【風流とは?】2番の歌詞を愛でる
風流。
それは「2番の歌詞」を愛でること。
コンテンツが多すぎて時間がないこの時代。サビだけやショートバージョンだけしか聴かない人もいるみたいで、楽曲をフルで聴くというのは珍しい行為なのかもしれません。
たまにはのんびりと2番の歌詞を味わいましょう。
雅な心で。
「勇気100%」 作詞:松井五郎 作曲:馬飼野康二
みんな大好き忍たま乱太郎。
なんと30周年になるんですね。NHKアニメでは最長寿らしいです。
自分が子どものときに始まったこのアニメに息子もすっかりハマってしまい、最近は親子でいっしょに観るのが日課になっています。
オープニング曲は30年間ずっと変わらず「勇気100%」。
光GENJIにはじまり、たくさんのジャニーズグループに歌い継がれてきた名曲です。
当時からいい曲だなとは思っていましたが、大人になってからもメロディと歌詞が心に響きます。息子がたどたどしく歌ってるのを聴いただけで泣けてきちゃう。
この曲ではAメロから切なさのあるBメロ、そして元気いっぱいのサビ(hey hey)に繋がっていく部分がたまらなく好きなんですが、その2番がさらにたまらん。
じっとしてちゃ
はじまらない
このときめき
君と追いかけていける
風が好きだよ
昨日飛べなかった
空があるなら
今あるチャンスつかんでみよう
嗚呼、太陽みたいに笑う君と風を追いかけたい。
アニメの曲は1番の歌詞しか知らないという人も多いでしょうが、2番の歌詞を見てみると色々と発見がありますよ。
「CHA-LA HEAD CHA-LA」作詞:森雪之丞 作曲:清岡千穂
アニソン界のレジェンド、影山ヒロノブさんが歌うドラゴンボールZのオープニング曲。
この曲はなんといってもサビの破壊力。
「CHA-LA HEAD CHA-LA(チャラヘッチャラ」という天才的フレーズでアガりまくります。
1番サビ
CHA-LA HEAD-CHA-LA
何が起きても気分はへのへのかっぱ
よくわからんけど元気になれる歌詞からの2番サビ
CHA-LA HEAD-CHA-LA
頭空っぽの方が夢詰め込める
急にいいことを言う。
そのギャップが最高ですね。
さっきまでヘラヘラしてた悟空がいきなり核心をついたことを言う。そんな感覚に似ています。(ちなみに子どもの頃は悟空が歌ってると勘違いしてました。)
作詞の森雪之丞さんによると「HEAD CHA-LA」というのは頭をチャラにするという意味らしいので、曲のテーマを最も表現した部分なのかもしれません。
カラオケでこの曲を歌っている時に友達に「2番はいらんでしょ」と停止ボタンを押されて、マジギレしたのは良い思い出です。むしろ2番を歌いたいんだよ。オレは。
「innocent world」作詞作曲:桜井和寿
私が2番の歌詞を愛でるようになったきっかけ。
それが桜井和寿。
思えば最初に買ったCDもMr.Childrenで、歌番組やCMでは聴くことのない2番をはじめて聴いた時のワクワク感を今でも覚えています。
当時は「2番の歌詞はCDを買った自分だけが知ってる」みたいな謎の優越感を持っていました。
桜井さんの歌詞って「終わりなき旅」の”高ければ高い壁の方が~”や「名もなき詩」の”愛はきっと奪うでも~”など2番サビが有名だったりするんですが、2番Aメロも一級品です。
近頃じゃ夕食の話題でさえ仕事によごされていて
様々な角度から物事をみていたら
自分を見失ってた
真理ですなぁ。
小学生からこの曲にはお世話になっていますが、いまだにここのフレーズが急に頭に浮かんで胸が締め付けられることがあります。
「スターゲイザー」作詞作曲:草野正宗
これまた鉄板。
草野正宗。桜井和寿とならんで2番歌詞界の怪物です。
草野さんの歌詞も桜井さんとは違った方向でめちゃくちゃいい。
