いつかこの洋楽ロックのおすすめリストを思い出してきっと泣いてしまう

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。今回は洋楽ロックのおすすめ特集ということで、私の完全なる独断と偏見を以てUKロックを中心に海外のおすすめアーティストを紹介していきたいと思います。

 

1. Oasis

2. The Beatles

3. Arctic Monkeys

4. Radiohead

5. Bloc Party

6. Muse

7. Blur

8. The Verve

9. Primal Scream

10. Kula Shaker

11. Sigur Ros

12. Beck

13. Red Hot Chili Peppers

14. Franz Ferdinand

15. My Bloody Valentine

 

 

1. Oasis(オアシス) (UK , 1991〜2009 , Britpop / Alternative)

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  ※各アーティストのおすすめのアルバムは「」で、曲は『』にて以下に表記しております。

「Dig Out Your Soul」(7th, 2008)

#1『Bag It Up』

「The Masterplan」(1998)

 

まずは言わずと知れたUKロックにおける最重要バンド、キチガイ兄弟率いるOasisでございます。Oasisに関しては名盤中の名盤である1st「Definitely Maybe」と2nd「(What’s the story) Morning Glory?」を聴いておけばOK!みたいな風潮がございますが、敢えて今回は私が個人的に好きな7枚目のOasisにとってラストアルバムである「Dig Out Your Soul」をおすすめ致します。中でも1曲目の『Bag It Up』は比較的最近のOasisの曲の中ではとてもカッコいいと思うので是非ご視聴ください。ちなみに「The Masterplan」は裏ベスト的作品で、シングルのカップリングを収録したアルバムになります。この辺まで抑えているとOasisファンを公言する上での説得力があると思います!

Oasisに関連しまして、2009年に解散後ノエルとリアムはそれぞれ、Noel Gallagher's High Flying Bird's , Beady Eyeというバンドにて活動をされていたのでそちらの作品も是非ご視聴頂ければと思います。

 

 

2. The Beatles(ザ•ビートルズ) (UK , 1960〜1970 , Pop Rock / Psychedelic Rock)

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The Beatles(White Album)」(1968)

Disc 2 #6『Helter Skelter』←Oasisもカバーしてます(「Familiar to Millions」収録)

「Magical Mystery Tour」(1967)

#6『I Am The Walrus』← これもOasisがカバーしてます(笑)(「The Masterplan」収録)

#11 『All You Need Is Love』

 

はい、でましたビートルズです。もう正直このバンドに関しては特に私の解説も必要ないと思うのでサクサクいきましょう。個人的におすすめのアルバムは、2枚組のアルバム、「The Beatles」通称ホワイトアルバムです。へルタースケルターとか入ってます。沢尻の方じゃないです。まぁおすすめはしたものの、正直私はホワイトアルバムより、「Rubber Soul」(1965)、「Revolver」(1966)、「Sgt. Pepper’s〜」(1967) あたりのいわゆるサイケデリック期のアルバムの方が圧倒的に完成度が高い気がします。というかやはりビートルズはその時期の作品が特に人気が高いです。まぁ好みや嗜好なんて人それぞれだと思うので好きなアルバム聴いてください!好きな曲が人によって本当にバラバラに別れる、そこがビートルズのすごいところだと個人的に思います。サクサクいくとか言ってたのに微妙に長くなった!

 

 

3. Arctic Monkeys(アークティック•モンキーズ) (UK , 2002〜現在 , Indie Rock / Alternative)

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「Whatever People Say I Am, That’s What I’m Not」(1st , 2006)

#3 『Fake Tales of San Francisco』

「Favourite Worst Nightmare」(2nd , 2007)

#2『Teddy Picker』

 

UKロックにおける歴史の中で、The BeatlesOasisといった世界的に見てもトップレベルの人気や知名度を誇るバンドなんていうものはそうそう現れるものではない。しかし、この混沌とした21世紀に前述した2つの神バンドを越える逸材が現れたのだ!それこそがArctic Monkeysなのだ!よくわからないんですけど、アマゾンで音楽に詳しそうな人がこんな感じのレビューしてました。なんだよ混沌とした21世紀って。とまぁ、UKロックにおける時代別トップと呼べるかどうかはわかりませんが、間違いなく私個人としても自信をもっておすすめできるUKバンドであると思います。とにかく1stと2ndを聴いてみてほしいです。特に2ndの1曲目から4曲目までの疾走感が尋常じゃなくて、とにかくカッコいいです。2ndの2曲目『Teddy Picker』が私は1番好きです。

