輝く鬼は奇しく笑う

妖しく怪しく奇しく

2018年

 

今年のまとめ

 

今年を振り返ると嫌な年だったと思う。

 

 

とにかく就活がめんどくさかった。ストレス以外のなにものでもなかったし、正直2度としたくない。今まで生きてきたなかで一番嫌なイベントだった。就活が一番嫌なイベントだと思う程度の人生を過ごすことができていることに、幸せを実感していたりもするんだけど。

別に就活そのものがネガティブなものだと思っているわけではないけれど、就活が得意な人もいるだろうし、苦手な人もいる。僕は後者だったということ。

 

 

 

就活のことが一番印象に残っているから振り返ると「嫌な年」になってしまうが、もちろん良いこともあった。

 

 

サッカー観戦にハマれたことは良いことだったと思う。特に就活している時期にW杯があったことは幸運だった。ストレスを感じる日々の中のオアシスだった。グループリーグを突破してくれた日本だったり、結果的に準優勝したクロアチアの躍進は嬉しかった。あとはリヴァプールが17~18シーズンでCL準優勝したり、18~19シーズンのプレミアリーグで暫定首位になったり。

サッカー観戦は、応援しているチームや選手が活躍してくれると気持ちがポジティブになるから好きだ。

 

 

麻雀にハマったこともよかったなと思う。

僕がハマったことはもちろん、周りの友達もハマってくれたことが嬉しかった。大学生活では、周りの人が暇になるとパチンコとか行っちゃうからあんまり合わないなぁと思うことも多かった。まぁ僕が行きたくなくてもパチンコに行けばよかったことなんだけどネ。

麻雀は自分の性格的に合ってるゲームな気がする。個人個人で生まれ持った運の総量が違うとしたら、僕はあんまり運がない気がするから微妙な気もするんだけど。それでもその運の総量の差みたいなものを、必死に埋めるための努力が好きだったりする。生まれ持った何かの差を言い訳にして、努力をしないのは許せないし、それはすごくダサい気がしている。

ちょっと話が変わったけれど、麻雀は絶妙なバランスが求められる選択のゲームだと思っている。どの選択が正しいかわからないが、限られた情報から最善の選択を導くのが好きだ。もっと強くなりたいと思う。

 

 

 

就活の印象が大きいだけで、振り返ると悪くない1年だったと思う。

以上今年の振り返り。

 

 

来年は時間をうまく使えるようになりたいなと思っている。

SNSとかをやめたい。アカウントを消すわけではないけれど、見る機会を減らしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

シャトルランでラインまでしっかり走らない奴はクソ

 

 

お久しぶりです。

日常生活のなかで他人に対して「ずるいな」と思うことがたくさんある。ずるいという表現が正しいのかわからないけれど。

 

 

嘘や言い訳が嫌いだ。

シャトルランとか反復横跳びでちゃんとラインまで足を運ばない奴が気に食わなかった。別にその人が嫌いってわけではないし、そこまで気にしてるわけでもないんだけど。足を運ばない人からすると「そんなことどうでも良いだろ」と思うかもしれない。でもこちらからすると「そんなちょっとしたことだからこそ、ズルをする意味がないだろ」と思う。

 

逆にずるいことを堂々とする奴は好きだ。授業中に最前線で堂々と寝ている奴なんか最高にクールだ。後列で隠れてスマホをいじっている奴よりもはるかにかっこいい。きっとケイスケホンダも「きよきよしい」って言うだろう。こんな褒めちぎった後に言うのもあれだが、本当はそこまで好きじゃない。ちゃんと授業を受けている奴のほうが断然良い。

 

 

 

多くの人は自分の都合で嘘をつくし、言い訳をするし、ズルをする。それが当たり前だし、それで良いんだと思う。ただ、ずるいことしてるのに自分はズルしてませんみたいな態度とか、みんなもズルしてるからいいじゃんみたいなことを抜かす奴は許せない。

ずるいことをするなら、自分はずるいことをしている弱い人間だと自覚しながら生きていけばーかと思っている。

 

 

多分俺はどこかで「弱い人間」を見つけて「ずるいな」と思うことで、優越感みたいなものを感じているし、経験値を得た気になっている。弱い人間を見ることで、ズルをしなかった俺は偉いと自分を肯定してきた。言い訳や嘘に頼らず、自分の弱さを自覚し、反省することができる強い人間だと思ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

