Caligula【vita版】感想
PS4でリメイクが発売決まってるのにVita版を今、プレイする阿保が私です。
シナリオクリア、キャラエピソードも残り二名まで終わったので感想。
【シナリオ】
カリギュラ効果(禁止されるほどやってみたくなる心理現象)がテーマらしいが、別にそんなことはなかった。
帰宅部の脱出希望理由が、カリギュラ効果的に帰りたくなったのかと思えば別にそんなこともなく。個々人で現実で起こってるであろう、やばい状況に気づいて帰りたくなっただけだし。いや、まだ見てない残り二人(鳴子と鍵介)がそういう理由なのかもしれないけど。それか、作中で語られることが一切ない主人公が、カリギュラ効果で帰りたくなったのかな。
カリギュラってテーマに沿ってるかは微妙だけど、少なくとも現代病理はちゃんと扱ってたと思う。(何様)ので満足。(何様)
ただ、どのキャラもあっさり解決しちゃうから、物足りないし、なんとなく現実味がないと感じた。まあ、ゲームの中でまで現実味とかいらねぇ!(しかも現代病理とかかなり黒歴史を刺激するテーマ)ってことなのかな…。私自身も学園物が苦手なんであんまり強くは言えないが。
あとは主人公君がイケメンすぎるしカウンセラーとして有能すぎる。リアルの年齢いくつやねんお前。人生経験どんだけ積んだらあんなにコミュ力上がるんだよ。500人以上の生徒のトラウマ解決ってやばいぞ。
帰宅部の面々はキャラエピでちゃんと掘り下げができてるけど、楽士側は全体的に消化不良。そこがオーバードーズで語られるんだろうけど。とりあえずクリアした状態だとウィキッドとかただの「驚かし役のボスA」くらいだし。そうとうイッちゃってるのは分かるけど人物背景サッパリだからなんとも。ノベルで補完してるっぽいがゲーム内でなんとかしてほしかった。ここもオーバードーズに期待したいけどノベルで出ちゃってるしなぁ。
ある意味主人公の笙悟だけど、とりあえず一凛がやばい女なのは分かった。不思議ちゃんて、だいぶオブラートに包んだ表現だなお前ェ…
全体的に長いんだけど(後述)、よく言えばまとまってるシナリオ。悪く言えばあっさり。
【システム・バトル等】
劣悪。
劣悪は言い過ぎかもしれないけど、テンポが悪い。ver.1.05をプレイしたんで、これでもバグは減り、絆は溜めやすくなり、セーブポイントは増え、その他もろもろ改善された状態で遊んでるんだけども。
ザコ相手でさえボス並みかそれ以上に戦闘が長くなる上、数人のコマンド決定時点では当たるはずの攻撃が当たらないことになってたり、その逆もしかりで尚且つ決定後はやり直しできないという仕様。なので最初のアクション選択の時点で、4人目の行動まで考えて選ばなきゃいけない。しかも技によっては当たり判定の時間がシビア(一つ技が当たるたびにこの時間もずれる)なので結構面倒。最終的に4人目はサポ専門にした。
考える作業自体は楽しいんだけど、どうしても何度もやってるうちに飽きてくる。
あと個人的に、鈴奈がヒーラー兼アタッカーとかいう何がしたいんだか分からない構成なのが気になった。今のところヒーラーいらない状態なので紙防御で敵に突っ込む役(それも空中コンボ意外だと微妙)になっててなんかちょっと悲しい。好きなキャラなのにうまく使えなくてつらい。あと攻略サイトとかだとリスク上げに鈴奈押しが多いんだが、その役なら美笛のが得意だと思うんすよ…。(ダウン中心か、空中中心かの違いはあるし、鈴奈はダウン追撃の技ない一方美笛は両方持ってる。美笛はアタッカー寄りなので当然といえば当然だけど)
ヒーラーとして活躍させるために敵の攻撃受けるとか本末転倒もいいとこだし…なんだかなあ。このあと敵のレベル上がってくると違うんかねぇ…。
あとは鼓太郎先輩の役割りを維弦がくっちゃってる気がするんだが…。これは私の使い方が悪いのだろうか。
ただバトルよりも何よりも一番気になったことは、ボタンの入力がワンテンポ遅いこと。
つい、〇ボタン連打したくなるような遅さ。通常メニューも、セーブメニュー開くのも、セーブするって入力するのも、いちいち反応が遅い。
当然のようにマップのロードも遅い。マップの方は敵の配置とか遅くなる理由もわかるんだけど、それでもやっぱり遅いよ。没入感がすごければ、なが~いロードも耐えられるんだろうけど、そんなこともないし。思わず現実に帰って、ゲーム辞めよって思うくらいには遅い。たまに、強敵につかまる→逃げられない→ゲームオーバー→タイトルへっていうコンボくらうこともあるから一層つらい。
モブが500人オーバーでクラスごとに物語があり、しかも一人一人個性がつけられていて、トラウマクエストが2つもあるのはすごい。すばらしい。でもテンポ悪すぎてやる気起きないよ。こんだけ人数多いのに並行して進められないのも不満だわ。100人切りがセーブで引き継げないのも、ほんと、ちゃんとテストプレイしてないだろと言いたい。
