keigo_fujii’s diary

いつも眠い

ダサいって思うことがダサい(場合による)

努力を見せびらかすのはダサいか?俺はダサいと思ってる。これは今まで生きてきて築き上げた自分の価値観の問題で、これが真理だというつもりは毛頭無し。

でもだがしかし、天然で努力を見せびらかす人もいれば、ダサいと思われることを受け入れて、努力を見せびらかしている人も少数派ながら存在しているんだろうなとも思う。

このSNS時代、俺はやっているぞ!というアピールをするのは非常に簡単で、安い承認に酔って、それが生活を侵食して満足しているような様は、否定はしないがなりたくはない。ならずにいようとするのも簡単で、ただひたすらに自分の努力と向き合ってそれを見せないことがカッコいいことだと思い込んで満足していればいいだけの話。

長いこと音楽をやってきたけど、ダサッと思われる事を受け入れて、承認を得ることを冷静にコントロールしながら努力を続けられる人間が結局のところ1番強くて利口だなという風に考えるようになった。そんで強くて利口なやつは別にダサくないからな。

というかそんなに他人のことなんてみんな気にしてないかもな。

そもそもダサいダサくないの尺度で物を考えすぎている俺の自意識とか他人への関わり方が終わってるだけかもな。

だったら別にどうでもいいわい、という結論。

努力に見合った報酬を、なんてハナから得られるはずが無いってのは当然そう。「がんばらなきゃね〜」「がんばってるぜ〜」なんて口に出すことも自分を鼓舞するためにはアリなのでは?なんて思いはじめる。そんなモードにギアを切り替えてみようかな〜なんて思ってみた。もちろんゆっくりと、自意識が折れないようにね。

つらつら言い訳しやがって、何が言いたいのかというと、これからSNSをモリモリやっていくよって話。

ハッピーになれたら

漠然とした“死”や“破滅”などへの憧れがあって、ほんの最近までは、そういうものを心の拠り所として生きていたような気がする。ところが今、環境や様々な外的要因によってその拠り所が消失してしまったように思う。客観的に見ればそれは良いことなのだと思うべきだと言う人もいるのかもしれないが、そんなに人生は単純明解なものではない。生きていこうと想うことが正しいのか素晴らしいのか、などということは誰にも計れない。今、目の前には“生活”があって、何を着て出かけようか、夜はなにを食おうか、洗濯機を回さなきゃならん、などの雑多な思考で頭は精一杯。何年後、何ヶ月後の話なんてもちろん明日の話をすることだって本当はしんどい。みんなはうまくやれているか?ギリギリの暮らしの中でも美しいものは見られた?生きていて良かったと、思ったことがある?世界と自分、心と体が酷く乖離しているような感覚に襲われることがよくある。そして俺は確かに昔とは変わってしまっている。20代前半の頃はミヒャエル・ハネケラース・フォン・トリアーなど暗くて重いテーマを撮る監督の映画作品を好んで観ていたのだが、今は頭を空っぽにして見られるコメディードラマやアニメばかりを視聴している。フィクションの世界くらいハッピーなやつがいい。最近観て良かった映画は「若おかみは小学生!」です。よろしくお願いします。

f:id:keigo_fujii:20190505212738j:image

生まれた季節が大好きで

4月の初めに風邪をひいてしまった。季節の変わり目に風邪をひくなんてかなりベタで嫌になる。幸い近くの日程にライブはなくて安心。一生風邪をひかない方法はないものか。やっぱR1ヨーグルトとやらがいいのか?ヨーグルトメーカーを購入してR1の菌をどうこうしてみたいなことをすればいいのか?何にも分からん。とにかく風邪をひくとマジで最悪な気分になるので、みんなうがい手洗いをしっかりしようね。

しばらくブログの更新をサボっていたのだが1、2月は新譜のレコーディングに必死で、あんまり記憶がない。3月には友人が亡くなり、さらに続けて身内に不幸があった。何だかんだでバタバタしていてあんまり記憶がない。深く悲しんでいても、生活に背中を押されてなんとか保っている日々だ。あっという間に桜は満開、そして儚く散っていく。儚いものは美しいなんて、なんか狡いよね?儚くなくても美しいものってありますか?そう考えるとむしろ万物全てが儚いような気もしてくる。

5月から元号が“令和”に変わるらしい。綺麗な響きだし、なんだかとてもしっくりくるな。せっかくだから新元号に浮かれてみよう。浮かれられる機会があれば浮かれてみればいい。悲しいことなんて必ずやってくる。やがて来る避けられない大きな悲しみに備えて、楽しめるときに楽しんでおかなきゃね。俺からのライフハックです。鼻水が止まんねぇのもかなりの悲しみだな、しかし。

ねんまつ

朝も夜も寒すぎる。 加熱タバコを吸った水蒸気を吐きだした後も白い息は無限に続く。バイトに行く途中の道にある少し有名な和菓子屋には朝から50mほどの行列が出来ていて、クソ寒いのに御苦労だなと顔を歪ませてしまう。 ダイソーで買った手袋の糸のほつれを引っ張って千切りながら、あー今日は大晦日?と思いだした。忘年会やらなんやら、年末“らしい”事を今年は一度もしなかった。1月から始まるレコーディングに向けての作業に追われ、労働作業睡眠のサイクルをしばらく繰り返していてかなり精神的に不健康だったのだが、明日からは何日か休みをとり実家のある静岡に帰省する。年を跨いだぐらいで僕らは変わらないし変われない。 それでも特別な日なので美味しいもの食べたりダラダラと寝続けるのも素敵な事だね。 みんなが来年も良い一年が過ごせるように願っているよ。
「白鳥の下で」の活動として今年は21本のライブを行い、シングル2作のリリースと3作のミュージックビデオを公開しました。今年僕らのことを知って下さった方も多いだろうと思います。 2019年も精力的に活動していきますので応援よろしくお願いします。

