私と小鳥とジャニーズと

ツイスターゲームの如く沼を掛け持っています

うつジャニオタの元気な日・不安と闘う日の話

こんばんは。

私はいつも夜型のためこんな時間の更新に…。

 

今回は元気な日の話としんどい時の話を綴ろうと思います。

最近は前回のブログのように健康的な毎日を過ごせていますが、

復帰が迫ってきているのもありたまに焦りからか体調を崩す日もあります。

 

元気な日は今まで元気だった私の80~90%くらいの活量で過ごせています。

多少疲れやすいなどはあるものの、友達と会ったり、ゲームをしたり、推しているアイドルのライブに行ったり円盤を見たり。

普通の人とあまり大差ないのではないかと思います。

それでも、前述したとおり疲れやすい、途中で気力が途切れるなどはあります。

「元気な日」と書きましたが、「一日元気な日」もあれば「最初は元気だけどだんだん落ち込む日」や、逆に「最初は元気ないけどだんだん大丈夫になってくる日」もあります。

とにかく気が落ちるタイミングは、無理をしない。これはどの時でも共通しています。

大体のうつの人は「頑張る」がノーマルだと思うので、私的には「頑張らないを頑張る」と考えています。

 

そのため、会う人もそこの理解がある人に限定しています。

その点は以前通りとはなかなかいきません。

いきなりどっと疲れた感覚が押し寄せてきたり、なにも考えられない感覚になったり。

その時は、無理せずその時会っている友人に話してカフェなど何もしなくていいところで休ませてもらいます。

場合によってはそのまま解散させてもらうこともあります。非常に申し訳ないですが、その時の自分は自分のことでいっぱいいっぱいなのを事前に理解してもらっています。

私は外でなるのが嫌なので、自分の家に遊びに来てもらうことが多いです。

そうすれば少しベッドで休んだりすることもできますし、そもそも自分のテリトリーという感覚からか落ち込むようなことがそもそも減る気がしています。

 

理解をしてもらうのはかなり難しいと思います。経験していない人も多いですから。

でも私は、幸いにもそれでもいいよと付き合ってくれる友人が少しいました。

どうにも巻き込みたくないときは、兄弟や親を頼るようにしています。

私の場合この病気の原因に少し親も入っているので、一定の距離は保つようにしていますが…。

少なくとも、自分が辛くなった時に言えなかったり、少し休ませてと言えないような気を使う人とはなるべく会わないようにしています。

今無理をすると、次の日以降にひずみがくることを知っているからです。

 

うつの疲れはその日では取れないことも多く、次の日以降に出てきたり長引いてしまうことがあります。

そのため、少しの無理もしないほうがいい気がします。

もちろん回復してきたら、少しずつリハビリのようにやっていくとは思いますが。

 

そんなこんなで、私は元気な日でもなるべく無理をしないよう、でもリフレッシュになるようなラインを探って過ごしています。

 

一方、しんどい日。

これもまた一日ダメな日もあれば部分部分でダメな日もあります。

ですが私は基本最初に「今日はだめだな」と思ったら何もしません。

そのあと元気になったら買い物くらいは行ったりしますが、そこから出かけるなどは避けています。

少なくとも私の場合ですが、起きた時に気分が落ちていたらその日は大体ずっとそうだからです。

途中で回復しても、またなることが多いです。

これは付き合いが長くなってきたのでわかったことではありますが…。

 

そしてダメな日の「何もしない」は、したくなったときだけすることを心がけています。

例えば、洗濯物洗わなきゃな…ではとりあえずやりません。よほど明日とかに必要なものでないかぎり。

まぁめんどくさくはあるけど洗濯物やるかー…くらいの時はやります。

同じくご飯も、おなかすいた、なんか食べようと思ったときに食べます。

おなかすいたけどなんもやる気でない、食べるのも嫌だな、というときは食べません。

 

食べることに関しては、私は嫌なのが長続きすることがないのでそうしています。

一食二食抜いたとてなので。それよりかはその時の心を優先する感じです。

もしずっと食べられないが続いたらまた別問題が発生するので、すぐ病院など相談してくださいね。

 

このように、「~しなきゃ」はまだ動かず、「~したい」で動くようにするのが落ち込んでいる日の私の過ごし方です。

担当医の先生にもそう言われました。

そう過ごしていくと、自分基準ですが比較的早めに抜け出すことができている気がします。

 