図書館で笙悟ちゃんがゆっくりと中空へ浮かび上がるバグはすごくおもしろかった。
あとシャドウナイフと鼓太郎のくだりは見ていてつらかった。
参加してるコンポーザー方々の中ではYMさんが一番好き。
曲だとsinかなあ。
全体的にボカロを思い出す(というか間違いなく狙っている)。最近全然聞かなくなったけど、当時はwowakaさんとかハチさんとか、ずどどんP(突然マニアック)とか中野は4番さんとか好きだった。
テクノのようなオルタナティブのようなハウスではなくてロックもよい、みたいなそんな何かだったな。
オーバードーズ出るし、グラブルとか、三國無双とか、やってみたいゲームがけっこうPS4で出るっぽくて、ううむ欲しくなるな…
SWEET CLOWN~午前三時のオカシな道化師~ 感想
全END、全ストーリー回収済み。重い。鬱だ。
古橋ルートと真相ルートが良かった。
上記二人のストーリーと密原のキャラ、サブキャラ意外あんまり印象に残ってない。
でもそれだけでも、買ってよかったと思えるゲームでした。イヤー良かった。
以下ネタバレ
とりあえず、公式推奨順の密原→久瀬→日ノ世→古橋→???でクリア。
特にピンとくるキャラもいなかったので悔いもなし。序盤何度かダレそうになったけどAmazonの高評価とOPから漂う期待感を信じて読み進めた。
だんだん久瀬がかわいくなってきたけど我慢して密原ルートへ。豹変ポイントで爆笑。最高か。終始好きになることはなかったけど、こーゆーの待ってました!って感じだった。
ただ、評価は割れてるみたいね。まあ、恋愛ゲームって考えてみたら確かにありえねー!ってキャラかもなあ…。私は密原わりと好きだけど、そういう好きじゃないというか…うん。いち登場人物としてならすごく良い味出してると思うんだけどねー。最低だけど!
久瀬は可愛かった。
しかし正体を知ってもあんまり悲壮感がないのはなんでだろうか。お菓子だからかなあ…ショックとも悲しくともなれないというか、そこらへん感情移入できたら違ったのかもしれないけど、もったいなかった。
日ノ世はもうちょい歪な人格を期待してたから、ルート入ってちょっと拍子抜けしてしまった。マジで真人間だった。個人的には他の人ルートの時の快楽至上主義者できもちわるい(誉め言葉)な日ノ世もっと見たかったかな。まあ、十分歪なんだけども、他が濃いというか期待しすぎていたというか…。あとちょっと下ネタが気になった。致すなら致しちゃって全然かまわないんだけど、あんまりにも多いと、設定とはいえ他に喋ることないの?頭ン中真っピンク?とか思う。日ノ世のは個人的許容範囲内ぎりぎりだったかな…。これより多いと冷めてたと思うし、うまく調節されてる印象。
古橋さん、途中からもう絶対この人にはまるだろうなって思って、はまりました。ハイ。謎解きメインで恋愛はほんのりってバランスも自分に合ってたし、最カワなクランラズとのからみが一番多いってのもポイント高かった。なんだかんだ大団円(っぽい)ルートを一番好きになっちゃうんだよな。ケイファとかがそれなりに報われてるのもありがたい(本人は終わらせたかったらしいが)。親愛も歪愛も全ルート良かった。若干心配なのはちゃんとくっつく前に柘榴の寿命終わっちゃわないかってとこくらいかな…。人と人外の恋愛で、ご都合主義のハッピーエンドこじつけるよりは悲恋の方が良いと思うタイプなので、親愛ENDはすごく良い落としどころだった。素晴らしい。
真相ルート。救いがなさすぎる…。知也はもちろん柘榴も、ある意味知己も救われてないよねこれ。歪愛が知也、親愛が知己の救済って位置づけなのかな?歪愛では柘榴と知己が、親愛では知也と柘榴が、救われない(語彙力足りない)。ある意味どろっどろのみつどもえか。
古橋でほっこりした後にこの鬱シナリオどーんだから結構きつかった…
知己も知也も好きなキャラだからきっついなあっつーのと、柘榴自身の狂気の度合いと、それが知也をどうぶっ壊したのかもうちょい詳しく描写入れてくれてたら良かったかな。しかし乙女ゲーで主人公の心理描写だらだらやるのも限界があるか。それでもやっぱり知己と知也はほぼ別人と言って差し支えないし、一つのルートに二人いっぺんまとめてるようなもんだから、それぞれの描写が足りなかった気がする。まあ十分つらくなる程度には感情移入しましたが。
柘榴と知也ももっと語ってほしかったし、知也と知己ももっと語ってほしかった。なんとなく消化不良というか、タイムオーバーで強制終了されてしまった感じがするんだよね。
