私が旅に出る理由
3年連続3回目の欧州旅行。
1年目はオランダ&ベルギー。
2年目はスウェーデン。
リゾート地への旅行も好きだけど、やっぱり人々の生活を見て、体感するような旅が最近はもっぱら好きです。
そこの街の人と同じように街を歩いて、買い物をして、ご飯を食べて。
もちろん観光もするけど、観光がメインというよりは、そこにいる人々の生活を体験できるような、そんなスタイルの旅をしたい。
10年前、タイに行き、東南アジアにはまり。
その時も、初めて見るアジアの生活や文化に見事にはまってしまった。
そして3年前に初めてヨーロッパに行き、これまた初めて見る生活と文化にはまってしまった。
当たり前のことなんだけど、どんなに遠く離れた国でも、みんな同じように生きていて、ご飯を食べ、仕事をして、夜になったら寝て、朝を迎えて、みんなそれぞれに生活をしている。
やっぱり離れた国だから、気候も違うし、言葉だって違うし、家の造りも、食べるものも、生活習慣も違ったりするんだけど、でも、人間の根本的な部分はほとんど同じで。
旅に出ると、そんな当たり前のことを目のあたりにして、ひどく衝撃を受ける。
日本という、極東にある小さな国。そこでしか見ていなかった景色や価値観が私の中での当たり前だったけど、世界ではそれが当たり前ではないことに気が付く。
それを知った時、日本にいる間に悩んでいたことが、すっごいちっぽけな悩みに感じ、なんでこんなことに悩んでいたんだろう?と思えてくるし、頭の中がすごくすっきりとクリアになっていく。
日本での価値観は、ひろーい世界の中の、ひとつの国の価値観にしか過ぎない。それでうじうじ悩むなんて、なんかバカみたい。そう思ってしまった。
これからも私はたぶんずっとこの日本で暮らすだろうし、
これからも日本の価値観に晒されながら生きていくことだろう。
その中でまた何かに悩んだとき、この旅の経験はきっと何かに役立つような気がする。
まだまだ知らないことがこの世界にはたーっくさんある。
知らないことだらけ。本当にびっくりするくらい知らないことばっかり。
旅に出ると、その知らないことにぶつかって、興味がわいて、いろんなことが頭に入ってきて、ものすごく感化されるのです。細胞が入れ替わっていくような感覚。
私はもともと好奇心が強いほうなので、この何も知らないところに放り込まれると、見事に上記のような状態になってしまうのです。気になることばかり、知りたいことばかり!
だから、時間が許せる限り、体力のある限り、少しでも多くの知らないことを知っていきたい。
少しでも多くの気候、文化、食べ物、人に触れたい。この目で見たい。
そう思うようになりました。
少し外に出るだけで、得られるものも無限大。
だから、旅はやめられないのです。
これからも、時間が許す限り、外の世界を見に行きたいと思います!
Helsinki & Tallinn #4日目
とうとう最終日。
なにげフィンランドに来て初のシナモンロール。カルダモンぽいピリッとした味がして、ちょっとやっぱり日本のとは違うお味。でもすごくおいしかった♡
友達の食べていたチョコレートケーキも少しもらう。さすがfazer、チョコレートおいしい!
わたしも食べれば良かった〜。でも胃腸が…(^_^;)
平日なのもあり、サラリーマン風の人やらオフィスウーマン的な人が多かった。おしゃれな店内
そのあとはお土産をまた買いに行ったり、
リコリスやっぱりある。
国民的フードなのね…
そうこうしているうちに空港に向かう時間に。あっと言う間です。あーまだ帰りたくないな。でも行かないと。ホテルに荷物を取りに行って、行きと同じフィンエアーバスに乗って空港へ。
ホテルから中央駅までの道で、すごくさみしくなる。目に入るもの、すべてを焼き付ける。工事現場の面白いクレーン、作業員のお兄さんたち。街ゆく人々。カラフルなバス。初日と同じの、真っ青な空。
またいつかヘルシンキに来られるかな?また来たいな。そう思いながら、バスに乗り込みます。
バスの中でも流れる景色を目に焼き付ける。
さよならヘルシンキ!