名曲ぞろいの中でも、この曲「スターゲイザー」の2番サビの歌詞が特に印象に残っています。
一度きりの魔球を投げ込む
熱の向こうへと
泣いて笑って泥にまみれた
ドラマの後で
歌詞の流れとしては「ま、魔球?」って感じで割と唐突なんですが、それが妙に心にひっかかる。
「なんでそこでその語彙が出てくる?」ってのが草野正宗流。
難しい言葉を使わないんですが、出てくる単語のチョイスとタイミングは誰にも真似できません。
私は歌詞を解釈したり、考察するのが苦手です。
草野さんの歌詞も色んな考察ができればもっと楽しいかもしれないですが、草野さんの歌詞で一生モヤモヤしているのもアリかなと最近では思っています。
「蒼糸」作詞作曲:川谷絵音
川谷絵音さんも作詞家として素晴らしい。同世代の中でもダントツなんじゃないでしょうか。そして仕事量がおかしすぎる。
ゲスの極み乙女とかジェニーハイで見られるようにinterestingとfunny両方の面白さもありますし、美しい詞を書く人でもあります。個人的にはindigo la End(インディゴラエンド)の個性溢れる楽器隊の演奏にしっとりと溶けていくような歌詞が好きです。
この「蒼糸(あおいと)」という曲は歌詞はもちろん、曲名も素晴らしいし、演奏もめちゃくちゃ格好いいし、PVも最高。全部好き。
1番サビの「太った恋」というフレーズがすでに素晴らしく、2番サビではその繰り返し、そして二回り目で変化をつけてくるという構成がニクい。
もらってばっか 太った恋に
擦れて減ったさよなら
その気ない弱いセリフ落っこちた
守ってあげる 救ってあげる
思ってたってどうしても
この恋には軽すぎたみたい
祈った今日と
笑った明日を
連れて行った明後日
紡ぎだす恋心首ったけ
好きって言って
抱きしめてよ
本当はそんなことばっか考えてるよ
太字のところでいっつも泣きそうになります。こんな恋、したことないけどな。
月を愛でるように
2番の歌詞の魅力とは?
それはきっと「奥ゆかしさ」にあるのではないでしょうか。
2番の歌詞も1番という太陽があり、そのかたわらでひっそりと確かに輝きます。
そんな月のような佇まいに私は心惹かれます。
みなさまもぜひ好きなアーティストの2番の歌詞を愛でてみてはいかがでしょう?
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
【第1回グミパーティ】最近のグミについて語る
ムニャムニャ...
ん、んん...?ここは...?
もしかして...グミ天国???
わたくし無類のグミ好きなんですが、同じくグミを愛する妻とグミに愛された息子(3歳)の家族3人で第1回グミパーティをしました。
自分が子どもの頃と比べるとグミはだいぶ市民権を得てますね。
コンビニでも果汁グミくらいだったのが、今は何種類もあり嬉しいかぎりです。
というわけでグミパーティを含め最近食べた美味しいグミについて語っていこうと思います。
※小さいお子さんにグミを食べさせる際は喉に詰まらせないように注意してください。
我が家では
・座って食べる
・1個ずつ食べさせる
・よく噛ませる
というのを徹底しています。
つむグミ(UHA味覚糖)
一袋400円近くするのでなかなか手が伸ばせなかったんですが、それが買えるのもグミパーティの良さ。
内容量が194gとしっかりあり(果汁グミの通常サイズが51g)、数日に分けて食べるというのができるのでコスパはむしろいいかも。
濃縮果汁が使われていてフルーティながらもしっかりとハードさがある。
こういったバランスのグミというのは意外と少ないのでは。
グミは知育菓子としても注目されていて、動物の形をしていたりこのつむグミのように遊べるタイプのグミが増えています。
「食べもので遊んじゃいけません」という倫理観が及ぶか及ばないか微妙なところですよね。グミって。ポップだし。
