風邪でのどをやられて声が出ない時の対処法
風邪でのどをやられてしまい声が出ない。そんな時の対処法はどうすればいいでしょうか。いきなり声が出なくなると困りますよね。あまり人前でしゃべる仕事でなければいいですが、会議などで発言をすることが多い人や、それこそプレゼンをしないといけない、という立場の人は困ってしまいます。
では風邪で声が出ないという状況のときは何をすればいいでしょうか?
まず行いたいのはうがいです
のどをやられたということは、のどに風邪の細菌がたくさん繁殖しています。これをできるだけ取り除いてあげましょう。
次に乾燥を防ぎます。
のどの粘膜は常に湿気が必要です。しかし例えばエアコンをつけっぱなしで寝てしまった・・・なんてことがあるとちょっと良くありません。
最後に口呼吸をやめて鼻呼吸
は?と思うかもしれませんが、これは結構重要です。口呼吸をしていると常にのどが乾燥の危機にされされます。鼻呼吸をする意味はいくつかあるのでしょうけど、やはり体内に入ってくる空気をまずは鼻毛でフィルタリングするということでしょう。
そしてのどを乾燥から守る。鼻呼吸を行っていれば、最悪エアコンをつけっぱなしにしても、直接のどを乾燥にさらすことはありませんので、かなりおすすめですよ。
風邪でのどをやられた時の基本的な治し方
風邪でのどをやられるとすごく辛いですよね。痛いし、つばを飲み込むたびにあの痛さを味わないといけないのは、風邪でのどをやられた時の最大の苦痛の一つでしょう。普段何気なく行っているつばを飲み込むという行為があんなにも辛いものになるなんて思っても見ませんでしたね。
となると、1日も早く治したい。これが誰しもが願うことでしょう。ということで、お医者に行って、いやいや、そこまでひどくないから薬局で風邪薬を購入して・・・
これはもっとも治りにくくなる方法だって知ってましたか?
え?でも風邪をひいたら薬を飲むって常識じゃないの?
そう思ったあなた。かなり重症かもしれません。
のどをやられら時に限らず、風邪をひいたということは細菌が体の中に入ってきている状態です。そしてその細菌がかなり暴れまわっているということなんですね。この状態を元に戻すのが風邪が治った状態ですね。元に戻すというのはどういうことかというと、細菌を体の外に排出する、ということです。ここ大事です。
人間の生命活動には3種類あると言われています。消化・吸収・排泄。細菌が活動しない元の状態に戻すというのはこの排泄でしかできません。排泄することがもっとも大事な治し方なのです。
しかし、ここでお医者に処方されたものでもいいですし、薬局で購入したものでもいいので、薬を飲んだとしましょう。薬って実際は細菌をやっつけているわけではありません。薬が行っているのは細菌が活発に活動して起こった体の拒否反応、具体的には発熱だったりのどの痛みだったりを抑えつけているだけなんです。言ってしまえば無理やり熱を下げ、むりやり痛みを痛みと感じさせない状態にしている。これがいわゆる風邪薬が行っていることです。
でも風邪薬を飲むと風邪が治るじゃん!って思ったあなた。体に感謝してください。一時的にそうやって症状を押さえ込んだとしても最終的に風邪の細菌を退治しているのはあなたの体に備わっている免疫力なんです。具体的には白血球。彼らが体内に入り込んだ風邪の細菌をやっつけて、そして体外に排出しない限り風邪というのは治っていないのです。
薬を飲むことで感覚的には治っているように思えても、実は体は戦っているのです。そして風邪をひくたびに、のどが痛くなるたびに薬を飲んでしまうと、そのうち薬を飲まないと風邪の細菌を倒すことができなくなります。要は免疫力が弱まるということです。しかも細菌も進化しますから。そのうち薬に負けない細菌が出てきます。要するに薬が効かなくなるということです。
こうなると悪循環です。さらに強い薬を投与し、一時的には治るのですが、細菌がまた進化し、さらに強い薬・・・後はこの繰り返しです。
のどが痛くなる、熱が出る、下痢をするといった風邪の症状は体外に細菌を排泄するために白血球が活動を行っている証拠なのです。これをとめてしまうのはそれこそ自らを苦しめるだけなんです。
もし本当に風邪を治し、のどの痛みをなくしたいと思ったのであれば、体内の細菌を体外に排出させることに集中しましょう。どうすれば集中できるかはまた書きますね。