長期的健康への投資:矯正治療の価値

正治療は高いのか?

みなさんが持つ一般的な矯正のイメージは『とにかく値段が高い』ではないでしょうか?

正治療の費用は、使用する装置や治療の複雑さによって大きく異なります。一般的に矯正治療は高額と思われがちですが、治療によって得られる恩恵を考慮すると、そのコストも納得がいくものとなります。特に、予防歯科の観点から矯正治療を視野に入れることは、長期的な口内健康を維持する上でとても重要になるでしょう。

実際にかかった費用

私の息子が実際に矯正をしているので、その時にかかった矯正治療の費用を紹介します。

  • 「前期」と「後期」で合わせて約“80万”
  • 前期は1回の通院に3,000円
  • 後期は1回の通院に5,000円

通院は毎月のようにあるので、年間にすると“数万円”はかかります。

このように、矯正治療は総額で「100万円」を軽く越える事は覚悟した方がいいです。

『ちょっと様子を見るだけなのに“5,000円”キッチリ請求しやがってこんちくしょう!!!さらに、予約してるのに1時間も待合い室で待たせておいて、いざ治療となったら10分で終わりだと?なめとんのか!?』

ちなみに私の息子の場合は、従来のワイヤーを使った矯正装置(マルチブラケット)の治療法です。

インビザラインとマルチブラケット

インビザラインは透明なマウスピースを使用することで、目立たずに歯並びを矯正できる治療方法です。これに対し、従来のマルチブラケット矯正は、ブラケットとワイヤーを使って歯を動かす方式です。インビザラインは取り外しが可能で日常生活における違和感が少なく、清潔に保つことも容易です。一方、マルチブラケットは治療効果が高く、複雑な歯の移動も可能ですが、見た目のインパクトやブラケットによる口内の不快感がデメリットとして挙げられます。

インビザラインは世界トップシェアであり、多くの矯正需要に応えているマウスピース矯正のパイオニアです。

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メリットは??

もちろん矯正治療は高いだけではなく、それに見合ったメリットがあるからやる人がたくさんいるのです。

正治療には、見た目の改善はもちろんの事、口内環境の健康維持に寄与する多くのメリットがあります。歯並びが整うことで、清掃がしやすくなり虫歯や歯周病のリスクを減少させることができます。また、噛み合わせの改善は、顎関節症の予防や改善にも繋がります。さらに、正しい噛み合わせは消化吸収を助け、全身の健康にも影響を与えるため、矯正は予防歯科の一環としても非常に価値のある治療だと言えます。

虫歯や歯周病のリスクを減少させることで、将来の治療費は大きく変わってきます。

インプラントとの比較

例えばインプラントにする場合は、歯科医院によって異なりますだいたい“1本”あたり「30万円」くらいが相場です。

なので、仮にインプラントを“4本”入れたらそれだけで「100万円」以上はかかってしまいます。(高いですね~...)

インプラントは即効性と機能回復に優れていますが、費用と手術のリスクが大きいです。矯正治療は時間はかかるものの、自分の歯を活用して口内環境を整えるため、より自然な咬合を目指せるという点で優れています。

結局どっちがいいのか?

正治療は確かに高額です。ただ、歯並びが悪いと将来虫歯になるリスクも高く、虫歯になってインプラントを入れなければならなくなった場合、本数によっては矯正治療よりも断然高額になる場合もあります。

  • 始めに矯正で高額なお金を出すか?
  • 後で虫歯などの治療費に対して高額なお金を出すか?

まとめ

正治療は、単に歯並びを整えるだけでなく、口内の健康を総合的に改善する効果があります。見た目の美しさだけでなく、長期的に健康を保つための重要な選択となり得るため、多くのケースで推奨されます。特に、早期に治療を行うことで、治療期間や総コストを削減することも可能です。是非、専門の矯正歯科医と相談して、個々の状況に合った治療計画を立てることをお勧めします。

 