しいて不満をあげるとすれば、テトリス棒が欲しかった。
つぶグミプレミアム(春日井製菓)
究極のコスパで有名な「つぶグミ」ですが、それに果汁感をプラスしたプレミアムタイプ。
この濃厚オレンジでは
- ブラッドオレンジ
- バレンシアオレンジ
- マンデリンオレンジ
と3種類あり、きちんと違いが分かるので味のグラデーションが楽しめます。
値段もコンビニで160円程度とコスパを維持しながらここまでの味わいを出せるのは驚きしかありません。
つぶグミは袋に口をつけてザーッと流し込む食べ方が好きなんですが、これは一粒ずつしっかり味わいながら食べたくなります。
ハリボーゴールドベア(HARIBO)
グミの母国ドイツのグミメーカー「HARIBO」の代表作。
久々に食べましたが、ヨーロッパNo.1グミの称号は伊達じゃない。
特徴はその噛み応え。ハードグミの元祖にして最高峰です。
小さくてカラフルなクマ一つ一つに込められたエネルギーがすさまじく、ゲルマン魂を感じ取ることができます。
噛むだけでなくキャンディーのように舐める美味しさも備えています。
グミっていうのは舐め心地も何気に大事ですからね。
息子はHARIBOデビューでしたが気に入ってました。
食べ続けてたら「やっぱ日本のグミはダメだね」みたいに生意気なこと言わないか心配です。
タフグミ(カバヤ)
日本のハードグミも負けてはいません。
キューブ形状の噛み応えがやみつきになります。
1袋当たり317kcalの大ボリュームで、グミというよりはもはや食事。サワーパウダーもストロングでベリーみなぎるグミです。
これを3、4個一気に口に入れるとアゴが死にますので、ぜひ試してみてください。
果汁グミ(明治)
これはもう説明不要かも。
日本初のグミといえば同じく明治コーラアップですが、グミ初めがこのグミという方は多いのでは?
置いてない店がないってすごくないですか?
私をグミの沼に引きづりこんだ張本人でもあります。責任をとってもらおう。
色んなグミを食べて戻ってくるたびに魅力を再発見する実家のようなグミです。
30代で息子と一緒に食べる果汁グミ。
感無量であります。
ペタグミ(ノーベル)
デビューは2019年ですが、2020年の個人的新人賞をあげたいと思います。
平べったい独特のフォルムでブレイク。噛み応えもあり意外なパンチ力も備えます。
かなり好きな味なんですが失礼ながら一発屋っぽい雰囲気があったので、応援的な意味でコンビニで週1回は買うようにしていました。
その甲斐もあって近年では味が2種類置いている店舗も出てきたのが嬉しいです。ここ2年で一番買ったグミです。
月に一度はグミパーティ
最近のグミは本当に種類が豊富で、味だけでなく噛み応え、形、食べ方など様々な選択肢があります。
個人としては噛み応えのあるハードグミが好みなので、今回紹介したのもそっち寄りになってしまいました。
もちろんソフト系も美味しいものがたくさんあります。
グミパーティは冒険できるのが魅力的ですよね。
一個だけ買う時はつい実力が分かっている子を選びがちですが、グミパーティでは買ったことのない未知数の子にチャレンジすることができます。
グミパーティ定期的に開催したい。
みなさんもぜひやってみてください。
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
【目的地は東京駅】丸の内ホテル トレインビューからはじまる電車旅
うむ、すがすがしい。
朝6時の丸の内。誰もいない東京駅ってどうしてこんなに素敵なんでしょう。
東京駅のすぐ近くにある丸の内ホテルに泊まってきました。
目的はトレインビューというお部屋から東京駅のホームが見えるプランでの宿泊。
小学生までのお子さま添い寝無料!
