かりませんでした。

しかし今では、Google翻訳という素晴らしい機能があります。たったの2〜3クリックで、操作画面が全て日本語に変わります。

例えばTeachableの元の操作画面は、このように英語になっています。

しかし、Google翻訳機能を使うと、このように全てが日本語化されます。

まぁ多少は日本語の不自然さは残りますが、意味を理解するには十分事欠きません。

このように、英語であるという多少の不便さがあることが、1つ目のデメリットになります。

Teachableのデメリット2:初期設定の作業量が多い

続いて2つ目にご紹介するTeachableのデメリットは、「初期設定の作業量が多い」という点です。

Teachableは英語のツールですが、受講生側が見る画面は日本語に変換することができます。

また、Teachableで顧客が商品を購入してくれたとき、自動返信メールで商品のご案内をすることができます。

これ、とても良い話に見えますよね。えぇ、その機能自体はとても素晴らしいです。

でも、これアメリカ製のツールなので、これ全部英語なんですよ。

だから、受講生の学習画面と自動配信メールの文面を全て日本語に変換する必要があるんですよね。

これの作業量が結構膨大でして、大変なんですよね。

手元に資料があり、慣れてる僕でも合計で5時間ぐらいはかかってしまいます。

おそらく慣れない方がこの日本語かも含めた初期設定にかかる作業は、おそらく10時間〜20時間ほどかかってしまうでしょう。

しかし、その初期設定さえ終わってしまえば、Teachableのさまざまな機能を使って売上を伸ばしたり、運営の省力化を進めていくことができますので、頑張りどころとも言えますね。

この初期設定の作業量の多さが、2つ目のデメリットになります。

まとめ:結局Teachableは導入すべき?

さて、ここまででメリット6つとデメリット2つを見てきましたが、いかがでしたか?

Teachableは「操作画面が英語」「初期設定の作業量が多い」というデメリットというか、大変さはあります。

しかし、それ以上にeラーニングシステムとして非常に完成度の高いツールです。

何よりTeachableの最大の魅力は、売上アップや自動化の機能がたくさん備わっていることです。

eラーニングシステムを導入される方であれば、売上アップや自動化も視野に入れて試しに導入してみてくださいね。

オリンピック選手から学ぶ、ファンを増やす3つのポイント

おはようございます。

193cm自動化マーケターの川畑です。

いや〜、オリンピックって楽しいですね。

開催直前までは中止の声もすごく多くて、本当に始まるかどうかわからないような状況でした。

でも、実際に開催すると嬉しいものですし、応援するのは楽しいですよね。

僕はというと、趣味がバスケですので、やっぱりバスケ観戦に熱が入ります。

ちなみに先週の日曜もバスケに行ってきました。

残念ながら日本は予選リーグで全敗で敗退してしまいましたからね〜😭

再来年の世界選手権に向けて、頑張ってほしいです。

僕は今回オリンピックのバスケの試合はもちろん観戦しましたし、NBA(世界で最もレベルが高いバスケのリーグ)もよく観戦します。

また、バスケ仲間ともよく、今回のオリンピックではどの選手がどれぐらい活躍したとか、誰がどの選手を好きかとか色々話し合います。

ちょうど先日バスケ仲間の先輩の結婚式だったのですが、同じ席だったバスケ仲間と話した内容は、7割がバスケの話でしたから笑

それぐらい僕はバスケ好きのコミュニティに恵まれているんですね。

それで、色んなバスケ好きの人たちと一流の選手たちの評論をするんですね。

するとだんだん、ファンがつくポイントみたいなものが見えてきたりします。

しかもこのファンがつくポイントは、僕たちが集客するときとても役に立つ考え方なのです。

いや、むしろこのポイントを実践できてないと、今後ファンを増やすのはどんどん難しくなっていき、集客もじわじわと苦しくなっていくことになるかと思います。

濃いファンが一定数集まるビジネスは、商品を出せば必ず売れるようになるので、売上はすごく安定します。

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

オリンピック選手から学ぶ、ファンがつく3つのポイント

では、ファンがつくポイントとは一体なんなのか?

大きく分けると、3つのポイントがあります。

  • 実力
  • 認知
  • 個性

これから何名かスポーツ選手の実例を交えながら解説していきますね。

(スポーツ選手の実例については覚える必要はないのでご安心ください。ただ僕が語りたいだけですので笑)

ファンがつくポイント1:実力

僕はレブロン・ジェームズという選手のファンです。

彼は“キング”とも呼ばれており、数々の最年少記録、歴代記録を更新しているトッププレーヤーです。

※あっ、ちなみに彼は怪我と映画撮影の兼ね合いで東京オリンピックには出場してないですが、過去のオリンピックで2回金メダルをとってるので、タイトル詐欺だ!とは言わずご容赦ください😰

やはり実力がトップの彼につくファンは多く、最も人気な選手だけが出場できるNBAオールスターゲームでも17年連続で出場しています。

スポーツ選手も、僕たち個人事業主も、ファンをつけるためにはまず“専門家としての実力”が一番ベースとなってきます。

そもそも実力がなければ、誰にも見向きもしてもらえませんからね。

じゃあ、実力さえあればファンはつくのか?というと、そうではありません。

さて、先ほど僕はファンが着くには3つの要素が必要だと話しました。

  • 実力
  • 認知
  • 個性

ですね。

つまり実力があっても、残り2つの「認知」と「個性」をクリアしていかないと、ファンになってくれないのです。

ということで、残り2つも順番に見ていきましょう。

ファンがつくポイント2:認知

認知とは、“知ってもらうこと”ですね。

どれだけ実力が高くても、そもそも誰もその人のことを認知していなかったら、ファンなんてつきようがないですよね。

実際に認知されずに苦しんだスポーツ選手が、武井壮さんです。

知ってる方も多いと思いますが、彼は陸上の十種競技の元日本チャンピオンです。

ただ、日本チャンピオンになった当時の武井壮さんの年俸は、たったの800万円だったそうです。

ちなみに日本バスケリーグで最も年俸が高い選手は、1億円もらっています。

そう考えると、認知されないことがどれだけ不利かがよく分かりますよね。

これ、スポーツ選手だけの話ではありませんよ。

僕たちも同じです。

もちろん一流のスポーツ選手ほどの認知度はいりません。

しかし、全く知らない赤の他人から商品を買うよりも、前々から知っている人の商品を買う方が、明らかにハードルが低いですよね。

オンライン集客でいえば、仮にすごく精度の高いマーケティングができたとしても、「100人に認知されて、1人に商品を買ってもらえる」というのが実情だと思います。

もちろん1人しか商品を買ってくれないのであれば、ビジネスとして成り立たせるのは無理なので、お客さんは増やし続けていかなければなりません。

お客さんを毎月5人集めるためには、毎月500人の方に認知してもらうよう活動していく必要があります。

ですので、スポーツ選手同様に、僕たち個人事業主も認知される努力というのを絶えずやっていくようにしましょう。

ファンがつくポイント3:個性

さて、僕は先ほどレブロンが好きだと言いました。

しかし、とある僕のバスケ仲間の方は「俺はレブロンが死ぬほど嫌いだ」とハッキリと言い切ってました。

「えっ、何でですか?」

と聞くと、「あいつは勝つためならチームを捨てるやつだからだ」ということでした。

レブロンはNBAで優勝するためにチームを何度か移籍しています。

彼は最初、地元のNBAチームに所属していたのですが、なかなか優勝することができず、強いチームに移籍をしました。

人気が高いだけに、アンチになってしまった人たちは大勢いました。

というのも、レブロンの地元は経済的に苦しい地域なのに対し、彼の地元経済効果は年間500億円ほどあると言われているんですね。

まさに地元にとって、レブロンは象徴的存在なのです。

その背景を踏まえると、レブロンの移籍が決まったとき、地元ファンの人たちはすごく落ち込んだと思います。

悪い言い方をすれば、レブロンは地元の事情を十分に理解した上で移籍を決意したということにもなります。

僕のバスケ仲間は、地元を捨てる考え方が理解できない。という主張だったんですね。

こんな風に、スポーツ選手1人1人には様々な個性、考え方があります。

ファンの目線からすると、スポーツ選手を好きになるか、嫌いになるかは、実力+人間性で決めているんですね。

当然ながら、この「実力+人間性」という法則は、僕たち個人事業主でも同じです。

僕は今回の記事ではバスケ色全開で記事を書いてますが、同じバスケファンの人ならすごく親近感を覚えてくれると思います。

けど、そもそもスポーツ自体に全く興味がないって人だと、おそらくここまで読んでくれてないと思います。

(もしスポーツに関心がなくても読んでくれてたら、ありがとうございます😭)

濃いファンを作るためには、あなたの「個性」「人間性」を、怖がらずにさらけ出すことが大事なんですね。

ファンがつく3つのポイントを、どう実践する?

最後に、今回紹介したファンがつく3つのポイント

  • 実力
  • 認知
  • 個性

をビジネスで実践していくのかについて触れながら、まとめていきますね。

まず実力については、これはお客さんをとっていくのが一番です。

無料でも安くても、とにかくお客さんをとって、サポートしていきましょう。

個人事業主においては、「実力=お客さんに結果を出させる力」です。

お客さんをサポートして、経験を積み重ねていきましょう。

次に認知については、広告、SNS、ブログ、YouTube、、、

こういった方法を使って、アクセスを集めていきます。

このアクセス集めについては、皆さんも気になるところだと思いますので、そのうちアクセス集めについても扱いたいと思います。

最後に個性についてですが、これは「あなたの体験談」「考え方」をしっかりと伝えていくことです。

体験談や考え方が色濃く出た情報を発信していきましょう。

すると、その体験談や考え方に共感した人が、あなたのファンになっていきますから。

おくせず、さらしていきましょう。

ということで、今回はここで終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

初めて海外ツールを使った時、結果は、、、

f:id:kawahata-marketing:20210730172454j:plain

おはようございます。

193cm自動化マーケターの川畑です。

今日は、前回の続きとして、

「自動化マーケティングをマスターするまでの経緯」

「どのようにして“週4時間を実現したのか”』

について話していきます。

前回のメルマガでは、

  • 川畑がこれまで金子さんとどんな仕事をしてきたか
  • 川畑がどういった経緯で自動化マーケティングと出会ったのか

について話しました。

まだ読んでない方でも問題ないように書いていきますが、前回のメルマガから読み直したい方は、こちらをお読みください。

https://htn.kawahatakai.com/entry/2021/07/26/191059

それでは、早速内容に入っていきましょう!