クッキー作らないルートで真井さん救済とか、何とかならなかったんだろうか…そう都合よくはいかないんだろうけどさ…
古橋ルート攻略後までは言うほど重くないし、どろどろもしてないよね?って思ってた。なるほど、そうか。最後か。真相か。逆に言うと最後までやってやっと、Amazon評価に納得って感じだなー。
その前に心折れてたらつまんない気がする。そして金太郎あめではないにしろ、展開が似てたり、人によっては密原とか、心折りに来る要素がまあまあ、ある。
うん。でもHPのOPに惚れて始めたのは間違ってなかった。乙女ゲーを期待するとがっかりなんだろうけど、雰囲気ゲー期待したらなかなか応えてくれた。
もう2年半も前のゲームだし、FDは出ないんだろうけど、万が一があったら買いたいな。
BGMは糸繰り人形行進曲が一番好き。
fgo ダヴィンチと七人の贋作英雄ライト版 終了感想
疲れた。
おじさんに甘やかされたい。それからフランクな友達の定義について小一時間ほど(
直前でホームズ引いてて、やったぜエクストラクラスじゃん!これってアタリってやつじゃね!?とかぬか喜んだけど実際はほとんど活躍させられなかったぜい…
ネロ祭ん時にフレンドホームズ強い強いぃぃ!て思ったけど、自分で活躍させんのくっそむずいな。そしてかさむコストのため今イベ後半は編成すらできなかった。
MVPはだれだろう。あえて言うならマシュかなあ。
コストゼロで等倍受けの多いEXを守ってくれたし。頼りみ。
あとは初実践投入したエレナが宝具未強化なのにかなり役に立った。すっごい便利。後コストも安い。
星五礼装積んでると本当にコスト厳しいなあって。
アンリはいつまでたっても召喚に応じてくれないなあって。悲しみ。
全然足りない素材ばっかりボックスに入ってたから、今ぞ!とばかりに回したけど…モチベを保つのがつらかった…3Tできるような殿上人じゃないので、だらだら回るしかないし。ギルピックアップ爆死も響いてるかなぁ。
真30偽28で終わったけど、もう全くまるっと全然素材足りないし。
リンゴもいつまで食っても食っても減らないし、なんか精神的にきつかったなァ。
それでも押しの使う素材なもんで集めてしまうんだけどね…。
しばらく休憩できそうで個人的にはありがたい。
乙女げーってたまーーーにやりたくなるんだよね。よく分からないスイッチみたいなものがONになることがある。でもでもよく考えてみると私の場合乙女げーっつうか媚の少ないADVがやりたいってのが心情に近いかもなあ。
今更無双OROCH2 Ultimete
面白かった。
無双は三國6と三國7、無双orochi special の三つをプレイ済み。
最後に遊んだのは5,6年前?もはや記憶が定かでない。歳は取りたくない。
当時は夏侯覇が好きで好きでたまらなかったけど、今改めてやってみればずいぶん熱が冷めていた。そんなもんか。でも未だにアンリミテッドモードでえんえん連れまわす程度には好きなキャラ。なんか当時が異常だったようにも思う。
追加シナリオ長い、けど単調で飽きる。晴明さんに活躍の場が与えられてうれしい。ホントかどうか知らんけど、しれっと九尾封印を覚えてないとか言ってんの好き。
太公望前半目立ってたのに急に後半控えめになってしまった。入れ替わりに伏犠が主人公になった。
なんか話のまとまりは悪くなってるけど、後付けシナリオを違和感少なめに追加できていること、それ自体がある意味すごい気もするし、小さなことか。
玉藻の前と九尾はわりと好き。性能的にも見た目的にも。混沌さんはよく分かんない。誰やねんあんた。あと妲己の顔がすっっごく好き。
アンリミテッドモードは最初死にまくったけど、攻略wikiみて晴明と徐庶に吸活10つけたらヌルゲーと化した。アンリミテッド楽しいけど、時間がかかりまくるのが面等だし何よりうちのVitaPCH-1000モデルの寿命を確実に削るのが…(分かってて負担重いアクション使ってるのは自分とはいえ、それら全部なしとかそんな縛りプレイするほどマニアックにはなれないごめんVita死んで)
連結3以上の戦場は正直面倒。せめて馬に乗れたら…てか数回転生したら馬の速さ超すんだっけか。でもやっぱ面倒。
一通り満足した後もたまに引っ張り出すくらいには面白い。
影技とか、ストーリーモード終わってから存在に気付く私のような脳筋でもレベルを上げて物理で殴れば無双してるような気になるのはありがたい。
急に三國8が欲しくなってしまった(虎とエンカウントしたい)。
でもPS4持ってないし購入予定もないから当分はできないな。いつかVitaに移植してくれることと、それまでうちのVitaが生きててくれること、タイミングよく気付くことができ、尚且つ十分にゲームできる時間があることを祈る。陳宮とか荀彧とか使ってみたいキャラ増えてるし。