ポイントカードを押し付ける店員に腹が立ってしまった話
ぼくはポイントカードを持たない。これはずっとこだわっていて、「ポイントカードつくりますか?」と何度聞かれようと断ってきた。ポイントカードを作ったほうが得とかはどうでもよくて、まず物理的にカードを持つこと自体が嫌なのである。財布もスッキリしていたほうが、お金も喜ぶ。ぼくの考えではポイントカードは人生において損か得かで考えても、損である。説明すると長くなるが、お金の問題ではない。
「ポイント○倍デー」とかに一喜一憂するのも嫌だし、レジでカード出す時間も嫌だからだ。ポイントが貯まるからという理由で今日ほしいものをポイント何倍の日まで待つとか、もうとにかくポイントに左右されるのが本当に嫌なのだ。世の中ポイントポイントって増えすぎてる。いろんな支払いサービスが増えてきたけど、もうどうでもいいのだ。「ポイントカードつくりますか?」ともういい加減聞かないでほしいと思っていた。
レジでの「ポイントカードはございますか?」に対して「ないです」と言うと「つくりますか?」と聞かれるので、ぼくは「ポイントカードございますか?」に対して、はじめから「大丈夫です」と言うようにしていた。
うん、この日本人特有の「大丈夫です」という表現。もういいからこれ以上聞かないでください、ということを伝えることができる。自分の中で最近これだ、と見つかった答えである。申し訳ないが、このときだけは少しだけ愛想わるくする。この「大丈夫です」によってたいていの店員はそれ以上突っ込んでこない。
と、思っていたし、今日まではそれで通用していた。しかし、本日それが通じず、ぼくの返答ミスでポイントカードをつくることになってしまったのである。
某薬局でのことだ。
ぼくはいつものようにレジで2000円分くらいの買い物をして、支払っていると、いつものように「レディのカードか楽天ポイントカードはございますか?」と聞かれた。(某薬局と書いた意味なくなったけどまあいい)
ぼく「大丈夫です」
店員「本日7倍デーで、無料でお作りできますが」
ぼく「あ、大丈夫です」
店員「よろしいですか?」
ぼく「あ、はい、また今度にします、、ありがとうございます」
この最後の言葉をはっきりと「作りません」と伝えることができなかったのがいけなかった。「今日はいいです」「今度にします」という言葉も、ぼくが「大丈夫です」の次に用意していたカードだったのだが。
この店員さん、「今日7倍だし無料だから絶対作ったほうが得だよ。作らない理由ないよね。」という姿勢がとても不快だった。(悪気がないのはもちろんわかる)
ぼくの最後の「また今度にします」が弱々しかったのと、おそらく店員の「もちろんつくるよね」姿勢で、なにを勘違いしたのかポイントカードをつくるための記入用紙を差し出してきたのである。
ぼくは一瞬「え?」という顔をしたのだが、店員女性のあまりにも慣れた手つきと笑顔に押されて、渋々個人情報を記入してしまったのである。さらに、このときレジに並んでる人をかなり待たせてしまった。これもぼくがポイントカードつくらない理由でもあったのに。必要ないカードをつくるために、不要な作業をして、さらに他人にも少し迷惑をかけたことで、なんかすごく気分がわるくなってしまった。
ああ、。
まあ、いっか。たぶんこのカードを持ち歩くこともなければ、今後差し出すこともない。また「ポイントカードございますか?」とぼくは闘うことになるのだ。
久しぶりのブログがこんなどうでもいい話になってしまって申し訳ないが(誰に対してかはわからない)、このポイントカードつくらないこだわりに共感してくれる方がいれば仲良くなれそうだ。
先日のM-1グランプリのかまいたちのネタを思い出した。あれおもしろかったなー
逆にもうどんなお店でも「はい、つくります!」とさっさとポイントカードを作ってしまったほうがいいのかもしれない。
ブログを書き続けること。旅すること。
日記とかブログを続けるのってむずかしいですね。けど、やっぱり自分にとって言葉にしておくこと、って重要な気がするのです。
ただただ自分のために書くブログっていうのが必要だなあと。今では広告収入のためにアクセスを集めるために書いたり、自分のブランディングのために書いたりしてるブログが多いけど、やっぱり「ただのブログ」っていうのが健全で、いちばん役に立つんだと改めて思っています。
ただそのときに感じたこと、思ったことを素直に言葉にしていることが大事。過去に書いたことを読み返すと、あーこのときはこんなこと感じてたのかー子どもだなーとか、自分の成長も感じられる。あのときの考えはやっぱり間違ってないよなーなんてことも思ったり。
まあ、とにかく自分のために書くことって大事だと改めて思ったのです。人が幸せを感じるのって、いちばんは自己の成長だと思ってます。新しい体験したり、知らないことを知ること、そういったものを改めて客観的に記録しておく手段としてブログは最適で。別に人に読まれる必要はそんなになくて。気の合う友だちだけ時々気にしてくれたら他に読まれなくても全然よくて。
