ナ○ンエース 大量服用

先日来院された女性
息子と親族とで来院
ナ○ンエース1箱40錠入りを1日で服用 これを5日間服用していた。
行動がおかしく、まともに歩けない、うわごとのように「ナ○ンエース頂戴」という。

問診に伺ったときは四肢の冷感、両眼瞼は机で打ったと皮下血腫あり

なぜこれだけの量のナ○ンエースを服用したのか息子に尋ねると
「日頃から頭痛持ちであり、ナ○ンエースは服用していた。薬を渡さないと自分で買いに行くため、買って与えていた。そのうち這いながら薬を探すので薬をおいて仕事に行っていた。」と
「そのうちなんとかなると思っていた」が、親族がこの状態をみてすぐに当院へ連れてこられた。

処置としては、中毒センターへ連絡し胃内の洗浄と活性炭投与、輸液、対症療法となりました。
文献でもナ○ンエースによる精神障害等の報告があるようですね。
機会があれば調べて行きたいと思っております。

ご存知の方があれば是非教えてください。

電撃傷

電撃傷 electrical injuries
電流が体内を流れて起こる障害の総称である。電荷が心臓に影響して心静止または他の不整脈を起こしたり,脳に影響して意識消失,急性錯乱,または記憶喪失を起こす可能性がある。

朝トラクター上で意識をなくし倒れているところを家人に発見される。当日激しい雨と雷が鳴り響いていた。農作業をするためにトラクターに乗車していた模様
来院時明らかな外傷はなく落雷による流入創も見当たらず、JCS300での搬入であったが意味不明の発語に右上肢の麻痺瞳孔の共同偏視等脳神経的な疾患も疑われたが画像検査においても明らかな所見なく意識障害として入院となる。
雷電傷が最も疑われ、作業時に来ていた作業着を確認して後頸部に焦げた跡を発見した事により電撃傷である事を同定

アルコール飲酒をしていた事、過去に頭部外傷の歴がある事などから薬物もしくは外傷による脳障害などが疑われたがどれも当てはまらず診断に難渋していた。

病態生理:生体内に電流が流れることで筋肉を含む深部組織が電気抵抗となり、ジュール熱が発生し、深部臓器に障害をもたらす。

臨床症状:電流班や電紋が特徴的で、四肢の知覚障害、弛緩性麻痺、可動域制限、変形、進行性壊死等もみられる
全身症状として頭部が通電されると一過性の意識障害、全身性痙攣、重症例ではショックやミオグロビン尿、乏尿など。

検査所見:ミオグロビン尿、血中CPK・GOT・LDHの上昇、白血球数増多がみられる。心電図異常がみられる事があるので注意が必要である。

診断と治療:雷撃傷は目撃されることがしばしばであるが,嵐の間やその後に屋外で発見された人に記憶喪失や意識消失がみられるときにも疑うべきである。
呼吸・循環の安定を最優先し指示療法を行う。



参考サイト
http://merckmanual.jp/mmpej/sec21/ch316/ch316c.html
http://blogs.yahoo.co.jp/comoson2000/49196576.html

認定審査 合格!!

久しぶりの書き込みです。
7月2日に認定審査の合格発表が日本看護協会のホームページ上であり、受験番号のみでしたが自分の番号を確認する事が出来ました。
そして1週間後、分野別・地域別にわが名前があることを確認し安堵と不安が入り混じった複雑な感情を抱きました。

施設の方々に合格報告とお礼、研修所の先生方・実習でお世話になった指導者の先生たちにも合格の報告とお礼のメールをさせていただきました。

改めて、当施設のスタッフの皆様へ
 1年間と言う研修生活の中いろいろと仕事の面で負担をかけました。「研修どう?」「大変屋やねぇ」「またいろいろ教えてな」など言葉をかけていただき研修の励みにもなりました。
 またICUの経験が少ないため経験を得るために1週間程度ICUにかよったこともありいろいろ情報提供していただいたスタッフの方々ありがとうございました。

 研修所の先生方にもご迷惑ご心配をおかけしました。無事に卒業でき認定審査に受かる事が出来たのもご指導の賜物と感謝しております。改めてありがとうございました。

とにかく、これからが大切です。まだスタートラインに立っただけです。自分を見失うことなく目の前の課題をこなしながら認定看護師として「実践・指導・相談」を役割として歩んできます。

急変時対応 講義準備

急変時対応 の講義を頼まれて準備中

急変時の対応と言えば、BLSを真っ先に考えてしまうのはいかががなものか?

