中国での電話の思い出
今やすっかり手放せないものの一つに携帯電話があります。
スマホがあれば、いつでもどこでも電話ができて便利なんですが…
やはり注意したいのがマナーですよね。
中国で生活した時にビックリした中国での電話の思い出を紹介していきます。
基本的にどこでも電話
中国で友人と食事をしていた時のエピソード
そうなんです!食事中でも どこでも電話が来たら
基本的に通話する人が多いんです!
しかもそのまま席で大声で話す…というケースが多かったですね。
周りの人も気にしていないので、電話のマナーは日本ほど厳しくはなさそうです。
なぜかスピーカーモードで会話
散歩中に電話がかかってきた…という時
なぜかスピーカーモードで会話w
これは非常に謎な行動なんですが…
特に中年の方はスピーカーモードで話す人が多いですね。
これは音が大きくて聞き取りやすいというのもあるんですが…
スマホから電磁波が出ているので、それを頭に近ずけるのは身体に悪い…と感じている人も多いようです。
同様のパターンとして
wechatなんかでも…
文字を打ち込むのではなくて 言葉を録音しながら やりとりしている方も多いですね。
文字を打ち込むのが面倒くさい…という事なんでしょうが、受け取った側は何回も聞き直さなきゃいけなかったりと…不便な習慣です…
wechatには録音されたメッセージを文字に起こしてくれる機能もあるんですが…方言には対応していないので
方言がキツい人との会話では役に立ちません…
ひたすら聞きなおして意味を理解する事もよくありました。
中国語は声調言語で音の高さや低さで意味合いが変わってきます。
音をしっかり発音したり、大きな音で相手に伝えるのはある意味仕方がないのかもしれませんね。
プライバシーはあまり気にしない
日本だとちょっとした会話でも、周りに聞こえないようにしたりしますが…
中国では公共スペースでも堂々と会話!
鈍行列車の向かいの席で長電話をされた時は
流石に困りましたね〜
中にはこんなエピソードも…
バスに乗っていると何やら数字が聞こえてきました。
なんと、おじいちゃんの着信音でした!
老人机と言われる 高齢者向けのらくらくホンは
着信があると
まずかかってきた相手の電話番号が大音量で流れる設定になっているものがあるんです!
バス内で相手の電話番号が大音量で流れる…
プライバシーも何もないですねw
まとめ:寛容な社会
日本人からすると驚愕の電話事情ですが、こんな緩さが許されるのが中国の魅力だと思います!
最初は嫌悪感すらあったものの、中国生活が長くなってくると非常に気を遣わなくなるので気楽なんですよね。
日本に帰ってきて1年になりますが、改めて中国がいかに寛容だったかを感じます。
ただ中国も変化を続けており、数年前ではデパートやスーパーの店員が仕事中にスマホをいじっていたりしていましたが
最近ではしっかり教育されており、仕事中はスマホを手にしていない店員も増えてきています。
うれしい反面、少し寂しさもある複雑な気持ちになりますね。
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中国タンミョン(东北拉皮)の食べ方
先日ブログにて
「中国タンミョンのレシピが知りたい!」というコメントをいただきました。
最初は「中国タンミョンとはなんぞや?」と思って検索してみると
これは中国でよく食べていた太めの春雨のことだったんですね!
調べると、なにやらお隣の韓国で大人気だそうで
そこから日本でも静かなブームになっているとのこと。
ではこの中国タンミョンを使ったレシピを紹介していきましょう。
中国タンミョンの中華風和え物
・中国タンミョン(適量)
・人参(半分)
・きゅうり(一本)
・きくらげ (少量)
・ピーナッツ
・パクチー(苦手であれば省いてもOK)
・醤油
・砂糖
・酢
・ゴマ油
・ラー油
・すりおろしニンニク
①中国タンミョンをお湯で戻します。(煮てから水洗い)
②具材を細かく切っておきます
③調味料を混ぜて
④最後にすべてを混ぜれば完成!
つるつるでコシのある中国タンミョンと、甘酸っぱいタレが絶妙の一品です!
暑くて食欲がないときにもオススメ!
中国タンミョンの中華風煮込み
・ 豚バラ肉300g
・白菜250g
・中国タンミョン100g
・生姜 (適量)
・ネギ(適量)
・料理酒15g
・醤油25g
・砂糖5g
・塩(適量)
・中華味の素
①中国タンミョンを煮て戻しておく
②先に肉を炒めて油が出てきたら生姜とネギを入れて香りをつける
③肉が黄金色になったら醤油、酒、砂糖を入れる
④お湯を入れて弱火で煮込む
⑤粗切りした白菜をいれて引き続き煮込む
⑥白菜が柔かくなったら塩を投入、最後に中国タンミョンを入れる
⑦最後に中華味の素で味を調整
豚肉の香りと中国タンミョンの歯ごたえがおいしい一品です!
