学歴云々のやつ

今回書きたいのは「学歴云々についてです。

 

この記事がどの年齢層に読まれるのかわかりませんが、最初に結論を書いておきます。

大学受験する場合は、できるだけ上位大学を目指して下さい。

 

さて、これから説明していきましょう。

皆さんは大学を卒業しましたか?出ていない方もいると思いますので、簡単に大学のシステムについて説明します。

 

大体の大学では通常2年の半期には必修の単位を取り終えます。(落としてしまうと話は別ですが...)

では2年の半期までという期間は一体どのくらいの時間なのでしょうか?

 

一部例外はありますが大体の大学が1コマ90分です。

これが半期に15コマあります。そして2年の半期までなので、15×3=45コマとなります。

ということは90×45=4,050分で67.5時間です。

どの学部も大体67.5時間(約3日間)で専攻している学部の必修は取れます。

 

自分は経済学部なので経済学の例でお話します。

 

経済学はミクロ経済学マクロ経済学という風に2つの学問分野に分けられます。必修ではこの二つを学ぶことになるのですが、先ほど算出した67.5時間というのは1つの学問分野を修了するために必要な時間となります。

 

経済学になじみのない方も見ていらっしゃると思いますので、ミクロ経済学で使われる標準のテキストというのがどれも300ページは超えます。ページ数が少ないテキストの場合、数学的知識が必要になります。数学を避けるような教科書の場合ページ数が膨大になります。

 

どうでしょう?とても67.5時間で終わるような内容ではありません。

 

では、どうするのか?

 

大学ではその学問分野を各テーマを支障が出ない程度に端折ります。

それで何とか67.5時間に間に合わせます。

 

つまり、大学の講義だけで満足しているような大学生活だと全然身についたとは言えないのです。

 

だいぶそれましたが、本題に戻ります。

 

なぜ上の大学を目指した方がよいのか。

それは先ほどもチラッとかきましたが、経済学には数学を使います。

 

なので、数学の知識がないような学生が多く集まる大学では、その分直観で理解できるような講義にしなければいけないので、また説明に時間を割くことになります。

 

よく話す教授曰く微積分が使える講義はとても楽らしいです。

 

このように予備知識がある程度ある学生が集まる大学だと講義の進行ペース、毎回の講義の内容が深くなります。

 

上位の大学を目指すことはこういう意図があります。

しかし、下位の大学でも講義で満足せず、1冊のテキストを必修の期間中に終わらせることができれば、問題ないでしょう。

 

わからないことがあれば、すぐにアポを取って研究室に質問しに行くこともできます。

 

なので、受験生の方はより高みを目指してください。