今はまだ元気な日も落ち込んだ日も気を付けることが多いですが、

いつかまた気にせず毎日が過ごせるようになるといいなと思っています。

これを読んでくださっているあなたも。

ではまた。

 

うつになったら激太りした

今日はうつによる弊害について。

 

私はうつの自覚症状が出たころ、何も食べられずものの数日で5キロ減りました。

これじゃタイトルと逆じゃねえか、と思うかもしれませんが、私の症状はそうだっただけで、過食に走ってしまう方もいるそうです。

 

私の場合、激太りしたのは服薬を始めてからです。

薬の副作用というのが正しいかと思います。

どの薬で出るかは人それぞれ、またいい効果が出る方もいると思うので、どの薬かは伏せておきます。実際何種類か同時服用しているので、原因はこれ!といえないのも確かです。

最初は薬の副作用とは気づきませんでした。

なにせほぼ絶食状態からだったので、「薬のおかげで元気になってる!前みたいに食べられてる!」と思っていたのです。

ふたを開けてみたら前よりめっちゃ食べてました。THE激太り。

それに加え休職で動かなくなっていたので、そりゃもうぶくぶくと。

 

症状や改善状況のようすを先生と話し、何回か薬は変えているのですがそれでも何種類かは食欲が増しました。

私は寝る前に飲む薬が多いので、夜中に急激におなかがすきます。一番やばい時間です笑。

 

それでも今気楽に書き綴れているのは、食べられていることがとても幸せだと気付いたからです。

そりゃあ食べすぎはよくないです。私みたいにぶくぶく太る前に先生に話して薬の対応をしてもらってくださるのが一番です。

でも私はまだ一応肥満まではいっていないので、食べられなかったあの時よりははるかにいいなと思えています。

これから余裕が出てきたら、おそらくダイエットにも目を向けられるとも思っています。

そもそも先のことを平和に考えられる今の状況がとてもうれしいのです。

少し前までは絶望しかなかったから。

 

なので太るからいやだ、と思う人でもそこは取っ払って考えてほしいです。

あなたの体のことです。心のことです。悲鳴をあげていたら、それに合う対処をしてあげてください。

 

一時期入院を勧められたことも何度もある私ですが、今こうして一人暮らしでも生きていられています。もちろん周囲の力あってではありますが。

 

こうなってみると、当時パニック障害の薬で太ってしまったんじゃないかと言われている剛くんの気持ちが少しだけわかるような気がします。

ただでさえ悩まされていることがあるのに、表に出る人がゆえ見た目だけ見られて太ったといわれるのは健康な時の数十倍しんどいと思います。

なんならそれだけで死にたくなることも全然ありえると思います。

私も言われて傷ついたことがあります。食べないようにしなきゃ、自分は本当にできない人間だといらない考えまで出てきます。

 

だからもし、周りの人に何か言われても言い返すくらいの心持ちでいてください。

実際はそんな時にできないと思いますが、どうか自分を責めないでください。

食べられることは幸せです!!!!

おいしく感じるのも当たり前ではありません、とても幸せです!!!!!!!

 

ただいろんな薬があるので、お医者さんに相談することはしたほうがいいかなとは思います。量を変えるとかもありますし。

 

今日はそんな話でした。

いずれダイエットします!フラグみたいになってるけどきっとやります…笑。

 

ほかの方々のブログも参考になりますのでぜひ↓↓↓

うつジャニオタ、仕事復帰準備をする

うつで現在休職中の私。

 

だが一応は3月末までの予定なので、徐々に体を慣らすことを始めています。

休職中の方など、参考になればと思いどんなことをしているか書き連ねようかと。

 

朝。働いていたころの定時に合わせて起床。

目覚ましはかけていないのでできたら程度にしていますが、大体起きられています。

というのも、夜は悪いほうにぐるぐる考えがちのため早く寝るようにしているから。

薬のおかげで、寝られず悶々とすることは減りました。

 

出社とはいかないので、代わりに家事を進めます。

洗濯、洗い物、そのあとにご飯。

なるべくしっかりご飯を食べるように。

その後はお昼寝が多いです。

もう少し進んだら寝ずに進めるとは思いますが、まだできるだけの段階なので無理はせずに。

 

