されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

【マルチプレイヤー&シンガー 鰯家猫輔 @ 毎日新聞】

【鰯家猫輔 @ 毎日新聞


ウクレレやギター、ピアノにバイオリン(フィドル)、その他数多くの楽器をこなし、歌もトークも聴かせるマルチなアーティスト。

我らが鰯家猫輔(いわしや・ねこすけ)さんが、毎日新聞で全国的に大きく取り上げられました‼️😊🎊 WEBでの記事のみならず、毎日新聞の6月26日(日)朝刊にも掲載されます。

 

そして、これまたマルチに楽器を操るかんのたかしさん。
そのかんのさんとのデュオ、弦楽二重奏団《きやんのCAT☆》での活躍も話題となっております。
まさに今や大注目のアーティスト、猫輔さんです😎💪

 

ワタシ個人としては2017年に初めてお会いして以降、ウクレレ・エイドでお世話になり、またその他のイベントでもご一緒させていただいたことが多々あります。

猫輔さんのステージを初めて拝見したときのこと。
バイオリンの弾き語りを開始して即。
ものの5秒程度で「このお方はタダ者ではない」と直感。

その日のうちに、ワタシが良くお世話になっている東中野のじみへんオーナーMさんに相談。

「すごい人、見ちゃいまして、、、」

幸いにしてゴーサインをいただけたので、そのまま猫輔さんに出演をお願いし、ライブを実現させたことがあります。

 

2022年後半からの音楽シーンでは鰯家猫輔さん、そしてきやんのCAT☆さん。
共に要注目のアーティストです😎👍

 

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mainichi.jp

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☆鰯家猫輔さんによるレッスン情報

 

浅草にあるカフェ、ミモザにて、不定期ながら開催されております。
最近だと、主として金曜日の19時30分から21時まで、なごやかに。
とりあえずは見学からでもOK!

お問い合わせはお気軽に、鰯家猫輔さん 080-4462-1048 までどうぞ!

 

☆公演情報

 

[※以下、あおきりえこさんポストからの引用です⭐️りえこさんといえば、猫輔さんやきやんのCAT☆さんたちとステージを共にすることも多く、また両アーティストの応援団団長(てかほとんどプロデューサー😊)としても活躍していらっしゃる方です]

 

🧸🐈‍⬛きやんのCAT☆ライブのお知らせ🐈‍⬛🧸

 

【日時】7/22(金)19:00〜
【場所】Babar's BAR鼓村(こそん)(新宿区神楽坂3-2-40神楽坂CO&COビル3F)
【MC】無料 気楽な投げ銭ライブです💕 入場時5000円2Dつき
※ご予約は鼓村☎️03-3269-6766まで🙏

 

【日時】7/30(土) 18:0開場 18:30開演
【場所】喫茶ミモザ台東区浅草4-38-6  銀座線田原町徒歩約10分)
【MC】2000円(1D&おつまみあり)
※限定30名様 ご予約はミモザ☎️03-3874-2933まで🙏

 

【日時】8/6(土)19:00〜
【場所】ヒカリノウマ(新宿区百人町1-23-17 B1 旧キューピッド  JR大久保駅徒歩約30秒)
【MC】
※春日 hachi博文さん率いるAigozと対バン

 

【日時】8/27(土)18:00〜
【場所】ブックカフェ ハレキタザワ(足立区六月2-33-3  スカイツリー竹ノ塚駅徒歩約14分)
【MC】1000円プラスソフトドリンク飲み放題300円 アルコールとフード別料金
※JAZZの歌姫Rimi Kitazawaとの共演🌸
限定20名様 ご予約はブックカフェハレキタザワ☎️03-3859-1141まで🙏

 

【日時】9/17(土)19:00〜
【場所】ジャズクラブ銀座Cygnus(中央区銀座8-6-18  各線銀座または有楽町駅徒歩約5分)
【MC】2850円プラスオーダー。配信は9/19まで。ZAIKOチケット1000円 投げ銭もどうかよろしくお願いします💕
※ご予約は銀座シグナス☎️03-3289-0986まで🙏

 

ドロドロ劇が喜劇に昇華されるとき〜ハウス・オブ・グッチ~House of GUCCI

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週刊朝日』という雑誌に「私の裏切り裏切られ史」という連載があった。80年代に書籍化されたエッセイで、著者は花登筺(はなと・こばこ)という喜劇の脚本家だった。