話は、海外ツールなら売上を自動化できると知ったところから始まります。

試しに海外ツールで
販売しました。


すると、、、

海外ツールの存在と可能性を知った僕たちは、早速試しにオンラインスクールの販売で使ってみることにしました。

最初は、売れるのか心配でした。

「ツールが変わるだけで、本当に売り上げは伸びるのか?」

「英語のツールだから、見込み客は購入の仕方がわからず、結局売れずに終わってしまうのではないか」

「商品が売れた後、購入者はオンラインスクールの動画を観れるのだろうか?」

色々と不安はありました。

でもやってみないことには、海外ツールの本当の凄さを確かめることができません。

僕たちはテスト販売に向けてせっせと準備しました。

いよいよ、販売当日。

初めての海外ツールで販売した結果、どうなったと思いますか?

実は、驚くほどうまくいきました。

なにがうまくいったのか?

オンラインスクールを販売したときに、作業量ゼロで回っていったのです。

通常、日本製のツールでオンラインスクールを販売するとき、人が事務作業でやることはたくさんあります。

  • 購入者が決済したときに、会員サイトに入れるようアカウントを作成
  • 会員サイトのログイン情報を購入者にメールで通知
  • 決済がうまくいかなかった場合は、購入者にメールで連絡

などなど、誰かがオンラインスクールを購入してくださるたびに、事務作業をしなければなりませんでした。

1回の販売で数人程度しか商品が売れていかない場合は、事務タスクの作業量はそこまで多くありません。

しかし、プロモーションに成功し、一度の販売で購入者数が何十人、百何十人となった場合、事務タスクの作業量はとんでもないことになってしまいます。

ところが、海外ツールを導入したことで、購入時に発生する事務タスクはゼロになったのです。

僕たちは、購入完了の通知メールがピロン、ピロン、と届くのを見守るだけだったんですね。

もちろん、購入者から「どうやって動画を見ればいいんですか?」といったお問い合わせもいっさい来ませんでした。

毎回商品を売るたびに、あれだけ忙しかったのが嘘のようでした。

海外ツールは、売上アップの細かな機能を備えているだけでなく、様々なタスクを自動化してくれる画期的なツールだったのです。

週4時間だけ働く
金子さん

海外ツールの導入がうまくいった僕たちは、せっせと売上の自動化の仕組みを構築していきました。

ある日、ZOOMでの打ち合わせで、金子さんがポロッと

「そういえば最近、全然仕事してないんだよね。」

と衝撃的な発言をしました。

それを聞いた川畑は

「えっ?どういうことですか?」

と、思わず聞き返してしまいました。

驚いた僕に対して金子さんは

「最近、快くん(川畑のこと)と打ち合わせをする以外、ほとんど仕事してないんだよね。」

「打ち合わせ以外でやることって言ったら、たまに快くんから送られてくるメッセージに返事をするぐらいかなぁ〜。」

と、言いました。

いや、あの時“金子さんが週4時間しか働いていない”と聞いた時は、本当に衝撃的でしたよ😅

売上の自動化が実現すれば、何もしなくても毎月安定的にお金が入ってくるようになるんですね。

だから金子さんは、実務でやる作業がゼロになったのです。

今では金子さんのライフスタイルは、好きな海外ドラマを好きなだけ観たり、好きな本を好きなだけ読む毎日だそうです。

また、本当にやりたかったテーマで月額課金制のビジネスを立ち上げ、やりたい仕事だけに没頭しています。

あなたは、どうですか?

好きなことを好きなだけやり尽くせる毎日を送れていますか?

やりたい仕事に没頭する時間はあまりなく、日々やらなきゃいけないタスクに追われる毎日ではないでしょうか?

セッションやセミナーで消耗する毎日を送っていませんか?

そんな仕事に追われる毎日から抜け出し、「1日活動できる時間=自由に使える時間」な生活を送りたくはありませんか?

自動化を実現すれば、

  • 翌月の売上もだいたいの目処が立つ
  • 面倒な仕事を海外ツールに丸投げできる
  • 自分が一番好きなことに没頭できる
  • その結果、周りのライバルに負けない実力がつく
  • 読書や趣味に好きなだけ時間を費やせる
  • 将来も生き残っていける自信がつく

こういったことが起こるようになるんですね。

「あれやらなきゃ。」

「あっ、今日までにこれ終わらせなきゃ。」

こういったことをほとんど考えなくていいのです。

海外ツールを使った自動化をマスターすれば「好きなことに誰よりも費やせる時間」「毎月の安定した売上」「将来の見通し」が得られるのです。

海外ツールを扱えることは、将来への希望につながります。

自動化を実現したい方は、ぜひ“海外ツール”を学び、“売上が自動で入る仕組み”の構築にチャレンジしていってください。

お知らせ

最後に、2つお知らせがあります。

まずは、ライブ配信について。

ライブ配信を毎週水曜日に配信すると告知しておりましたが、予定を変更して隔週でライブ配信をお届けすることにいたします。

理由としましては、先日ライブ配信を行ったのですが、想定していたよりも参加者が少なく、企画の練り方を見直す必要性を感じたためです😢

と言いますのも、おそらく参加者を集められなかったのは、用意したテーマと皆さんの知りたいことがマッチしていなかったことが原因かと思われます。

ですので、皆さんの知りたいことが掴めてくるまでは、ライブ配信の配信頻度を隔週に変更し、よりクオリティの高い配信をお届けできるようにしていきたいと考えています。

ぜひ、次回以降のライブ配信を楽しみにしていてくださいね😆

続いて2つ目のお知らせ。

このメルマガの配信テーマについてです。

以前、このメルマガでは「自動化を中心にお伝えしていきます」としましたが、

嬉しいことにメルマガ読者さんから「自動化以外にも、もっと全般的にビジネスに役立つノウハウを知りたいです」

というご要望を何件かいただきました😊

そこで、このメルマガでは自動化に限らず、僕が知る限りでビジネスの売上アップや集客にまつわる情報、ノウハウをお届けしていくことにします。

まぁでも、売上の自動化を実現するためには、一部特殊なスキルも入りますが、9割はビジネスの基本をしっかりとおさえていることの方が重要だったりします。

つまり、ビジネスの基本の話は全て売上の自動化にも通じています。

そのことを考えると、これからメルマガでお伝えするビジネス全般の話は自動化でも役立つということなんですね。

なので、自動化に興味がある人も、そこまで関心がない人も、ビジネスを営む個人事業主や経営者の方であれば、きっと川畑のメルマガは役立つと思います😊

ぜひ、次回以降のメールも楽しみにしていてくださいね!

それでは、次回またお会いしましょう!

川畑

反省しました

f:id:kawahata-marketing:20210726191008j:plain

こんにちは。

193cm自動化マーケターの川畑です。

川畑がメルマガを始めて2通目になるのですが、いや〜、いろいろ試行錯誤ですね😅

昨日金子さんと打ち合わせしたのですが、その時に前回のメルマガの内容について

「たぶんあの内容だと、川畑がどういう人間なのかが全然伝わってこないよね。」

と叱られてしまいまして😱

現在僕のメルマガ読者さんのほとんどは、金子さんのメルマガ読者さんがほとんどなんですよね。

そのため、いつも金子さんのメルマガを読んでくださってる方からすれば、仮に僕のことを覚えてくれてたとしても、金子さんのお手伝いの人、ぐらいの印象しか残らないですよね😅

そういった背景もあり、前回のメルマガの解除率が結構高かったです。

反省しました。

ですから、上記の点を踏まえて、今日は「川畑が金子さんと普段どんな風に仕事をしているのか」について話しますね😎

  • 川畑はいったいどんな人間なのか
  • 金子さんと、どんな風に仕事をしているのか
  • 本当にマーケターなの?ただのお手伝いさんじゃないの?

このあたりの話をしていきたいと思います。

僕のメルマガを読んでくださっている方には、僕のことをもっと知って欲しいので、ぜひ最後まで読んでいってください😊

金子さんと本格的に
仕事をするようになるまで

時をさかのぼること2018年。

あの時から、僕は金子さんとガッツリ一緒に仕事をするようになりました。

最初は、以前に金子さんが販売していた高額講座を、低額のオンラインスクールにリニューアルするところからでした。

2018年の春ごろ、川畑は金子さんの講座運営のサポートに入っていたので、ちょくちょくお会いする機会がありました。

そのたびに、金子さんは僕に

「低額で、パソコンやスマホで起業ノウハウを全て学べるスクールを始めたいんだよね。」

と、話してくれていました。

ありがたいことに、仕事のオファーをしてくれていたんですね。

仕事に飢えていた僕は、とても楽しみにしていました。

しかし、金子さんはその時講座を8つ?ぐらい運営していてとても忙しそうでした。

そのため、なかなか起業スクールのスタートに踏み切れなかったんですね。

その時僕は仕事に飢えていたので、待ちきれずに「もう打ち合わせ日を設けて、始めちゃいましょう!」と、無理矢理スタートさせました。

(その時の金子さん、忙しかったのにごめんなさい😂)