そんな感じで、無事にタックスリファインドも済ませ、夕方の便に乗り、帰国の途へ。
帰りは寝るつもりがあんまり眠くなくて2時間くらいしか寝られなかった。
帰りの機内食は微妙でした。でも久々に食べたそばがおいしかった♡
あと出てきたアイスとヨーグルトもおいしかった!
やっぱりあちらは乳製品おいしすぎ。
着いた日本はジメッとしていて、あー帰ってきたー!って感じ。
旅行中は手が乾燥しまくっていてガサガサしてたけど、すぐ治る。
なんだかあっと言う間の3泊5日でした。
色々と転機になったような気がした旅でした。
Helsinki & Tallinn #3日目 ③
楽しみにしていたエストニア滞在も、あっと言う間に時間は過ぎもう帰る時間に。9時間くらい滞在時間あったけど、ぜんっぜん足りなかった。それに旧市街は石畳と坂道で意外と体力を奪われてしまって、1日歩き回るのはけっこうしんどかった。
旧市街だけじゃなくて新市街ももっとゆっくり見たかったなぁ。ほぼスーパーしか行ってない。。もっとちゃんと見たかった。でも、これでまた絶対エストニア来る!!という気持ちが強くなりました。次はバルト三国周りたい!!やっぱり3泊5日で2か国は無理があると悟りました。笑
注)この記事、写真も少ないし文がひたすら長いことを先に謝っておきます(^_^;)
疲れ切っていたし、行きは船酔いもしたので、帰りのフェリーはいい席取りたいよねということでけっこう早くにターミナルへ。ターミナルにある酒屋さんでエストニアのビールとフィンランドのビールを1本ずつ購入。エストニアではsakuって名前のビールが有名なのかな?けっこう見かけました。
続々とターミナルに人が。遅い時間の便だったので観光客というよりは、買い出しに来ているフィンランド人が大半って感じだった。みんなお酒の箱とか持ってたし。安いもんねタリン。
買ったビールと、エストニアの雑誌。
読めないけど。行った国の雑誌を買うのが好きなのです。
30分以上並んで、入り口が開いたと同時に小走りでフェリーへ。前の人たちに着いて行ったら、なんか先頭のすごい良いフロアに着きました。ほぼ全部ソファー席で、段々になってる。無事に席もとれてよかったよかったと一休みするも。なんかすっごいいっぱい人が来て、どんどん相席になっていく。これはまさかの相席パターンか!!私たちの陣取ってたところも頑張れば6人くらい座れそう。気持ち悪くなりそうだったから寝っころがりたかったのに・・・。行きは朝早すぎたからあんなに空いてたのね…。
でも私たちがアジア人だからか遠慮されてるのかなかなか人は来なかった。まぁそれはそれでいっかーラッキー☆と思っていたら、若いお兄さん2人組がやってきた。来ちゃったよ・・・と堪忍して、どうぞとなり。
話しかけられたので色々と話してたんだけどまぁそのお兄さんたち酒くさい!完全に酔っ払いですありがとうございました。私たち本当に疲れててグロッキーだったので、できれば話したくないし(頑張って英語しゃべるの疲れる)ゆっくりしてたかったんだけど、話しかけてくるから話す。けっこう愛想悪い対応をしていたのもあったし英語もそんなにしゃべれないから盛り上がるわけでもないので若干気まずい。そのせいか1回いなくなって、よかった~と思ったら今度はもう一人増えて再登場。マジすか。。(ちなみに彼らはエストニア人の若者でした。けっこう年下。あっちの人は大人っぽいなー。何しにヘルシンキに行くのかよくわからなかったけど、多分仕事なんじゃないかと推測。)