ずるいことをしない強い人間になれればいいと思う。

授業中、後列に座りながらスマホを手にしてそんなことを思った。

 

 

 

 

 

 

トリコロール

 

2018年ロシアW杯が終わった。

フランスの優勝で幕を閉じたわけだが、俺は大会前からフランスの優勝を予想していた。

もちろん予想が当たったのは偶然とも言える。だがしかし!俺は俺なりの理由がいくつかあったうえで予想した。ここでは単なる偶然ではなく、理論に基づいて当てたということにして話を進める。進めさせてもらう。

 

 

それでは「なぜ俺がフランスの優勝を予測できたのか?」についてまとめていく。

 

まず今大会の優勝候補を挙げてみる。

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有名ブックメーカーの優勝オッズ画像からわかるように、優勝候補の大本命はブラジルとドイツ、次いでフランスとスペイン、その他アルゼンチンやベルギー、イングランドなども可能性ありという感じだった。

個人的に優勝候補だと思っていたのは、上からブラジル、ドイツ、スペイン、フランス、ベルギーの順で考えていた。

戦力を10点満点評価すると、「ブラジル10点ドイツ9.5点スペイン9点フランス8点ベルギー7点」こんな感じのイメージだった。

ではなぜこの中からフランスを選んだのか説明していこう。

 

 

 

 

 

 

俺が優勝候補を予想するうえで大切にしたのは「センターライン」「トーナメント表」「スタイル」「ジンクス」だ。

 

 

 

 

 

 

まずはセンターラインの話。

これはフォーメーションにおけるセンターライン、つまりGK、CB、DMF、OMF、CFの選手がしっかりしているかを評価した。特にGKとCF、そしてDMF、アンカーの選手を重要視した。また10点満点評価していくよ。

 

ブラジルのセンターラインは9点

GKアリソン

DMFカゼミロ

CFガブリエウ・ジェズス

GKとDMFは完璧、CFも申し分ない。アリソンとカゼミロは超一流。懸念点はジェズスが若いこととCFに背の高い選手がいないこと。

 

ドイツのセンターラインは8点

GKノイアー

DMFケディラ、クロース

CFヴェルナー

個人的にドイツのセンターラインは少し不安。ノイアーは怪我から復帰したばかり。ヴェルナーはまだ若く、ケディラは一流だがカゼミロやカンテ、ブスケツと比べると少し劣る。(ケディラのプレーそんなに見たことないけど)

ポーランドの監督は老いたクロースっぽかったです。(こなみかん)

 

スペインのセンターラインは9.5点

GKデ・ヘア

DMFブスケツ

CFジエゴ・コスタ

10点でも良い。デ・ヘアブスケツは間違いなく世界最高の選手。ただCFがパッとしない印象。ファーストチョイスが決まってなさそうだったし。結局ジエゴ・コスタ点取ってたからこの予想は外れたんだけど。

モラタが調子良くてメンバー入りしてたらなぁ。

 

フランスのセンターラインは10点

GKロリス

DMFカンテ、ポグバ

CFグリーズマン、ジルー

フランスのセンターラインは完璧に近かった。欲を言えばGKが物足りない気もするが。カンテの存在は偉大。CFはグリーズマンだけでなく、高さのあるCFジルーがいることも大きい。

ちなみにジルーは今大会枠内シュートがなかったらしい。出場していないと恋しくなり、出場していると不満が出てくる、憎めない男ジルー。

 

ベルギーのセンターラインは 8.5点

GKクルトワ

DMFヴィツェル、デブライネ

CFルカク

クルトワルカクがいるからなんとかゴール守れて、なんとかゴール奪えると思ってた。ヴィツェルは青い瞳が綺麗でした。(ヴィツェルのプレー見たことなかったから何とも言えない)

正直アンカー、DMFの選手は物足りなかった印象。デブライネは最高だけどね、DMFではないね。

 

 

まとめると、ブラジル9点ドイツ8点スペイン9.5点フランス10点ベルギー8.5点。

まぁちょっとフランス贔屓したけど、俺が重要視したのは「GKの質」「DMF、アンカーの質」「高さのあるCF」だ。

さすが強豪国なだけあって、どの国も優秀なGKはいた。

アンカーの選手は、

ブラジルのカゼミロ

スペインのブスケツ

フランスのカンテ

この3人が飛び抜けていると思っていた。

そして高さのあるCF。高さのあるCF(基準は190㎝前後くらい?)がいた国は、

ドイツ:マリオ・ゴメス(189㎝)