嬉しいことにそのオンラインスクールは、それなりに順調に伸びていきました。

その時、オンラインスクールの販売戦略としては、LINE@からZOOMセミナーに集客し、オンラインスクールを販売する。というものでした。

その時僕は、LINEメッセージを毎日2〜3通書いたり、LP作ったり、オンラインスクールの受講生へコンサルを提供したり、結構いろいろと仕事をしていました。

川畑が書いたLINEのメッセージは結構うまく反応が取れていて、月2回のセミナーは毎回30人〜80人ぐらいの参加者を集めることができていました。

自動化マーケティングとの出会い

金子さんと一緒に立ち上げたオンラインスクールは、それなりに上手くはいっていました。

ただ、毎日同じことを繰り返しているうちに「このまま続けていても、売上は頭打ちになるだけじゃないか?」という疑問が湧いてきました。

なぜなら、その時に作っている売上は毎日馬車馬のように働いているから作れているわけであり、働くのを辞めた瞬間に売上が落ちるのは目に見えていたからです。

その上、自分が働ける時間には限界があるので、必然的に売上の上限も決まってしまいます。

将来の伸び代を、あまり感じなかったんですね。

そんな風に今のやり方に疑問を抱いていたので、

「もっと他に良いやり方はないのだろうか…?」

と、暗中模索の日々が続きました。

そんな中、とある日の打ち合わせで、金子さんが珍しく興奮気味に

「Aさんと食事に行ってきたんだけど、すごい話を聞いてきたよ!」

と話してくれました。

僕は

「えっ?どんな話ですか?」

と、聞き返しました。

すると金子さんは、

「どうやら海外のマーケティングツールってそうとう発展してるみたいでね、日本のツールでは到底できないようなマーケティングをすることができるみたいなんだよ。」

と、海外ツールの凄さを、事細かに説明してくれました。

僕は初めて、海外ツールを使うと、集客から販売、商品の納品までを、全て自動化することができることを知りました。

しかも、その自動で入る売上の金額を伸ばすための仕掛けも、かなり細かいところまで組み込むことができる、とのことでした。

ビジネスの常識を
一新する海外ツール

「海外ツールやばいっすね!!」

と、僕は興奮しながら金子さんの海外ツールの話に聞き入ってました。

なぜなら、ただ使ってるツールを海外製のものに変えるだけで、ビジネスの可能性は別次元のところまで引き上げられるからです。

では、海外製ツールと、日本製ツールはなにが違うのか?

一言で説明するならば、海外ツールは「売上の自動化に特化している」のです。

実際に海外で活躍している起業家たちは、あらゆる業務を自動化することで、最小限の仕事で億を稼いでいるそうです。

海外マーケティングのレベルの高さ、海外ツールのレベルの高さを知り、とてもワクワクしました。

僕だけではありません。

実際に講座で海外ツールの使い方を学んだ受講生さんも

━━━━━━━━━

とにかく可能性を強く感じました。

海外ツールのレベルの高さ、また、マーケティングにおいても大きな格差を感じています。とても未来に希望が持てました。

━━━━━━━━━

と、海外ツールの凄さを実感しております。

海外ツールについて知れば知るほど、その可能性にワクワクせずにはいられなくなるんですね。

海外ツールの可能性を知った僕たちは、早速試しにオンラインスクールの販売で使ってみることにしました。

最初は、売れるのか心配でした。

全く未知のツールを使うわけですから、何が起こるかわかりません。

上手くいくのか、それともコケてしまうのか…。

初めて海外ツールを実践した結果、どうなったのか…。

長くなったので、その結果は次回のメルマガでお伝えしますね😊

ライブ配信のお知らせ

最後に、お知らせです。

7月28日(水)21時30分〜、ライブ配信を行います。

テーマは「集客で成果を出すカギ“キャラクター化”とは何か?」という話をします。

どこの業界もライバルがうじゃうじゃ存在する昨今ですが、これからの時代でも集客をし続けていくためには、「キャラクター化」が欠かせません。

じゃあ、そもそもこのキャラクター化とは何か?

キャラクター化って、どうやって実践していくの?

この辺りについて、詳しく解説していきますね。

ライブ配信は、YouTubeとFacebook、両方で配信していきます。

Facebookページ⇒https://www.facebook.com/kawahatakai

YouTubeチャンネル⇒https://www.youtube.com/channel/UCRmrJ8XGjU3YihIAhhe2wpw

あなたが使いやすい方で、チャンネル登録やいいね!を押しておいてくださいね。

それでは、また次回お会いしましょう😊

川畑

“嫌われる勇気”から学ぶ、クライアントが最も成長する関わり方

f:id:kawahata-marketing:20200718084221j:plain

こんにちは。川畑です。

あなたは、「嫌われる勇気」を読んだことはありますか?

僕は、今更ながら3ヶ月前ぐらいに読んだのですが、非常に感銘を受けました。

もう、付箋とメモのオンパレードでしたw

ライターさんもすごく優秀な方なので、かなり読みやすいのに、それでいて内容が濃いという秀逸な1作でした。

 

嫌われる勇気は、一言で言うと「人生における悩みが全てなくなる考え方」だと思っています。

それほど、人間が生きていく上で起こりうるあらゆる悩みに対応するほど、人間社会の営みの本質が鋭く見抜かれていて、たくさんの人が役立てることができる内容でした。

だから200万部もヒットするほど、たくさんの人に響いたメッセージだったのだと思うんですね。

そして「嫌われる勇気」は、僕らのような対人でサポートするコンテンツビジネスを営んでいる人たちにとっても、重要なことを教えてくれています。

 

嫌われれる勇気の内容をしっかりと実践することができれば、クライアントが目の前の課題を、自分自身の力で解決する力がしっかりと身に付くような関わり方をできるようになると僕は考えています。

ここで少し誤解を生んでしまいそうなのですが、結果を出させることと、目の前の課題をクリアできる自己解決力が身に付くことは、似ているようで全然意味が違います。

そして多くの人は、結果を出させることばかりにフォーカスしてしまい、クライアントの実力そのものを向上させることをあまり考えていません。

 

例えば、とある起業塾とかだと、参加者の8割が結果を出すようなところがたまにあったりします。

その数字だけ聞くと、「えっ、すごい!」となるのですが、よくよく話を聞くと、その塾で成果を上げた人が、1〜2年後にうまくいった仕事を手放してしまい、会社員に逆戻りするという現象が起きているんですね。

なぜかと原因を考えていくと、その起業塾で参加者が一致団結し、盛り上げていくことでアドレナリンを出すんですね。

僕は実際に参加したことがないので、そういった起業塾に参加された方の話を聞いただけですが、海辺で叫ぶワークとかあるみたいなんですよね。

そうして集団全体で勢いをつけて、結果を出していくというアプローチをするそうです。

すると、講師や周りの仲間の支えがあるので、いつもだったら越えれない困難も乗り越えていけるようになります。

しかし、いざ起業塾が期間終了し、その環境がなくなって1人になったときに、自分を助けてくれた講師や仲間がいなくなってしまうんですね。

結果、同じレベルの困難が来ても1人では乗り越えることができず、「あの時は良かったのに、やっぱり私はダメなんだ。」とかえって自己嫌悪が強くなってしまい、挫折してサラリーマンに逆戻りしてしまう…。

ということが、結構いろんなところで起こっているようです。

 

もちろん、そこで成功体験を得てそのままうまくいき続ける人もたくさんいるので、一概にダメとは言えません。

しかし、望んだ人生を手に入れることができなかった人もいることから、少なくとも“全ての人に適した関わり方ではない”ということが分かりますよね。

そう考えると、果たして「とにかくクライアントに結果を出させるために関わること」が正しい考え方なのだろうかは、疑問ですよね。

人生は長いですから、大事なことは「目の前の困難を自分自身によって乗り越えていける実力」を身につけることです。

この自己解決力を身につけてもらうことが、コンテンツビジネスでは重要になってくるのではないでしょうか。

 

確かに、思いっきり全てサポートしまくれば、結果を出させることはできます。

それに、実績も増えるので、その方向に走っていく人は多いです。

ですが、そこはグッと堪えて、クライアントが本当に自分が望む人生を手に入れることができるように導く関わり方を体得していくことが、僕らのような職種にとって大事なことなのではないでしょうか。

「嫌われる勇気」は、そんなクライアントが真の自己解決力を身につけるための、サポーター側としての関わり方を示してくれている、示教に富んだ1冊でした。

なので、今回の記事では、僕が「嫌われる勇気」から学んだクライアントとの関わり方を、余すことなくシェアしたいと思います。

 

蔓延する、歪んだサポートの形

「嫌われる勇気」を読んでいて、非常に強く感じたことは、冒頭にも書きましたが一般的な対人ビジネスは「サポートの形が歪んでいることが多い」というものでした。

クライアントとの関わり方が歪んでいくと、サポートの仕方も正しいものではなくなってしまい、結果クライアント自身の自己解決力が身についていきません。

 

具体的にどのような歪み方をしているのかというと、

  • とにかくクライアントの話に付き合って、満足させようとしてしまう。
  • クライアントの課題を提供者側が解決しようとする。
  • 指導する側、教えをこう側という主従関係になる。
  • 褒めたり、叱ったりしてクライアントのやる気を出させている。

これらよくあるやり方が、最も嫌われる勇気の考え方と大きく違う点です。

それでは、上記1つずつ見ていきたいと思います。

 

嫌われる勇気の教え1:クライアントの話に付き合いすぎない

まず1つ目にご紹介する、僕が嫌われる勇気から学んだことは「クライアントの話に付き合いすぎない」ということです。

僕がコンサルの時にクライアントの話を聞いていると、よく「お客さんの話を聞く時間がだんだん伸びてしまって、過剰だと思っててもお客さんの話が長くて、1回のセッションが長くなってるんです。」という話を聞きます。

そういう方の特徴としてあげられるのは、「クライアントを満足させなくちゃいけない」という潜在的な想いを感じるんですね。

そして、そのホスピタリティ溢れる精神は素晴らしいのですが、ことコンテンツビジネスにおいては、その考え方は間違いです。

というのも、お客さんが払って受けているセッションには、何かしらの目的があったはずです。

 

例えば、パートナーシップ系コンサルとかでしたら、「パートナーとの関係をどう修復していくか」というのが目的になりますよね。

その場合に、あまりにもお客さんの話に付き合いすぎると、旦那さんの愚痴を聞く会になってしまいます。

旦那さんの愚痴会がエスカレートすると、奥さんは愚痴を話すほど「ウチの旦那はダメなやつ」という確信が深まってしまいます。

本末転倒ですね。旦那さんの信頼度が奥さんの中で、セッションを通じて下がってしまうわけです。

すると家の中での喧嘩はどんどん絶えなくなり、最終的に離婚してしまう…。

 

なんでやねーん!!

