わたしの夏休み 開腹手術メモ

子宮筋腫と卵巣嚢腫の手術のこと。

感謝な気持ち

「ちょうど1年?いや、1年までは経たないですねぇ。」

 

 

お腹ん中に、なんかあるぞ?となって

いや、その前からなんとなく違和感はあったのだけど

 

自分の中で、もう、これ、行かなきゃ(病院に)だよねとなったのが、その頃。

 

体を動かす仕事をしているからこそ、気付くのが早かったのだとも思うし、限界みたいのを感じたのもちょこっと早めだったかもしれない。

 

先日、一番最初にかかった近所の内科の先生の所へ、漢方薬をもらいに挨拶がてら行って来たのです。

 

退院してすぐ、お手紙にてお礼をお伝えしていたけれど、その内に漢方薬をもらいに行くだろうからと思いつつ、直接お会いしてお礼を伝えるのは随分と遅くなってしまった。

 

手術の内容から、以前に比べ元気になった事などをお話すると、先生は「そうでしたか!それは良かった!」と笑顔で聞いて下さって、なんだか嬉しく。

 

ホント先生は、お忙しい中、翌朝に外出先からCTの予約を入れて下さったり、先生の所で出来る検査を一番早い順序でして下さり...

 

 

「やはり卵巣嚢腫ですね...」という先生の声を聞きながら、目の前の画像を見つめたあの日はいつだったろう?

 

 

そうか、もうすぐ1年なんだ。

(その時の状況は、このブログの始めの方にあります。)

 

早いものですね。早い。

あれから色々あったな。

 

不安だらけだったあの時の自分の前で、全力疾走でもして見せてやりたい。

 

そしたら、あんなに悩んだり不安にならないで済むよね。

 

 

 

 

ね、大丈夫、大丈夫ですからね...

 

 

 

 

漢方薬は飲んでた時のが楽だった気がして、また飲むことにしました。

 

今夜も忘れないで飲もう。

 

 

 

 

 

 

新しい年、そして手術から半年

髪を切りました。

 

手術が決まった春頃から伸ばし始め、ずっと結んでばかりいて、それはそれで楽だったのだけど、急に切りたくなって、バッサリ。

 

以前も短くしていたので、元に戻った感じではありますが、頭が軽くなってホント嬉しい。

 

似合う似合わないは兎も角、短めのが好き。

 

 

 

さてさて、このお正月は軽い胃腸炎で、久々に寝込んでおりました。

 

寝ながら考えてみたけど、去年は私、風邪をひいてないかも。

 

体調管理に気を遣った1年だったように思います。

 

ただ、年末は何かとバタついた気分でいたし、自己流の腸活(カスピ海ヨーグルトにココナッツオイルと自家製りんごジャムを混ぜたものを毎日)を何気にさぼっていたし。

 

自宅で一人で食べる昼ごはんは、納豆ごはんと決めていたのに、菓子パンみたいのを食べたりしてた...

 

 

手術から半年。

 

健康であることのありがたさ。

健康であることはあたりまえではないこと。

 

忘れがちな自分でした。

 

 

しかしもう、ハードに運動しても、全く問題はないです。ただ、2ヶ月くらいの間、歩く以外の事をしていなかった訳なので、急に動き出した分、あちらこちらに皺寄せが来がち。

 

これまた久々に、自分メンテナンスという事でマッサージへ行くと、あちこち固まっていて、痛すぎました。気持ちよかったけど。

 

 

同じ様な手術をした友人が、寒くなったりするとまだ、しばらくの内は、たま~にちょっとだけ痛くなる時があるかもよ~と言われていた切ったお腹のあたり。

 

そうですね。これがそれかな?と思う時が、たまにあります。なるたけ、冷やさないようにはしてますけれど。

 

 

更年期的なものは、どうかな。どうだろ。

 

たまーのたまに、じわっと熱くなる感じがあって、これもこれかな?これがそれ?って感じ。

 

心配事を思い出したり、そんな時になります。私は。

 

あと、寝汗。

これはたまのたまにですがあります。ストレスを感じてる時になるみたい。風邪ひくと嫌だなと思うので、夜中でも着替えますが、再び寝れば、朝まで何てことなく眠れてます。

 