あと、旅すること。やっぱりひとりで旅する時間って必要で。人って基本はひとりです。家族ができようが、立派な会社に入ろうが、基本はひとりだと思うのです。誰かのためとか、どう思われたいとか考えて何かを選択するってやっぱりおかしいと思ってて。その当たり前を当たり前だとちゃんと自分で納得するために旅します。無理矢理でもその時間は作るべきという価値観でいます。
今ではそんなひとり旅すらインスタ映えという言葉が象徴するように、どう見られたいかという承認欲求を満たすためにする人もいる。けど、ただ行きたいなと直感的に思ったところへ行って偶然を楽しむ。計画しない旅。そんな旅の仕方がいい。
なんかなんでもある程度情報は手に入ってしまって、観光スポットなんかも行かなくても行った気になれてしまう。そんな世の中で価値があるのって、やっぱり偶然見つけた場所とか出会いなんだと思ってます。
ブログを書くことと旅をすることは、たぶんこの先の人生も楽しむために続けるんだろうなあと思います。
ときどき読んでくれている人がどのくらいいるのかわかりませんが、これからも適当に続けていきます。読んだ本のこととか旅のこと、ためになったこと、などなど雑多に記せていければと思います。
ではでは。
たのしかった、うれしかった、おもしろかったをやめる。
できるだけ形容詞を使わないようにする。
文章を書くようになってからの課題である。
すごく寒いときに、「すごく寒い」を使わずに寒さを伝える。
手がぶるぶる震えてた。とか、温度計は-1度だった。とか、具体的な、視覚的なことを覚えておくといいらしい。
感想を言うって難しいですね。
たのしかった、うれしかった、おもしろかったなどを使わずに。
呼吸を変えたら、人生変わるかもしれない。
最近、取り入れた習慣があります。
それは、「鼻呼吸」です。
呼吸を減らすことを意識して生活しています。
というのも、この本読みまして。
人生が変わる最高の呼吸法
かなり目からうろこだったので、ぜひ一読してみてください。
読みながら実践して、3~4時間くらいかけてじっくり読みました。
まず、「深呼吸は体に悪い!」という帯のように、呼吸に関する常識を覆されました。
そして、少しですが実践してみて効果あります。
人って、食べなくても数週間は生きられる。
けど、呼吸しなかったら、数分も生きられない。
食べるもの、飲むものには健康のために気をつかったりするのに、「呼吸」についてあまりに無頓着ではないか?というのは確かに思います。
食べる量に気をつかうのと同じように、もしくはそれ以上に、呼吸の量も意識してみるべきだということに気付きました。
たいていの人は呼吸過多
この本で、繰り返し言われているのが、「たいていの人は呼吸過多」ということです。
必要な呼吸の2~3倍は、呼吸してしまっているということ。
「酸素をたくさん取り入れるのはいいこと」だって、なんかとくに深く考えず20年以上生きてきたけど、実はこの呼吸の常識は間違っているということを論理的にわかりやすく説明してくれました。
はじめにも言ったように、「呼吸を減らすこと」を意識して生活しています。
具体的には、
・常に鼻呼吸を意識すること。
・ときどき呼吸を止めること。
・睡眠時に口にテープを張ること。(慣れるまで)
など、を意識しています。
本の中には、いろんなトレーニングが紹介されているのですが、これらを意識するだけでもかなり変わってきそうです。
習慣を見直すこと
改めて習慣を見直しています。
とくに「朝の習慣」です。
やっぱり早起きして、少しランニングや読書、瞑想などすると落ち着いて一日をスタートできます。
この本の中では、瞑想についても書かれていますが、
集中力を高めたり、パフォーマンスをアップさせるために、
忙しいときこそ、ゆっくりとした時間をつくることが大事だなと実感しております。
こうしてブログを書くのもそう。
一度にたくさんの習慣をつくろうとして続かないことが多かったのですが、「呼吸を変える」というのを、もう数週間・数か月意識してみようと思います。
「書き出し小説」が面白い。
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
川端康成の小説「雪国」を読んでないぼくでも知っている冒頭の一文。小説ちゃんと知らなくても、書き出しは知られているってすごいですね。さすが名作。
書き出しは一瞬にして読者の心を掴み、鮮烈なイメージを呼び起こす。
けど、もちろん書き出しには続きがある。
なかなか続きを読むことが苦手だった僕には、「書き出し小説」ってすごく画期的でおもしろいです。
書き出し小説とは
再びおすすめの本の紹介です。
最近はあまり長い文章を読む時間がとれずにおります。
というわけで、こんな本をスキマ時間に読んで楽しんでます。
書き出し小説とは、文字通り「書き出し」のみによって成立した文学形式であります。
作者は自分の考えたオリジナル小説の冒頭だけを書き記し、読者はそこから自分なりの続きを想像する。というもの。
「書き出し小説」がおもしろい
さすが本にしてまとめてあるだけあって、この書き出し小説すごいおもしろいです。秀一なものばかりです。
一文だけで、情景や登場人物の性格などが伝わってきます。
自由部門、規定部門に分かれていて、