って突っ込みたくなるようなことが、現実に起こってしまいます。

これは完全に「パートナーとの関係を修復したい」という目的を忘れた関わり方をしてしまっているからに他なりません。

ここから分かることは、「クライアントの話に付き合いすぎてはいけない」ということです。

そのセッションの目的からそれてしまうようであれば、バシッと一旦話を遮るのも大事です。

 

「嫌われる勇気」には、「人は怒りを捏造(ねつぞう)する」という章があります。

そのことを端的に表す分かりやすい例え話があったので、引用します。

あるとき、母親と娘が大声をあげて口論していたそうです。すると突然、電話のベルが鳴りました。「もしもし?」。慌てて受話器をとった母親の声には、まだ怒りの感情がこもっています。ところが電話の主は、娘が通う学校の担任教師でした。そうと気づいた途端、母親の声色は丁寧なものに変化します。そのままよそ行きの声で5分ほど会話を交わし、受話器を置きました。と同時に、再び血相を変えて娘に怒鳴りはじめたのです。

ー中略ー

要するに、怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです。

(嫌われる勇気p35より)

つまり、“怒り”という、最もコントロールが難しそうな感情も、人は何かの目的を果たすために「道具」として使っているんですね。

これが、嫌われる勇気でいう「目的論」なんですよね。

上記に引用した例え話でいうと、母親は娘に対して「自分の意見は正しいから娘にも受け入れさせよう」という目的が先にあり、反抗する娘に対して“怒り”という感情を使って従わせようとするわけですね。

 

よく心理学の世界では、今の人の行動は過去に原因があるから、その原因をしっかり解消して初めて新たな人生を歩める。みたいなこと風に考えます。

ところが「嫌われる勇気」の主張は違います。

みんなそれぞれ目的を必ず設定していて、その目的を達成するために感情や行動を作っている。

ということなんですね。

つまり、この目的を“人生が不幸になる方向”に設定してしまっていたら、その人の人生は不幸になってしまいます。

シンデレラ症候群とかも、まさにそれを象徴する1つの例だと思います。

シンデレラ症候群とは、かわいそうな自分を作り出すことによって、注目を集めて承認欲求を満たそうとする、少し歪んだ欲の満たし方をしてしまう人のことを指しています。

この発想の目的は「かわいそうな自分を作って注目を集めること」となります。

かわいそうな自分を選択するのは、一度不幸にならなければならないので、幸せを得るのはとても大変になってしまいます。

このように、間違った目的を設定して生きている人が、非常に多いのが現状なんですね。

 

ですから、コンサルやセッションなどで相手とクライアントをするとき、まず目を向けるべきは「クライアントが何を目的に活動しているか」なんですね。

クライアントが間違った目的を選んでしまっていることが、すごく多いです。

そのクライアントが、心から本当に望む目的を設定できているのか?

これを、サポートする立場として、一緒に再設定してあげる必要が出てくるかもしれません。

目的が、その人にとって幸福な人生へ向かえる方向に設定できれば、自ずと幸せに向かって突き進んでいけるようになりますから。

 

嫌われる勇気の教え2:課題の分離

続いて2つ目にご紹介する、僕が嫌われる勇気から学んだことは「課題の分離」です。

コンサルティングやセッションなどを提供していると、クライアントがなかなか結果を出せなくて、提供する側が病んでしまうことがあります。

気持ちはとてもわかります。

それに、それだけ責任感を持って仕事に取り組む姿勢自体は、とても大切な姿勢だと思います。

ただ、あまりクライアントの結果が出ないことや、思ったようにことが進まないという現象に対して気持ちが引っ張られ過ぎてしまうと、かえって非効率になってしまう側面もあります。

もちろん、クライアントが望む結果を手に入れることが一番ですし、そうなるように関わっていくことが望ましいように思えますよね。

しかしながら、あまりにもクライアントが望む成果を手に入れることにこだわり過ぎて、関わり方を間違えてしまったら、お互いが不幸になってしまう可能性があるんですね。

 

例えば、僕が共同運営しているビジネススクールで、コンサルタントとして関わった会員さんがいたのですが、その方は半年後に退職を控えていました。

こちら側としては、半年後に退職することを決めて、そこに向けてロケットスタートを狙っていくことはとてもリスクがあるから、あまりオススメできるものではない。

最悪、家族も一緒に巻き添えを食らって、みんなまとめて食いぶちを失うかもしれない、と。

これは僕が伝えたわけではないのですが、起業の世界はすごく厳しい世界で、夢見て起業してみた結果人生を壊した人が腐るほどいるから、危ない道はオススメできないとお伝えしたんですね。

 

それでも、本人が半年後に独立したいということを選択したので、こちらはそのサポートをすることにしました。

結果的には本人がものすごく頑張ったので、独立前に300万円以上の売上を立てることができ、理想的なスタートダッシュを切ることができました。

 

なぜ、この時にその会員さんが結果を手に入れることができたのかというと、本人が覚悟を決めたからだと思うんですよね。

自分自身の手で、目の前の課題を解決しなければ、家族ごと食いぶちを失ってしまうかもしれないという、強い危機感のもと懸命に動いていました。

この時に、もし依存関係を作って、「僕が絶対成果を出させるんで、安心してくださいね。」ということを言っていたら、もしかしたらその会員さんは退職する直前に売上を作ることができなかったかもしれません。

 

クライアントと関わっていく上で、もっとも大切なことは「それは誰の課題なのか」というのをハッキリとさせておくことです。

「嫌われる勇気」では、『自分自身を変えるのは、自分しかいません(p143より)と、ハッキリと明言しています。

もし僕ら個人ビジネスを行う人間が、クライアントと依存関係を作ってしまったら、クライアントはあなたに課題を解決してもらおうとします。

課題を解決してもらおうとするということは、自分の人生なのにあなたの手によって変えてもらおうとするということです。

しかし、自分の人生は、自分以外の誰にも変えることはできません。

 

先ほどの会員さんを例に挙げれば、会員さんの半年後には売上を立てなければいけないという状況を、「僕に全て任せてください」と言ってしまったら、会員さんは僕に任せてしまっていたかもしれません。

しかし、売上を作るために商品を売るのは、会員さん本人しかいません。

それに、独立後も安定的に稼ぐために動き続けるのも、会員さん本人しかいないんですね。

もし会員さんを、本来自分の手で作るべき売上を“誰かに任せてしまう”というメンタリティにさせてしまったら、あの時ほど必死に動くことはなく、300万円という売上もなかったでしょう。

 

「厳しい道を自分で選んだのだから、自分がなんとかするしかない。」

そういうマインドで、退職前の半年間を過ごしたからこそ、自らの手で300万円を掴んだのではないでしょうか。

 

だから大前提として、クライアントが抱えた課題は、クライアント自身の手によってしか解決できないということを、お互いがしっかりと理解しておく必要があるのです。

このことを「嫌われる勇気」では、“課題の分離”と言っています。

われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他社の課題とを分離していく必要があるのです。

(中略)

およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと━━あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること━━によって引き起こされます。

(中略)

誰の課題かを見分ける方法はシンプルです。「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考えてください。

(嫌われる勇気p140~141より)

いくら仕事と言えと、我々サービス提供者と、クライアントとの関係も、人間関係にカテゴライズできますよね。

そして多くの場合、提供者とクライアントとの関係のもつれは、そもそもスタート時点で「誰が課題を解決すべきか」というのを、間違った認識でスタートしてしまっていることが原因になっています。

 

ハッキリ言ってしまえば、僕らはどれだけ心理学やコーチングなどを学んだところで、クライアントの課題を解決してあげるような万能さを身につけることはできないのです。

なぜならクライアントの課題を解決できる人間は、クライアント自身しかいないからです。

「嫌われる勇気」でも、クライアントとの関わり方についてこのように書かれています。

アドラー心理学のカウンセリングでは、相談者が変わるかk笑ないかは、カウンセラーの課題ではないと考えています。

(中略)

カウンセリングを受けた結果、相談者がどのような決心を下すのか。ライフスタイルを変えるのか、それとも変えないのか。これは相談者本人の課題であり、カウンセラーはそこに介入できないのです。

(中略)

無論、精いっぱいの援助はします。しかし、その先にまでは踏み込めない。ある国に「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」ということわざがあります。アドラー心理学におけるカウンセリング、また他者への援助全般も、そういうスタンスだと考えてください。本人の意向を無視して「変わること」を強要したところで、あとで強烈な反動がやってくるだけです。

(嫌われる勇気p142~143まで)
※アドラー心理学とは、嫌われる勇気の元になっている考え方のこと。

僕らがこのスタンスでクライアントと関わるからこそ、クライアントは「自分自身の手で課題を解決しなければならない」と自覚します。

そして、自分自身の力で変わろうとするところを、僕らが精いっぱいサポートしてあげるのです。

この関係性を築くことができて、初めてクライアントが自分史心の力で人生の道を切り開いていく力が身につきます。

 

あなたの課題を僕が解決してあげます。

ということを言ったら、売上は伸びるでしょう。

しかし、売ってしまった後が、大変になってしまいます。

クライアントも本来身につけるべき力がつかなくなってしまうので、お互い不幸になってしまいます。

だから、目先の売上よりも、売る前の段階からしっかりとクライアントとの正しい関係を構築していくように、努めていきましょう。

 