大切なのは、入院している患者が安全に治療を終え退院する事

入院時または入院中には、さまざまな侵襲的な治療・検査・手術などを受ける事がある

病気を治すため、命を助けるため、検査のため、医師はリスクを説明する
患者家族はそのリスクを理解しそれぞれの処置を受けることになる

看護師の役割として、医師の補助的な立場として侵襲的な処置に立ち会うこともあれば、病棟・集中治療室で処置後の患者の観察を行う場合もある

今回急変時の対応を考えた時に、病室で息が止まっているような状態の患者に対して何をするのか!という考えでなく、息がとまるような急変をもっと早く察知して予防するためにはどんなポイントがあるのか、どんな評価をしていくべきかを指導していきたいと考えている

キラーシンプトム 迅速評価 1次評価 2次評価

これらについて、順に説明していきたい

救急看護認定看護師 認定審査 終了

5月24日東京フォーラムにおいて認定審査が行われました。
あいにくの雨でしたが、気温調整もしやすく良いコンディションで試験を受ける事が出来ました。
実際の試験内容ですが、「うわ!なんじゃこりゃ!!」「ちんぷんかんぷん」と感じる質問は少なかったものの、言葉足らずな設問であったりして深く考えすぎると惑わすような設問もみられ、すっきりと「合格や!!」と叫ぶ事も出来ない具合でした。

でも一区切りとして、認定審査がおわり今後認定看護師としてさらに積極的に活動が求められます。
したい事、しないといけない事、すべき事などいろいろ課題は山積みです。
周りから言われてから行動を起こすよりも、積極的に進んでいきたいと考えている最中です。
いじられ、つつかれつつ院内全体のレベルアップのため、確実に行動する事を習慣づけていきたいと思っています。

認定審査を受けられた各種専門課程の皆様、ご苦労様でした。
7月の発表までドキドキですが、自分を信じて前へ進みましょう

認定同志の交流も出来たらいいと思います
ご意見ありましたらよろしくお願いいたします

学習場所

認定審査に向け、勉強を行っていますが、家では別の用事が気にかかり集中できないため、最近は近所のマクドナルドでコーヒーを飲みながら2〜3時間程度勉強に行っています。
何人か机に本や電子辞書等を広げて何やら勉強している人もいたりして、なかなか良いなと思っています。
時間帯は平日の午前中は静かですね。
午後になると学生がわいわいとうるさい
土日は家族連れが多くなりそんなことするスペースもなかったりしますが

一日いると、マクドナルドの独特なにおいで気分が悪くなります

それからは、1日3時間以内にするようにしました。

こどもの日

今日は子供の日
そして、深夜明けの日

12名の患者が来院
入院は、肝性脳症、肺気腫イレウスの患者でした。
帰宅者は9名

こんな時間に来なくていいのにと言う患者が数名
救急車で来ても、順番通り、そして帰宅されていく

救急病院は疲弊していくぞ

そして、誰も診てくれなくなるぞ!!

周辺の病院も、設備が整っていないという理由で?ほとんどが診てくれない。
きちんと医師がいるにもかかわらず

何を診てくれるのだろう?

地域での協力も必要ですよね


ところで、うちの子供はアパート中の子どもたちを集めて「夜店」を開いて大騒ぎ
スーパーボールすくいやくじ引き、ボール遊びなど自分たちで準備、運営、片づけをしていた。楽しそうだったよ、親たちはピザを焼いたり、唐揚げを持たしたり、たこ焼きもあったみたい。

つかの間の子供の日  元気に遊ぶのが一番