しょうがないのでお話したり、お兄さんのiphoneの写真見せてもらったりして過ごしていたんだけど。なんか気づけば一人の酔っ払いお兄さんが絡んでくる絡んでくる!!見つめてきたり手を握ってきたり、前髪を分けられたり(なんなんだこれは?)口説き言葉を連発してきます。ヒーもうやめて~となり「No」と言って手を払いのけたりしますがなかなかやめてもらえず。しまいには頭にキスまでされて、もう完全にグロッキーになってしまったので、せっかく取ったいい席だったけど離れることにしました。ごめんよお兄さんたち。日本人女子ビビりだしもうグロッキーなので去ります。
お兄さんたちが飲んでたウォッカを勧められたり、買ってきたチョコをくれたりいろいろよくしてくれましたがなんせここは外国、用心するに越したことはないと思いすべて口にしませんでした。ごめん。しかもナンパっぽかったし。。
それにしてもよくウォッカを飲むお兄さんたちでした。服の内ポケットから瓶のウォッカが出てきたりして衝撃的でした。そのお兄さんは顔もロシア風だったし(プーチンさんみたい!)、ロシアのお金とか持ってたしなんかもうロシアー!って感じでほんと異国感あふれていました。
もっとシラフの時に話したかったよ・・・
エストニアの人と仲良くなれるいい機会だったのに。その時は怖いしどうしたらいいのかわからず困惑したけど、今となっては良い思い出。(かな?)日本人相手でさえナンパを交わすの大変なのに、外国人相手にそんな高度な技はできませんでした…
でも、英語あんまりできなくてもなんとかコミュニケーションは出来るんだなぁと。
あ、相手が酔っ払いだからか!?
まだ平和だった頃の写真。
タリンで買ったグルジア産の水。しょっぱかった。
そんなこんなで残りの時間はグロッキーになりながらほぼ無言で過ごしました。
私は船酔いはなんとか逃れたけど代わりに友達が体調絶不調に…うう。
30分遅れでフェリーはヘルシンキに到着。
時刻は22時を過ぎてるけどまだ夕方の明るさ。トラムに乗ってホテルに向かうも、トラム内でも酔っ払いが騒いでいてうんざり…。エストニア帰りの人々は酔っ払いだらけ!というイメージがついてしまいました。
(実際そうじゃない普通の人たちもいっぱいいたけどね。子供やら家族連れやら)
そんなこんなで、長い1日が終わりました。
いよいよ明日で最終日!
Helsinki & Tallinn #3日目②
ランチの後は、聖オレフ教会を目指して歩きます。聖オレフ教会は高いので目印になってすぐわかる。
やっと到着して中に入ると、教会の入り口と、タワーへの入り口が。タワーに入るには2ユーロを窓口にて支払います。支払ってタワー入り口に入ると、すぐ階段が。すごい狭い階段でぐるぐる螺旋になってる。しかも降りてくる人もいれば登って行く人もいるので、横に避けて止まったり動いたりを繰り返してなかなか疲れる。横にロープの手すりがあるので捕まりながらゼーゼーしながら登っていきます。ほんと登っても登っても階段は続き、一体どんだけあるの!となりかけた時にやっと出口がー!!
息切れしながら外に出ると…
きゃー♡可愛い♡♡
これぞタリンで見たかった景色!