規定部門には、「失恋」「妹」「雨」「無職」「ボーイズラブ」、、などさまざまなテーマで書き出し小説が書かれています。
・エレベーターに挟まれたまま3日が過ぎた。賢く、ユーモアに溢れた人間でありたい。それしか頭になかった。
・美大のヌードモデルとして、父はネクタイを外した。
・その村では卑猥な形の野菜しか実らなかったという。
・友人がそろばん教室に通っていた頃、私はビームを出す練習ばかりしていた。
まあ、とにかくこんな感じでたくさんの書き出しが並んでいます。
いつか小説みたいなの書きたいなーとは思いつつも、なかなか書き出せないので参考にさせていただいて、楽しんでます。
カキフライが無いなら来なかった
だいぶ前に買った本だけど、何度も読み返してしまう本。
まさかジープで来るとは
も最近Amazonでぽちっとしてしまった。
又吉×せきしろの自由律俳句集です。
※自由律俳句とは、五七五などの決まりのない文字通り「自由」な俳句です。
たとえば
・まだ何かに選ばれることを期待している
・手を振るには早すぎた
・数ある中でラッセンの絵か
・俺も酔ってここに座る日がくるとは
などなど、、
なんとも言えないけど、あるあるのような、くすっと笑ってしまうような形式のない俳句がたくさん詰まってます。
ずっと読んでしまいます。
なんか飽きません。
鞄に忍ばせておくのにおすすめです。
自由律俳句、ときどき頭の中で考えてしまうのですが、言葉を使うトレーニングにもなります。
まさか隣に座るとは
今日は黒猫がいない
自己紹介の番が近づいてくる
なんとなく伝わるような、共通の体験がなければよくわからないような..
この前、編集の講座で13文字のトピックを作るワークショップをしたのだけど、それに近い感じもする。
よくヤフーのトピックにあるようなタイトルを考えるというものでした。
(ちなみに今日のヤフーニュース)
あれはたった13文字でしっかりと情報を入れて「クリックしたい」(続きが読みたい)と思わせる文章です。
自由律俳句も同じように、どんな背景だったのか?って知りたくなるものもたくさんあります。
本の中では、背景が説明されているものもあって面白いです。
最近、本読んでないなー、読む時間ないなーといった方にもサクッと隙間時間に読めるのでおすすめです。
「書けない」が「書くこと」の第一歩だから、とりあえず書いてみることだ。
ここ1~2年、(もしかしたらもっと)
「どうしたら文章がうまくなるだろう」
「伝わる文章術が知りたい」
など、ずっと考えてきた気がします。
ふと、本棚を見ると文章術の本がたくさんそろっています。
ブログを書いている人は、アフィリエイトで稼ぎたい、「エモい」文章が書きたい、小説が書きたい、、などなど思うことがあると思います。
ぼくは、ずっと「自分は文章が下手だ」「思うように書けない」と思っていて、昔から国語がとても苦手でした。
なんとかこうしてブログ記事を書いたり、ライターの仕事を受けたりしていますが、今もその気持ちは変わっていません。
読書感想文はとくに苦手で、いつもいろんなところからのコピペを組み合わせて文章を作っていたし、いつも「正解」ばかりを探してしまい、気持ちやじぶんの考えをうまく言葉にすることが苦手でした。
今でも、いつも違和感や恥じらいを感じながら書いています。
文章って、書き手のふだん隠している思いなどが、自然とあらわれてしまいます。だからこそ、「書けない」が起こるのではないかと思います。文章を書くときに、つい気取ってしまったり、うまく書こうとしてしまうのは、きっと自分の内側を隠そうとしているから。この文章だってそうかもしれない。
だけど、誰かに「伝わる」文章というのは、そういった恥じらいなどを超えたときに(もしくは意識しなくなったとき)書けるんじゃないかと思います。
というわけで、いま「書けない」で困っています。だから、だらだらこうしてとりあえず文章を書いてみています。
今日もがんばろう。
【上海2日目】上海から蘇州へ行ってみた。
2日目は、朝から蘇州へきました。
中国語では苏州市(suzhou)です。
上海から蘇州まで
上海から蘇州までは、新幹線で30分程度。
チケットの値段は40元(約650円)でした。
ただ、めちゃくちゃ人が多く、チケットの買い方もよくわかってなくて、チケットを買うまでにかなり時間かかりました。。
あと、中国はやたらと検問が多く、大きな駅の改札はだいたい混雑してます。
ただバスが1時間くらい走っても1元だったり、交通費は安いです。
蘇州の山塘街に行きました
蘇州の山塘街という場所へ行きました。
↑昼間はこんな感じで、
夜はこんな感じになります。↓
3〜4時間滞在しましたが、途中疲れてカフェでブログ書いたり、帰ってからの仕事の準備したりしました。
Latte 拿铁(na tie)、30元(480円くらい)
山塘街はおもしろい路地やカフェがたくさん
のんびりし過ぎてあまり回れなかったんですが、山塘街たくさんお店がありました。
中国っぽい路地もたのしめます。
ここがよかったので、ノート買いました。
3日間上海で宿予約してたんですが、この日は急遽、Airbnbで蘇州の宿に泊まりました。