嫌われる勇気の教え3:叱ってはいけない、ほめてもいけない

続いて3つ目にご紹介する、僕が嫌われる勇気から学んだことは「叱ってはいけない、ほめてもいけない」ということです。

仕事柄、いろんなコンサルタントや塾のサポートスタイルの話を聞くのですが、本当に様々な関わり方があるんだなぁと実感します。

中にはろくでもない話もあって、とある起業塾では、主催者が「私を師と仰ぎなさい。」と塾生に言ってるらしいんですよね。

 

上記のは極端な例としても、ビジネス系の塾ではよく主催者のことを、塾生さんたちが「メンター」と仰いでいるのをよく見かけます。

それってちょっと違うと思うんですよね。

というのも、多くの起業塾で“主従関係”を築いているからです。

実際に、塾の主催者と話をしていると、ナチュラルに主従関係を作るのが得意な人がとても多いです。

つまり、自分が「上」という立場をとって、「成功する人は素直な人です」とか言って、言うことを素直に従わないことを悪とするような教育をしていくわけですね。

おそらく、そうやって上のポジションを取らないと、生徒さんたちはついてきてくれないと思っているのでしょう。

 

ですが、「嫌われる勇気」では、そういった上と下を作る関係性を、否定しています。

実際に、嫌われる勇気にはこう書かれた一文があります。

そもそも劣等感とは、縦の関係の中から生じてくる意識です。

(嫌われる勇気p199より)

「劣等感」は、人生に不幸をもたらすネガティブな感情です。

人と比べ、自分はできていないと思い込んでしまう…。

そうして必要以上に凹んでしまったり、反転して自慢話をしないと自分を保っていられなくなります。

劣等感が強いと、必要以上に自信をなくしてしまったり、逆に相手のことを蹴落として、自分の方が優れているという証明に走ってしまいます。

だから、人と比べる劣等感は、悪い影響がとても強いんですね。

 

縦の関係は、そんな劣等感の根本にある原因なのです。

縦の関係というのは、上と下、という区分で優劣を決めます。

上にいる側の人間が優れていて、下にいる側の人間が劣っている。

そういう色眼鏡がかかった状態で、常に人間関係を見ていくようになるので、それに釣られて「僕は優れた人間でなければならない」というプレッシャーをずっとかけながら生きていくことになってしまいます。

当然、世の中には上には上がいるので、「自分は下にいる側の人間である」「自分はあの人より劣ったダメな存在」という重荷を常に抱えながら生きていかなければなりません。

これは、生き方として本当に辛い。

だから日本には、驚くべきほどコンプレックスを抱えながら生きている人が多いんですよね。

 

そして、「叱る」「褒める」という行為は、縦の関係を作る効果があります。

「嫌われる勇気」でも、以下のように書かれています。

褒めるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。

(嫌われる勇気p197より)

おそらく、クライアントに対して知らず知らずのうちに、ほめたり、叱ったりしている人はとても多いと思います。

実際に学生の教育の現場でも、褒めると叱るをサンドイッチにすると効果が出て、子供の能力が伸びていくと考えている人もいるぐらいですから。

僕ら日本人は、褒めたり叱ったりするのが当たり前の土壌で育ってきているので、ほとんどの人が叱ったり褒めたりしながら、無自覚にクライアントと縦の関係を作り、劣等感を与えているということになるんですね。

僕らのような対人ビジネスを行う人間は、無自覚のうちにクライアントに劣等感を植え付け、不幸にしてしまっている可能性があることを、自覚しなければなりません。

 

また、こうした縦の関係は力関係の上下を示しているため、下側にいるクライアントの課題を、上側にいる僕ら側が解決すべき、という図式にも発展してしまいます。

これは先ほどの“課題の分離”にも繋がる話なのですが、上下関係が出来上がると、上側の人間が、下側の人間の課題に介入します。

しかし、その課題を解決できるのは、その課題を抱えているクライアント自身しかいません。

結果、クライアントは「なんであなたは僕の課題を解決できないんですか!」という裏切られた気持ちと怒りの感情がこみ上げていき、仲違いしてしまいます。

商品を売った後、サポートの段階でよくクレームが来る人には、こういったパターンにハマっている人も少なくないでしょう。

 

以上の、

  • クライアントに劣等感を与えてしまい不幸にする
  • クライアントの課題を僕ら提供側が解決しようとするいびつな関係に発展する

この2点から、縦の関係は作るべきではないということがわかってきます。

だから、「褒める」「叱る」などと言った関わり方で、クライアントを引っ張ろうとしてはいけないのです。

 

 嫌われる勇気の教え4:勇気づけ

最後に4つ目にご紹介する、僕が嫌われる勇気から学んだことは「勇気づけ」です。

3つ目の教えのところで、縦の関係は作るべからず、ということをお伝えしました。

「嫌われる勇気」では、縦の関係ではなく“横の関係”を作ることを提唱しています。

横の関係とは、言いかえれば“対等”に接していくということです。

すると、クライアントに対するサポートの形も変わってきます。

 

横の関係でサポートする上で重要になってくるキーワードは、「勇気づけ」です。

対等な立場として、本人が望む方向に進めるよう勇気づけ、可能な限り援助していくのです。

「嫌われる勇気」では、本人の課題に介入するのではない形で、「援助」をしていくという関わり方を説いています。

ではどのように関わるのか?それを嫌われる勇気では、「子供の勉強にどう関わるのか」というテーマに沿って解説しているので、引用しますね。

援助とは、大前提に課題の分離があり、横の関係があります。勉強は子どもの課題である、と理解した上で、できることを考える。具体的には、勉強しなさいと上から命令するのではなく、本人に「自分は勉強ができるのだ」 と自信を持ち、自らの力で課題に立ち向かっていけるように働きかけるのです。

(嫌われる勇気p201より)

この関わり方は、親が子どもの勉強に対してどのように関わるか、というシチュエーションに合わせて具体例を挙げていますが、僕ら個人ビジネスとクライアントとの関わり方でも、全く同じことが言えます。

 

要は、クライアントに命令、指示をしてはいけないんですね。

なぜならその課題は、クライアントが取り組むべき課題であり、クライアント自身の手によって解決すべき課題だからです。

だから、クライアント自身の意思や力によって、その課題は解決されなければならないのです。

そうやって、課題を解決することを通じて成長してもらい、同じ課題が来ても難なくクリアできる解決力を身につけてもらうことが、最も大切なんですね。

もし仮にクライアント自身の課題解決能力が身につかず、専門家の力を頼らないと解決できないままだと、そのクライアントはずっと誰かに依存しなければ生きていけない、非常に不自由な人生になってしまいます。

だから、命令や指示ではなく、クライアントが下した決断に沿った援助をしていくだけにとどめるべきなんですね。

 

ただ、ごっちゃにして欲しくないのは、命令や指示はしないからといって、何もしないという放任主義をとるのも違います。

何か困ったらいつでも助けになるというスタンスは変えず、見守っていくことはとても大切です。

クライアントは迷うこともありますし、課題が見えなくなりパニックになることもあります。

そういったときは、専門家として状況を見える化してあげたり、課題を明確化してあげたり、次取り組むべき解決策を提案したりすることは必要になってきます。

そういった、知恵を貸していくという援助は行っていきましょう。それが仕事なので。

 

ただ、僕らができることというのは、僕ら専門家の立場から見た「今取り組むべきこと」を提案するだけなんですね。

嫌われる勇気ではよく「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」という言葉が出てきますが、まさにこの言葉の通りです。

この言葉は、馬に水を呑ませてやりたいと思って水辺に連れていくことはできても、そこで水を呑むかどうかを選択するのは馬自身である、ということのことわざです。

「今取り組むべきこと」を提案し、水辺に連れていくことはできます。

あとは、その水を呑むかどうかを決めるのは、クライアント自身なんですよね。

 

きっと、もどかしい瞬間はあるでしょう。

「あぁ、今すぐこれをやってくればヒョヒョイっとうまくいくのに!!」

と、手を出したくなってしまう瞬間はあるでしょう。

しかし、そこで手を出し過ぎてしまったら、それは“課題の介入”になり、クライアント自身の成長の機会を奪ってしまいます。

成長の機会を奪ったまま解決したら、次からはあなたなしでは解決できない、非常に依存的な存在となっていまします。

だから僕ら対人ビジネスを行う人間は、「生暖かく見守る」ということができる度量を身につける必要があるんですね。

しっかりと知恵は授けた上で、あとは生暖かく見守る。

そうやって関わっていくことで、クライアントの人生を変えていけるサポートが、初めてできるようになるのかなと僕は思っています。

し、僕はそうでありたいと願うと同時に、あなたにもぜひこの境地を目指していただけたらなと思います。

 

終わりに

いかがでしたか?

「嫌われる勇気」とは別の出典ではあるのですが、最近、僕の胸にすごく響いた言葉があるので、最後にそれをご紹介してこの記事を締めたいと思います。

その言葉とは、

  1. 聴衆は完全に無知であると思え 
  2. 聴衆は高度な知性をもつと考えよ

(「マックス・デルブリュック」より)

あなたのもとにやってくるクライアントは、おそらくあなたの専門分野に関して、何も知らない人です。

しかし、その人があなたと関わった時点で、何かを知っているか、知らないかは大した問題ではありません。

大切なことは、そのクライアントには「知性がある」という前提で関わることです。

 

知性の意味を調べると、「物事を知り、考えたり判断したりする能力」と出てきます。

つまり、僕らの知識をクライアントに正しく伝えることができれば、クライアントは自然と一番最適な判断を導き出すことができるということなのです。

もしクライアントが正しく判断できないのだとすれば、それはおそらく伝えている内容や情報が、どこかしら正しくないということになります。

そうやって常に、一番正しいクライアントとの関わり方を常に模索しつつ、知性のあるクライアントを導ける存在に、僕らは成長していかなければなりません。

 

決して課題に介入するわけではなく、かといって放置して援助不足にしてもなりません。

クライアントが最も成長できる距離感、関わり方を、常に見極めながらサポートしていかなければならないのです。

すごく難しいし、きついことです。

僕もサポートしながら、常に迷う部分です。

 

しかし、クライアントを引っ張っていく存在として、僕ら自信が理想の関わり方を追求して成長していかなければ、当然誰もついてきてくれないです。

繁栄するビジネスを構築していくというのは、こうした「理想のあり方を追求する」という姿勢そのものが、全ての土台になってきます。

対人ビジネスやコンテンツビジネスは、人間を直接相手にするだけに、とても奥が深い世界です。

ぜひ、一緒に理想の関わり方を、追求していきましょう。

この記事が、あなたのビジネスに対して何かしらのヒントになれば幸いです。

日中の眠気が嘘のように消える、フリーランスのための睡眠法

f:id:kawahata-marketing:20200704124819j:plain

こんにちは。川畑です。

 

あなたは、日中の眠気に悩まされたことはありませんか?