作家生活における色んな人間関係を描きつつ、ドロドロした内幕をサラサラと軽い筆致で明るく楽しく描写しているところが何とも面白く、毎週読みつつ本になったときには速攻で買った。


今回見たこの映画「ハウス・オブ・グッチ」(House of GUCCI)まあ何というかここまで名門ブランドの黒歴史を暴いちゃっていいのというぐらいグリグリとエグいところが描かれており。

昨今の映画にしては長尺の作品で、実をいうと頭の30分ぐらいが退屈でついウトウトしてしまい。

名門の御曹司が運送屋の娘と結婚、親の反対を押し切って幸せに、、、みたいなステレオタイプの展開につい食傷気味になってしまったのが主因w

また、イタリアの人たちが吹き替えでもなく皆英語で話していたことに少しく違和感があり(ま、米国映画ですよってw)。


しかし。

レディガガ扮するそのヨメが曲者、ドロドロとした欲望を隠しつつも確実に名門の家に食い込んで行くプロセスに入ると俄然面白くなり、そこからラストまでは食い入るようにスクリーンを見ておりました。

レディガガのみならず、とにかく登場人物一人一人が強烈な個性を持っており(いわゆるcharacters)、クセのある言動がギラギラと魅力的なのでありました。

名門ファミリー内におけるパワーゲーム、色んな駆け引きは、花登筺が描いていた世界を百倍ぐらいエグくした感じなのだけれども、実はドロドロすればするほど、エグくなれぼエグくなるほど喜劇に見えて来たわけで。0


「ハウス・オブ・グッチ」自体は全く喜劇仕立てにはなっていない、というか十二分にシリアスな仕立てになっているのに、喜劇に見えてしまうのは何故なんだろうと。

そんなことを考えていたときふと思い出したのが「私の裏切り裏切られ史」だったわけです。

アクの強い作品ながら何とも素敵な映画でありました。

(2/6/2022@イオンシネマ新百合ヶ丘

Free Spirit Concert by Char 1979.7.14

41年前の今日。

1979年7月14日土曜日@日比谷野音

Char 主催の Free Spirit 開催。

文字通りのフリーコンサートだったけど、ポスターを購入して少しだけ貢献したつもりになっていた。写真は自宅のはなれに残ってたそのポスター。

Johnny, Louis & Char、輝きまくってました

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ウクレレエイド@原宿クロコダイル

ウクレレエイド @原宿クロコダイル】

言わずと知れた鰯屋猫輔さん主催のイベントである。
かねてより出演させていただきたいと熱望していたイベント、まさに満を持してという感じであった on 11月4日月曜日。

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アコースティックデュオ、Pie in the Sky(レンゾー+けん)に、ゲストとして打楽器奏者まあにゃんを招いてという、今年5月の秩父イベントに出演したときのフォーメーション。
応援にはユリさんとハマさんが来てくれた(Thank U !)。

 

持ち時間は15分。セトリは邦楽と洋楽のカバー1曲ずつとレンゾーオリジナルの合計3曲。
外の音響は抜群、もちろん中の音はモニターの返りも良く、さらには照明が素晴らしく、あっという間ながらも楽しく演奏できたステージでありました。

 

クロコダイルといえば、東京の、いや日本の音楽シーンにおいてかな~り重要な役割を果たして来たハコである。数えきれないほどの有名アーティストたちが無名時代から有名になるまで、あるいは有名になってもなお出演しているライブハウスである。
ワタシ自身もン十年前から色々なアーティストを見て来たし。
音響や照明が素晴らしいのも当然至極、むべなるかななのである。

ちなみに飲みはもちろん、食べる方もほぼ完璧に出来る。ワタシは出番前にオムライスで腹を満たしましたが、パスタや生姜焼きなどメニュー豊富ゆえ、栄養もしっかり摂れます。

 

今回の共演者さんたちがこれまた多彩。
多才な方々によるバラエティに富んだ(いやほんとに!)表現をじっくり鑑賞させていただいた次第。
歌もの、インストなど音楽はもちろん、かなり本格的なお芝居もあり。
ソロの方がいれば大人数のバンドもあり。
俳優さんみたいな出で立ち、体躯の立派なお方が、1949年製のウクレレを弾きながら美声を披露したり。
フルートがあれば、ウクベーあり、ウッベあり、6弦ベースもあり。
フラダンスもあり、五拍子の名曲のリードをフラマンで弾きこなす御方あり。
ウクレレインストでボヘミアンラプソディーする御方あり。
ストラトを裏返してスプリングを叩きながら1曲を歌い語る御方もあり(→ アバンギャルド
いや。
令和の現代においては、もしかしたらこれこそがコンサバでコンテンポラリィなのかっ?)

