心が動く瞬間
私は仕事を辞めた。
勤めてたとこは自動車ディーラーで、今は急成長をしていっている企業。
何とか3年は続けたいと思って入ったのだが2年弱で辞めてしまった。
そして今は就活をさせてもらっている。
昨年12月に辞めて一ヶ月位で応募をしてみた所に内定を頂けたのだが、何社か受けてみようと思って受けた所だったため、自分から辞退させて頂くことに。
その後も大変ありがたいことに受ける所はほとんど内定をもらっていたのだが、中々自分の腹が決まらず今に至っている。
今、日本にはうつ病患者が何百万人といると言われる中、働いてる時は自分もその一歩手前位まで来ていた…
実際になっていなかった為、今こうして就活をさせてもらっているのは本当にありがたい事だと思っている。
就活を半年ほどさせてもらって感じた事や、辞めた経緯などを紹介させて頂きたい。
自分は専門学校からディーラーに入ったため、就活は学校の擁護の下にやっていたので、自分を売る就活はこれが初めてだった。
元々面接などは得意な方だったみたいで、面接官の方にも好印象を持って頂けることが多く、それが結果にも繋がっていた。
今でこそ働いていた時とは考え方を変えて、前向きに出来ているから結果も付いてくるのだが、働いているときはずーっとネガティブな事ばかり考えてクヨクヨしていた。
自分が心動かされた時の出来事を紹介したいと思う。
会社を辞める間際、自分は親友に相談をしていた…そのやり取りの中の話…
自分が悩んで、ネガティブになっている時、先輩はどんな人か年齢やら何やら色々教えろと聞いてきた
先輩のプロフ
年齢33歳 一人暮らし
高校の頃は早慶などから推薦が来ていたが家庭が借金を抱えていたため職業訓練学校へ
職訓を首席で卒業後、ディーラーへ入りずっとこの仕事をしている
若い頃はホストもやっていた
飲み仲間なども多く人妻から言い寄られることも多い
お店の中でも一番売り上げを上げている
見栄えと声の小ささから怖がられる事も多いみたいだが、人格者のため会社内などでも色んな人の相談を受けたりなんかもしてた
自分はこんな先輩に教わっていたため最初でこそ誇りに思っていたが、それが続けていく内に…
なんで自分はこんな出来ないんだ、なんで先輩みたいにならないだ、俺なんて必要ないじゃないか…
と思うようになり自分で自分を追い詰めていた
そんな中、親友はプロフを見て…
お前その先輩が言ってること全部鵜呑みにしてんのか
人妻に言い寄られてるから自分はモテます!だから自分が結婚しないのはモテないからじゃないんだよ!ってのが33歳独身の言い訳だって考えてみろ
どう思うよ
しかも家が借金まみれで奨学金が借りれなくても新聞配達だってあるだろ
いくらだって方法なんてあるんだよ
早慶行けたけど家庭の事情でって言う学歴コンプレックスの超典型型
仮にその人の言う事が全て本当だとしよう
ホストで別の世界も見ただろうに
早慶行けるレベルがありながら無職どもが受ける職業訓練学校なんぞに行きその世界に入り、さぞ不本意だっただろう
そして、その中でも優秀な成績を治めていたら
成功する人間はどう考えると思う?
自分「こんなところにいる場合じゃない」
そう。やっぱり自分の実力はこんなもんじゃない。もっと上に挑戦しようと思うんだ
お前を含め先輩も会社で良い待遇を受けているとは言えないだろ
それで満足している人間がさっきのが真実な訳がないだろ
そうやってどうせバレないし後輩に自分スゲーだろアピールして自分の愉悦を味わっている程度の人間なのがなぜ分からない
馬鹿かお前!以上!
先輩に、仕事に対して大きなコンプレックスを抱いていた時や、どうせ自分なんて……と考えていた時、この親友の言葉で自分は前を向いて歩けた。
仮に何も相談せず、コンプレックスを抱いたまま辞めていたら、まだずーっと考えていたり、前の事を思い出してはウジウジしていたんじゃないかと思う。
親友のおかげで、過去の事を思い返してもいい経験だったと思うようになり、次同じようにならないようにするためには、どうすればいいのかと考えるようになった。
学校の擁護の下の就活…
本当に自分がやりたいことは何なのかと向き合わず、ただただ受かるところに行って仕事をしていた。
そうならないために、本当に自分が情熱をもって仕事に打ち込めるところを探して行きたいと思っている。
親には妥協しろだの、早く仕事をしろとよく言われるが時間はかかっても頑張って探したいと思っている。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
ここから何か感じて頂けると幸いです。
折角の人生なので楽しく生きたいと思っています!