歯科技工士はオススメの職業なのか?デジタル化が変える歯科技工士の未来

どうも、歯科技工士の『KEI 』です。

突然ですが、先日なんと息子が『将来はパパと一緒に働きたい』と言っきてきました。

父としては涙ながらに嬉しい限りですが、歯科技工士になる事を『あまりオススメしたくはないな』というのが正直な気持ちでした。

歯科技工士の職場環境

歯科技工士の離職率は“かなり高く”、専門学校で一緒だった友人たちもほとんどが辞めてしまっているのが現状です。

私自身も働きはじめての10年間は、「歯科医師の奴隷」としてつらい日々を過ごしてきました...。

そんな技工士の世界に我が子を招き入れたいとは到底思えないのが正直なところです。

歯科技工士の未来を切り拓くデジタル化の波

ただ、歯科の世界も昔と違って、働き方がかなり変わってきているのも事実だ。

最近は特にデジタル化が進んでいるのを肌で感じるし、私の現在の仕事もほぼPCと向き合う時間しかなくなっている程だ。加工するのはミリングマシンが自動的に削り出してくれるし、ここ数年は“自分の手”で技工物を作ることがなくなってきてしまっている。

これがいいか悪いかは個人の判断だが、“もの作り”が好きで始めた歯科技工士の仕事だったが、効率がよく残業も少ない今のデジタル化の働き方の方が“100万倍いい”と感じている。

そう考えると、昔のように“歯科医師の奴隷”として徹夜で働き続ける事もなくなり、歯科技工士の職場環境も改善されてくる未来は近いのかもしれない。なので、あながち歯科技工士の未来は明るいのかもしれない。

もちろんそこで勝ち抜いていくにはシッカリ勉強して新しい技術に柔軟に取り組む事が不可欠になるが、歯科技工士の数が減りつづけている今の状況をチャンスととらえて挑戦してみるのも1つの手かもしれない。

歯科技工士は結局オススメ?

職人のように自分の手で歯を作る時代は終わり、PCとにらめっこをして技工物を作る時代はもうすでに始まってきている。

歯科技工物は全てがオーダーメイドで同じものは1つとしてこの世に存在しない。一つ一つをデザインして製作しているため、工場のラインで働くような製造業とは全く異なる職業だ。

患者さん一人一人のために働き、「CAD/CAM 」に興味があり、自分の手で作るわけではないけど、“もの作りが好き”な方であれば歯科技工士になることを考えてもいいかもしれない。

どこの業種もそうかもしれないが、「働く場所」や「一緒に働く同僚や上司」によって環境は大きく変わるし、10年前と今では状況が全く変わっているので、息子が技工士のになって働きだす10年後はさらに大きく変化しているかもしれない。

 

まだまだブラックな歯科技工所が多いのは確かだが、歯科技工士に本気でなりたいと思うなら、今や昔に比べればこれからの歯科技工士の未来は明るいのかもしれない。(そう願いたい...)

歯科技工士の奴隷体験告白!人間らしい生活の壁

どうも、歯科技工士の『KEI』です。

昔は歯科医師の奴隷として働いていましたが、最近では転職のお陰でまともな“人間らしい生活”を手に入れた中年技工士です。

しかし、ようやく手に入れた人間らしいの生活も、またしても歯科医師のせいで脅かされる事態に...。(今回の記事は、ただの愚痴です)

歯科技工士は一生奴隷のままなのか?



転職先では、給料や労働時間がかなり改善されたので「人間らしい生活」と表現していたが、やはり「歯科医師」と「歯科技工士」の関係性が完璧に改善された訳ではなかった。

今の職場でも相変わらず“残業必須”の納期を押し付けてくる歯科医師もいるし、“無理難題な症例”を無理やりにでも作らせてくる歯科医師もいる...。(頭おかしいんか?)

お客様は神様?

どの職場にも「お客様」がいますが、我々にとってみれば「お客様」はもちろん患者様です。

ただし、その患者様に届けるまでには歯科医院を通さなければなりません。なのである意味歯科医師も我々にとってはお客様なわけです。

「お客様は神様」とよく言われるが、我々技工士にはとっては歯科医師なんて「貧乏神」にしか見えん!