 

圧巻は主催猫輔さんのバンド、Route 8464の超絶ハイレベルな演奏。
8弦のフラマン、4弦のウクレレ、6弦のギター、4弦のベースに由来するというバンド名とのこと、歌ものもインストも実にプロフェッショナルな質の高い演奏、トリを飾るに誠にふさわしいバンドであった。
で、トリのあと、イベントの締めくくりは猫輔さんによるご挨拶としっとりとしたギター弾き語り。これまた複雑なコードワークをこなしながらのヴォーカル、客席は静かに聴き入っておられました。

 

というわけで。
我々のクロコダイルデビューは実に楽しく実り多きものとなりました。
これもひとえに主催の鰯屋猫輔さんのおかげ、ただただ感謝多謝でございます。
どうもありがとうございました m(_ _)m

細野晴臣の映画 NO SMOKING を観る

細野晴臣の映画を観る】
NO SMOKING、初日の初回をユーロスペースにて。
@ 12時30分 in 渋谷。

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まあ何を書いてもネタバレになってしまうので控えめに。

※ とはいえ、ネタバレ絶対NGなお方にあらせられましては、今ここですぐさまこのポストを閉じてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
ネタバレ上等、早くしろコノヤロー! なお方はスクロールダウンでございますよw
















で、細野晴臣である。
やっぱり人と違うちょっとヘンなことが好きなお方なんだなあと思うことしきり。
天才と秀才と鬼才が同居してるみたいな。

結構年配になってからの映像、分けても欧米でのステージシーンが多く。
海外の細野ファンには音楽的に意識高い系が多いような印象。
聴いたことのないサウンド
インスピレーショナル!
みたいなリアクション多し。
このあたりは、今や飛ぶ鳥落とす勢いで海外を席巻ちうのBABYMETAL に通じるところがあるような気がしたり。

ときに本作タイトルのノースモーキング。
タバコを吸って煙をたなびかせることと、音楽制作には共通点があるとの由。
例としてボブディラン を挙げていた。
なるほどねえ、、、

ところで。
ワタシが細野晴臣の凄さを知ったのは、同級生の女が貸してくれた荒井由美の『コバルトアワー』であった。
ユーミンてホントすごいから聴いてみて!と言われて借りたんだけど、ワタシがやられたのは圧倒的にバックの演奏だったわけで。
ま、この映画においてユーミンとのシーンは皆無だったんだけんども、ユーミンの大ブレークにつながった初期の作品(特にとくに最初のアルバム3枚)では極めて大きな役割を果たしたのだし、何かしらの形でシーンがあっても良かったのではないかと思った次第。この作品で唯一気になったのはそのあたりでしょうか。

ところで、個人的にバカウケしたのは、鈴木茂がふてくされたような表情でバンジョーを弾いていたライブシーンw
あとは星野源がライブでの細野晴臣との共演を心底喜び愉しみ、リスペクトを包み隠さず露わにしていたところかな。
細野さんが得意だという珍妙なフットステップは少々、否、大いにヤバかったw

上映が平日の昼間の回であったにもかかわらず、見るからに音楽フリークなオッサンたちはもちろん、スーツ姿の青年サラリーマンや男女問わずかなりの若年層も少なくなく。
音楽好きはもちろん、特に好きではない人が見たとしても、一つのドキュメンタリーとして愉しめる作品。

細野晴臣の影響力恐るべしな映画でありました
マル

 

やっぱり万年筆が好き

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【万年筆で縦書きするの所作】


実は万年筆が好きで家では良く使っている。
舶来品よりも日本製、わけてもセーラーが気に入っている。
日常的には横書き全盛なるも、万年筆で書くときだけは圧倒的に縦書きである。
何かこう筆の進む感じが心地良い。
紙はインクを良く吸う便箋がベスト。
なんてことを言うと、古い。
ダサい。
やめとけとか言われてしまう。
んで、結構人には言わなかったりする。
秘密のヲタ趣味の域?w