お昼を過ぎたら、外出できる日はします。

でもあまり遠くはいかずに、頑張らずに。

図書館に行ったり、食材の買い物に行ったり。

短時間ですむようにします。まだ長時間は次の日に響くので…

なるべく毎日や数日続けられるようにしています。

一日頑張るよりかは、毎日少しずつをだんだん増やしていく感じ。

これは先生にもアドバイスを受けたことです。

 

その後図書館なら図書館で、それ以外ならカフェや家で、パソコンをゆるゆるいじります。

もともとデスクワークの仕事なので、少しずつスマホよりパソコンの率を増やしています。

とはいってもネットサーフィンでもいいやと思っています。

たまにこのようなブログを書いたりもしますが。

 

短時間で終わらせ、その後は夜ご飯。

なるべく夜ご飯だけでも作るように心がけています。

特に休職中はお金に困ることが多いのもあり…

リハビリ程度に考えてやっています。が、意外と作っている間はネガティブにならずに済むので好きです。

 

夜は好きに過ごす。

お風呂の気力があればゆったり湯船に浸かったり、ゲームをしたり。

そして寝ます。

 

毎日必ず、できなかったことよりできたことに目を向けるようにしています。

これはこう書くことによって自分に言い聞かせているところもあるのですが、マイナスモードになるとなかなか戻ってくるのが大変です。

また、これからの考え方を変えるためでもあります。

仕事でこう思わないように…前の自分はネガティブだらけだったので。

 

もちろん、できない日もあります。

なんもできないもあります。

でも、そういう日は割り切ってやれること・好きなことだけします。

まだ働いていないので、自分のペースで。

おかげで、動ける日の割合が増えてきました。

もともと趣味にしていたことも徐々に前通りできるようになってもきました。

ジャニオタも然りです。

ライブに参戦できることが増え、不安で申し込まないというのは減りました。

 

もし今同じ状況にある方は、一緒にのんびり進めていきましょうね。

でも、今は休むことが仕事の方ももちろんいます。

その方は、まだ頑張らないでください。頑張らないを頑張ってください。

いずれ、このように徐々に進めていけるはずです。

 

私も現状をお伝えしていけたらと思います。

またお会いしましょうね、絶対。

 

剛くんが事務所移籍する話

今日は久々にジャニーズ(STARTO)ごとについて。

 

早々に脱線するが、STARTOって言ってもあまり伝わらない気がするので結局ジャニーズになってしまう。

メディアも同様な理由で使っているのだろうが、それなら結局以前と変わらないのでは?と思う今日この頃…。

 

さて、KinKiの剛くんがジャニーズをやめて移籍するとの報告があった。

私としては、まあだろうなというところだ。

むしろ光一くんも出て行っておかしくないとは思うが、二人それぞれに後輩を違う形で気遣っているのかなとも思った。

こういう形もありだよ、という先陣を切るような(嵐もそうだけど)行動と、

後輩のそばにいるような行動。

この推察があっていれば、二人が選びそうなことではある。

あってもあっていなくてもいいのだけれど。

結果どの選択でもどの理由でも受け入れるので。

 

ただ、KinKiだけは幕を下ろしてほしくなかったのでほっとした。

ライブであんなにKinKiのこれからに期待を持たせてくれるような口調だったのできっとこのためなのだろうと思ったが、そのおかげもありあまり不安は持たなかった。

ただ、二人だけで決められることでもないとも思っていたので、まさかのまさかがありうるとも感じていた。

今までもスタッフとのやりとりの件など聞いていたし…。

だけどひとまずは大丈夫そうでよかった。

 

今回のことを思うと、北山さんはもう少し時期が違ったらこんな選択もあったのかな…などと考えてしまう時もある。

いや、そこまでソロをがっつりやっていたわけでもないしありえないのだが、何かにつけて北山さんがキスマイにいてくれた世界線を考えてしまう。

ただでさえデビュー前の懐古厨が余計に増してるな…笑。

 

だけどきっとどのタレントの意思も尊重されるべきではあると頭ではわかっている。

もちろん他事務所のタレントも。

だからこうやっていろんな手段に分かれているわけだし、そのどれもがいろんな考えで成り立っていると思う。

 

だけどやはり不安を持ってしまう部分もある。

きっとKinKiも今後一回目のライブが見られれば安心するとは思うのだが、なにせ冬に活動なさる方たちなので先が長い…

なんとか丸く収まり、かつ二人の納得のいく形になってくれるといいなと思う。

ジャニオタ、うつの途中経過

 