たまに「キングボンビー」もいるから本当に困ったものだ...。(中には素晴らしい先生方もいるのも事実)

ある日の出来事

夕方にオーダーが入ってきました。納期は通常ですと【3日】頂いております。

しかし、歯科医師はこう言いました。

「明日納品してくれ」

『はい?』

『夕方にオーダーしてきて明日納品してくれだと?』

『頭がバグっているのか?』

『今から作ってたらどう頑張ったって定時には帰れないじゃないか...ちくしょ~!!』

そんな事が技工士の世界ではきっとどこの職場でもあるわけで、とりあえずこのブログで毒を吐いて成仏させないと仕事なんてやってられませんわ...。

それでも世の中には私なんかより全然大変な思いをしている技工士がほとんどだと思います。

 

『頑張ろう技工士!歯科技工士に幸あれ!!』

 

【インビザライン】高品質なマウスピース矯正の選択肢

 

  • 矯正を考えているけど、何にすればいいか分からない
  • 最近出てきたマウスピースの矯正ってどうなの?

そんな悩みをお持ちの方に、現役の「歯科技工士」である私が、矯正について少しだけ解説してみようと思います。

▽詳しい自己紹介はコチラから▽

kekechama.hatenablog.com

矯正の種類

矯正の種類と言えば大きく分けて2つあります。

◇矯正の種類◇
  • ワイヤー矯正
  • マウスピース矯正

従来のワイヤー矯正は、やはり見た目が悪い事が1番のネックです。

トイストーリー1」に出てきたドクロのTシャツを着た悪役の男の子も、「ファインディング・ニモ」に登場した意地悪な歯科医の娘も、どちらもワイヤー矯正をしていたこともあり、ワイヤー矯正のイメージがとても悪いと感じているのは私だけでしょうか?

とにかくそんな見た目の悪いデメリットを大きく改善したのが“マウスピース矯正”と言えるでしょう。

そこで、そんなマウスピース矯正の中でオススメなメーカーを、元々は歯科医師の奴隷であった歯科技工士の私が紹介したいと思います。

まず最初に結論から言えば、インビザラインジャパン株式会社が販売しているインビザラインというマウスピース矯正がおすすめです。

インビザラインってなに?

 

 

インビザラインは「マウスピース型矯正装置」のパイオニアです。

これまでに世界で“1500万人”を超える患者様がインビザラインによる治療を受けられています。(2023年3月時点)

マウスピース矯正では世界トップシェア”であることが信頼の証と言えるでしょう。

 

インプラントの世界トップシェアは「ストローマン」ですが、マウスピース矯正の世界トップシェアはこの「インビザライン」なのです。

 

kekechama.hatenablog.com

 

ちなみに【インビザライン·ジャパン株式会社】は外資系なので、もともと歯科医師の奴隷だった私からすると憧れの就職先でもありました。かなり前の話ですが、歯科技工士の求人がでていたのでかなり興味津々だったのですが、仕事内容でアメリカとのやり取りがある事や、職場が東京な事もあり、“英会話レベル0”で“田舎暮らし”の私にはハードルが高すぎたため断念した過去があります...。

インビザラインが出来ない場合も

インビザラインは全ての症例に対応可能なわけではなく、残念ながらインビザラインが使えない症例もあります。

インビザラインが出来ない症例は下記です。

埋伏歯(まいふくし)とは、あごの骨の中に歯が埋まってしまっている状態の事です。実は我が家の息子も矯正をしているのですが、この埋伏歯があるせいでインビザラインが使えず、昔ながらのワイヤー矯正にせざるおえませんでした...。(彼も見た目を気にして始めのうちは人前で笑うのを避けていました...涙。)

とりあえず、手術をして埋伏歯にワイヤーを取り付けなんとか埋伏歯を引っ張り出すことが出来たので良かったとは思いますが...。

話は逸れてしまいましたが、このように「インビザライン」が出来ない場合もあります。

歯並びや口腔内の状態は、人の数だけあり、同じケースは1つとしてありません。まずは疑問点や不安を解消するためにも、“無料カウンセリング”を受けてみることをオススメします。

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インビザラインのメリットは?