 

 

4. Radiohead(レディオヘッド) (UK , 1991〜現在 , Alternative / Electronica / Post-Rock)

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「The Bends」(2nd , 1995 )

#3 『High and Dry』

「OK Computer」(3rd , 1997)

#2 『Paranoid Android

 

今年のサマーソニックでもヘッドライナーを務めたメンヘラ御用達バンドRadioheadでございます。Radioheadはアルバム毎にジャンルや作風が著しく変わるため人によっては取っ付き難くおすすめしようか迷ったのですが、なんだかんだ言ってUKロックの歴史の中でも重要な立ち位置であり数多くのバンドにとても強い影響を与えたという背景を鑑みた結果、知っていて損はないバンドだと考えました。なんか偉そうなことを言っておりますが、私は全然レディヘに詳しくありませんし、高校生の頃はRadioheadのことをラジオヘッドと読んでいたくらいです。話がずれましたが、上記に挙げた2ndと3rdに関してはレディへの最高傑作との呼び声も高く、是非視聴をおすすめ致します。4th(「Kid A」)からの作品は実験的要素が強く前作の2作品と比較すると、ロックというより※エレクトロニカアンビエント色が強く出ているため、まずは2nd , 3rd を聴いてみることをおすすめ致します。 

※細かいジャンルについては後述します。覚えていたら後述します。

 

 

5. Bloc Party(ブロック•パーティ) (UK , 2003〜現在 , Indie Rock / Alternative)

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「Silent Alarm」(1st , 2005)

#2 『Helicopter』

「A Weekend In The City」(2nd , 2007)

 

個人的に是非聴いて頂きたいUKロックバンドの中の1組です。ロックにテクノやダンスミュージックの要素を織り交ぜた個性的なバンドでございます。Bloc Partyの『Helicopter』を初めて聴いたときの衝撃が今でも忘れられないっていうくらい、1stに収録されている『Helicopter』は名曲だと思います。まずは1stを聴いて、気に入って頂けましたら是非2ndもご視聴あれ!ちなみに余談ですが、Oasisキチガイ兄弟はもともとBloc Partyのことを学園祭バンドと揶揄していたにも関わらず、Bloc Partyの2ndを聴いて感動したリアムはクッションに顔をうずめ15分間泣いたらしいです。リアム可愛いよリアム

 

 

6. Muse(ミューズ) (UK , 1994〜現在 , Alternative / Post-Grunge / Symphonic Rock)

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「Origin Of Symmetry」(2nd , 2001)

#1 『New Born』

#5 『Plug In Baby』

「Absolution」(3rd , 2003)

#3 『Time Is Running Out』

#5 『Stockholm Syndrome』

#8 『Hysteria』←死ぬほどベースがカッコいいです

 

現在のUKロックの中で最も実力派なアーティストといえば、Museではないでしょうか。聴いて頂けるとわかりますが、とにかくオペラのように壮大でまるでバロック調の宮殿を思わせる、豪華絢爛で重厚なサウンド、そして扇情的なヴォーカルやドラマチックな展開が相まって、退廃的な美を湛えたMuseにしか作り上げることができない音世界がそこには存在するのです。自分で書いていて何を言っているのか全然わかりませんがカッコいい、とにかくMuseはカッコいい! 語彙力がないからカッコいいしか言えなくて困っちゃう!