フランス:オリヴィエ・ジルー(193㎝)

ベルギー:ロメル・ルカク(190㎝)

この3つの国だけだった。

 

つまり優秀なGK、優秀なアンカー、高さのあるCFがいる国はフランスだけだったのだ。

 

 

 

 

 

 

次はトーナメント表。

グループリーグを抜けてどの国と対戦することになるかということも予想した。


f:id:kikikaikaik:20180716053043j:image

ブラジルはE組、ドイツはF組、スペインはB組、フランスはC組、ベルギーはG組。

それぞれどんな対戦相手になるか予想していこう。特にベスト4までの道のりで強豪国と対戦するかどうかを考えた。トーナメントを勝ち抜く難易度の3段階評価もしていくよ。

 

まずはブラジル

ブラジルは間違いなく1位通過するだろうと予想した。ベスト16ではF組2位抜けと対戦することになり、その次はおそらくG組1位抜けとの対戦。F組2位抜けにもしもドイツが来てしまったら、G組1位抜けはベルギーが来るだろうなと考えたら、ブラジルの優勝は簡単ではないなと感じた。

ブラジルの勝ち抜く難易度:hard

 

次にドイツ

ドイツは通過しないと思っていた。グループリーグ初戦はメキシコ相手で相当苦労すると思っていた。まぁ通過しないと思った理由は後述するとして、1位抜けならベスト4までは簡単、2位抜けならブラジルとの対戦と予想した。

ドイツの勝ち抜く難易度:知りません

 

スペイン

スペインはグループリーグ初戦がポルトガル相手だったから2位抜けも充分あり得ると思っていた。というか監督交代もあったし、ポルトガルに負けると思って2位抜けを予想した。結局1位抜けだったけどね。2位抜けの場合、ベスト16でA組1位抜けのウルグアイと対戦、次はC組1位抜けのフランスだと思ったから厳しいと予想。でも1位抜けしたらベスト4までは簡単だからなぁという気もあった。

スペインの勝ち抜く難易度:normal

 

フランス

フランスはグループリーグ初戦オーストラリアだったから間違いなく1位抜けだと思っていた。トーナメント的にフランスは恵まれていたと思う。フランスはベスト4までの道のりで個人的優勝候補5ヶ国のうちスペインとしか対戦する可能性がなく、日程的にも決勝では有利。準決勝であたりそうなブラジルとの対戦だけが心配だった。

フランスの勝ち抜く難易度:easy

 

ベルギー

ベルギーは予想が難しかった。1位抜けするとは思っていたが、ドイツが敗退した場合は2位抜けのほうが勝ち抜きやすいしなぁという感じで。基本的にはドイツがグループリーグを突発すると仮定して、ベルギーは1位抜けすると予想した。ベスト16のH組2位抜けは勝てると思っていたが、次がブラジルとの対戦だから厳しい。

ベルギーの勝ち抜く難易度:hard

 

まとめると、

ブラジル難易度:hard

ドイツ難易度:知らない

スペイン難易度:normal

フランス難易度:easy

ベルギー難易度:hard

まぁトーナメント表を全部予想なんてできないからここはそんなに気にしなかった。それでも勝ち抜きやすいか、勝ち抜きにくいか、ざっと考えることは重要だと思っていた。

 

トーナメント表的には、フランスが有力、次いでスペインと考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

次はスタイル。

どんなスタイルのサッカーをするのかを評価した。大きくわけると、「自分たちでボールを持つポゼッション型」と「相手にボールを持たせるカウンター型」に分けられると思う。ユーロ2016でポルトガルが優勝したこと、CL決勝がリヴァプールvsレアルマドリードだったことから、間違いなくカウンター型のチームが勝ち上がってくると思っていた。

 

正直各国の親善試合とかを見てたわけじゃないから、各国のサッカースタイルを理解なんてできてなかった。

ただ、ドイツとスペインはポゼッション型、ブラジルとフランスはカウンター型、ベルギーは謎というイメージがあった。

もちろん、強豪国だからポゼッションもカウンターもできるとは思っていたが、基本的にはこんなイメージだった。

 

サッカースタイル的には、ブラジルとフランスが有力だと考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

最後は一番重要視したジンクスだ。 

正直重要視した比率はジンクス50%センターライン20%サッカースタイル20%トーナメント表10%くらいだ。それくらいジンクスは当たるもんだと思っていた。

結構いろんなジンクスを調べたが、今回は有名なジンクスだけ挙げてみる。

 

