☆3
映画「シンデレラ」(2021年)は、Amazonオリジナルのミュージカルファンタジー映画で、伝統的なシンデレラの物語に現代的な要素を取り入れた作品です。
あらすじ
エラ(カミラ・カベロ)は、町の外れに住む野心的で夢見がちな若い女性です。彼女は「ドレス・バイ・エラ」という自分のファッションブランドを立ち上げ、デザイナーとして成功することを夢見ています。しかし、エラの生活は継母ヴィヴィアン(イディナ・メンゼル)と義姉たちに支配されており、夢を追うことが難しい状況です。
一方、王国では王子ロバート(ニコラス・ガリツィン)が次期国王としての責任を果たすことに葛藤しています。彼は父である国王ローワン(ピアース・ブロスナン)からの期待と、自分の心の声との間で揺れ動いています。
エラの生活が変わるのは、王家が開く豪華な舞踏会の招待状を受け取ったときです。彼女はこの舞踏会を、自分のデザインを披露し、夢を叶える絶好の機会と捉えます。しかし、継母に邪魔され、舞踏会に参加することができません。
その時、エラの前にファビュラス・ゴッドマザー(ビリー・ポーター)が現れ、魔法の力で彼女を美しいドレスとガラスの靴で変身させます。エラは舞踏会に参加し、王子ロバートと出会い、二人は瞬く間に惹かれ合います。しかし、魔法は夜中の12時までしか持続せず、エラは急いで舞踏会を後にします。その際にガラスの靴を一足落としてしまいます。
エラの正体を突き止めるために王子は王国中を巡り、ガラスの靴の持ち主を探し出します。そしてついにエラと再会し、彼女の夢を応援することを誓います。
映画は、エラが自分の夢を実現し、王子と共に新しい未来を築いていく姿を描いています。伝統的なシンデレラの物語に加え、現代的なメッセージや男女平等のテーマが盛り込まれた感動的な作品です。
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感想
ミュージカル映画が好きなので、今回の作品をとても楽しみにしていました。差別的な内容が現代風に改変されていて、なるほどと思う場面が多かったです。
シンデレラ役の女優さんがとても可愛かったですね。特に王子様にお姫様抱っこされて
「下ろして、自分で歩いたほうが早い」
と言うシーンでは思わず笑ってしまいました。確かにその通りだなと笑。
また、妹が国王になり、国民の前で話すシーンもかっこよかったです。
妹の髪型もとても可愛くて、きりっぱなしショートが印象的でした。
この映画は、従来の守られている女性像ではなく
、かっこいい女性が描かれていました。
男女平等が強く表現されている点も素晴らしいと思います。