僕は、めちゃくちゃ悩んでいました((((;゚Д゚)))))))

いつもだいたい朝8時ぐらいから仕事に入るのですが、最初の2〜3時間頑張ってくと、だんだん眠くなって、昼前の10時〜11時ぐらいになるととてつもない眠気に襲われてしまい、そこから2〜3時間の昼寝をしていました。

この昼寝をしたくない気持ちはすごくあったのですが、どうしても眠気に勝てなくていつも寝てしまい、全然仕事ができないまま夕方になってしまう…。

という日々を、結構長い期間過ごしていました。

どれぐらい長い間悩んでいたかというと、この昼間の眠気問題を完璧に乗り越えれるようになるまで、4年ぐらいかかりましたね^^;

 

元々僕は、中学や高校ではいつも授業中に眠っていたタイプの人間でして、昼寝が大好きだったんですよね。

そのときは全く昼寝することを悪いとも思っていなかったので、少しでも眠気が来たものならすぐに昼寝に入っていましたね。

ところが、フリーランスという職業を始めてから、いざ昼寝から卒業しようと思っても、そんな都合よく体のリズムは切り替わってはくれません。

昼の時間にやってくる睡魔には全く抗うことができず、しょっちゅう昼寝をして仕事時間が削られていました。

 

ところが、どうしても睡眠の悩みを解決したくて、先日「スタンフォード式 最高の睡眠」という書籍を購入し、書いてあったことを1つずつ実践していったら、日中の眠気が嘘のようになくなっていき、劇的に改善されていきました。

最高の睡眠は、本当におすすめの書籍なので、このブログ記事に書いてあることだけでは物足りないと感じた場合は、ぜひお買い求めください。

amzn.to

この記事の内容の構成要素は、7割ぐらいが「最高の睡眠」を元に書かれています。

(ちなみに残りの3割は、健康の専門家からお聞きした知識や、自分の体で人体実験して分かった事なので、3割の部分はオリジナル要素になります。)

ただ、最高の睡眠に書かれている中でも特に重要な概念を、僕の視点で厳選して書き出しているのと、フリーランスや個人起業家の仕事スタイルに合わせて睡眠の取り方をある程度カスタマイズして、睡眠の取り方についてまとめました。

ですので、睡眠について改善したいフリーランスの方や、個人起業家の方は、まずこの記事に書いてあることを1度目を通して、書いてあることを実践して欲しいと思います。

それでも合わなかった場合や、書いてあることに納得がいかなかった方は、僕の睡眠を劇的に改善してくれた「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んでみてくださいね。

 

きっと、この記事が気になって読んでくれているあなたも、日中の眠気で仕事が捗らずに悩んでいると思います。

この記事では僕は4年をかけて体や睡眠のことについて研究しまくった結果、どうすれば昼の眠気とうまく付き合って、日中覚醒モードでバリバリ仕事ができるようになるのかについて、話していきますね。

そもそも日中の眠気と、やる気や根性はあまり関係ない

まず、そもそもの大前提なのですが、日中眠いからといって、イコールやる気がないとか、根性が足りないということにはなりません。

よく、日中ついつい眠ってしまったり、仕事をコツコツ進めることができていない人は、仕事ができなかった原因を「やる気がなかった」と考えてしまうんですよね。

僕はよく個人ビジネスをやっている方のコンサルをするのですが、やっぱりブログ記事の更新とかをコツコツ継続できていない人が多いんですよね。

継続ができず、思い描いたように進まなかったクライアントに対し、「どうして進められなかったのでしょうか?」と質問をしたところ、うまく継続ができなかった人ほど

「やっぱり私にはやる気がないんだと思います。」

「モチベーションがどうしても上がらなくて…。」

と、やる気やモチベーションがないことが原因だと考えているようなんですよね。

 

ですが、先ほども言いましたように、コツコツ継続できなかったり、作業が進まない原因は、やる気やモチベーションとは関係ありません。

そういった、自己管理が苦手な人ほど、やる気やモチベーションを原因と考えてしまう傾向が強いです。

もしあなたが継続できなかったり、作業が進まない原因を「やる気」や「モチベーション」のせいだと考えているのであれば、それは自己管理が苦手な人の典型的な失敗パターンの考え方をしていると考えた方がいいかもしれません。

 

この話は実は、眠気も全く同じで、眠気がきたら、イコール「やる気」や「モチベーション」がないというわけでは、全くありません。

眠気が来る理由というのは、全く別のところにあります。

この眠気のメカニズムをしっかりと理解し、眠気モードと覚醒モードを上手に切り替えるための具体的な方法を実践していただければ、間違いなく今よりもはるかに日中できる仕事量、作業量が増えるでしょう。

 

なぜ日中に眠気がくるのか

そもそも、大前提として、なぜ日中に眠気がくるのでしょうか。

その原因がやる気やモチベーションではないとしたら、いったい何が日中の眠気を誘っているのでしょうか。

眠気のメカニズムを説明する上で、まずはこのグラフをご覧ください。

f:id:kawahata-marketing:20200628232652j:plain

このグラフを少し解説すると、縦軸が眠気レベルです。上に行けば行くほど、「覚醒モード」になっています。一番上は、目が冴え渡っていて、集中力も高い状態です。

逆に眠気レベルがしたに行けば行くほど、眠気は強くなっていくということです。

ちょうど真ん中に薄く線をひきましたが、このラインを下回ったら眠気が来たということです。

そして、横軸が時間です。一番左が午前0時で、一番右が午後12時です。

横軸も、薄い線を真ん中に引いて、午前と午後を見分けやすくしました。

このグラフが示している時間に伴った眠気レベルの推移は、僕が日中の眠気に悩まされず、夜しっかり寝れている時の眠気レベルを表したものです。

では、この眠気レベルのグラフが、昼の重たい眠気に悩まされていた時だと、どのようになるのでしょうか。

 

はい、こちらのグラフが、昼間の重たい眠気に襲われている時の、眠気レベルの推移です。

f:id:kawahata-marketing:20200701082154j:plain

いかがでしょうか。先ほどのグラフと、眠気レベルの推移の仕方が全く違うことがわかると思います。

そうです。日中うまく覚醒モードにも入れないし、夜寝る時間になっても、しっかり体が眠るモードにならないのです。

 

このグラフで比べてわかる通り、睡眠と上手に付き合って、日中の生産性をしっかり高めることができている人は、しっかりと日中は覚醒モードに入り、夜はぐっすり睡眠モードに移行できてるんですよね。

つまり、覚醒モードと睡眠モードのメリハリをしっかりとつけることができているのです。

逆に、日中の眠気に悩まされている人は、日中はしっかりと覚醒モードに入ることができずにいたり、夜も睡眠モードに入りきれずいつまでも目がらんらんと冴えてしまう状態にいるんですね。

日中眠くてパフォーマンスが上がらないという方は、昼は覚醒モードに入る工夫をし、夜は睡眠モードに入る工夫をしていくと改善されていきます。

 

「覚醒モード」と「睡眠モード」をどのようにして切り替えるのか

ここまで読んでいただければ、日中はちゃんと覚醒モードに移行し、夜はしっかり睡眠モードに移行して熟睡する…。

ということが大切だということをご理解いただけたかと思います。

僕は、日中は体が覚醒モードに入るように意識して過ごし、夜は体が睡眠モードに入るように意識して過ごすようになってから、眠気に一切悩まされなくなりました。

これからあなたに、「覚醒モード」に入る方法と、「睡眠モード」に入る方法をそれぞれご紹介します。

ぜひ、これからご紹介するものの中から、特にあなたに効果のありそうなものから1つずつ実践していってくださいね。

 

一番大事なのは、睡眠の“質”を高めること

「覚醒モード」と「睡眠モード」をスムーズに行き来できると、日中の生産性はものすごく上がります。

そのスムーズな行き来を実現するためには、夜しっかりと睡眠を取る事がとても大切です。

というのも、やはりそもそも睡眠が足りていない時点で、日中の覚醒モードに入るのはどうしても難しいです。

ですから、昼間の時間を制するためにも、まずは質の高い睡眠をできるように心がけましょう。

 

ただ、残念ながら睡眠はどれだけ「量」をとってもあまり意味がありません。

僕は学生時代、睡眠の量を誰よりも確保していましたが、だからと言って社会人になった時に全く睡魔が来なくなったかと言ったら、そうではありませんでした。

もちろん、一部の遺伝的に睡眠時間が短くても大丈夫な人を除けば、最低でも1日6時間以上の睡眠時間は確保する必要はあります。

ですが、睡眠において大事なのは、量より質です。

僕は1日6時間の睡眠時間をしっかり確保しながらも、その質がしっかり高くなるように意識しています。

 

睡眠の質を決めるもの

具体的に睡眠の質を上げるためにはなにをすればいいのでしょうか。

1番重要なのは、「眠り始め」です。

実は、眠り始めから90分間が、その日の睡眠の質を決定づけるすごく重要な時間なんですよね。

ですので、眠り始めの90分間の質がとことん高まれば、睡眠全体の質も良くなり、夜中に目が覚めてしまうということもなくなるのです。

 