ご飯のおかずにもピッタリで、かなりの食べごたえがあります。
我が家の食べ方
我が家でもたまに中国タンミョンを食べています。
上記のような和え物にしたり、煮込み料理にも使いますし、炒め料理にしてもOK!
例えば肉じゃがのようなものに混ぜて食べることもあります。
中国タンミョンはさつまいもデンプンで作られているので、ようはお米と同じでどんなオカズにも合わせることができるんですよね。
個人的には煮込み料理での中国タンミョンが好きです。
あのモチモチした食感が良いんですよね^ー^
気になる中国タンミョンの栄養価
中国タンミョンの原料になっているのはさつまいもデンプンです。
約8割以上は炭水化物になるので、タンパク質や脂質がありません。
カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル類が含まれているので、疲労回復やむくみの改善効果があります。
なんとなくヘルシーな印象がありますが、原料になっているさつまいもデンプンのカロリーは意外にも高くて100gで332カロリーもあります。
それでも中国タンミョンは水で戻すと4倍以上に膨らむので、1食分は10g程度でも十分です。
さらに注目したいのが中国タンミョンは、血糖値の上昇度を示す数値であるGI値が非常に低いという点。
血糖値の上昇が緩やかだと身体に脂肪として溜め込められにくいのでダイエットには理想的なんです。
ちなみにタンミョンのGI値は26に比べて、白米のGI値は81にもなります。
中国タンミョンの原料は炭水化物なので食べすぎてしまうとダイエットにはなりませんが、お米の代わりなどとして食べればダイエットにもなるかも!?
まとめ:中国タンミョンは便利な食材だった!
中国タンミョンは日本ではまだ馴染みがない食材ですが、中国をはじめ東南アジアでは主食になっているところもあります。
お米同様に、どんなオカズにも合わせることができるので、自分なりにアレンジしてみても良さそうですね。
インターネットで購入できるほか、中国物産店などでも購入できるので気軽に試してみてくださいね!
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中国ローカルのニオイ事情
日本に来た外国人は「醤油の匂いがする」という話を聞いたことがあります。
外国に行った時、飛行機から降りてなんとなく感じるその国の香り…
中国ローカルでは どんな匂いがあるのか紹介していきましょう!
最初は衝撃的だった足の臭い
これは中国に行ったばかりの頃のエピソード
日本では嗅いだことのない衝撃臭でした!
基本的に家でも靴を履いたままという人も多いのか
足が蒸れてより刺激的な臭いを発している人も…
病院に友人のお母さんのお見舞いに行った時も
やはり
気になったのが
病室の足の臭いでした…
バスの中で印象的だった匂い
中国ローカル生活でよく利用したのが長距離バスでした。
このバスの匂いも印象的です。
特に古いタイプのバスに乗った時の、「このシート絶対一度も洗ったことないやろ」的な埃っぽい匂い…
印象的だったのがこのエピソード
バスで何やらオナラっぽい臭いが…
誰がやったんだ⁉︎とにらみを利かせていると
そこには味付け玉子を食べるおばさんがw
これは中国でよく食べられている茶蛋という煮卵
お茶っ葉や色々な漢方を入れて煮込んでいますが
この臭いがオナラっぽいんですよね〜
中国といえば「臭豆腐」というくさ~い豆腐を連想される方もいるようですが、私の場合はこの「茶蛋」のほうが思い出になっています。
エレベーターの中でも色々な匂い
中国生活では色々なマンションに住んでいましたが
印象的だったのがエレベーターの匂い…
エレベーター内であっても住民は普段通り
何も飾らないのが中国ローカル生活。
ある時はお酒くさーいおじさん
ある時はタバコ吸ってるおじいちゃん
ある時はキュウリをかじったおばさん
色々な人の生活が感じられて
今思うと非常に貴重な経験でしたね〜
まとめ:中国ローカル生活は匂いも刺激的!