電車大好きの3歳息子を喜ばせたくて、当日まで泊まることは内緒にしていました。
見知らぬホテルに入ったときは「おうちかえらないの?」と不思議そうにしていましたが、部屋に入って窓からの風景をみた瞬間にテンション爆発。そういう時のわが子の表情をみるのが本当にたまらない。
部屋からは東京駅のホームがジオラマのように見え、「はやぶさ」「こまち」「つばさ」といった新幹線たちや、山手線・京浜東北線・湘南新宿ラインといった在来線の電車たちもよく見えます。
新幹線を上から見る機会ってなかなかない風景なので、大人にとっても見ごたえがありました。
赤い服の新幹線清掃員の人たちが並んでる様子がマスゲームみたいで楽しかったです。
結局、夜11時頃まで電車を見続け、最後は「ねたくない...ねたくない...」といって墜ちていきました。楽しんでくれてなによりです。
「都内在住で都内のホテルに泊まるってどうなの?」
ってのは正直あるんですが、都内に住んでるからこそ見えにくいTOKYOのすごさを発見できますよ。
目的地:東京駅の電車旅
普段はどこかへ行くための出発地点となる東京駅ですが、旅の目的地としても面白いです。
そう。東京駅には電車がめちゃくちゃある。
トレインビュープランで新幹線を見まくったあとは、東京駅構内新幹線のホームで新幹線を見まくり。
新幹線あるある:なんだかんだ連結はテンション上がる
そのあとは新幹線弁当を食べまくり。
東京駅構内の駅弁屋で買うことができます。
お店の人によると休日は午前中には売り切れるので、早めに買った方がいいとのこと。
そして新幹線グッズを買いまくり。
みんなだいすきプラレール。
みたことのないカッコいい電車が沢山売ってました。
可愛らしい雰囲気の鉄道グッズが売っているお店。
Suicaペンギンは可愛いのう。
と電車大好きっ子にはたまらんツアーをすることができました。
都内のホテルって泊まるだけで楽しい
旅行の楽しさって泊まるところで8割決まるので、都内のホテルってレベルが高くて泊まるのがシンプルに楽しいんです。
地方旅行のように豊かな自然風景があるわけではありませんが、東京のような高層ビルの風景もまた見ごたえがあります。
自分が田舎者だからかもしれませんが、
やっぱり東京の文明ってすごい。って感動しちゃうんですよね。
今しかできない経験にお金をかけたい
子どもの興味の移り変わりはとっても早いものです。昨日までウケていた変顔が今日はまったく通用しないように。
うちの子も今は鉄道大好きですが、もう少し大きくなったら鉄道なんて見向きもしなくなるかもしれません。
だからトレインビューを楽しむのは今しかできない経験と思って予約をとりました。
あえて形が残らないものにお金をかけるってのは気持ちがいいものです。
後先を考えない楽しさというのが確実にあって、子どもの存在がそれを選ぶことを後押ししてくれます。
また来年も泊まれるといいな。
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
【人間入門書】小学館の図鑑NEO「人間」が意外とガチだった
「おとうちゃんはなんでおとななの?」
「〇〇(自分)はなんでこどもなの?」
えっ、なにその超難問?
子どもの疑問って純粋ゆえに鋭い。
わが家の3歳児もおしゃべりが上手になって色んな質問をするようになってきました。
それにどうやって答えるか?
親の器が試される時です。
大人としてきちんと答えられないのはちょいダサなので、少なくとも自分なりの回答ができるようにしたい。
(かつ、自分が生きてきた経験が反映させたい...
なおかつユーモアも忘れたくない...
それなりに真理に触れているものでありたい...
子どもに「やるなコイツ」と思われたい...)
でも、とうちゃんあんまり人間のこと知らないんだよ...
どうしよう...