その1 優勝国は必ず自国の監督

今まで優勝した国は、必ず自国の監督が率いていた。このジンクスがあるからスペイン国籍のロベルトマルティネス監督が率いるベルギーの優勝はないと判断した。

 

その2 開催大陸の国が結果を残す

欧州開催では欧州の国が優勝し、南米開催では南米の国が優勝することが非常に多い。2014年のブラジルW杯ではドイツが優勝したけどね。このジンクスから、ブラジルの優勝は難しいと考えた。

 

その3 前回大会優勝国はグループリーグ敗退する

その4 コンフェデレーションズ杯優勝国はW杯で優勝できない

これらのジンクスがあったからドイツの優勝はないと思っていた。というかグループリーグで敗退すると思っていた。グループリーグ敗退したことがないドイツに限ってそんなことはないような気もしたし、2014年ブラジルW杯で南米開催なのに優勝したドイツにジンクスが当てはまらないような気もしたけど。W杯直前の親善試合で負けてたのと、この2つのジンクスがあったからドイツの優勝はないと判断した。

 

ジンクス的には、ドイツとベルギーの優勝はないと判断し、ブラジルの優勝は難しいと判断した。

 

 

 

 

 

これらが俺が優勝候補を予想するときに参考にした判断材料だ。

フランスは理想的なセンターラインに、勝ち抜きやすいトーナメント、トレンドを踏まえたサッカースタイルを持っていて、何より不吉なジンクスがなかった。

これが俺がフランスの優勝を予想した理由だ。

 

優勝候補を総合的にまとめると、フランスが最有力、次いでブラジルとスペイン、ドイツとベルギーはないだろうという感じだった。

 

 

 

 

予想があたって嬉しいし、フランスがチームとしてまとまっている姿が見れて良かった。

おめでとうフランス、ありがとうフランス。

 

 

 

 

 

 

youtuber最強説

 

前回の続きというかなんというか。僕の脳内を整理するのが目的だから読んでもおもしろくないかもネ。

 

就活対策講座を受けて感じた違和感とかを書いていきます。

前回の記事を読んでない人はそっちから読んだほうが良いかも、読んでなくてもわかるように書いていくつもりだけどね。

 

就活対策講座でビジョンが大切だと言われた。どんな自分になりたいか、自分が何をしたいか を理解し、それを達成するために就職をする。そうすることで良い就活ができるのはおそらく間違いない。

 

でも僕は 、

なぜそのビジョンを達成するために頑張れるの?と思ってしまう。

 

僕は正直、ビジョンは持っているけど別に達成できなくてもいいかなと思っているところがある。というか現状に満足してしまっている自分もいるし、就職することによって達成できるビジョンじゃないのかなぁなんてことも考えたりする。それ以前に、楽して生きることがビジョンみたいになってしまっている気がする。まぁ簡単に言うと僕がめんどくさがりなだけなんだけど。

 

 

じゃあ、違和感を整理していこう。

まず思ったのは、就活対策講座におけるビジョンは、働きたいと思っていることを前提にしなければならないということ。簡単に言うと、自由な生活がしたい、楽して生きていきたい といったビジョンは、ビジョンとして認められないということ。

ほんとくそガキみたいなことを言うし、そもそも就職活動をするうえで考えるビジョンなんだから、働く意志があることを前提とするのは当たり前だろと思うけど、ちょっとだけ聞いてほしい。俺はできれば働きたくないし、楽して生きていきたい。いや、そりゃヒモになりたいか とか、ニートになりたいかと言われればそうではないんだけど。不労所得でめっちゃ稼げて自由に自分の好きなことをしながら暮らせるのならそのほうが良い。そして、多くの人が働きたいなんて思ってないと俺は思っている。だいたいの人が、働きたいと働きたくないを合わせて100%としてその割合を考えると、70%くらいは働きたくないで残りの30%が働きたいくらいの感じだと思う。

 でも現実は厳しいもので、不労所得でめっちゃ稼げて自由に自分の好きなことをしながら暮らせる職業なんてほとんどない。ぱっと思いつくのはyoutuberとかかな。youtuberも毎日動画投稿したり、人気になったらストーカーに悩まされたり、楽ではないだろうけど、少なくとも人間関係の悩みは圧倒的に少ないと思う。まぁみんながみんなyoutuberになれるわけないし、みんなyoutuberになっちゃったら世も末だ。