みなさん、お久しぶりです。

以前私はこんな記事を書きました。

↓↓↓

knj48tsk.hatenablog.com

 

今の私はというと、変わらずうつと闘っています。

闘うというよりかは、「共存しようとしている」が正しいかもしれない。

 

正直、こんな長引くものなんだとびっくりしているところでもあります。

(急にですます口調なのは、このほうが話しやすいことに最近気づいたので…読みづらかったら教えてください)

私は7月ごろ一回仕事に復帰しました。けど、うまくいかなかった。

主治医の先生や産業医の先生、保健師さんによればよくあることなのだそうです。

以前のように働けるつもりでバリバリやるけどうまくいかない…。

思ったよりも体力が落ちていたり、心がまだ完全に回復しきれていないのに以前のように働こうとしてしまう。

 

私もそのケースでした。

頭の中では以前のような仕事の進行度を描いていて、

それ通りにやれるつもりなのですが、やってみようとするとうまくいきません。

体は自分が思うよりもずっとずっと回復に時間がかかるみたいです。

そもそもうつは自分に課すハードルが高い人もなりやすいといいます。

「ここまでやるはずだったのにできなかった」

と考える人と、

「まあここまでできたし頑張ったほう!」

と考える人では、かなり気持ちの持ちようが違うと思います。

 

私はがっつり前者。

せっかく復帰したのに、毎日が「全然できなかった」の繰り返しでした。

前なら気づけたようなところも、見逃したり。

よくよく考えれば(考えなくても)ブランクがあってのことなので当たり前なのですが、

自分にはどうしても厳しくなってしまいます。

そして、結局今の自分のキャパより多くやろうとして失敗。

また朝起きれなくなり、動けなくなり、ついには会社でしんどくなってしまい早退。

休みも続き、再度休職になりました。

 

世の中にはリワークプログラムというものがあり、考え方や捉え方など自分を見つめなおす授業のようなものが受けられるシステムがあります。

私は今の性格がいいほうに働くこともあるので、あまり通うことは考えていません。

ですが、とても合う人もいるようなのでそんなものもあるんだな、と思っていただければ。

今は日々ノルマをなるべく決めず過ごすようにしています。

起きただけでオッケー。洗濯した、えらい!!!とか。

自分をずっと「まだまだだ」と思ってきた今までからはなかなか考えられませんが、

今のほうがよっぽど生きやすい気がします。

ずっと寄り添っていく自分自身が認めてあげなくては、と感じるようになりました。

 

まだうまくそうなれない人もいるかもしれません。

私もたまに、「今日何もできなかった」と思うことがあります。

でも、生きてるだけで偉いです。ほんとに。

何回も死にたくなって、消えたくなったこともありますが、比較的落ち着いている今はそう思えます。

 

無理に相談しなくてもいいと思います。

でも、自分自身を認めてあげてください。

少しはあなたの気が楽になるといいな。

 

一人暮らしはオタク謳歌できる話

以前私はこのようなブログを書いたことがある。

 

knj48tsk.hatenablog.com

 

このときは別の意味で幸せだったが…

一年以上前から晴れて(?)一人暮らしになった。

 

この経験をしてから今の生活になると、いかに何にも邪魔されることなく謳歌できているかというのをしみじみ感じているので、今回はそれを書き記していきたい。

あ、ちなみにこうなったのはオタクが原因ではないです、たぶん。

 

まずDVD鑑賞。

これがとにかく大きいのだが、自分でいつでも好きな時に好きなだけ推しの映像を見られるというのはとても幸せである。

「ここのこの部分だけ見たい」とか、ドラマでも少し巻き戻したいとか、ありとあらゆる願望が叶う。

私は特に興味のない人の前ではワーキャー言えないタイプなので、なんのしがらみもなく沸くことができるのはすごくありがたい。

ただリコだって何も気にせず見られたし、ドラマ内容とは別にもっかい見直せるし…

実家のように親フラというものもなく本当に周りを気にしなくていい。

 

なんて幸せなの!!!!!!

 

次にグッズ。

これはもはや普通に家具やレイアウトを好きなようにできるのと同じで、自分の飾りたいものを好きなように置くことができる。

特にぬいぐるみなるものがエビキスから出たので、並んで配置した。

私は来客も踏まえて動かせる棚を購入し、普段は前面の棚を開けておきぬいぐるみたちが見えるように。

そして来客の場合はさっと動かして単なる本棚のように見せられるという便利なかたちでレイアウトしている。

 

なんて幸せなの!!!!!!