そんな私みたいな大人におすすめしたいのが小学館の図鑑NEO「人間」です。
これはまさに人間入門書。
「3歳から高学年まで長く使える本格図鑑」とうたっていますが、各分野の入門書として一生使えます。
基本的なことを勉強しそこねた大人にこそぴったりな教材です。
小学館の図鑑NEO「人間」が意外とガチだった
まずストレートなタイトルが素晴らしいですね。
内容も目や鼻、神経、脳といった人間の身体のしくみからはじまり、人類の歴史、心と体の成長。最終的には「ちがいと争い」みたいなことまで載っています。
「人間・いのちの歴史」 小学館 p169より引用
いちばん考えさせられたページ。めちゃくちゃ重要なことが書いている。
このように「人間とは何か?」ということを考えるための基礎的な知識が一通りのっています。子どもがもう少し大きくなったら図鑑の内容について、アレコレ話合うのもいいですね。
大人が読んでも情報量がすごいので、この図鑑を完全に理解すると人間としての完成度がアップすること間違いなしです。
最近の小学生はしっかりしているので、みんなこれを読んでるのかも。
ちなみに芦田愛菜さんは6歳から愛読していたらしいです。納得感しかない。
子どもの疑問解決は親にとっても学習のチャンス
「図鑑、、いい」と思ったきっかけは寝る前の読み聞かせタイムでした。
いちばん最初に買った「乗りもの」。のりもの大好きな子にはたまらん。
寝るまえの絵本読み聞かせタイムで「これ読んで」と言われ「マジか。。」と思いながら一緒に読みはじめました。
新幹線や自動車のしくみがわかりやすく書いてあり、そのあたり興味のなかった私でも楽しく学ぶことができました。(ちなみに、その日の寝かしつけは1時間以上かかりました。)
子どもの好奇心を引きだして、世界を広げる。
これが親の役割だと思っていますが、子どもの純粋な疑問について真剣に考えたり調べたりすることによって親の世界も広がっていきます。
そのために図鑑は色んな種類を揃えておくのが理想的です。
今は子どもにとって興味がないものでも、疑問が出てきた時にすぐ調べられたり、ふとしたきっかけで好きになることもあるでしょうから。
スペースもとるし、お値段もそこそこするので全巻が難しい場合は親の興味のあるものだけでもいいと思います。ウチはひとまずそのやり方でやっています。
子の好奇心×親の好奇心で無限のパワーを生み出しましょう。
思えば自分が子どもの頃も家に図鑑がそろっていて、興味のあるところばっかり読んでいた記憶があります。親に感謝ですね。
子育ての醍醐味は子どもと一緒に学ぶことができるという点です。
すさまじいスピードで学んでいく子どもに見てると、自分なんかあっという間に追い越されるなぁと感じます。
でも、あっさり負けるのも悔しいので一緒に勉強して子どもにとっての低くて厚い壁になろうと思います。
図鑑いいっすよ。
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
子どもの発想にまるっとそのまま乗っかる
先日(というか去年)みかん狩りに行ってきました。
みかんといえばコタツで食べるもので「狩る」という発想はなかったんですが、Eテレのキッチン戦隊クックルンを見ていた息子に「今度これ行こうね」と言われたのがきっかけです。
息子も親からの影響だけではなく、自分自身の「したい」を見つけはじめているようで成長が嬉しい今日この頃。
というわけで千葉県市原市の房総十字園という農園におじゃましました。
※営業は10月から12月中旬ごろなので現在はやっていません。
園内は都内からのお客様でまあまあ賑わっていました。アットホームかつ小綺麗で個人的に好きな感じの観光農園でした。
カレーや豚汁といった軽食も販売していたんですが、その中でも焼き芋がめちゃくちゃ美味でした。
もちろんみかんも美味しいです。
みかんってこんなに密集してるんですね。
子どもの発想にまるっとそのまま乗っかる
基本的に子どもの発想を尊重したいなと思っているんですが、ついつい大人の誘導をいれたくなってしまいます。
今回も「みかん狩りに行こうよ」と言われて「みかんじゃなくて、いちごがいいな」と正直思いましたが、そのままみかん狩りに行きました。
大人だと実現可能性や時間、お金の効率を考えて結果がある程度予測できる方向に行きたくなってしまうんですよね。
でも、そんなのばかりじゃつまらない。
大事なのはロマンだ!