死にたくなっちゃったりして

1日が終わるごとに“死”は、絶対的な“お終い”は確実に近づいているってのにどうしたって布団からは動けず、1日を雑に消費してしまったりして、今日もヘラヘラしている。アルコールでバカになった頭で「評価が欲しい」だの「時間が足りない」だのしょうもないことばっか言ってるのもしょうがないこと。生存戦略。こんな不健康そうな自己肯定の仕方を覚えた、本当にそれでいいのかはよく分からん。メンヘラでもいいじゃん、馬鹿でもブスでも貧困でもいいじゃんな。他人に頼らない自己肯定だってきっとできるようになるよ、俺もなるべくがんばるからさ。夏が終わりますよ〜!ってギャグみたいな夕立に、全然感傷的にならず。心が動かされりゃ偉いんか、フラットなままではダメか?旅なんかしなくていい、リスクなんかぶん投げちゃっていいんだよ。哲学ごっこしたって無駄、俺も君も人生の傍観者じゃなくて当事者だもんな。型にハマってるやつはいつだってダサいんだよ。かっこよく生きような、まあダサくてもいいんだけど。健やかに生きて死のう。終わり良ければすべてよ死。

ライブハウスって怖いね!?(怖くないですよ)

「ライブハウスって行ったことないし、怖いんですけど!?」バンドに関係の無い友達に「ライブ遊びに来てよ」なんて言うとよくこんな事を言われる。
「モヒカンで肩パットの怖い兄ちゃんにビール瓶や生卵をぶん投げられたり、違法な薬物が蔓延しているのでは!?」
いや、そんな奴は居ないし全然怖くないんですよ、俺もそんなところには行きたくないし。


俺たちの拠点は下北沢のライブハウスなんだけど、わりと清潔感のある綺麗なところが多いです。お客さんも20代前半くらいのめちゃめちゃ普通の子ばっかりで、一度来たら怖いイメージは払拭されると思うな。受付スタッフも普通の大学生っぽい子とかがやってたりするよ。


‪正直俺たちのバンドは集客もまばらで、ライブハウスが半分埋まってないことも多いようなまだまだのバンドです。でも、だからこそ今は観に来てくれた一人一人のお客さんとコミュニケーションを取ることができます。演奏終了後の物販には必ず誰かメンバーがいるし、俺もフロアをフラフラしてることが多いので話しかけてもらうことは全然大歓迎です(マジで怖くないから俺は)。直接声をかけていただけると俺たちは本当に嬉しいし、励みになります。もちろんライブを観てそのまま帰っちゃうのも全然オッケーだけどね(俺は自分がお客さんとしてライブに行くときはそうする事の方が多いかも)。‬


‪後はチケットの取り置きシステム、よくわかんない人も多いんじゃないかな。‬
https://www.shellbys.com/entry/torioki
‪(取り置きシステムについて解説しているブログの記事を見つけたので貼っておきます。)‬
SNSでDMを送ったりHPからメールしたりすることは、ちょっと緊張するよね。偽名でメールしてくれてもなんでも良いし、当日急に予定が入ったり、心が無理になっちゃって来れなくなっても全然大丈夫だからさ。‬


‪あなたとライブハウスで出会える日を待ってるよ。(新しいMVも観てね)

白鳥の下で『blind flower』MUSIC VIDEO - YouTube

 

 

暑すぎてやばくないか?と、school girl typhoonについて

この夏は暑い、アツスギテヤバネコ。こんな気温じゃあ気もおかしくなっちまう。
「平成最後の夏だ」なんて言葉が流行している。くだらねー、同じ夏なんて二度と来ないじゃんか。
なんて悪態をついたりしながら、なんだかんだ平成に生まれて平成を過ごしてきた俺たちは、
どうしたって少し感傷的になってしまうね。頭が上手く回らない、言葉を丁寧に紡げない、
優しくしたいのに誰かを傷つけてしまったり、夏のせいにして逃げ回ってもいいのかな。
『school girl typhoon』という曲はたしか去年の今頃に書いた。

白鳥の下で『school girl typhoon』MUSIC VIDEO - YouTube
大人になったら、綺麗なものより汚いもの方が多く見えた。楽しい事より辛い事の方が多く感じた。
理想は理想で形を変えずに腐っていって、頑張っても報われないなんて当たり前で、
助けてくれなんて思っても誰にも伝わらなくて、それでも楽しい事を選びに行こうって俺は選んだから、
こういう歌を歌いたかった。”晴れの日に泣いてしまうなら、こんな雨の日には笑えるかもな”
きっといつか心の底から笑える日が来たらいいのにねっていう祈りです。

新しい楽曲のレコーディングが終わりました。もうすぐ公開できると思うので楽しみにしていて欲しいです。