復活宣言した割には間が空いてしまいすみません。。。
早速最近行ったゲイマッサージの記事でもアップしようかと思ってたが、その前にどうしても書いておきたい内容があったのでそれを。
実は今年2月の頭に、長年親しくしていた友(少なくとも俺はそう思っていた)から、絶縁宣言された。
「もう、会いたくもない」
彼とは昨年に他の誰よりも多く会い、一緒に筋トレしたりスパ銭行ったり海に行ったり、もちろんたくさん飲み遊んだ。
同じ既婚Gでありプライベートな事もよく語り合った。
“こいつと出会う事ができて、本当に良かった”
そう俺はずっと思ってた。
どうして彼が俺との絶縁宣言するまでなってしまったのかは彼にしか分からないが、俺が彼の為に善かれと思ってした行動が、彼には受け入れ難いものだったのだろう。
恋人から別れを告げられるよりも俺には大変な衝撃で悲しかった。
そんな心のモヤモヤをずっと引きずって生活していたが、最近そんな気持ちの自分をだいぶ整理できる動画と出会えた。
動画の内容はこんな感じ、中学時代に非行にはしりシンナーから覚醒剤に手を出し、鑑別所から少年院へ、そこで幼い頃父に医者になることを宣言したことを思い出し、出所後に猛勉強し現在は開業医してる男性の話し。
俺が心動かされのはこの先生が若い時代に総合病院に勤務していた頃のエピソード。
雪に埋もれていた男性が低体温症で病院に救急搬送される、その時に居合わせた他の医者は、助かる見込みは無いと諦めるが、この先生だけはなんとしても救いたいと泊まりがけでこの男性の治療にあたる。
そのお陰でこの男性は回復して歩けるようにもなった。
この報告を他の医者にしたところ、若さゆえ情熱ですね若い先生にしか出来ないよ!と絶賛される。
入院してから2日目には身元が判明し親族である娘さんが面会に訪れた。
この先生は娘さんにどんな状態で搬送されか、生命が危ないながらも懸命な治療で何とか回復したことを説明した。
しかし娘さんの反応は、絶賛した医療従事者のそれとは全く逆のものだった。
「先生は何て事してくれたんですか、父は母の葬儀の日にも飲み歩いていた様な自分勝手に、好き放題生きてきた人なんです。先生の勝手な正義感で生命を救い、お陰で親族はこんな痴呆の人をこの先ずっと面倒見なければならなくなったんですよ。」
そのまま死んでくれた方がよほど良かったのに、との思いを吐露された。
医者としては生命を尊び助けるのはごく自然な当たり前のこと、しかしそれは人間として生きる数値が回復しただけで、それを喜べない環境にいる人が少なからず存在する事を知ったそうです。
話しを冒頭の俺のエピソードに戻すと、俺はその友の気持ちをおもんばかり、善かれと思ってした行動。
しかし彼にはあの娘さんのように、
「何でそんな事をしたんだ!」
になってしまったのだろう。
俺の痴話話しは引用した動画の先生のエピソードに比べほんとつまらない話し。
気持ちの整理がついた動画だった。