しかるに。
先ほど、東京FMで山下達郎の番組「サンデー・ソングブック」を聞いた後そのままにしておいたら小山薫堂氏の番組「日本郵便 SUNDAY'S POST」が始まり、ゲストが銀座・伊東屋("itoya" 欧米式発音?だとアイトーヤw)の筆記具バイヤーさん。
聞けば万年筆が静かなるブームとのこと、独り密かに快哉を叫んだのでした。
何せ日常生活においては万年筆の話などちょっとしづらく、少なからず肩身が狭かったりするので。

小山氏は10本ぐらい所有しているとのこと、ワタシもそのぐらいはあるのだけれども、メインで使っているのは写真の6本。
左から、
プラチナ18K
セーラー21K
セーラー21K
セーラー TIGP(ゴールドプレート)
パイロット ノック式 キャップレス
モンブラン マイスターシュテック プラチナクラシック

ペン先はパイロットが細字、モンブランが極太、他はすべて中字。
インクはパイロットがブラック、セーラーTIGPがレッド、他はすべてブルーブラック。

もともと万年筆にハマったのは太古の昔、ヨーロッパ某国人が打ち合わせの時とか万年筆でサラサラとメモを取ったり、契約書にサインするときサッとキャップを取ってさり気なく名前を入れるところがカッコ良く見えたからw 
要するに形から入ったミーハーなんですが。

なんちゃってシンガーソングライターとして音楽絡みで言うと、作詞のネタ出しは万年筆で縦書きしたときが断然豊作だったりする。
横書きなら2Bの鉛筆でしょうか(やっぱり古い)。
スマホのメモ帳とか音声メモも重宝はしてますが、やっぱり万年筆がイイ。

ちなみに年賀状はもちろん万年筆で書きますw

そういえば、銀座・伊東屋2階には手紙をしたためられるコーナーがあるとかで、購入した便箋や封筒をその場で使えるそう。
ペンのレンタルもあり、銀座通郵便局の協力のもと伊東屋オリジナル切手を貼って投函することすらできる、まさに至れり尽くせりの伊東屋さんなのでした。
げに素晴らしき。
今度ぜひ行ってみたい。

昨今の若人に「発見され」始めているという万年筆。
少しく安堵、密かに歓喜している台風19号明けの三連休中日(なかび)なのでした。

NHK FM 松本隆の特集 ~ 大瀧詠一

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NHK FM 松本隆の特集 ~ 大瀧詠一

今日は昼間から夜にかけて NHK FM松本隆、9時間に及ぶ超弩級の特集が話題を呼んでいるようで(2019年2月11日祝日)。

松本氏ご本人はもちろんゲストがこれまた多岐にわたり、実に興味深いプログラムでありました。
作詞のみならず曲作りのヒントがテンコ盛りな内容だったせいもあり、オリジナル曲を書く方々はとんでもなくインスパイアされたのではないかと推測する。

そういえば『君は天然色』の誕生秘話をめぐっては、今までに明かされて来なかったせいか(?)、某短文投稿サイトでは現在大騒ぎになっている。

個人的なことではあるが、僕は大昔、オフ時の大瀧詠一さんとお会いしたことがある。

時は1983年秋、平日午前中。
場所は福生国道16号線沿いにあった免税店。
米空軍横田基地の兵隊をメインの顧客とした店である。
音響関係ではかなりマニアックなラインナップが置いてあったりして、自宅からバイクやクルマで良く通ったものだ。

店の奥の方にあったカーステレオコーナーに行ったら、上下をデニムに包んだ、どこかで見たことのあるようなお姿が。
近づいて横顔を見てみたらまごうかたなきあのお方であった。
氏は一心不乱、実に真剣な目で山と積み上げられたカーステレオやスピーカーをチェックされていた。

「すいません、大瀧さんですよね?」

恐る恐る訊いてみたら、一瞬驚いた様子だったが「そうだよ~」とあの目を細めて応えてくれた。

「カーステですか?」
「うん、何か良いスピーカーないかなーって思ってね、ここイイの置いてあんのよ、、、」
「そうですよね、秋葉原よりイイですもんね」
「あ~、そうそう」
みたいなユルい会話を交わし。

大瀧さんが福生のやや北方、瑞穂町に住んでいることは当時から有名な話だった。
「あの」自宅スタジオがあったことでも知られていたし。
まあ福生といえば色んなアーティストやら作家やら著名人やらが住んでいたわけで。

なんてよしなしごとことを、超ロングな放送によってフラッシュバックさせられていた連休の最終日なのであった。