ということで子どもの発想にはまるっとそのまま乗っかることにしようと思います。
子どもがいなければみかん狩りなんて一生行かなかったでしょう。似たようなことって世の中に沢山あるのかなと思います。
子どもの自由な発想に乗っけてもらって、その景色を楽しもうと思います。
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
苦手な人にこそ最高の「おはようございます」
みなさんは職場に苦手な人っていますか?
「いない」と答えた人はとっても幸せな人です。が、かなりのレアケースでしょう。
一定以上の人数がいれば色んな性格の人がいるわけで、自分と合わない性格の人も当然出てくるわけです。
苦手な人とは関わらないのが一番ストレスフリーなんですが、職場での人間関係はそうもいきません。
苦手な人に対してどう接していくか?
試行錯誤の日々を過ごしています。
本日はこれまで試してみて手応えを感じた苦手な人にこそ最高の「おはようございます」メソッドについて書いていきます。
苦手な人にこそ最高の「おはようございます」を
やり方は至極シンプル。
職場の苦手な人に対して自分の最高の「おはようございます」をぶつけるだけです。
バカでかい声で挨拶したりする必要はありません。あくまでさわやかに、落ち着いた良い声で挨拶しましょう。
本当にそれだけでいいです。相手の機嫌をとろうとか、闘って相手を変えようとする必要もありません。
最高の挨拶ができたらそれだけで勝ちくらいに思っておいてください。
後は気分よく仕事するだけ
幸先よく最高の「おはようございます」が言えたら、あとは流れでお願いします。
「苦手な人に対しても最高の挨拶できるオレSUGEEE」
と気分よく仕事を進めていきましょう。
苦手だなと思っている相手に最高の挨拶をするのは抵抗があるかもしれません。
そこをグッとこらえて、あくまで自分のために最高の挨拶をしましょう。
たとえ相手がショボい挨拶をしてきたとしても、こっちは最高の挨拶で返す。
同じレベルで争わず「自分は自分」の凛とした態度で過ごしましょう。
苦手な人はせめて利用させてもらおう
自分のことを客観的に観るのって本当に難しい。私は全然できません。
「人の振り見て我が振り直せ」とはよく言ったものです。
そういう意味では「こうはなりたくないな」という反面教師的な人がいるのはラッキーともいえます。自分はその逆をすればいいだけですから楽なもんです。
我ながら性格の悪い考え方ですが、苦手な人はどうあがいても苦手なので、せめて自分の中で利用させてもらいましょう。フフフ...
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
給料以上の仕事をしたほうがいいのか?
「今の仕事量は給料に見合ってない」
「給料分はしっかり働くけど、それ以上はやりたくない」
職場の人がそんな話をしていて、思うところがあったので「給料以上に働く」という価値観について考えてみました。
給料以上の仕事をした方がいいのか?
私も20代のころは「給料分は働くつもりだけどそれ以上は求められたくない」というタイプでした。
一昔前は頑張って働けば出世して給料もバンバン上がってましたが、今は出世しても給料はたいして上がらず仕事ばかり増えていきます。
なので、給料分以上に働くのは損という考えを持っていました。
しかし、色んな会社での人間関係や転職を経験し、30代になった今では給料以上の仕事を目指した方が長い目で見るとおトクということに気づきました。
一番の理由としては「給料以上の仕事をしたくない」という考えは会社への依存につながってしまうからです。
会社へ依存しないために
これまで経験した会社ではこんな人たちをよく見てきました。
- 自分の仕事の範囲を決めつけている
- 新しい仕事の方法を試そうとしない
- 仕事を後輩に教えない
- 自分がいないと仕事が回らないと考えている
- 給料に対する不満を口にする
これらは共通して会社に慣れきって依存している人たちでした。
会社への依存を避けるための方法として副業をするなどもありますが、給料以上に働くというのも1つの手ではないでしょうか?