 

本当に好き勝手出来るというのは一人暮らしの特権で、これは実家・同棲と比べてとにかくいい。

読みかけのパンフや雑誌をそこらへんに置いといたって何も言われないし、捨てられることもない。

もううちわがそっと見守っていることもないし…笑

「このエリア使っていい?」などとお伺いを立てる必要もない。

 

一人暮らし勢のかたは首をぶんぶん縦に振ってくれていることと思うが、実家暮らしでお金に余裕があるかたは是非検討してみてほしい。

 

既に誰かとお住まいの方は…

それはそれで幸せですよね、うらやましいっす。

 

でも今しかできないことと思うともっと楽しもうとも思えるし、ぜひとも皆様オタク生活を楽しみましょう!!

 

一人暮らしはいいぞ~!!!!!

うつってマジでしんどい

最近の私はというと、しばらくジャニオタとしてはあまり活動していない。

していないつもりはあんまりないが、気が乗った時に情報を見たり、

一応現場のチケットは申し込んでみたりくらいのほぼ茶の間で生きている。

 

というのも、2022年12月に突如としてうつになってしまったからである。

厳密にいえば突如としてうつに陥ることはあまりないのだが、

あくまで自分の感覚的にだ。

 

2022年はキスマイのアリーナツアーから始まり、えびのライブに行ったりキスマイのドームツアーも参戦したり、そのため福岡にまで飛んだりとかなり元気に活動できていた。

そんな私が今うつになるなんて、と自分自身でもとても驚いた。

このブログではうつについて(私の場合だが)説明出来たらと思う。

 

今回これをここに残そうと思ったのは、私のようなことになってほしくないからだ。

何せ私はこうなる直前までとても元気(なつもり)で、バリバリ仕事ができる状態(だと思っていた)。

この世の中に同じような人がわんさかいるはずなので、少しでもこれを読んだ人が未然に防げたらいいなと思っている。

 

話を本題に戻して、私がうつになった時の話から。

12月初旬。私の仕事は年末年始が一番忙しいので、これから待ち受ける残業の日々に腕を大きく回しながら挑もうとしていたところ。

私はまだ至って元気だった。

普段と違うことでいえば今回はこの季節に新人研修を受け持っていて、

自分でいろいろとさばいては新人を教え、さばいては教えを繰り返していた。

それでもそこまでおいこまれていたつもりはなく。

また、通常業務とは別に社内のプロジェクト担当も任され、日によってはそちらの作業もしながらやっていた。

これでもそんなに忙しいつもりはなかった。

 

ただ、今思えば中旬くらいから追い込まれた思考が多くなった気はする。

「そろそろ忙しくなってくるな」

「〇日から新人がひとり立ちするから今のうちに教えておかなきゃ」

「プロジェクトのこれ終わってないから通常業務片づけたらやらなきゃ」

最初はこれぐらいだったのが、いつのまにかマルチタスクすぎてキャパオーバーしていた。

なんだかもやっとした感じでこの頃の事はあまりはっきりと覚えていないのだが、

きっとキャパオーバーのせいで途中から無で作業していたのだと思う。

気づいたらストレスからくるというメニエール病(翼くんがなったやつ。ジャニオタなら知っている人は多そうだが、耳の聞こえが悪くなったりめまいがしたりする)になり、

そしてこれまた気づいたら家から出られなくなっていた。

この部分は今でもはっきり覚えている。

ある日、いつも通りに業務と研修、プロジェクトのことをやっていざ帰宅できるとなった時、今までにないくらいの疲れを感じた。

正直帰ること自体がしんどいくらいの、何のやる気も起きないような感覚である。

と、とりあえず帰ろうと思って家に帰るが、今まで慣れていたはずの家が別物のような気持ちになる。一人になることがとてつもなく恐ろしい感覚。

その日はどうにも耐えられなくて、知人の家にお邪魔した。

半ば逃げ込むような気持ちだったと思う。あまり眠れもしなかった。

 