その程度。

元気です。

 

 

 

あと、1つ、自分の為にも書いておく。

 

去年の後半、仕事で私が窓口になっている箇所があり、たまたま問い合わせがあって、お話を伺った方が言った一言が、引っ掛かりました。

 

「私、死んでしまうわぁ。そんな生きていられませんからぁ!...」

 

ま、その方は、すこぶるパワー全開であり、ご自分の意見を思いっきり主張されてまして。友達であれば「なに言ってんのよぉ!」とつっこめばいいだけの、所謂ジョーク的な訳なのですが、その時、非常に嫌な気分になったのを覚えています。

 

自分も仕事に復帰したばかりでしたし、ちょうど親しい友人が、大きな手術をして治療の日々と闘っていた時期でもありました。

 

健康だからこそ、そういう事をジョークとして言えるのであり、そういう事は時と場所を選んで言うべきかと。

 

手術なんてものをしてみたからこそ、湧く感情であり、学んだことの1つなんだと思います。

 

 

今年の目標は『悩まない』

去年は、どこの病院にするか、注射をするしない、手術をするしない等々、あれこれ悩みました。

 

するしないを悩んだというか、納得したくてあれこれ時間稼ぎしながら考えていた感じだけども。

 

今年の私は、さくっ、さくっと行きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4ヶ月かぁ

今日は、な、な、な、なんと

半日寝ておりました。

 

二度寝の後に目を覚まし、また寝てしまった訳です。

 

昨日もちょっとそう。

昼寝してたな。

 

一昨日パワフルに動き、走り回ったからかもしれない。自分でも、なんでこんなに動いても疲れなくなったんだ?なんて思ったので。

 

でも、食べたもんのせいなのかも。

珍しく胃も弱ってる気がしたから。

 

で、夜ごはんは、冷凍庫にあったきしめんを茹でて食べたら

美味しすぎて、おかわりしてしまった。

 

 

やはり、無理はよくない。

 

言い換えれば、4ヶ月経てば、普通にガツガツ食べて、普通に疲れるまで頑張れるということでもあるのだけど。

 

いや、無理はいけません。

 

 

あと、睡眠ってスゴイ。

疲れたら、寝るに限る!

 

メンタル的な事も、寝れば、少なくとも、その間、考えないで済む訳だし

 

何にも予定の無い休日をたまに作って、がっつり寝ようと思う。

 

眠る為の日に、何にもしない日

最高!!

 

ただし、普段から質の良い睡眠を心掛けたいものです。

 

あと、身体を冷やさない様にして行こう。

 

 

さて、お風呂入って寝ましょ。

 

 

 

 

 

 

日常(退院から3ヶ月)

気付けば、3ヶ月が経ってまして。

 

気付けば、日常に戻ってる。

そんな感じ。

 

調子はいいと思う、思います。

 

 

まだ無理だろうと思って断った仕事、出来たかもなぁと思ったり

 

手術を言い訳にして、やらないで来た諸々は、そろそろ通用しない気がしてる。

 

 

家に引きこもり(そんなつもりもなかったが)、家族とのLINEと、近所の散歩と、1.5リットルの水を飲むだけが日課の日々が、もう懐かしいし、思い出せない気もしてる。

 

日常となると、1日何人もの人とコミュニケーションが取れるようになり、楽しい時間が増えた。

 

と同時に、思うように行かない事も出て来て...

 

ふぅ、ストレスだわぁ

って思う。

 

あぁ、そうだ、私の日常って

こんなだったなーと思う。

 

 

 

私の場合、縫った傷口の部分はボコッとしてるものの、痛みはありません。

 

よく見れば、傷部分は赤い線になっているけど、お風呂に入る時くらいしか、よく見ないから気にならない。

 

中の傷に関しては、痛みはないし、もう全く気にならないですね。

 

 

 

今月から寝る前に腹筋をしていて

 

最初は恐る恐るの10回から始めたけれど、今は30回をノルマにしてます。

 

あ、さすがに最初の内は、お腹が筋肉痛みたくなりましたけれど。

 

 