サラリーマンは転職の可能性を常に持っておいた方がいいというのが私の考えです。
それは単純にお給料を上げるためだけではなく、いまの自分の能力・経験を客観的に評価するためでもあります。
より条件のよい会社でも通用するかもしれないし、もしくは今の会社ですら給料分も働けていないかもしれません。
転職活動ではそういったことが分かってきます。
いざ転職活動をするときに「今の会社では給料以上に働いている」という気持ちがあれば、転職活動へのエネルギーにすることができます。
逆に「給料分しか働いていない」という負い目があると、このまま今の会社にいた方がラクだし余計なエネルギーを使わなくていいと考えてしまいます。
給料以上に仕事をしようという気持ちがあると新しいスキルを身に着けようとしたり、職場の人に信頼されたりと前向きな気持ちになれます。
そうなると
「この会社にいられなくなったら困るな」
「なんとかこの会社にしがみつこう」
という気持ちではなく
「この会社をいつ辞めてもいいや」
「別の会社でも通用する人間になろう」
という気持ちで仕事ができ、思い切った提案ができたり人間関係を恐れすぎたりすることがなくなるということです。
ただ多く長く働くということではない
ひとつ注意したいのが「給料以上の働き」というのはサービス残業をたくさんしたり、部下の分まで仕事を抱えこむ、ということではないということ。
ガムシャラに多く長く働くこと自体を否定しませんし、若いうちはそれもアリだと思います。ただ、それだといつかは体力的にも精神的にも息切れしてしまうので
- 同じ時間でより多くの成果を上げる仕組みを考える
- 自分ができることを他の人もできるようにする
という方向にシフトした方が良いかなと思います。
その話はまたおいおいと。
「給料以上に働く」という価値観に対してどう考えるかは自由ですが、サラリーマンとして生きていくのならそこは大きなターニングポイントになる気がします。
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
【2歳児のごはんのしつけ】注意する時の自分ルール
2歳児のごはんのしつけで気をつけていることを書いています。
- 一度に注意するのは一ヶ所のみ
- 注意は手短かに
- 両親2人で同時に注意しない
といったようにあらかじめルールを決めて、厳しくなりすぎないように気をつけています。
「厳しくしすぎない」が難しい
ウチにはかわいいかわいい2歳児がいるんですが、最近ではもう大人と同じものを食べられるようになってきて食事の時間が楽しくなってきました。
教えてもいないのにキャンディの袋のギザギザ部分を開けたり、スイカやトウモロコシを上手に食べたりしてるのをみると「学習能力ハンパないな!キミ」と驚かされます。
わが子の成長が嬉しい反面、イタズラや遊び食べも出てきてくるんですよね。当然ダメなことはダメとして教えないといけません。
子どもとしても少しずつ学んでいる段階ではあるので、厳しくしすぎないように伝えるべきことは伝えるスタンスで接しています。
ただ、その「厳しくしすぎない」というのが意外に難しいのです。
他人に厳しく、自分には甘い。
コレが人間の性質なので、自分の子ども相手だとついアレコレ言ってしまいます。
なので、あらかじめ自分ルールを決めておくことで、なるべく自分の感情に左右されず注意できるようにしています。
親の機嫌で注意する基準がコロコロ変わってしまうのは、子どもからしても納得いきません。私も子どもの頃はそれが一番納得いかなかったですし。
1.一度の食事で注意するのは一ヶ所のみ
私の場合はどこか1か所気になるところがあると、連鎖的に気になるところを見つけてしまいます。ついつい減点方式で見てしまうんですよね。
そんな性格を自覚しているので一度の食事で注意するのは一ヵ所と決めています。
例えばイスから立って食べてしまうのが気になる場合は、その食事の時に注意するのはそこだけ。他に遊び食べなどをしていても、その時には注意しません。アレコレ言いたい気持ちをグッとこらえるのです。
一度に色んなことを言われると何が大事なのか分からなくなりますし、正しい指摘だとしても一気に10か所も20か所も注意されてそれを受け止めるのは簡単なことではありません。大人でもキツイ。
