自分の位置

おとといは大学のサークルのOB会でした。
はじめは大人数でBBQをして楽しみましたが、その後カフェに移動。
社会人2年目、3年目のフレッシュ2人組と、日本での看護師生活の後今年6月までJICAの青年海外協力隊としてアジアで活動して来た先輩1名と、アフリカで活動してきた先輩1名でキャリア相談会に。

そのときに先輩に言われた一言がここ2日間の私の脳内を占拠しています。
「Keiくんは将来は経営とかシステムの方に行きたいって言ってたね。そのために今苦手な臨床をやっているみたいだけど、私は無理して臨床経験積まなくても良いと思うよ。苦手だと分かっているなら、非常勤で看護師しつつ経営やシステムの大学院に行って、そっちの力付けても良いと思うよ。いつまで臨床するの?いつ切り替えるかが問題ね」と。

聞くところによると、先輩は大学卒業後いくつかの病院で臨床経験5年を経たのちにJICAに応募したそう。そして「今振り返れば、その5年間そんなに大事じゃなかった」と感じている。

そう言われて私は、今任されている院内事業・院外事業を一応説明して、「だから私はこの病院で働く意味がある!」と主張させて頂いたけど、正直先輩の言っていることが図星で、何かモヤモヤ感がありました。

モヤモヤしたまま休日を過ごしていると、過去に(ことしの7月だけど笑)書き残した自分のメモがあった。

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どうしてこの病院に来たか、
大学病院ではなくて市中病院で経験を積む
私は人とのコミニュケーションの間で成長できる

これからの日本の医療や幸せを考えるために

未熟者な私はまずは臨床の現場を学ぶ

臨床の中でもがいて出てきた研究課題を以って、次のキャリアを形成する

行く行くはcareproの川添さんみたいに、自分の頭で日本に何が必要か考えられる人になりたい

自分はチームワークの中で活かせる人材なので、まずは誰とでも高いチームワークを出せる人間になる

そのために人間関係のコンフリクトを経験することは大切

むかついたり腹を立てたりしても最後には素直になるべき。それによって可愛がられる後輩やチームメンバーの1人となる。

以上終わりお休み。
2014年7月22日。
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たぶんこのメモの大事なところって、
「人間関係のコンフリクトを経験する」
っていうところだと思うんだけど、今の私に響いたのは
「臨床の中でもがいて出てきた研究課題を以って、次のキャリアを形成する」という文言。

次のキャリアを見据えた時に、手ぶらでは行かれない気がする。
単発的にキャリアを形成していくのではなく、今のキャリアが次のキャリアに活かされる形で、
私は転職なりステップアップしていきたいと思う。
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実はこの考えは、今の就職先に入職する前に熟考の末に出したものだった。
いつの間にか、忘れてしまっていたよう。

とりあえず思い出せて、少しすっきりした。
ただまだ「研究課題」は見つけれていない気がするけども。
それまで私に出来ることは、もがきながら仕事をすること。
たしかに苦手なことをするのは、とても辛い、辛いんだけどもやらなきゃ次の世界が見えない。
辛くない領域で世界を見れる可能性もあるかもしれないけど、現場にある貴重な問題をとりあげて行きたい気がする。

その分日々の自分を客観視できるように、文字に起こしていこう。
もがきを生産的に、次のキャリアまで効率的に結びつけていく為に。

長くなりましたが、本日はここまで。
また更新します。

KEI