Museに関しては名盤と名高い、2ndと3rdから入るのがおすすめです。個人的にUKロックではとても好きなアーティストなので気に入って頂けると嬉しいです。

 

 

7. Blur(ブラー) (UK , 1989〜2003 – 2009〜現在 , Britpop / Indie Rock / Alternative)

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「Parklife」(3rd , 1994)

#1 『Girls & Boys』

Blur」(5th , 1997)

#2 『Song 2』

Think Tank」(7th , 2003)

 

ここでBlurかよ!って感じだと思います。Blurです。言わずと知れたOasisのライバルであり、華々しい90年代のUKロックにBritpopという音楽ムーブメントを巻き起こしたUKにおける最重要バンドの一角です。マンチェスター出身のOasisに対し、ロンドン出身のイケイケお洒落バンドであったBlurは、90年代のUKロックシーンにおいてOasisと犬猿の仲でありました。私個人は断然Oasisでありイケイケお洒落メンズは滅びて欲しいなのですが、今回はBlurもしっかり紹介していきたいと思います。いやいやとかではないです。 まずはBlurといえば、バンド名と同名のタイトルで1997年にリリースされた5thに収録されている『Song 2』ではないでしょうか。これは本当にカッコいいです。棒読みとかではないです。 そしてUKロックにおける名盤としてよく挙げられるのが、3rdの「Parklife」です。このアルバムはOasisの1st、「Defenitely Maybe」を抑えて全英で1位を獲得した作品としてあまりにも有名です。Oasisだけではなく、興味があればBlurも是非ご視聴ください。

 

 

8. The Verve(ザ•ヴァーヴ) (UK , 1990〜1995 - 1997〜1995 - 2007〜2009 , Psychedelic Rock / Shoegazer / Alternative)

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「Urban Hymns」(3rd , 1997)

#1『Bitter Sweet Symphony』

 

日本じゃあまり知名度が高くないが故、敢えておすすめしたいアーティストがこちらのThe Verveです。私は一度も拝見したことがないのですが、テラスハウスだか天照大神だか知りませんが、なんかそんな名前のテレビ番組にThe Verveの曲が使われていたらしいです。おそらくその、ティラノサウルスでしたっけ?その番組の視聴層の大半は思春期真っ只中の女子高生や、連日連夜サークルで飲み会をしてまともに授業にも出ず毎日朝帰りで一体何の為に大学に入学したのかも分からないようなちょっと残念な女子大学生なんかだと思うんです。そんな思春期の頃にしか味わうことができない切なくてBitterな恋をしている女子高生や、頭が色んな意味でSweetな女子大生なんかに是非聴いて頂きたいThe Verveの名曲『Bitter Sweet Symphony』が収録されている3rdアルバム「Urban Hymns」は14週連続で全英チャート1位を記録し、全世界で1,000万枚以上を売り上げた90年代のUKを代表する名盤です。

 

 

9. Primal Scream(プライマル•スクリーム) (UK , 1982〜現在 , Alternative / Acid House / Garage Rock)

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 「Screamadelica」(3rd , 1991)

「Dirty Hits」(2003)

#5『Rocks』

 

こちらも世界的には高い知名度があるにもかかわらず、日本では何故かあまり知られてないというイメージが強いアーティスト、Primal Screamです。80年代にデビューをし現在でも活動を続けているという非常に息の長いバンドです。その長いキャリアの中で数多くの作品を残しているのですが、やはりPrimal Screamに関してはアシッドでドラッグでヒッピーでロックな3rd「Screamdelica」が代表作として挙げられることが多く、現在でもこの作品の評価は突出しております。90年代のUKを代表する名盤として頻繁に作品名が挙がる「Screamadelica」は一聴の価値があると思いますので是非!ちなみに私は日本で一番知名度の高い曲、『Rocks』が個人的にPrimal Screamの曲の中で好きです。

 

 

 10. Kula Shaker(クーラ•シェイカー) (UK , 1995〜1999 - 2004〜現在 , Britpop / Psychedelic Rock)

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「K」(1st , 1996)

#1『Hey Jude

#4『Govinda』←めっちゃインドインドしてます

 

イギリス国内におけるOasisBlurを中心としたBritpop旋風が吹き荒れていた90年代の半ば、東洋神秘思想を強く反映したインド風ラーガ•ロックとサイケデリック•ロックの影響を感じさせるサウンドで、ひときわ異彩を放ち独自のスタンスを築きあげたロックバンドといえば、今年のFuji Rockにも6年ぶりに出演を果たしたKula Shakerでございます。Vo.であるクリスピアン•ミルズの王子様系ルックスも相まって、当時の日本でもデビューアルバムである「K」はかなり流行っておりました。これだからイケメンは。