◆メリット◆
  • 目立たない
  • 外すことが出来るので食事や歯磨きの際にストレスを感じない
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 痛みや違和感が少ない

コンピュータシミュレーションに基づき歯を動かすルートが効率化されているため、失敗が少ないのが特徴です。従来のワイヤー矯正では歯科医師の“勘”と“経験”による部分が大きく、歯科医師によって当たり外れがありますが、コンピュータシミュレーションなら当たり外れがなく、間違いが少ないので安心です。(全ての歯科医師が優れていると思ったら大間違いだぞー!!)

もちろんインビザラインでも、経験不足によって治療方針や計画が上手くいかず失敗するケースもあります。

なので重要なことは、「治療実績の多い歯科医院を選ぶ」ということが失敗を防ぐ最善の方法といえます。

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インビザラインのデメリットは?

■デメリット■
  • 値段が高い
  • 使用できないケースがある

 

インビザラインの全体矯正では「80万~100万円」ほどの費用がかかり、ワイヤー矯正では「70万~90万円」ほどの費用がかかります。 ただし、どちらも歯並びや噛み合わせの状態によって変動します。

ワイヤー矯正に比べるとインビザラインの方が高額にはなりまが、比較するとそこまで大きな差はなかったりもします。

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最後に

歯列矯正の革新でもあるマウスピース矯正の「インビザライン」は、値段だけを見ればマウスピースを使った矯正治療の中でも“高い”と言えます。

現在マウスピース矯正はさまざまなメーカーが参入しており、SNS の広告などで“安い”が売りのマウスピース矯正も多数あります。ただ、そのような広告には裏があり、「前歯だけの矯正」だったり、「難しい症例には対応しない」などの理由があるのです。

実績が少ない歯科医院の場合は、上手く矯正計画が立てられず 、思うような成果が出ないで満足いく結果にならないケースもあります...。

なので、矯正治療に迷うなら世界トップシェアの信頼と実績のある「インビザライン」を多数扱っている歯科医院を選択する事こそが、失敗を避ける最善の策だと私は考えます。

 

 

 

 

 

 

 

インプラントってやめた方がいいの?歯科技工士である私の意見

インプラントはやめた方がいいの?

インプラント治療は、従来の「ブリッジ」や「入れ歯」に比べてメリットが多く、たくさんの人に選ばれている治療法です。

しかし、一方で「インプラントはやめた方がいい」という噂もよく聞きます。

今回は、歯科技工士である私が、この「インプラントはやめた方がいい」について言及します。

◇自己紹介◇
歯科技工歴20年の『KEI 』です。歯科医師の奴隷として長年働き続け、転職を繰り返し、最近ようやく奴隷から人間の暮らしに戻れた数少ない幸運な技工士です

歯科技工士の私の見解

インプラントはやめた方がいい」に関しての私の見解は、『そんな事はない』です。まぁ、なんにでも文句や誹謗中傷はあるわけで、どちらかというとそういったネガティブな方が大きく取り上げられやすいからそんな噂があるのかなぁって思います。

とはいえ、インプラント治療で問題になることや十分な効果が得られなくて不満に思う患者さんがいるのも事実です。

なので、「インプラント治療が悪い」わけではなく“病院選び”が1番大事だということです。

保証もないような安いインプラントを使用していたり、実績もなく勉強不足で金儲けのためだけにやっている歯科医院も世の中にはあるので、注意してください(歯科医師の免許を持ってるからといって、全員が尊敬されるような優れた先生ではないです...)。

インプラント以外は何がいけない?



では、インプラントって具体的に何がいいのかというと、「ブリッジ」「入れ歯」両方のデメリットを改善してくれている事です。

まず、「ブリッジ」のデメリットは、健全な歯を削らなければいけないということです。実は、歯を削ってしまうと歯の寿命を縮めてしまいます。治療後の歯はさらに虫歯になりやすくなるので注意が必要です。

せっかく健全な歯が残っているなら、そのまま残してあげた方が絶対にいいです。

続いて、「入れ歯」のデメリットは、まずは見た目が悪い事です。一本一本オーダーメイドで作るインプラントと違い、既製品の人工歯をただ並べて作るだけの入れ歯では見た目が全然違います。