次の日。当然仕事なので朝起きようとするが、全然身に力が入らない。

よくある眠たいとか寒いから布団に入っていたいとかそういうものではなくて、

とにかく体がいうことをきかない。

なんとか準備をするも、すでに出勤時間ギリギリ。

家から出たいのに、出ないといけないのに、出られない。

根底にはなぜか出ることが恐ろしいような気持ちもあった。

その時、休んだほうがいいよという友人のおかげで「休む」という選択肢が出てきた。

なぜだかわからないが、その時の私は「出勤」ということしか頭になくて、どうしよう行けないという気持ちでパニックになっていた。

プルプルと震え、友人の手を握り子供のように泣きじゃくりながら上司に電話したのを鮮明に覚えている。今思えばどう考えても異常だった。

 

ありがたいことに理解のある上司だったので、そのまましばらくお休みをもらうことになる。

休みだから休めばいいのだが、忙しい時期に休みをもらっている罪悪感や早く復帰しなきゃの気持ちで一日中まったく休まらない。

睡眠の質や食欲もぐんと落ちた。

結局悪循環でずるずると休みも延び、死にたくなってようやく病院に行くことになる。

 

とまあざっと流れとしてはこんな感じなのだが、

いまだに明確なきっかけは自分でもわからない。

だが確かなのは、もともとプレッシャーの多い仕事で異動願いを出すほどだったこと、

人員不足でいつ願いが通るかわからないままやっていたこと。

その上新人研修やプロジェクト等ほかの仕事も引き受けていたことなどが相まって、徐々に崩れていってしまったのかもしれない。

 

私は病院で「あなたはうつ状態です。しっかり休まないとだめです」といわれたので気づいたのだが、正直うつの人でこういうパターンは多いのではないかと思う。

正常な感覚がいつのまにか失われたまま自分は正常だと生きているので、

自分自身がやばい状態にあることも気づかない。

毎日毎日出所のわからない不安感に襲われ、焦燥感に駆られる。

私は病院行ったほうがいいよと友人に背中を押されたので今こうしてなんとか生きることができているが、そのまま放置していたら本当に危なかったと思う。

 

このように自分自身では気づかないこともあるので、今一度自分について考え直してみてほしい。

なんだったら何人かほかの人に聞いてみるのが早いかもしれない。

正常な目線からだと「それ絶対やばいよ」となるので。

逆に、身近な人で「最近ちょっと変だな」とか、違和感を感じたら話を聞いてみてあげてほしい。それで助かることが大いにあり得るからだ。

 

肝心のうつになってからだが、私の場合3月現在も服薬治療している。

が、それでも落ち込みまくって動けない日はあるし、仕事はいまだ休職中だ。

ひとつ言えるのは、ここまでくると元に戻るのにかなりかかってしまうということ。

仕事が原因なのはわかっているけど、感情が定まっていないのに転職活動は到底できないし、そもそも心の負担が大きすぎる。

かといって復帰するにもとても構えてしまうし、またこうなってしまったらなどと考えて眠れなくなったりする。

毎日ろくなことができずに過ごして、加えて保険の支払いの連絡が来たり(私が入っていた保険はうつ適用外だったので、むしろ支払いが続くというのも絶望だった)年金の支払いをしたり、なんだかんだ会社とも連絡をとらなくてはいけない。

傷病手当金も申請書を記入したり、医師にも記入してもらったりと色々やることがある。

正直、「あまり仕事のことは考えずにのんびり過ごしてください」と言われても、

お金のことやら上記のことやらでそんなことは無理なのだ。

 

だからこそ、みなさんはこうなる前に休んでほしい。絶対。

考えられることが減ってきたり、やたら疲れるとか、ささいなことでも体からのSOSが出るのですぐ休んでほしい。

そうしたら、まだきっと軽く済むはず。ここまでならずに済むはず。

 

病院行きたいけど、薬は…とか、診断書にうつって書かれるのは…と思う人も大丈夫。

相談したらその人にあうように考えてくれるので。

特に精神的なものに関して服薬することに関してはそれぞれ考えがあると思うので、担当医も聞いてくれたりすると思う。少なくとも私は、どうですかと向こうから聞いてくれた。

 

とりあえず相談してみる、というのはかなりでかいので、少しでも迷っている人はぜひ行動に移してほしい。

私はしばらく時間がかかりそうなこいつと、徐々にさよならできるように過ごしていきたい。

決して頑張らない。「頑張る」は、うつの人にはあまりよくないんだそうな。

ゆったり過ごして、いつか今まで通りに仕事もオタクもめいっぱいできるようにしたい。

どうかみなさんも、気負いすぎずに。頑張らないで。