また、子どもにも自分のリズムがあります。なにかするたびに細かく言われるようでは、自分のリズムを作ることができませんよね。
話は少し逸れますが「自分で考える子」になるためには、その子のリズムを尊重するのが大事だと思います。
アレコレ言いすぎず、「自分で考える」時間を確保してあげる。そういった意味でも一度の食事で注意するのは一ヶ所に絞るようにしています。
2.注意は手短かに
基本的に注意するときは手短かにして、後に引きずらないように心がけています。
「ちゃんと食べるまで終わりにしないよ」みたいな持久戦だったり、注意したあとしばらく不機嫌な態度を子どもにぶつけるといったことはしないようにしています。
もちろん、その場で直して欲しい気持ちはありますが、何回も根気強く伝え続ける方が子どもとの信頼関係を作るためには得策です。
「説教は5分まで、それ以上は自己満足」
とある経営者がテレビで言っていた言葉を今でもなんとなく覚えています。
まさにその通りで、相手のためを本当に考えているなら手短にすませた方がいいです。長いとこっちも疲れてイライラして感情にまかせて怒ってしまうなど悪循環につながります。
3.両親2人で同時に注意しない
これは夫婦で話し合って決めたルールなんですが、ごはんの時以外にも適用しています。
「どちらか一方が注意しているときは、もう一方は何も言わない」というのを徹底するようにしています。
というのも両親2人が同時に注意するというのはどうもフェアじゃないように感じるからです。
子どもに何か伝える時には1対1で。
2対1の構図になると子どもにとっては逃げ道がなくなります。
どちら一方が叱ったら、もう片方は特にフォローを入れたりするわけではなくニュートラルに接するようにしています。
完璧な人間はいませんのでね。
逃げ道は大事です。
自分ルールはパートナーと話合って
このように子どもに注意するときの自分ルールを決めていますが、これらはパートナーと話し合った方がいいでしょう。
子どもを注意する・許すの基準が夫婦でピッタリ合うということはありません。
片方が「いつも自分ばかり注意しているな」とイライラしている一方で、もう片方は「ちょっとうるさく言いすぎなんじゃないの?」と考えています。
そうしたすれ違いを防ぐためにも、お互いのしつけに関する基準というのは知っておいた方がいいですね。
本日はこれにて。
ご拝読ありがとうございました。
ヘラヘラ笑って生きる自由もある〜8/6に思うこと〜
本日は8/6。
職場で広島出身の同僚が黙祷していたので「今年もその日が来たか」と思い出しました。
その同僚の黙祷はとても自然で、小さい頃からの習慣みたいなものを感じました。
8/6に限らず、8/9、1/17、3/11など地域によって「忘れてはいけない日」が存在します。その地域の子どもたちは小さい頃からそのことに関する教育を受けているんでしょう。
自分は幸か不幸かそういう地域の歴史教育を受けたことはありません。(忘れているだけかもしれませんが、、)
自分の生まれた場所の歴史を知ることは大事なんですが、その一方で子どもに「使命」を負わせるのはどうなんだ?という気持ちもあります。
「震災の悲惨さを後世の人たちにも伝えていきたい。」
あるニュースで宮城県の中学生がこう答えていました。
すごく「立派」なコメントなんですが、そんなに背負わなくてよくない?と思ってしまいます。
テレビのコメントというのもあるかもしれませんが、中学生が負う使命としては大きすぎやしないかい?とおじさんは思うのです。
私が中学生のときにはこんなコメントは絶対できません。歴史や先人への敬意も知らず毎日ヘラヘラ笑って生きてきました。
30代になってやっと、そういうことに目を向けようかなー。くらいな感じです。
大人の考える「立派さ」に応えようとしているor応えられてしまう子が増えているような気がします。
戦争や震災のことを学ぶのは必要なのかもしれないけど、子どもはもっと無邪気にヘラヘラ笑って生きる自由があるんじゃないの?
むしろそんな世界を作るのが大人の役目なんじゃないの?
みたいなことを思った8/6でした。
本日はこれにて。
読んでいただいてありがとうございました。