ちなみに余談もいいとこなんですが、Vo.のファミリーネームである"Mills"は、例えるならば日本で言うところの"綾小路"や"道明寺"に相当する非常に高貴な家柄を表すハイソサエティなお名前らしいです。

 

 

11. Sigur Ros(シガー•ロス) (アイスランド , 1994〜現在 , Post Rock / Ambient)

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 「()」(3rd , 2002)

#3『Untitled 3』

「Takk...」(4th , 2005)

#3『Hoppipola』←映画『宇宙兄弟』で使われていた曲です

 

先ほどのKula ShakerFuji Rockについてさりげなく触れてしまったので、ここからは一旦UKを離れて今年のFuji Rock Festival '16にてヘッドライナーを務めた3組のアーティストを紹介したいと思います。個人的に今年のヘッドライナーは奇しくも私が個人的に大好きなアーティストばかりで、特にSigur Rosに関してはこの記事において最も聴いて欲しいアーティストといっても過言じゃありません。もう正直Sigur Ros以外は別に聴かなくてもいいんじゃないですか?といった気概です。嘘です。Blurとかも聴きましょう。

と、ちょっと長くなってしまうかもしれませんが早速解説に。Sigur Rosは一言でいうと、綺麗で神秘的な音楽。私は初めて聴いたときは純粋にそう思いました。当時は心がピュアだったのかもしれません。RadioheadのVo.であるトム•ヨークがSigur Rosのファンであることを公言していることは有名ですが、Radioheadの音楽性がギターロックからポストロックに変遷していった背景にはSigur Rosからの影響といったものが少なからずあるのではないでしょうか。

Sigur Rosの作品の中でも特に人気のある3rd「()」、そして4thである「Takk...」からの視聴を個人的に強くおすすめ致しますが、どの作品もSigur Rosが作り出す唯一無二の世界観を味わうことができる素晴らしい作品ばかりなので是非聴いて頂ければと思います。

 

 

 12. Beck(ベック) (US , 1988〜現在 , Alternative / Funk / Electronica)

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「Odelay」(2nd , 1996)

#1『Devils Haircut』

#4『The New Pollution』

 

 今年のFuji Rockで2日目のヘッドライナーを務めたのは、90年代から活躍を続けるアメリカを代表するソロアーティスト、Beckでございます。Beckの2nd「Odelay」は90年代のRockの名盤として度々名前が挙げられるので以前から存在は知っていたのですが、私自身なかなか聴く機会がなく最近になってやっと「Odelay」を初めて聴いてみて率直に思った感想は、もっと早く聴くべきだった。この一言に尽きました。

なんというか1枚のアルバムとしての完成度がすごく高く、Rockというジャンルの中にファンクやソウルやヒップホップやR&B、はたまたフォークやカントリーやテクノに至るまでの様々な要素を詰め込んだ、言うなればジャンルの宝石箱なんですよ。それはもう彦摩呂もビックリですよ。同時期に流行したOasisBlur等のUKロックだけでなく、USにだって素晴らしい音楽があるんだな、と無知な私は人知れず感動したのでした。

 

 

13. Red Hot Chili Peppers(レッド•ホット•チリ•ペッパーズ) (US , 1983〜現在 , Funk Rock , Alternative)

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「Blood Sugar Sex Magik」(1991)

「One Hot Minute」(1995)

#5『Coffee Shop』 

「Californication」(1999)

「By The Way」(2002)

 

はい、今年のFuji Rockで最終日にヘッドライナーを務めたのは、現在のUSロックにおける最重要バンドといっても過言ではない、Red Hot Chili Peppers、通称レッチリです。日本におけるレッチリのイメージと言いますとやはり、2006年に公開された映画『DEATH NOTE』での主題歌である『Dani California』といったところでしょうか。

