日本人現地採用者の苦悩①外国でもある日本人縛り?
あまりこうネガティブなことを書きたくないのだが、
自分の中で溜まってきた毒を出すことで自分の価値観みたいなものを再認識していきたい。
今日は、ずーっと不思議に思っている日本人特有?の行動や文化についてつらつらと書いていこう。
1.定時後の無意味な残業
マレーシアで就職したのをきっかけに、定時で帰宅することに挑戦してみた笑
自分の勉強したいし、せっかくだから色々体験してみたい。必要があればもちろん残る!
ほかのローカルスタッフと同じ具合に、「はい定時」、「はいお疲れ様」といった具合で、数日間トライしてみた。
ボスから呼び出される、「仕事はどうや?」、「やって行けそうか?」と。。
「慣れてきました。がんばります!」みたいな感じで答えたと思う。
「あほか、じゃあ死ぬ気で働かんかい!」、「定時で帰ってどうすんねん」、「俺が若いころは寝てないワイ」
はぁーやっぱり日本人ボスの下で日本人が働くとこうなるんかね。
ワタクシ、名ばかりの営業で固定給(現地採用なのでお察しください)、コミッションなしなんですけど笑。しかも、2年契約。がんばっても具体的にどう還元されるか明示されていない状況でそこまでよくそこまで言えるなあと。
ローカルの人はいいんですか?とは怖くて聞けません笑
彼曰く「人生は理不尽、それをわかってもらいたい」そうです。そうですか。。
彼はいつも私の独立心を煽ってくれます。今年中に独立するぞー。
大学生、新入社員読んでくれ!!これが就活をちゃんとしなかった20代後半の男の現状だ!!
認めたくないが、新卒で入社した会社を早々に辞め、いまのところ上手くいっていない20代後半の男が、人生の転機で下した決断について振り返るという趣旨です。悩める就活生、新入社員の何かの参考になれば嬉しいです。では早速はじめましょう。
大学3年:
MARCHという学歴の中途半端さに焦りを感じ、夏には就職を開始、いまでいう意識高い系の学生だったなと。よくわかってないのに、銀行を中身のない仕事とよく声を大にして批判していたのを覚えている。
夏休みには、某ITベンチャー企業のインターンシップ参加、見事内定は貰えなかった。優秀者は3年とか5年間、入社の権利が貰えるアレです。
自己啓発本読んだり、いろいろとイベントに参加しているだけだった。それでも本人は周りと比べてがんばっている俺すげー!意識高い!と悦に入っていた次第です。
→形式的なインターンシップなんかいかないで、それこそベンチャーで働かせてもらったほうが遥かに経験積めます。人生で打ち込んだもの、これは大好きというものがない人は、可能な限り未知の分野に挑戦すべし。自分のいまある価値観なんて当てにならないから、誘われたらなんでもいいからやりましょう、いい出会いがあるかも知れません。斜め上から見ていると、自分の殻からでれませんからね。
大学4年:
3月ごろ、外資系ITA社から内定をもらう。就職活動を続けるか迷ったがこれからはITだよなとか、プログラマーなんかかっこいいし、ここでいいやと早々に活動停止。
周りがバンバン面接落ち、書類落ちする中、傍観。「おまえら、はじめるのおそいんじゃい!」と内心、馬鹿にする始末。でも友達が大手に決まると、俺ももうちょっといい企業行けんじゃない?就活再開する?と悩んだが面倒だから断念。
そんな中、勝間さんの本に出会い、時間を無駄にしないよう資格、英語の勉強に励む。基本情報処理、FP2級、TOEIC 820点取得。(この辺はまた書きます。)意識高いですね笑。
残りの暇な時間はバイト、小説も読むなどほぼ一人で過ごす。旅行のお誘いは国内以外、全部断る。自分が選択した職業について、なにか引っかかるのだが、その原因を面倒で考えないようにしていた。
→時間があるなら徹底に悩むべし、答えがでるかわからないが、思考停止しないことが重要。忘れたときに、突然答えはでるのかと思います。海外旅行に行ったことがないのであれば、ぜひ行ってみよう。俺は価値観が変わるとまでは言わないが、社会人になり始めていった外国(上海)の空港に着いたとき、妙に興奮したのを覚えている。それが現在に繋がっているのかなと思う。
社会人1年目:
就業初日に違和感を覚える、あれ?ココじゃない気がする?気のせい?。とりあえず入ったのだから5年くらいがんばろう(よく自己啓発本に書いてあるアレです。)。ひたすら同期の熱意と優秀さに圧倒される。
就職と同時に入居したシェアハウスで10数人の外国人、日本人と共同生活を始める。はじめて面と向かって外人と英語で話す。。。いや会話になってない。ほんとうに「なんにもいえねー」状態。TOEICで高得点を取り、いつの間にか英語ができる風でいたのだが、現実はやっぱり違うね。。でも一緒にいるのが、新鮮で、楽しくて、土日はほぼ彼ら彼女らと過ごす。仕事に関連した勉強なんてする気ゼロ。英語だけ勉強する日々。
担当の先輩社員に、決められた期間くらい全力でやりきれとのお叱りを受ける。すいません。シェアハウスでの生活が楽しすぎて、研修に全然身が入っていませんでした。
→違和感を抱えたまま、そこから目を逸らしていた結果です。石の上にも3年とかいいますけど、徹底的に考えた上で選択したものだったら、そうれはそうやと思う。ただ徹底的に考えず、面倒だからごまかして、なんとなく選んだものの上で3年も耐えられんよね。最大の反省点は、考えるのをサボったこと。
社会人2年目:
プロジェクト管理チームというプログラミングをやらないで、客先で偉い方々とプロジェクトの進め方や計画を決めていくチームメンバーとして配属される。このころには、会社を辞めて、海外に出たい気持ちでいっぱい。