ちょっと脱線したね、話を戻しましょう。youtuberの話から僕が言いたかったのは楽に稼いで生きていたいけど、それは無理だよねということ。そうなると、不労所得でめっちゃ稼げて自由に自分の好きなことをしながら暮らすっていうのは無理だから、妥協したビジョンを考えないといけないと思う。せめて自分の好きなことを仕事にしたいな とか、せめて金が稼げる仕事がいいな とか、せめて休みが多い仕事がいいなとかね。この妥協したビジョンと就活対策講座におけるビジョンは、働くことを前提とするから似ている気がする。僕は、こんな妥協したビジョンを達成するためになんで頑張れるの?と思うわけである。

 

まとめましょう。

僕がなぜそのビジョンを達成するために頑張れるの?と思うのは

楽して生きていきたいっていうくそガキビジョンがあるよね→でもそれはみんなができることじゃないよね→くそガキビジョンを変えようね→働くことを前提にすると現実的なビジョンになるよね→現実ビジョンは楽して生きていけないよね→くそガキビジョンと現実ビジョンのギャップすごくね?→みんななんで現実ビジョンに向かって頑張れるの?…

こんな感じ。

 

いろいろ書いたけど、思ったのはこういうこと。

楽して生きていきたいってみんなも思うはずなのに、みんな現実を見て、現在ビジョンに向かって頑張ろうとしているのが素直にすごいと思った。そして、みんなは違和感を感じていないのか、感じていても見て見ぬふりをしているのか、どっちなのか不思議でしょうがない。多分みんなが大人なんだろうなぁ。

 

みんながyoutuberになっちゃったら世も末だけれど、みんながサラリーマンを目指すようになったほうが世も末だ。

 

将来、こんな違和感を感じる人がいなくなりませんように。

 

 

 

 

 

 

就職活動、今からやるか?後からやるか?

 

11月の初めくらいから、毎日チェスをする習慣をつけた。チェスをして、反省点をノートに書き込む。それなりにうまくなったように思う。僕が毎日チェスをするようになったのは就活対策講座の影響だ。

 

僕は就活対策講座という講座を受けた。全7回、毎週、週末に5時間の講義。就活対策講座でいろんな影響を受けたし、おかげで少しは成長できたような気がする。

 

就活対策講座で講師が僕らに伝えたかったことをざっくりまとめると、

  1. ビジョンを持ちましょう
  2. 社会人としてのスキルを磨きましょう
  3. 成長を目指して前向きに生きましょう

みたいなことだと思う。

ちょっと違うような気もするし、もっと具体的な就活に関するテクニックも教えてもらったけれど、そもそも35時間の講義内容を数行でまとめるのは無理があると思うから許して。

 

1つ目の話、ビジョンを持ちましょう。

就活と言うと、どんな職業、職種に就くかを考えてしまい、やりたいことが明確じゃないと難しく考えてしまいがち。しかし、やりたいことはわからなくても、なりたい自分というのは誰もが明確に持っている。就活を なりたい自分になるため、ビジョンを達成するための手段と考えていこうぜ という話。

 

2つ目の話、社会人としてのスキルを磨きましょう。

講師は、100%内定を取れる奴は 社会人と同等のスキルを持っている奴 と言っていた。ここで言う社会人としてのスキルとは、主体性、協調性、論理性の3つらしい。この3つのスキルを磨くことで内定取れるよという話。

 

3つ目の話、成長を目指して前向きに生きましょう。

 これはもうそのまま。人間的に成長することを目指して前向きに生きていこうぜっていう話。本田圭佑みたいな、イチローみたいな感じかな。

 

僕は就活対策講座を受けて、変化しなきゃいけないなぁと感じた。僕は、自分という存在は嫌でも一生付き合っていかなければならない存在だから、欠点すらも受け入れていこうという考えを持っている。そのため、自分の考えを変えたくないと思っているし、今もそう思っている。

 

自分の考えが180°変わったわけでもないし、もしかしたら1°も変わってないかもしれない。それでも頑固な僕が、自分の欠点すらも肯定的に捉えようとしている僕が、就活対策講座を受けて自分の考えを変えていくべきなのかもしれないと感じた。就活講座は僕の考え方が、「変わりたくない」から「変わってもいいかもしれない」に変化した大きな出来事だった。

 

 

 

 