2006年、つい最近のようにも感じるのですが、あれからもう10年ですよ。時間の流れというものはとても残酷なほどに私たちの感覚を置き去りにしていくのです。なんかイケメンな高校生の2人組がシー!とか言いながら「地元じゃ負け知らず」とか井の中の蛙的なことを平然と、さも当然のように歌っていたのもそのくらいの時期だったでしょうか。あ、調べてみたらあの2人は2005年でした、すみません。というか全然レッチリに関係なくてすみません。

話をレッチリに戻します、私は中学生くらいの頃からレッチリが大好きで当時からCDも全部所有しておりましたし、高校時代はバンドのギターとしてレッチリの有名な曲のコピー等もしておりました。20代中盤に差し掛かった今、ふと青春時代を振り返ると、当時の私のレッチリに対する愛に関しては間違いなく地元じゃ負け知らずだったんじゃないかなと思います。

 

 

14. Franz Ferdinand(フランツ•フェルディナンド) (UK , 2002〜現在 , Indie Rock / Post Punk / Dance Punk)

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「Franz Ferdinad」(1st , 2004)

#2『Tell Her Tonight』

#3『Take Me Out』

#7『This Fire』

 

 つづきまして、こちらもFuji Rockに過去に4度も出演をしており2006年にはデビューから史上最速でFuji Rockのヘッドライナーに抜擢されるという偉業を果たした、UKを代表するロックバンドとして確固たる人気と存在感を誇る不動の4人組、Franz Ferdinandです。英国でThe StrokesThe Libertinesとともにロックンロールリバイバルブームを巻き起こしました。

バンド名と同名である1st「Franz Ferdinand」より、彼らを一躍スターダムへと押し上げた代表曲中の代表曲、『Take Me Out』は必聴です。この曲を聴いて彼らの虜になった方は相当多いんじゃないかと思います。他に有名な曲として、2nd「You Could Have It So Much Better」に収録されている『Do You Want To』はTVやCMで頻繁に使われていたので1度は耳にしたことがあると思います。「女の子が踊れるような音楽を作る」というスローガンを掲げ、2000年代初頭に「踊れるロック」革命を起こしたFranz Ferdinand、個人的に是非聴いて頂きたいアーティストでございます。

 

 

15. My Bloody Valentine(マイ•ブラッディ•ヴァレンタイン) (UK , 1984〜1997 - 2007〜現在 , Alternative / Shoegazer)

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Loveless」(2nd , 1991)

#1『Only Shallow』

#5『When You Sleep』

#11『Soon』

 

My Bloody ValentineといえばシューゲイザーシューゲイザーといえばMy Bloody Valentine(以下MBV)、というくらいにシューゲイザーというジャンルを語る上でまず間違いなく名前が挙がる、そんな方々でございます。MBVの2nd「Loveless」はUKロックにおける超名盤として、シューゲイザーというジャンルの金字塔作品としてあまりにも有名な作品です。そもそもシューゲイザーとは一体なんだ、とお思いの方にご説明致しますと、「轟音ギターノイズ+美メロ」です、以上です。なんて雑な説明なんだ。

時は1990年代、UKでは群雄割拠のシューゲイザー戦国時代であったわけですが、MBVの2nd「Loveless」がリリースされ、他バンドはあまりに完成度の高い「Loveless」を眼前に突き出されたことに戸惑いを隠せず、そうこうしている間にMBVが混沌としていたシューゲイザー戦国時代を天下統一という形で終わらせてしまいました。言うなればシューゲイザー界の豊臣秀吉みたいなもんです。

と、訳の分からない例えで大変申し訳ありませんが、私は純粋にMBVの「Loveless」は本当に綺麗で美しい作品だなぁと聴いていて思います。魅力的なアートワークの美しさも相まって、20年以上経っても色褪せない名盤であると。

 

大変長くなってしまいましたが、最後は「Loveless」で締めようと思っていたので、この辺りで記事のまとめに入らせて頂きます。全体を通して、4割くらい関係ないこと書いてんじゃね?みたいな意見もあるとは思いますが、思うだけで言わぬが華というものです。今回たくさんのアーティストを紹介させて頂きましたが、その中の少しだけでも、皆さんの生活に華を添えられたら嬉しく思います。