頑張って登って来た甲斐がありました。
一周回ることができるので、旧市街以外にも新市街や海の方まで見渡すことができます。奥には新市街の高層ビルも見えます。そしてこの展望台、作りがお粗末で若干怖くて足がすくむ・・・。反時計周りで周るように決まってるんだけど、みんな景色に目をとられて標識に気づかず逆に周ってきたりするので狭い道を譲りあったりして危ないし怖い。
「ここで地震来たら確実に死ぬわ…」とか考えてしまうところが日本人だなと思いました。そんなこんなでなぜか2周もしてしまった。その分たくさん写真撮れたけど♫
帰りの階段降りもなかなかハードでしたが、登って良かったなと思いました。ほんと綺麗な景色でした♡
ちょっと教会の中を覗いて、中のベンチで休憩。やっぱりあの階段はしんどくて体力奪われた。ボーッと道行く人を見ていると、アナ雪のアナとエルサが印刷されたジーパンを履いた子がいて目を奪われる。かなり斬新なデザイン!太ももから足首にかけてエルサとアナがプリントされてた。海外の発想すごい。
お次はふとっちょマルガレータを見に行く。なんてことない建物でした。(←あまり興味なし)
なんだかこのへんに動きの早いスズメみたいな鳥がたくさんいた。かなり低空飛行ですばしっこいのでちょっと怖かった…
もう疲れがピークに来ていたので、お茶しようということになり、行きがけに見かけたカフェに行ってみる。Maiasmokk Kohvikという名のカフェで、タリン最古のカフェだそう。クラシカルな店内でかわいい。お客さんもたくさん。日本人も何人かお見かけしました。ベリーのロールケーキもおいしそうで迷ったけど、見た目がすごくおいしそうに見えたPavlovaというケーキを注文。ふわふわのクリームかと思いきや、メレンゲでバリバリでした。笑 でも中のレモンクリームとメレンゲの甘さがマッチしていてとてもおいしかった♡友達の食べていたベリーのロールケーキも美味でした。
石畳歩き回ったし坂道も多いし、教会のタワーにものぼってしまったのでもう疲れがマックスでぐったり。もうちょっとしんどいよね・・・となり、スーパーにも行きたいし、帰りながら旧市街を通って、新市街にも行ってみようということに。
ちょっと道を外れるとあっと言う間に新市街。ブランド物のショップとかもけっこうあり、普通に都会です。 バスやトラムも走ってます。旧市街しか見てなかったのでギャップがあります。
歩いてるとちょっとモダンなショッピングモール的な建物が。そして中に入って行く人や出てくる人の服装がなんだかみんなおしゃれで、ちょっと気になるねー、行ってみる?となり中へ。solarisというショッピングモールでした。中は普通のショッピングモールで、洋服屋さんやらアクセサリー屋さん、地下にはスーパーや飲食店があったり。ちょっと覗いてみると、確かにヘルシンキより物価安いかも。雑貨とかもなかなかお安かったです。 地下のスーパーにも行ってみたら、すごく広くて品ぞろえが良かった。ヘルシンキよりもやっぱりタリンのほうが色々安かったです。
結局スーパーを3軒もハシゴ。2番目に行ったスーパーのお兄さんがラルクのhydeみたいなイケメンで♡無表情気味だったけど感じは良くて、「Have a nice day!」と言ってくれてキャー♡となる。笑 タリンの店員さんたちは総じて愛想があまりよくなかったので尚更嬉しかったです。笑 3軒目のスーパーのおばちゃんなんてめっちゃ怖かった。こんな怖いスーパーの店員さんいる!?ってくらい。私にだけではなさそうだったのでいつもああなんだろな…
なんだかタリンはおしゃれさんが多くてびっくりしました。ヘルシンキではみない感じの服装の人が多くて。特に若い子は個性的でオシャレだなーって子がたくさんでした。意外!
そんなこんなで1日歩き回って疲れきってしまい、18時頃フェリーターミナルへ向かいます。
長くなってきたのでつづく。
Helsinki & Tallinn #3日目①
3日目はいよいよ、念願のエストニア、タリンへ!