比較的出会いが多い年で、こんな人生もあるのかと考えさせられる機会が妙に多かった。また外国人の彼女もでき、刺激いっぱいの私生活、でも仕事はいまいちやる気の出ない日々を送る。
→前年と同じで、なにをしたいか、どうやったらいいのか調べもしなかったのが反省点。
社会人3年目:
大手企業のサーバ管理チームに配属される。手順書の作成が主業務。興味もなく上、長時間労働で完全に嫌気がさしていた。自分にも仕事にも。
大震災発生、直後に彼女が帰国。大震災よりも、彼女の帰国のほうが、自分にはインパクトが大きかったようです。ごめんなさい。
強烈な虚無感を感じる日々。仕事も手につかず、抜け殻状態。そうだ外国に行こうと仕事を辞める。約1ヶ月、自分探しの旅に出る。
帰国後、海外での働き口を探すも、求人条件の「ビジネスレベルの英語」という言葉にビビッて応募できず。留学を目指すことにする。奨学金でも借りれば留学できるでしょ?と軽く考えていたが現実は甘くない。大学時代の成績が散々で、全滅。親はその動きを察したか、金は出さない・貸さないと牽制。仕方なく、自力で学費を稼ぐ稼ぐことに。在宅の仕事を見つけ、受験準備を粛々と進める。
→いまだからわかるが、ビジネスレベルの英語という言葉にビビる必要はなかった。やりもしないでビビッて挑戦しないのはアホ。特にアジア就職の場合、ビジネスの相手も非ネイティブ。気持ちと、創意工夫でなんぼでも伝わる。結局、なんの覚悟もせず、安易に仕事を辞めると、いちいちこういう問題にぶつかる。困難があってもなんとかする、この覚悟が大事。
社会人4年目:
結局、希望校の受験資格を満たせず、自暴自棄になる。仕方ないので、国内で、英語で授業を受けられる院を探し、ここでいいと自分を納得させようとする。気持ちが乗らず、勉強も手につかない日々を送る。
ほぼ毎日、いい年した男がマクドナルドでぼーっとしていたので、周りから白い目で見られる。自分だけ取り残されているようで妙に焦る日々。何か一発逆転はないかと、本屋をぷらぷら。そこで偶然見かけた雑誌に感化され。医者になることを決意。この時点でセンター試験まで残り10ヶ月。なぜか合格間違いなしと妙な自信があった。
最初は、周りの白い目も気にせず、バリバリ勉強していたが、親がふと口にした「 海外に出たくて辞めたんじゃなかったっけ?」の言葉で我に返る。しかし、研修のときに言われた、「なんでもやりきらないといけないとあかん」という言葉に引っ張られ、とりあえず受験までがんばろうと決意。
→自分探しを拗らせるとこういう状態になるんだなと。自分でも笑ってしまいます。キンチョールのCMで松ちゃんが言った台詞が心に染みる。
「自分探しなんてやめたらええねん。なんぼ追いかけたかって、自分の背中なんて絶対見えへんねん。そんなんやったら店でキンチョール探す方が絶対ええ。おっちゃん、最近… 先週かな? そのことに気付いてん。」
社会人5年目:
センター試験で、平均で86%取得。C判定やらD判定やらでガクッとくる。続く2次試験でも不振、医学部受験に失敗。悔しさはあるが、やりきったことで、なにか吹っ切れたものがあった。
さあ海外に行こう!もうここまで来たらなんでもいい。考えたあげく、結局、海外にでることしか考えつかないので、金もないし、とりあえず職を探すことに。
なんとかマレーシアで仕事を得ることに。まあ現地採用ですけど。
→思い切って行動してよかったなと。海外にでたことで、覚悟が決まりました。自分で食っていこうと。大企業で定年まで勤める上げるとか、医者になって職に困らないようにとか、もうどうでもよくなりました。
社会人6年目:
就職してからもいろいろありましたが。なんとかやっています。詳しくはまた書こうと思います。
最後にあなたに?自分に?言いたいこと
・いろんな場所に顔を出そう!ネットでも、リアルでも。何かと新しいものと出会う機会を大切に。
・やり方はなんでもいいので、徹底的に考える。徹底的に考えることで納得感が得られます。自分は2年かかりましたが、考えきったことで、いろいろ吹っ切れました。吹っ切れると自然と次に移れますよ。
・変に斜に構えて、行動に制限をかけないこと。興味があればやったらいい。ただ学生のうちにやるのがベター!社会にでてから発心すると、後戻りできないので注意!上の人みたいになりますよ。まあそれも人生なのかもしれませんが笑
自己紹介
2011年に最初の仕事を辞めてから、
あっという間に時間が過ぎ、気がつけば、もう2014年ですか。。
諸行無常をひしひしと感じる今日この頃です。
一応、簡単に自己紹介をしておきます。
20代後半のオス、マレーシアで不動産営業をしております。
日本では外資系のA社でSEをしてました。
入社と同時に住み始めたゲストハウスで外国に興味をもち、
2年弱で退社し、海外大学院を目指すも資金、頭脳、両方足りず
断念しました。その後、就職をして現在に至るという状況です。
興味があればプロフィールでもみてやってください。
まあこんな感じです。
ここ数年、紆余曲折ありましたが、
最終的には学生時代からの夢?目標?である起業をしようと
ネット界隈をうろちょろしています。
うろちょろし始めて早半年、
これじゃいかん!
せめてなにか人の目に触れることをしようとブログをはじめた訳でございます。
はてなブログがいいご縁やきっかけとなればと
切に願っております。
起業、Webサービス、英語、外国での生活、趣味、読んだ本等
についてつらつらと書いていこうと思います。