眠り始めに、一気に深い睡眠に入ることができれば、夜中に起きるということもなくなり、朝までぐっすり眠って、しっかりと疲労が取り除かれていきます。

逆に、なかなか寝付けず、夜もすぐ目が覚めてしまうような浅い睡眠は質の悪い睡眠といえます。

そんな質の悪い睡眠をしてしまう時は、共通して眠り始めの睡眠がダメダメです。

寝付く時も時間がかかってしまうし、眠り始めてから90分間の睡眠も浅くなってしまいます。

ですから、睡眠の質を上げるためにも、しっかりと寝る前には体と脳みそを「睡眠モード」に移行させることが大切なんですよね。

 

睡眠モードに移行する3つの方法

それでは、具体的にどのように「睡眠モード」へ移行させるといいのでしょうか。

僕が実際に取り組んで、効果のあった方法をご紹介していきますね。

 

睡眠モードに入る方法1:寝る60分前までにシャワーを済ませる

まず1つ目にご紹介する、睡眠モードに入る方法は「寝る60分前までにシャワーを済ませる」です。

実は、意図的に深い眠気を体に起こさせる方法があります。

それは、深部体温を上げて、下げるということをするんですね。

 

例えば、お風呂に入ったとします。

すると、体はホカホカと暖かくなりますよね。

体の内部まで体温が上がった後、実は体は徐々に手先や足先を通じて、体の深部の体温を外に逃すということをします。

よく赤ちゃんが眠くてぐずってる時は、手や足が暖かくなっていると言いますよね。

これは、体の深部体温を外に逃すために体が反射的に行っていることなので、体の表面が暖かくなっている時というのは、眠気がやってくる1つのサインなのです。

この、深部体温が外に逃げていく時に、眠気が起こるというメカニズムになっているようです。

なので、ちょうど眠る時間帯に深部体温が外に逃げるよう、湯船に浸かる場合は寝る90分前、シャワーの場合は60分前ぐらいまでに、済ませておくとちょうどよく眠りに入れます。

 

睡眠モードに入る方法2:寝る2時間前には仕事をやめる

続いて2つ目にご紹介する、睡眠モードに入る方法は「寝る2時間前には仕事を辞める」ということです。

仕事という行為は、脳を興奮させる行為なんですよね。

ですから、寝る直前まで仕事をしていたら、脳は興奮してしまうので、うまく睡眠モードに入ることができません。

寝る時間には、脳のスイッチもしっかりオフにしておかないといけないので、寝る2時間前までには仕事を切り上げるように時間管理をしていきましょう。

 

逆に、寝る前の時間は、脳のスイッチがしっかりオフになるように、ストレッチをしたり、読書をしたり、脳のスイッチがオフに向かっていくようなことをするのがおすすめです。

 

睡眠モードに入る方法3:寝る2時間前はスマホやPCを禁止

続いて3つ目にご紹介する、睡眠モードに入る方法は「寝る2時間前はスマホやPCを禁止」です。

先ほどの睡眠モードに入る2つ目の方法と同じで、脳を興奮させるな!ということですね。

 

スマホやPCを操作すると、ブルーライトも目に入ってきて目が冴えてしまいますし、スマホやPCを操作する行為自体も、脳を活性化させてしまう1つの原因になります。

だから、寝る前にゲームとかやってしまうのはとても良くないですね。

ゲームは脳を興奮状態にさせてしまうので、睡眠の質を下げます。

寝る直前までアニメやYouTubeを見て、睡魔が限界に達したらスマホをその辺に放ってパタっと眠るのも最悪です。

「私はそれで眠れるから大丈夫です。」

と思うかもしれませんが、眠り始めの90分間の質は最悪に下がっていくので、ダメです。

結果として日中のパフォーマンスを下げ、その場は楽しくてもトータルで見たらストレスが増える行為ですので、控えるようにしましょう。

 

いかがだったでしょうか。

もちろん、細かいことを言えば他にも実践している、睡眠モードに入る方法はあるのですが、特に重要なのは上記でご紹介した3つの方法です。

これらを実践するだけでも、相当眠りの質は変わるでしょう。

実際に僕自身も、夜中に目が覚めるということがほとんどなくなりましたので、睡眠の質は劇的に改善されたと言えるでしょう。

 

あっ、ちなみに余談ですが寝るためのアルコールも良くないようです。

寝つきは良くなりますが、睡眠自体が浅くなってしまい、夜中に目が覚めるようになってしまいます。

疲労回復という点から見るとよくないので、寝酒は控え、体温調節や脳のスイッチを切り替えることで、入眠できるように少しずつ体を慣らしていきましょう。

 

覚醒モードに入る4つの方法

さて、ここまで眠気モードに入る方法について解説してきました。

これで、睡眠の質も高まったことだと思います。

 

ただ、夜の睡眠の質をしっかりと高めるためには、先ほどのグラフでも示したように、日中はしっかりと覚醒モードに振り切っていく必要があるわけです。

日中覚醒モードで活発に活動すれば、必然的に夜はスムーズに睡眠モードに入っていけるようになるので、このメリハリがしっかりつけばつくほど、好循環に入っていくわけなんですね。

この「覚醒モード」と「睡眠モード」を、しっかりと行ったり来たりできるリズムを作れれば、結果的に日中の生産性は最大限まで高まっていき、

  • より短時間で質の高い仕事ができるようになる。
  • 今まで以上に仕事で結果を出せるようになる。
  • 今まで、どうしてもやる気が出なくて継続できなかったものが、毎日苦なくコツコツと続けていけるようになる。

といった状態に入っていけるようになるので、ぜひこれからご紹介する方法も、できるところから実践していってくださいね。

 

覚醒モードに入る方法1:朝日を浴びる

まず1つ目にご紹介する、覚醒モードに入る方法は「朝日を浴びる」ことです。

この朝日を浴びる行為が、2つの観点から重要であることがわかっています。

まず1つ目が、体内時計を、1日の長さと合わせることです。

もし人間が全く太陽などの光を一切浴びずに過ごしたら、体は1日24.2時間のリズムを刻んで動いていくようです。

つまり、ちょっとずつ体内リズムが夜深い時間にズレ込んでいき、夜眠れない体質になってしまいます。

ですから、朝日を浴びることで、夜キッチリ眠れるようになる体内リズムに調整できる効果があるようです。

 

続いて2つ目の、朝日を浴びる重要な理由が、光の刺激が脳を活性化させるというものです。

白内障患者を対象に、「治療のため手術を受けるグループ」と「受けないグループ」に分けて観測したところ、手術を受けたグループの方が認知機能がよかったというデータがあります。

目から光の刺激が入ることは、とても重要なんですね。

 

ちなみに、蛍光灯やモニターなどの人工的な光ではダメです。

その理由として、ゲーム実況系YouTuberは外にほとんど出ることなく、眠たくなったら寝て、起きてる時間はゲームをするか動画編集をする、みたいな生活を送っています。

ずーーっと引きこもっているんですね。

そりゃあうつ病になりますわ。

太陽の光を浴びる時間が減るということは、精神的に病んでいくことと相関関係があるという仮説が出ています。

冬になるとうつ病患者が増えていく(冬季うつ病)ことや、ロシアなどの北国ではうつ病を抱えている方が多い傾向にある、といった話もあります。

ですから、精神的に健やかに過ごしていくためにも、日光を浴びることってとても大切なんですよね。

 

じゃあ、太陽の光を浴びるのが大事なのはわかったと。

そしたら、いつ、どれぐらい浴びるのが大事なんやと思いますよね。

スタンフォード大学で30年以上睡眠について研究されている西野先生によると、朝日を5分浴びるだけでいいようです。

しかも、曇りや雨の日でも、朝5分だけ外に出て浴びることが大切みたいです。

通勤している方からすると、当たり前のことかもしれませんが、僕みたいに家から1歩も出なくても仕事が成り立つフリーランスにとっては、朝日を浴びるために外に出るのは意識的に行う必要がありますので、1つ目の項目として挙げさせてもらいました。

レッツ、日光浴!

 

覚醒モードに入る方法2:コーヒーを飲む

続いて2つ目にご紹介する、覚醒モードに入る方法は「コーヒーを飲む」です。

コーヒーにはカフェインが入っており、カフェインには覚醒させる作用があるのは、有名な話ですね。

コンビニとかに売っているエナジードリンクにも、だいたいカフェインが入っています。

ですから、朝や昼にコーヒーを飲むと、覚醒モードに入りやすいです。

 

ちなみに、コーヒーはホットがおすすめです。

ホットでコーヒーを飲むことによって、深部体温が上がるため、体も覚醒モードにスイッチが入りやすいからです。

眠くなる時というのはいつも、手や足が暖かくなることで、深部体温が下がっていくことによって起こる現象です。

ですから、常に深部体温を高い状態で維持しておくことで、少し覚醒モードを維持する役に立てるんですね。

 

ちなみに僕は、午前9時以降にコーヒーを1杯、お昼ご飯にコーヒーを1杯、午後2時〜4時ぐらいの間でコーヒーを1杯、合計3杯のコーヒーを飲むように意識しています。

 

覚醒モードに入る方法3:換気

続いて3つ目にご紹介する、覚醒モードに入る方法が「換気」です。

実は、換気をしないだけで強烈な眠気に襲われてしまうんですね。

というのも、密室空間でずっと過ごしていると、酸素が薄くなって、二酸化炭素濃度が上がっていくからです。

二酸化炭素濃度が高い部屋で過ごしていると、脳みそが酸素不足になっていき、頭がぼーっとしてしまいます。

その結果、眠気がだんだん重たいものになっていき、昼寝をしてしまうんですね。

だから、僕の仕事部屋は基本的に窓全開です。

もし窓がなかったとしても、少なくともドアにペットボトルを1本挟んで、常にドアが開いている状態を作りましょう。

僕は換気を意識的にするようになってから、日中の眠気がそうとう改善しました。

 