バルト三国ってだけでもう、わくわく。しかも旧ソ連圏!たまりません。
しかも旧市街はおとぎ話のような街並みだなんて、もうほんと楽しみすぎ♡
そんなタリンなので、1分でも長く滞在したくて、7:30発のタリンクシリヤラインを日本からweb予約しておきました。5時前に起きて6時過ぎにホテルを出発。なんかめっちゃ寒いんですけど・・・。ジーパンとスニーカーの間の少しの素肌部分がめっちゃ冷える。ヒートテック着てきて大正解!多分気温10℃ちょいだったと思われる。そんな寒い中、てくてく中央駅前まで歩き、西ターミナル行きのトラムに乗って10分ほどでターミナルに到着。なかなか広い。チェックインも無事に済ませて、フェリーに乗れる時間までベンチに座って待ちます。
そして7時過ぎに乗船開始!わくわく。このシリヤライン、すごく大きくてなんとびっくり9階建て。車もたくさん乗り込んできます。客室もあるし、大きいビュッフェレストラン、カフェテリア、バーガーキング、スーパー、免税店と何でもそろってる。私たちは一番安い自由席のクラスだったので、カフェテリア周辺に座ってさっそく朝ごはんを買って食べる。
これはすれ違ったフェリーだけど、同じようなフェリー。
朝ごはんのサンドイッチとスムージーとヨーグルト。全部おいしくて朝から幸せ♡
デッキにも出てみると、青い空に青い海!しかもここはバルト海!興奮です。エストニアの旗がひらひらとはためいていて、あーこれからエストニアに行けるのねーと実感。
たった2時間の船旅だけど、終盤は気持ち悪くなる。まさかの船酔い。こんな大きいフェリーだし大丈夫だろうと思って油断してたけど、私、酔いやすいんだった・・・。
気持ち悪すぎて早く着いてくれ!と祈りながらなんとかタリンに到着。
外に出たら気持ち悪さはなくなって一安心。
ターミナルを出て景色を見た瞬間、「やっぱりヘルシンキとは違う!」と感じた。
なんかどこか田舎っぽい感じがする。道路もそんなに綺麗じゃないし。でもそんなノスタルジーさが逆に良かったりもする。
旧市街までの道がよくわからないので、フェリーから出てきた人たちに着いて行く。遠くに、旧市街の建物っぽいものが見えてるからそっち方向にみんなでぞろぞろ。途中にホテルなんかも多くあったりして、「あー1泊すればよかったなぁ」と思うのでした。
15分ほど歩いたところで、城壁っぽいものが見えてくる。よくわからず中に入っていくと可愛い街並みが!これがタリン旧市街ー!!とテンションが上がる。
晴天のおかげか、家々のカラフルな壁の色が煌めいて見える。なんかもう全てがかわいすぎるので写真撮りまくってしまった。
タリンにフェリーが着いたのが9:30で、旧市街に着いたのも10時前だったのでまだ人も少なく、店も開いてたり開いてなかったりな感じ。ちょこちょこお店や路地を覗きながら、なんとなく地図も見ずに進んでいく。
ゆるやかな坂を上っていくと、トームペア周辺に着いたようだった。いきなり、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の玉ねぎが姿を現す。ロシア正教!!と昨日のウスペンスキー寺院に引き続きテンションが上がる。ただ、1階部分が工事中で、緑のネットが張られていてちょっと残念。
中にも入れたので入ってみると、たくさんの信者の方々がいて熱心にお祈りしていた。信者の方々はみんな頭にスカーフを巻いていたので、観光客と信者の人との見分けがすぐついた。やはり中は煌びやかな装飾で、どこかアジアの寺院の要素も混ざっているように思えた。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の目の前はトームペア城という国会議事堂が建っている。この大聖堂は帝政ロシア時代に出来たもので、侵略された過去を思い出させるからエストニアの人々には嫌われているそう。ソ連崩壊後はこの教会を壊そうという話もあったらしいが、大々的に修復され今もエストニア国会議事堂の前にこの大聖堂がある。フィンランドもエストニアも、過去にロシアの侵略を受けていた名残があちこちに残っていたのが印象的だった。