ここでは書ききれませんが、中国ローカル生活では他にも
非常に刺激的な匂いで溢れていました。
腐った果物や野菜の匂い…市場の血生臭い…
生乾きのモップの臭い…
日本に帰国して なかなか刺激的な匂いに出会うことがなくなり…
なんだか寂しい気持ちも…
ちなみにニオイによって記憶が呼び起こされる現象を「プルースト効果」というのだとか。
科学的にもそのメカニズムが立証されているようですが、刺激的なニオイで中国ローカル生活を思い出してしまうのは、なんだか切ないですねw
中国の治安事情
中国に旅行や留学、仕事で行く場合
どうしても気になるのが治安ですね。
なかには「中国」というとそれだけで「危険!」
と思っている人も。
今回は実際に中国で10年生活してみて思った治安事情を
紹介していきます。
安全検査がよくある
長距離バスターミナルや地下鉄駅などには
安全検査装置が設置されています。
といってもあまり細かく見ているというよりかは
大体のチェックという感じのゆるいものですが...
それでも警備員さんによっては かなり細かくチェックしたり
水筒の中の液体を目の前で飲むように指示されることもあります。
(毒物でないことを証明するため)
テロや事件などを未然に防ぐという意味では安心かもしれませんね
安全検査で割り込まれることもw
夜間の安全
中国生活では夜間外に出歩くこともありました。
でも夜は、外で散歩や運動をしている人が多かったので
昼間同様安心感がありました。
夜10時以降でも女性がひとりだけで
歩いている様子もよく見かけましたね。
痴漢などの犯罪がないわけではありませんが
個人的な感覚では日本よりも女性は安心なイメージがあります。
だからといって過信は厳禁
「じゃあ中国は安全なんだね〜。」というわけでもないんです。
中国で頻繁にある犯罪は「窃盗」です。
私は経験したことはありませんでしたが、スマホや財布が窃盗にあった友人はかなりいますね。
なかには家に泥棒に入られた人も。
日本で見かける後ろポケットに財布をさしたり
交通カードをカバンにぶら下げるのは中国ではNGです!
(中国だけじゃなくほとんどの外国ではNG)
同様にカフェで席取りのためにスマホやカバンを置くのも絶対ダメ!
ちょっとした瞬間でもパッと盗られることも。
リュックなんかも 前持ちにしている人が多いので
わたしも帰国時にはそのクセが抜けませんでした。
まとめ:中国の治安は比較的良いけど注意は必要
生活していた実感では、中国の治安は比較的良いほうだと思います。
一回だけバスの中でスリに遭いかけたことがありましたが
(リュックのチャックを開けられたのみ)
それ以外は窃盗などに遭ったことはありませんでしたし、怖い思いをしたこともなかったですね〜。
ただ中国も広いですので、場所によっては危険なところも多いので注意が必要です!
中国人の美的感覚
中国で生活をしていると、美的感覚が日本とは異なる場合があることに気づきます。
日本人から見れば美しいとは感じないことも
中国人から見れば美しいと感じる…ということがあります。
私が生活していてびっくりした例から、どんな違いがあるのかを紹介していきましょう。
子供への美的感覚
が生活していたのは中国でもローカル地域。
中国では両親は仕事をして子供たちはおじいちゃんおばあちゃんが育てている家庭がほとんどでした。
なので子供たちの服装や見た目もかなり特殊で
ちょんまげのようなスタイル
おでこの真ん中に赤い点がついた子供
を見かけました…
地元の中国人の友人に どうしてあのスタイルなのか聞いたら
「カワイイから」だそうです……
……うーん🤔
もちろん中国でも大都市では オシャレな子供たちもいますが…
ローカルでは時が止まったかのような風景が楽しめます。
中国人は華やかなものが好き
中国人は原色が好き!というイメージがある方も多いですが
確かに華やかな色が人気ですね。
特に人気なのが「赤色」!
街中でも広告などで良く見かけるカラーです。
初めは少し抵抗があったのですが、中国の生活を通して徐々に慣れてきました…。
逆に中国の華やかさに慣れてしまうと、日本の「いぶし銀文化」がちょっと地味に見えてしまうことも。
中国人は美的感覚が鋭い⁉︎
コレは中国ローカル生活で実際にあった出来事です。
パーマしながら電動バイク
パックしながら電動バイク…
どんだけ忙しいねんw
と思わずツッコミたくなりますが
この出来事は多くの中国人の美的感覚を表していると思いますね。
つまり「自分から見ての美」が重要だということ
他の人から見て美しいか…よりも
自分が美しいと思うかどうかが重要なわけです。
なので綺麗になるための過程を人から見られたりしても
気にならないんでしょうね
日本では人からの目線が気になる人が多いので、コレは日本とは違った感覚と言えるでしょう。
まとめ:国によっても人によっても違う美的感覚
「中国」と一括りにしてしまいましたが、当然ながら同じ中国人でもそれぞれ美的感覚が違います。
ただここで言いたいのは 色々な価値観がある ということですね〜
一歩日本から出てみると 世界には色々な美的感覚があることに気づかされます。
中国で気軽に食べられるローカル飯
日本で小腹が空いたら
コンビニやマクドナルドに行くでしょう。
中国の都市部ではマクドナルドやケンタッキー、スタバからサブウェイまでなんでも
あるのですが
ローカルな場所では、そんなオシャレなお店もありません...。
(公式サイトより)
オススメは二つ!!