あと、動ける様になると、今まで使っていなかった筋肉を使いますし、どこかかばう様な動きをする為だと思いますが、あちこちイタタタ~となります。

 

今も、左のお尻の辺りの筋肉が、ちょっと痛いかな。

 

でも、日常生活は何の不便もありません。

 

卵巣を1つとる事で、ホルモンバランスが崩れる事がちょっと気がかりでしたが

ほぼ気にならずにやってます。

 

漢方薬は、気付いた時に飲む感じ。

それを飲んでるから大丈夫なのかなぁ。

 

冷えを感じたら足湯をしたり、なんか凹むなと思ったら気分転換するようにしたり

 

ちょっと自分を気にかけてやる

というのは大事なのかなぁと思う、この頃です。

 

思いっきりハードな運動をしたい!

今の目標は、それ。

 

少しずつ慣らして行きたいし、来月には、それも実現したいなと思っています。

 

 

 術後2、3ヶ月で、普通に運動が出来るようになり、元に戻るような話を聞くたびに

 

10月とか11月、秋になる頃に、今まで通りに戻ってる自分を、手術前後の私には想像ができませんでした。

 

でも、今、ちゃんと戻ってる。

 

 

手術された方、これから手術の予定の方

ご心配なく!

(あっという間でしたので。)

 

 

 

ディズニーシーにも、行きたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日天気になぁれ!

ここ2週間程、雨のお天気が続いています。

せっかく気持ちがいい季節、買ったばかりの白いスニーカーの出番がなかなかないのは残念。

 

9月もあと少し。

 

 

最近の私は、普通です。

普通が一番!の普通です。

 

先日は都内でお友達と待ち合わせし、おいしいお酒をちょっと頂いて。

 

一人で帰って来ました。

ま、当たり前なんだけど。

 

退院したてはですね、都会程人もいない最寄りの駅でさえ、人混みが恐ろしく

(早足で行き交う人達とぶつかりそうで)

 

今は、全然大丈夫。

1日出歩いても、疲れを感じないでいられてます。

 

どっちかと言うと、テンション高めの興奮気味かも。

何するにも、楽しい。

 

新宿の駅で、友達を見つけた時も、ちょっと飛び上がってたと思う。

なぁんか、嬉しくて。

 

仕事すら、こんなに楽しかったっけか?って思います。

 

そうですね、時間には余裕を持つ様になりました。

ギリギリで走ったり、あわてたりは無理だな、と思うし。

 

休みの日など家にいる時は、時々ごろんとしてみます。

明日でいいことは明日にして、詰め込むのも止めてます。

 

卵巣を取る事で、気分が下がったりするのではないか?が心配でしたが、わりと大丈夫かな。

 

こんなお天気でも、わりと平常心でいます。

 

来週はスニーカー履けるかな、楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2ヶ月、一区切り

あと数日で、手術から2ヶ月となります。

1ヶ月の時も、着実に回復してる感をじんわり感じましたが、今考えると、まだあとちょっとという所だったような。

 

そこからまた一月経った現在、よ~しっ!ここまで来たぞぉ~!ってな感じです。

山の頂上からふもとの景色を眺めてる感じ。何やら大袈裟ですけども。

 

うーん、そう書くと、術後、登山のようなすごい試練があるみたいになっちゃうか。ちょっと、違うな。

試練はなかったです、私はなかった。

出血もありませんでしたし。

更年期的な事も、これかな?くらい。無いとは言いませんけど、今のところそう。

 

ただ、毎日ひたすら歩いてたので、そんな気がするのかもしれません。

これに関しては、我ながらよくやったもんだなと思う。お陰で仕事を始めた今、体力の衰えを感じる事はありません。

 

これは長くお休みを貰えた環境に感謝しなくてはいけませんけれど。

早めに復帰していたら、勿論ここまで戻っていないはずだから疲れて、立ちっぱなしや動きっぱなしは無理だったと思うので。

 

 

そうですね、そうだな

 

地道に毎日一段ずつ階段を登って来たような。あ、そっちだな。階段だ。

 

先日、診察があり病院へ行って来ました。

日常生活、何をしても大丈夫だそう。

お風呂に、自転車。

体を捻ったりするのも、もう大丈夫と。

 