それと、入れ歯の場合は天然の歯に比べ噛む力が“3割程度”になってしまいます。さらに味も感じにくく食事が楽しくなくなってしまったという声も聞きます。

美味しいものをストレスなく美味しく食べられるって生きてく上でかなり重要な事だと私は思います。

インプラントの良さ

インプラントとは、上記のデメリットを全て改善した優れものなのです。

インプラントのメリット◇
  • 歯を削らなくていい
  • 見た目が天然の歯に近い
  • 噛む力が天然の歯と同じ

 

以上の理由から、私はインプラント治療をオススメします。

ただし、「外科手術はイヤだ」「治療料金が高すぎる」などの“大きな壁”があることも事実。

実際に、私もそんな財布にゆとりがあるわけではなく、『インプラントなんて天竜人にだけ許された高額な治療やんけぇ』と思っていますが...。(奥様が許してくれるわけがないしなぁ...)

なので、お金に余裕がある方はぜひ、いい歯科医院でのインプラント治療をオススメしたいと思います。

 

 

「歯生え薬」について/ブラックな噂

歯生え薬とは?

世界初の「歯生え薬」の実用化に向けた研究が、日本のチームによって進められているってご存知でしょうか?

先天的に永久歯の数が少ない人に対し、薬を投与して歯を生やすことを目指した治験を2024年7月から始め、30年の実用化を目標としているようです。動物実験の段階だが、この薬を使って乳歯、永久歯に次ぐ「第3の歯」を生やすことにも成功している模様。「歯生え薬」は、歯の再生という新たな歯科治療を切り開く事が出来るのでしょうか...。

そんな、「第3の歯」を生やすという夢を追い続けている歯科医師がいる一方で、それを阻止しようとしている人たちもいるのです。

歯生え薬を反対する人たちって?

「歯生え薬」が普及してしまうと困る人って誰でしょうか?

そうです!歯科医師本人なのです!

不思議なものですね...

患者さんのために「歯生え薬」を作り出そうと努力している歯科医師がいる一方で、自分達の利益が減ってしまう恐れがあるために「歯生え薬」を普及させたくない歯科医師達がいるという...。

歯科業界のブラックな噂

歯科医師は一般的にみて高給取りの部類に入ります。

更に、全国のコンビニの件数よりも、歯科医院の方が“1万件以上”も多いというのをご存知でしょうか?

日本はもちろんの事、世界的にみても、歯医者による経済効果は凄まじいモノがあります。そうなってくると経済にも大きく関わってくることから、政治にも影響力が出てきていると言われています。(いわゆる癒着ってやつですね)

保険診療もまさにそうです。歯科医師が儲かるようにうまく出来てるんですよ...。

(ちなみに歯科技工士には、その恩恵が1ミリもありません....。)

なので、下記のような状態になります。

 

◆ブラックなうわさ◆

「歯生え薬」が普及する

     ↓

歯科医師が儲からなくなる

     ↓

日本の経済が衰退する

     ↓

歯科医師と政治家が「歯生え薬」の普及を阻止する

歯科技工士もピンチ

では、わたくしのような歯科技工士には、「歯生え薬」の普及によってどのような影響があるのでしょうか?

それは、歯科医師と同様に仕事がなくなる可能性があるので、決して明るい未来ではないのかもしれません。

しかし、そんな事は関係ないくらい、「低賃金」.「長時間労働」を強いられている技工士からしてみると、仕事が減ってラクになる部分もあるかもしれませんね。

個人的には、「第3の歯」が生えて来てくれるなんて、夢のような話で最高でしかありません。

やはり天然歯(自分の歯)に勝るものはありません。いくら技工士の腕が良くて、見た目も完璧でキレイな歯だったとしても削られてしまった歯や、神経を抜かれた歯などは、健康な歯に比べて劣化が早くメンテナスも大変になってきますからね。

まとめ

「歯生え薬」に関しては、ぜひとも実用化を目指して頑張っていただきたいです。

診療費がいくらかかるかはまだわかりませんが、インプラントのように1本で50万円もするような高額な治療ではなく、もう少しリーズナブルに出来る事を願っております。

今回の記事は、証拠があるわけではなく、歯科業界で噂されているレベルの話なので、信じるか信じないかはあなた次第です^^

 