場所によって値段にも差がありますが一桶4元(80円)くらいです
2つも頼めばお腹いっぱいになるでしょう!
煮込み鶏肉、煮卵、ほうれん草炒め、厚揚げ豆腐?などがワンプレートで出てきます
値段は10元くらい(200円)
蘭州ラーメン
美味しいローカル飯
中国人とバッグ
国が変われば価値観も変わる...。
そのひとつの特徴になっているのが“装飾品”です。
毎日身につけているものだからこそ 価値観や美的感覚が表れるんですね。
今回は中国ローカルで感じた“カバン”への感覚の違いを紹介していきます。
日本との違いなどについて知ると面白いかも。
カバンを持たない男性
中国では圧倒的にカバンを持たない男性が多いですね。
この理由についてはブログのコメントなどで教えてもらいましたが
おもに3つの理由だそうです。
(1)中国は地下鉄で荷物チェックがある
中国で普及し始めている地下鉄ですが、毎回改札のところで荷物チェックがあります。
これが非常に面倒くさい!
カバンを持っていると毎回並んで機械に通す必要があるんです。
これが面倒だから手ぶらで生活している...という方も多いようですね。
(2)中国は色々なところにゴミ箱がある
日本ではあまり見かけない公共スペースのゴミ箱ですが、中国ではたくさんあります。
空のペットボトルやチラシなんかは持ち歩かなくても気軽に捨てられるんですね。
なのでカバンがいらないんです。
(3)シェアサービスの普及
日本でも話題になっていたシェアサイクルだけではなくて、シェア傘やらシェアモバイルバッテリーなど様々なシェアサービスが普及しています。
なので中国の大都市なんかではスマホ一台あれば何でもできちゃうんですね。
実用性重視
中国ではとくに機能性や実用性が重視される傾向がありますね。
たとえば中国の鉄道に乗ったときのこと
(あっ...あの人のリュックの持ち手とれそう...)
(⁉︎ こっちの人もとれそう!)
けっこうボロボロのカバンやリュックを使ってる人多いんですよね〜
これは「使えるんだから問題ない!」ということなのでしょう。
日本だったら少し色あせただけでも「外で使うのは恥ずかしい...」と思っちゃうようなものでも中国では気にせず使っている人も多いんです。
でもステータスシンボルとしても使われる
「じゃあ中国人は使えれば何でもいいの?」と思われるかもしれません。
実はそうでもないんです!
矛盾するようですが、中国での貧富の差は激しく、価値観などもかなりの差があります。
とくに富裕層の方々にとってみればカバンはステータスシンボルなんです。
中国ローカルの銀行で見かけたこんな格好のおばさん
上下ジャージですが、ヴィトンのカバンをもっており只者ではない雰囲気をかもしだしています。
さっそうと銀行奥手にあるVIPルームに消えて行きました....
相当な資産を持っているのでしょう。
服はテキトーでもカバンは一流ブランド。
こんなところにもカバンへの価値観を垣間見ることができました。
男性の愛をアプローチするための道具にも
中国でよく見かけるこんな光景
いかつい男性が女性向けのバッグを持っています。
「変わった趣味しているなー」と思っていたのですが
彼女のカバンを持ってあげているだけでした...
これはよくある光景で、とくに付き合いたてのカップルは男性が女性のカバンを持つのが当たり前とされています。
(いやいやwめっちゃ軽そうなカバンだけどっ)と思うこともありましたが、女性のカバンを持ってあげるという行為が重要なんだそうです。
まとめ 国が変わればカバンも変わる
国が変わればカバンの用途、価値観にも違いがあるんですね。
日本の場合には、実用性というよりかは見た目やコンパクトさが重要視されているように思います。
またトレンドがあって皆が同じようなカバンを持っているのも改めてびっくりしました。
(みんな同じリュック持ちすぎ〜)
これから別の国に行く機会があれば、その国の人たちのカバンに注目してみるのも面白いかもしれませんね、