仕事(おっきく分けて、踊りをしています。)も恐る恐るやらなくていいんだな。

 

執刀医の先生のその一言で、大きな扉が開いて、さぁーっと風が吹いた気がしました。

 

帰りは、秋冬物が並ぶお店を見て回り、試着したりが楽しくて、わくわくしました。

次の季節が来る予感に。

 

 


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でもって、スタバで栗の入ったパウンドケーキを。
(栗、好きです。)

 

そうそう、何か気になる事があった時の為に来月も、外来の予約を入れましたが、何もなければキャンセルしてもよいとの事で

 

1つの区切り。

半年お世話になった先生に、ご挨拶の時でした。

 

実は、外来で、素っ気なく、わりとハッキリした言い方をされる担当の先生に、最初の内は複雑な思いでした。

ただ、素人丸出しの細々した質問に、嫌な顔をされず、答えて(淡々とですが。)下さる所に好感を持てたので、お任せしようと思えまして。

 

「こういう事(手術)は日にちを決めてしまうといいですよ。いつにします?お仕事などあるでしょうから...。いつでもいいですよ。あ、この辺りは自分が休みに入ってしまうんで、そうですねぇ...。」

 

手術をしなくちゃいけないのは分かった、でもどっかで踏ん切りがつかない、いや、ついてる、いや、わからない...

 

そんな私の目の前に、あの時、道が作られた気がしました。3ヶ月先の手術に向けて、そこがスタートラインになりました。

何事も迷いに迷うタイプの私には、ありがたかった。

 

手術の説明を主人と聞いた前日の夜

先生の饒舌さに驚いたのは私だけでした。

主人は初めて先生とお会いしたので「面白い先生だね」と私に言いましたから。

 

手術の前も、心配しなくて大丈夫ですよ、と緊張をとるような話題をふって下さったし

 

入院中も、病室に様子を見にいらして、西日が強いですねぇと、照れたみたいに、ぼそぼそ言って、カーテンを閉めて下さったり

 

あれれ?もしかして優しい先生だったの?

なぁんて思ったのでした。

 

外来で淡々とお仕事されてるのは、先生なりのやり方なのかな、と。

 

 

で、今回の外来での診察はすぐ終わったので

ちょっとだけ、病気以外のお話をさせて貰いました。

私の仕事関係の事で、ま、ちょっとは手術に関連もしてるような事なんですけども

 

お世話になりました、と診察室を出る時、先生と看護師さんがにこやかに話されている様子があり、嬉しくなりました。

 

思いきって話しかけてよかった。

 

病気以外の事も先生と話せるようになって良かった。これも先生のお陰なのだけど。

いい先生に出会えたのだな、そう思ったのでした。

 

ひょっこり復活

昨日からお仕事へ。

 

数日前に、デスクワーク的な事で1日ちょこっと顔を出しに行ってるのだけど、行っておいて良かったなと。

 

昨日は午前午後と移動もあり、拘束時間は短くても、近所へ買い物に歩くだけというのとは、話が違い。

 

台風で家に引き込もってた日なんて、誰とも会話をしないなんてこともあったのに、昨日はたくさんの人とお話をしました。

 

一番嬉しかったのは

 

「この間手術したばかりの人には見えないわ」

 

と、言われたこと。

 

しかし、夏前の記憶があいまいで色々と、え?そんなんありましたっけ?てな事になっていて

 

「ボケボケですみません。」

 

先輩方

「別の世界にいたみたいなものだものー。」

「でも、ボケるのは20年早いわよー。」

 

そんな風に笑って下さる諸先輩方。

この環境は私にとって宝なのかもしれないな、と思いました。

 

 

午後からは体力を使う仕事でしたが、辛かったら座らせてもらおうと思っていたけれど、1時間半ほど、続けて動いていても大丈夫でした。

 

夜になって痛いという事もなく、ホッとして。

 

普通の事が、

 

いや、今までは、あぁーめんどくさいわー

なぁんて思ってた事までもが

 

普通に出来て、嬉しい。

 

 

 

元気をキープしよう!