実際に過去にあった歯科技工士の世界のパワハラ

歯科技工士のパワハラの話

以前勤めていた歯科技工所で起きた「パワハラ」を紹介します。

◇自己紹介◇
私は以前まで歯科医師の奴隷として働いていた歯科技工士の『KEI 』と申します。

 

職場の技工部長は関西の方で、イメージでいうと、お笑い芸人の「千鳥のだいご」のようなしゃべり方をする人でした。ふつーに話していても少しキツい言い方に聞こえてしまう程の強めのなまりで、そんな人に怒られた時はふつーにビビります...。(中身は意外にやさしい)

完全に昭和を生きてきたような方で、パワハラなんて事を気にしたことがないような自由に生きてるような方でした。(何度も言うが中身は意外にやさしい)

新入社員

ある年の事、そんなパワハラ技工部長の元に、若い新入社員が入社してきました。

挨拶が小さい

1日目の朝、新入社員が「おはようございます」と言って部屋に入ると、「挨拶が小さい!」と技工部長の先制パンチが炸裂しました...。

技工部長は体育会系なので、こういった挨拶には厳しいです。そんな技工部長の放った一言は、その場を一瞬にして凍りつかせてしまいました。

この始めの一言で、すでに新入社員の心は折れてしまっていたのかもしれません。

始めの挨拶での印象が悪かったせいか、その後もその新入社員には少しアタリがキツかったように思えました。

模型作り

歯科技工士の仕事の1つに、「模型作り」というものがあります。模型作りとは、患者さんの口腔内の型をとり、その型に石膏を流すと石膏模型が出来上がります。

その石膏模型を、歯科技工士が歯を作るために整える事を「模型作り」と呼びます。

そんな模型作りの最初のステップに、回転している刃に石膏模型を押し当てて、余分な石膏を削り取る作業があります。回転している刃には、工業用のダイヤモンドが散りばめられていて、そこに押し当てて削るので、『ガァァァァ』とそれなりに大きな音がします。

  • 刃に石膏模型を強く押し当てると『ギャャャャ』と鈍く大きな音がします。
  • 刃に石膏模型を軽く押し当てると『シャャャャ』と高く小さな音がします。

当然新人は、大事な石膏模型を削りすぎないように“慎重”にやるため、少しずつ削って『シャャャャ』という音が部屋に響いていました。(まだ慣れていない職場で慎重に丁寧に削るのは当然です。)

しかし、関西弁の上司は、

「なにしてる?」

「そんな削り方してたらダメだ!」

と言いました。

続けざまに、

「俺は見なくても音を聞いただけでわかるんだ!」

「そんな音で削ってたらいつまで経っても仕事が終わらない!」

と強めの口調で言ったのです(実際は関西弁で話してます)。

まだ右も左もわからない新人が、慎重に仕事をしていただけなのに、それはさすがにキツ過ぎですよね...。

周りのみんなは「まだ新人なんだからしょーがないじゃないか...」と思っていたと思いますが、そんなことを言える空気ではありませんでした...。

そしてその新入社員は、1日目、2日目と事あるごとに叱られ、“3日目”から会社に来ることはありませんでした。

辞めるという選択

『最近の若いやつは!!」と上司は言いますが、自分が“時代遅れの老害”だと早く気付いてほしいです。

「石の上にも3年」と言いますが、さすがに劣悪な環境で3年もいる必要なんてないと思います。なので彼は辞めて正解だったのかもしれません。

もちろんこの職場で学べる事もたくさんあるかもしれませんが、私も結局この職場を離れてみて、今ではホントに辞めて良かったと心から思っています。ここにいる時は常識だと思っていた事も、離れてみて外の世界から見てみると、それは世の中からすると非常識だったってことがよくわかりました。

なので、自分にとって成長が出来る職場ならもう少し頑張ってもいいかもしれませんが、あまりに人間関係で悩んだり劣悪な環境だったら迷わずやめた方がいいと思います。

ただし、その場から逃げるのにも“勇気”が必要です。人は変化を嫌う生き物なのでなかなか踏み出せない方も多いと思います。

それでも一歩踏み出してみると、私のように“今までの苦労がバカみたい”に思える日がもしかしたら来るかもしれませんよ!