お次は展望台へ。トームペアあたりは小高い丘のようなところにあるので景色が綺麗。タリンの旧市街は赤系の屋根で統一されてるようです。
遠くに海とフェリーターミナルも見えるよ。
なんか自撮り棒を使って写真を撮っているとけっこう笑われる。笑 珍しいのかな?便利なのよー。自撮り棒で友達と2人で写真を撮っていたら、撮ろうか?と声をかけてきてくれたご夫婦がいたのでお願いする。しかし、景色より人間メインの写真で、なんじゃこりゃーみたいなお写真でした。なんかこっちの人って景色メインとかじゃなくて人間メインな撮り方をよくしてくる気がする。なぜなんだろう…。景色が綺麗だから記念写真を撮りたいのに。でもありがたいので文句はここまで。
タリンは可愛い人形がいたるところにいました。民族衣装着たものとか、謎の可愛いネコとか。
この子可愛いなー♡
トームペアの丘らへんを離れ、下の広場の方に向かいます。また行きと同じ坂道を通るんだけど、バイオリン弾きやらアコーディオン弾き、絵描きさんや、簡易版着ぐるみに入って動きまくるシュールなパフォーマーさんなどいろんな人がいて面白かった。素敵な音楽とこの景色が、今私はヨーロッパに来ている!感を助長させてくれました。笑
若干疲れを感じながらも歩いてラエコヤ広場に到着。そろそろランチにしようということで、広場にあるオープンテラスの店をチラ見。呼び込みされたので、ここでいっかーとなり入ってみる。(真面目に下調べしなさすぎて、かなりの適当な選び方…)
私としては夏のヨーロッパに来たらテラス席!なので、満足です♡広場にあるレストランなだけあって、観光地価格でした。タリンの物価の安さを全く享受できておりません。実は昨日あたりからお腹の調子が良くなくてあんまりがっつり食べたくなかったので、豆のスープを注文。友達はおいしそうなサーモン料理を食べていました。
あとフルーツティーを頼んだのですが…
ちょっと衝撃的な出て来方で笑う。
お湯の入ったコップに、ティーバック、レモン、砂糖、蜂蜜が置かれていてご自由に入れてね!みたいな。蜂蜜入れてみたらおいしかったです。
豆のスープも、豆!って感じで優しい味でおいしかったです。やっぱりサワークリームが効いてます。付け合わせのパンもおいしかった。
のんびりテラス席。
広場を眺めているだけで楽しい。
このあたりのウェイターさんたちは民族衣装に身を包んでいて可愛かったです。なんとなく愛想が悪い人が多くて気になる。
つづく。
Helsinki & Tallinn #2日目 ②
お昼ご飯も食べたし、アイス食べたいねー!となり、友達が行きたがっていたお店に行くことに。magnumというお店で、アイスにいろいろトッピングができるアイス好きにはたまらないお店のようです。しかも期間限定。
中央駅の近くの、ストックマンの手前くらいのカフェの中にありました。
並んでいたら、会計のお姉さんにどこから来たの?と声をかけられる。日本と答えると、わお!と喜んでいて、「日本が好きでいつか行ってみたいの。セーラームーンも好きだし、ジブリ、桜、京都・・・」と嬉しそうに話してくれました。こんにちは、おはよう、さよならの言い方を聞かれたのでレクチャー。「フィンランドは初めて?好き?」と聞かれたのでもちろん♡と答えました。海外で日本好きの人に会えるとやっぱりうれしい。やっぱり英語もっとちゃんと話したいなぁ。言いたいことの半分も言えないのが残念。「私もセーラームーン小学生の時めっちゃ見てて、初めて買ったCDもセーラームーンだよ!」とか「フィンランド来るのが夢だったからほんっとうれしいの!」くらい言いたかったけど、とっさに英語が出てこない&まだ英語に慣れてなくて若干恥ずかしいので言えませんでした・・・。
アイスは、ベースのチョコから選べて、10種類くらいある中からトッピングを選びます。私は、ストロベリー、ピスタチオ、シナモンをチョイス。ベースはダークチョコレートで。友達のはホワイトチョコレート。トッピングには、お花や、北欧ならではのリコリスもあった。もちろん選びませんけど。笑
できたアイスはもう見た目がめっちゃかわいいしおいしそう!