追記

正直僕は意識高い系になりたくないし、目標は現状維持 みたいな矛盾した目標を持ちながら平和に生きていたいです。

まぁ現状維持で人生を終わるつもりはないんだけれど。魅了的な小さい花火を上げられればいいなぁと思います。

最近いろいろ考え事が増えたのでまた近々書きます。

RPG

 

あの頃は良かったなぁ。そんなことを思うようになった。外で遊んでいる子供を見て、微笑ましく思った後に、可哀想と思うようになった。

 

僕が大人になったからだろうか。過去のことを考える時間が増えた気がする。今が充実していないわけじゃない。それなのに、あの頃は良かったと思うのは何か理由があるからだ。変わったのは僕だろうか、それとも見ている世界だろうか。

 

思い返すのは、小学校低学年の記憶。思い浮かぶのは、友達と遊んでいた記憶。その頃はポケモンルビサファをよくやっていた。通信ケーブルと攻略本を持っている友達は神だったし、通信バトルは負ける前にケーブルを抜くからいつも勝敗がつかなかった。点字の解読で攻略本とにらめっこなんてこともあった。他にも、山の中に秘密基地を作ったり、今では何をしていたのかよくわからないような遊びもしていた。思い返すと、とにかく友達と遊ぶのが一番の楽しみだったなぁと感じる。それはきっと今でも変わっていない。

昔はみんな無邪気で純粋な子供だった。澄んだ瞳を持っていて、見ている世界は鮮やかだった。自分をRPGの主人公のように思っていたし、見ている世界は冒険の舞台のようだった。いや、これは大袈裟だけど。いつからか澄んだ瞳は失って、視力矯正器具に頼らなきゃいけないくすんだ瞳になった。そこから見える世界はぼやけて見えて、自分はRPGの主人公なんかじゃなくて、社会の中の一つの歯車だと思うようになった。そうして歯車達は口を揃えて言う「あの頃は良かったなぁ」なんて。

 

 

大人になるにつれて少しずつ賢くなってきた。ズルや嘘を覚えながら、どんどん穢くなってきた。昔は同じ道を歩いていたはずなのに、どこから違う道を歩いていたんだろう。

 

きっと、これからも僕は穢れていく。外で遊んでいる子供も救えずに。

 

 

リバース

 

僕はいろいろなものと関わり合いながらも孤立している状態が一番良い状態だと前に書いたことがある。今回は例外もあるという話。

 

ちょっと前の僕は自分の生きやすい環境を選ぶことが最も重要だと思っていた。もっと細かく言うと、「自分の生きやすい環境で生きていきながら、自分と同じ価値観の友人だけでなく、違った価値観を持つ友人を大切にしていくこと」が重要だと思っていた。自分の生きやすい環境で生きていると、自分の考えがすべて正しいと思ってしまうことがあると思う。そのため、違った価値観の友人を持ち、一人一人がいろんな考えをもっていること、そのどれもが正解でも不正解でもないということを確かめながら生きていくべきだと思っている。今も自分の生きやすい環境を選びながら生きていくこと、違った価値観の友人を持つことは重要だと思っているが、それと同じくらいに 自分に合わない環境の中で自分の居場所を作ること がとても大切なことだと思うようになった。

 

自分には合わないだろうなぁと思っていた環境でいろんなことに気付いた。まず、僕は意外とどんな環境でも適応できるということに気が付いた。これには結構びっくり。僕は好き嫌いがはっきりしているし、多くの人から好かれるようなキャラじゃないから、きっと苦手な人も多いだろうなぁと思っていたけど、意外となんとかなるもんだと感じた。周りの人に感謝。

あと、自分に似ている部分を持っている人がいること。自分に合わない環境には自分と全く違う考えの人ばかりだろうなぁと思っていたけれど、その中でも似ている部分を持っている人がいることに気付いた。集団に注目してばかりで、集団の中にそれぞれ違った個性を持った人がいることを見落としていた。

他にも様々なことに気付いた。僕は自分が思っているほど変わった人じゃないこと、周りの人も変わってる部分を持っていること、人は結構優しいこと、等々。

 

やってみないとわからないことばかりだなぁと二十歳にもなって改めて感じた。食わず嫌いは良くないから、とりあえず食べてみることが大事だと思う。不味かったら吐けばいいんだし。

 

 

僕が自分の居場所を作ったというよりも、周りの人に僕の居場所を作ってもらったという感じがする。僕も誰かの居場所を作ってあげられるような人になりたいなぁ。