秋に自尊心が削られていくので

髪を切りました。

正確には、ちょっとだけ切ってパーマをかけてもらいました。
ゆるふわ。とりあえず今日だけは。

自尊心を保つのが難しくなったとき、美容院に行くというやり方を覚えたのは最近のこと。
少なくとも私にとって、まともな髪型をしているというのは随分と自尊心を支えることになっている。
これで気後れせずに秋服を物色できると思うと安心して、また今シーズンも服を買わない気がする。

人は見た目が9割』という本が流行ったころ。
教師が鬼の首をとったように生活指導に使い始めるものだからみんな反発していたけれど、私はすんなり「そーよね」と思っていたのを覚えている。
これは、外見にコンプレックスがある人ほど魂に刻まれているんじゃないか。
だってそーだもの。みんなそうやって判断してるでしょ。

でも、見た目を改善する気にはなれなかった。
どうしてだったんだろうといまも考えるけど、バカバカしいとしか思えない。
自意識、めんどくさい。

大学生になり、東京にやって来て、成人して、社会人になった。
それでも人は8割くらいは見た目だと思う。
コンプレックスは、まだある。

結局、私は私と付き合っていくしかないのだ。
染み付いた劣等感はなかなか消えるものじゃなし、せめてその由来になるものをこつこつ潰していくしかない。
それが正しいとか間違っているとかではなく、快適に生きていくために快適でいられる姿を模索していくこと。

自分に嘘をつかないでいることだけが、私を私から解放してくれる。

はじめまして。

葛です。

アラサーです。
25歳になったときから言い聞かせて慣らしてきたけど、いよいよアラサーです。

文系です。
読書が好きだったのは昔の話で、最近あんまり、というか全然読めていません。
漫画は好きです。アニメもときどき見ます。
音楽は好きなものしか聞きません。

いくつか読みたいブログがあって、スマホで読むのにアプリがないと不便なのではじめました。
せっかくなので自分でも書いてみてますが、このさき書かなくなるかもしれません。
はてなのことはよくわかってません。
検索のやり方が分からなくて困ってます。

ここまで書いて「ルールやマナーがまだわからないので失礼があったらすみません」というのは、昔のオタクの挨拶なのかなあと思いました。

そんなに古くない時代にオタクでした。
自分がいま、オタクなのかどうかわかりません。
オタクでいたいような気はしています。
読書が好きな自分は好きだったので、また読めるようにはなりたいです。

夢中になるほど何かを好きな人たちがうらやましくて、いまの私が夢中になれるものを探しています。