けっこう甘めだったけどおいしかったです♡
アイス食べた後は、ホテルに戻っていったん荷物を置いて、またお出かけ。
テンペリアウキオ教会に向かいます。けっこうホテルの近くですぐ着いた。
この辺で初めてお土産屋に遭遇。こういう観光地の周りじゃないとなかなかお土産屋さんってないんだよね。Helsinkiと書かれたボールペンやらマグネットがほしかったので、こういう店求めてたんです。通りがかるとおじさんが店の前にいて声をかけられる。
「日本人?この時間(16時くらい)だと日本語だとこんばんはだよね!!」と言うので「いや~まだこんにちはかなぁ。。。」と答えると納得がいかない様子のおじさん。そしてなぜかきつくHugされる。帰りも通ったらまた同じく「この時間はこんばんはでしょ??」「いやまだこんにちはです」と繰り返すのだった・・・。いったいなんだったんだろう。笑 友達まで呼んでこのやり取りを聞かせていた。笑 そしてこのおじさんのお店では何も買いませんでした^^;
おっと、話がずれてしまった。テンペリアウキオ教会に行きました。
テンペリアウキオ教会は岩でできている珍しい教会。行ってみるも、まだ中に入れないみたいでみんな外で待ってる。私たちも岩に上って座りながら待つ。
なんだかのんびり~ たのしい~
すると、中から人が出てくる。あ、もしや結婚式やってたの??という風貌の方々が。待ってみると、新郎新婦登場!美男美女です。観光客みんな一斉に集まって新郎新婦めがけて写真を撮るものだから、なんだかハリウッド俳優に群がるパパラッチのようでした・・・笑 退場するまで横で観ていたら、参列者のおばさまがなぜか私にシャボン玉をくれた。せっかくなので吹いてみたりした。笑
「キャー♡こっち向いてー」的な。
いやーでもなんか結婚式に遭遇できるなんてちょっとレア体験でした♡
お二人、お幸せにー♡
教会の中は、岩でできていてなんだかすごかった。
それでいて北欧らしくおしゃれ。
このあとはまた歩いてヘルシンキの街をふらつきます。
kamppi周辺→エスプラナーディあたり→ヘルシンキ大聖堂→ウスペンスキー寺院
1日目にも見たあのでかい教会、kamppiの礼拝堂に入ってみた!とても静か。
エスプラナーディあたりまでぷらぷら歩き、アカデミア書店とカフェアアルトへ。
アカデミア書店、広くていい感じ。こんまりさんの断捨離の本がランキング上位でした。すごいなー。カフェアアルトは日本人が半分以上いて、日本人に優しい感じでいやすかったです。ケーキとカフェラテを頼んで一休み。
ケーキおいしかったなー!アップルメレンゲという名のケーキでした。
気合を入れてまた観光へ向かう。疲れきった足でやっと着いたヘルシンキ大聖堂は、とにかく大きい。圧巻です。曇っていた空もだんだん明るくなってきた。
広場にはかもめがいっぱいいて怖い。時に襲ってくる。低空飛行!食べ物持ってると狙ってくる様子。若者たちがキャーキャー言ってる。ヘルシンキ、カモメが多いですほんと。けっこう大きいから怖さ倍増。
大聖堂の中ではミサをやっていました。荘厳な雰囲気。
そのまま歩いてウスペンスキー寺院へ。
あのロシアっぽい建物が見えてテンションが上がってくる!(ロシア聖教の建物が好き)ちょっと高いところにあって、これまた雰囲気があります。
時間が過ぎてた為、中に入れないと思って行ったんだけど、なぜか入れた。
でもここでもミサ中だったので、入り口から中を覗き込む形でしか入れず。。
でも中を見ることができてよかった。やっぱりオリエンタルな雰囲気が出ていて、かなり興味を惹かれました。もっとちゃんと見たかったなあ。
ここまで来てもうすっかり夜に。それでも全然明るいので夜には思えませんでしたが。
1日歩き回って疲れ切ってるのでトラムに乗りホテル方面へ。
夕飯は、ホテル近くのレストランで。疲れていたのでけっこうなんでもよくなってしまい・・・。でも、入ったお店がすごくいい感じでした!