覚醒モードに入る方法4:仮眠

最後に4つ目にご紹介する、覚醒モードに入る方法が「仮眠」です。

「覚醒モード」に入る方法をお伝えしている中、「えっ、寝るの?」と、意外に思われる方もいるかもしれません。

ですが、日中活動していると、人間はどうしても睡眠圧が高まっていくようにできているようです。

先ほど提示したグラフをもう一度ご覧ください。

f:id:kawahata-marketing:20200702162503j:plain

はい、こちらの眠気レベルのグラフですが、赤く色ぬりしたエリアがあるのがわかるかと思います。

そうです、午後2時前後の時間は、どうしても眠気に襲われることが多いようです。

昔は、ご飯を食べると胃に血がいっちゃって脳みそが酸欠になるから眠気がくるんだ、ということが言われていました。

しかし、血というのはいつでも脳みそに最優先に送られるように、人間の体は作られています。

ですから、ご飯を食べても食べなくても、午後2時ぐらいは眠くなってしまうんですね。

しかも厄介なことに、この眠気を我慢して過ごすと、それ以降の脳のパフォーマンスは著しく落ちてしまうため、夜の時間の質も悪くなってしまいます。

 

だから、逆手をとってこのタイミングで仮眠を20分だけはさむことによって、午前中の活動によって溜まっていた疲れを一気に解消させていくと、午後2時以降の活動も、再び覚醒モードで過ごすことができます。

なお、1時間以上の長い時間仮眠をしてしまうと、かえって発癌性リスクが高まるというデータもあるようですので、寝過ぎは禁物です。

あくまで、30分以下の仮眠におさえる事が重要なようですので、あまり寝過ぎないよう気をつけながら、仮眠をとってください。

仮眠のコツとしては、ベッドや布団で寝ない事です。

ベッドや布団で仮眠をとってしまうと、ぐっすり眠ってしまうので“仮”眠ではなくなってしまいます。

あえて、椅子に座って寝る、机に突っ伏すようにして寝るなどして、寝入りすぎないように工夫しましょう。

 

睡眠を制すると生産性は超絶アップする

当たり前ですが、睡眠と上手に付き合えれば、生産性は劇的にアップします。

それこそ、質の高い睡眠をしっかりと取る事で、日中にしっかりと覚醒モードに移行する事ができれば、“短眠法”に頼る必要は全くなくなります。

むしろ短眠法は、生まれつき眠る時間が短くて済む人でないと、必ず無理が出てしまいます。

僕のような、一定以上の睡眠時間を必要とする人間にとっては、6時間以上の睡眠時間を取ることはとても重要です。

 

日中の睡魔に悩まされている方は、ぜひこの記事で書いてある方法のうち、実践できるものから1つずつ試していただき、効果のあったものから習慣化していってくださいね。

なぜコアなリピーターを着実を増やすのにビジョンが重要なのか

f:id:kawahata-marketing:20200626091241j:plain

こんにちは。

川畑です。

 

今日は、「なぜ、コアなリピーターを着実に増やすのにビジョンが重要になるのか」というテーマでお届けしたいと思います。

はい、タイトルのまんまですね。笑

 

よく、ビジョンは重要だとかって言われますよね。

ビジョン合宿とか言って、その人のビジョンを言葉にするために箱詰めにするようなセミナーもあるようですね。

僕は参加したことないのでわかりませんが。

けど、そういう商売が成り立つぐらい、みんなビジョンを描けるようになりたいってことなんだと思うんですよね。

 

じゃあ、多くの人が求めるビジョンって、果たしてどれぐらい重要なのか?

また、そのビジョンが重要であるならば、その理由についてしっかりと掘り下げたいと思います。

 

深い共感を呼ぶビジョンがあると、コアなリピーターが集まる

まず、結論から言うと、ある一定の層が深く共感するビジョンがあれば、コアなリピーターが集まるようになります。

コアなリピーターが集まれば、とうぜん売上はかなり安定します。

それどころか、コアなリピーターというのは、自分のことをよく理解して慕ってくれている人たちでもあります。

だから、お客さんとして関わっていて、とても楽しい人たちなんですね。

 

売上は安定して、しかもサービスを提供していて楽しい相手とだけ関われる。

お金の不安も、人間関係のストレスもありません。

コアなリピーターで回るビジネスって、かなり理想的だと思うんですよね。

もちろん、リピーターだからと言って、イコールあなたがリリースする商品を全て買う人たちのことを言っているわけではありません。

あなたが10この商品をリリースしたと仮定したら、2つだけ買った人も、10こ全部買った人も、みなリピーターという風に定義しています。

あなたがいろんな商品をリリースする中で、そのリピーターが自分にとって必要だとピンときたら、買ってくれればいいわけです。

そんなリピーターが1000人いれば、その人は一生安泰でしょう。

 

だからぜひあなたにも、集客活動するときは、お客さんを集めるという意識ではなく、「コアなリピーターを集める」という意識で行って欲しいなと思います。

そして、そのコアなリピーターを集める上で、ビジョンは欠かせないんですよね。

 

なぜビジョンがあると、コアなリピーターが集まるのか

なぜ、ビジョンがあると、コアなリピーター集めにつながるのでしょうか。

その理由は、現代は多くの人が“誰かのビジョンを必要としているから”なんですね。

 

1990年まで、日本はほとんどの人が共通のビジョンを描いていました。

それは、大企業に勤めていれば一生安泰だ。というものです。

戦後、何もなかった日本が立ち上がり、45年間はどんどん経済力を伸ばしていきました。

その経済力を伸ばしていく中で、たくさんの人にとっての人生の成功パターンを作り出してきました。

良い成績をとって、良い会社に就職して、家もローンを組んで購入し、結婚して子供に恵まれて、、、

というサザエさん的な生き方をみんな目指していました。

たくさんの人が共通のビジョンを描いていたからこそ、そこに向かって走ったわけですし、そのおかげで実際に日本は豊かになっていきました。

 

ところが、1990年以降、バブル崩壊とともにその成功パターンは崩れ去ってしまいました。

今や有名な話ですが、平成29年からはいよいよ厚生労働省の方で副業が推奨されるようになり、パナソニックやみずほ銀行などでも副業が認められるようになってきました。

つまりこれは、終身雇用によって担保されたサザエさん的な生き方が崩壊されたということです。

有名な話ですね。

 

また、年金を払ってても将来受け取れないのではないかという不安も大きくなっていることから、寿命が伸びていく割に長い目で見たときの将来がどんどん絶望的になってくるような社会になってきています。

つまり、「こうすれば幸せな未来やがってくる」という“ビジョン”が失われてしまったのです。

この傾向は、特に日本は強いです。

例えば、内閣府の出した若者(13歳~29歳)を対象にした調査のデータによると、若者が不安に感じていることがよくわかります。

コチラの画像が、そのデータを一覧で表したものです。

f:id:kawahata-marketing:20200626085148j:plain

参照:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r01honpen/pdf/b1_00toku1_02.pdf

例えば、十分な収入が得られるか?という質問項目に対しては、実に77.1%の人たちが不安を感じています。

また別の質問項目でも、老後の年金に関しても74.2%の人が不安を抱えていることがわわかりました。

社会の景気動向に関しても、67.2%の人たちが不安を抱えているようです。

ちなみにこのデータは、平成30年11月~12月に取られたデータであり、コロナ前ですし、もっというと消費税が増税される前の話なんですよね。

おそらく、今同じ調査をしたら、もっとずっと不安を抱えている人の割合が多くなっていることでしょう。

明らかに将来に対する不安の割合が高すぎます。

 

このような社会的背景があるために、「たくさんの人が共通して抱えるビジョンが消失している」ということが言えるのです。

未来に対して希望が持てたら、今頑張ろうって思えるじゃないですか。

将来に対して希望が持てないから、今頑張ろうって思えないし、なんとなくどうしたらいいかわからない不安を抱えながら、日々過ごさなければならないんですよね。

 

7~8割以上の人たちが、ビジョンを渇望している

さて、ここからも分かる通り、7割以上の若者たちが、将来に対する希望を求めています。

この記事の文脈にあった言い方をすれば、7割以上の若者たちが「ビジョン」を求めているのです。

 

ビジョンとは何か。ビジョンとは、

「こんな未来を実現したい」

「将来こんな風になりたい」

そんな未来のイメージのことを、ビジョンと言います。

 

つまり、ビジョンとは、「生きる希望」なのです。

そのビジョンを求めている人がすごく多いです。

このビジョン喪失時代において、深い共感を得られるビジョンを示すことができた人のところに、その人のことを慕う人たちが集まってきます。

だから、今僕らが日本社会に向けて一番やるべきことというのは、「ビジョンを示すこと」なのです。

あなたが今もっとも実現したいビジョンを、発信していくことなのです。

 

ビジョンを発信し、お客さんを集め、幸せな小さい経済圏を築いていく。

それが、僕がブログのタイトルにもしている“新未来マーケティング”の本質なんですよね。

このブログでは、うるさいぐらい色んなところでビジョンが大事だ、新未来が大事だとか、そういうことを手を替え品を替えながら色んな角度で伝えているのは、こういった時代背景があるからなんですよね。

 

今求められているのは、ノウハウなんかじゃありません。

ノウハウ発信で情報を集めても、ノウハウはグーグル検索すれば腐るほど出てきます。

だから、そこで勝負してもライバルが多すぎるのでブラックオーシャンです。

そうではなく、ぜひ、あなたのビジョンに共感して集まるマーケティングを、構想してみてはいかがでしょうか。

というわけで、今回は終わりたいと思います。

 

 

ちなみに、深い共感が集まるビジョンを描くには、この記事でご紹介しているワークに取り組むと、ビジョンの元となる価値観や考え方、強みなどを発掘することができます。

ぜひご参考ください。

htn.kawahatakai.com

 

それでは、以上で終わります。

ありがとうございました。