ウェイターさんがすごくいい人で、私たちのカタコト英語にも根気よく付き合ってくれて、色々気にかけてくれたり、雑談してくれたり、ご飯もちゃんと分けて持ってきてくれたり、とても楽しい時間を過ごせました。ほんといいお兄さんだったなぁ。スペインの方で、ヘルシンキにきて8年目だと言ってた。スペイン語での「ありがとう」を教えてもらった。オブリガード♡
そんな感じでホテルに戻り2日目終了。
3日目は早起きしてフェリーで念願のエストニア、タリンへ向かいます。
Helsinki & Tallinn #2日目 ①
時差ボケ気味なのか、5時ごろ目がさめる。
海外はチーズが豊富で嬉しい♡
スクランブルエッグが固めで卵以外の味もしてなんだか不思議だった。何が入ってるんだろう?右のパンはカレリアパイというフィンランドでは馴染みのパン。ライ麦パンの上におかゆの固まったのが乗ってます。なんかおいしいっちゃおいしいけど…なぜおかゆ?っていうのが正直な感想(笑)
あと気になったのが、おかゆみたいなどろーっとしたやつ。オートミールかなんかなのかな?白人さんはけっこうみんな食べてて、その上にジャムとか乗せて食べてた。すごく気になったけど取る勇気は出なかった(^_^;)
ヨーグルトはやっぱりおいしかった♡たくさんのベリーを入れて食べる。こっちのベリーはかなりすっぱい!
あと、謎の果物を食べた。瓜系で、皮が濃い黄色なんだけど皮が妙にカリカリしていて初めての食感だった。あれがなんだったのか今でも気になる…
さてさて、今日はヘルシンキ観光♫
まずはヘルシンキ中央駅へ。
8時半ごろ出たのでまだ全然人もいない。
とりあえず中央駅の写真を撮ってみたり、中を見学したりする。中もクラシカルで可愛かった!お店もたくさん。ヘスバーガーまた発見♡
中央駅の外で、おじさんに声をかけられる。
chinese?と。ノー!japanese!と答えると、日本語でおはようは何て言うの?と聞かれたから教える。全然うまく言えてなくて可愛かった。笑
中央駅をあとにして、メトロの駅へ。
マリメッコ本社のアウトレットに行くため。
本社のあるヘルットニエミ駅まではわりかし近い。赤い座席が可愛い地下鉄でした。
オープンより1時間も早く着いてしまったので駅周辺や本社周辺をふらふらする。なんだか全然人がいない…。朝が早すぎるのか、土曜日だからなのか。それにしても本当にいない。ヘルシンキの人口はかなり少ないみたいだから、そういうものなのかな?よくわからなかった。
ヘルシンキ、サブウェイの広告がやたら多い。あとバーガーキングも。
やたら広いVOLVOもありました。
1時間後ようやくマリメッコのファクトリーショップが開店。オープン時からいたのは日本人ばかり。あとからいろんな人が入ってきて賑わってました。服が豊富!日本で買ったマリメッコのスカートを着ていたら店員さんが褒めてくれた♫色々買い込み、なんだかんだで2時間くらいいたかな。布とかハギレが特にお買い得みたいです。アウトレット店舗と、正規品が置いてある店舗がありました。
マリメッコをあとにして、ハカニエミマーケットホールへ。ここでスープ屋さんに行くのが目的。
レトロで可愛い市場。中にはマリメッコも。
シーフードスープ。パンもついてる。ムール貝、エビ、サーモン、野菜と具沢山でおいしい。サワークリームが効いてます◎
正直なところ、去年ストックホルムの市場で食べたシーフードスープのほうが濃厚でおいしかったな。ちょっと種類が違う感じだけど。ストックホルムのはとにかく濃厚で、こちらは野菜もたっぷりでけっこうあっさりめ。
食後は市場の中をふらふらして、外の広場も見てみる。魚、野菜、花、オープンカフェといろんなものが売っていて賑わっていて、良い休日感が溢れていました。
つづく。